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謎
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次の日私はまたあの店に訪れた。私はどうしてもこの店以外考えられなかったのだ。私が目を離さなければ・・、でもおかしな所はある、私が目を離すまでは絶対に娘と一緒にいたのだ。でもなぜか防犯カメラに娘の姿は写ってない。と色々考えていると何やら店員同士がザワザワしている。「嘘っ!?ウチの従業員まで消えちゃったの?」私は思わず彼らに聞いた「あのー、さっきの話」「あー、なんかねウチの従業員が昨日の夜消えちゃったみたいなの、それも消えた瞬間を見たって洋介さんが、ってあ、いや、余計な話しちゃったわ」そして私は昨日会った店の人にもう一度会いに行った。「今日は何の用ですか?失礼な事を言いますが、私達に話せることは全て話しました。」「今日私が聞きたいのはこの店の洋介さんって人に話を聞きたくて、」「あぁ、そうですか、洋介ならこちらにいます。」私は奥の部屋に案内された。そしてパイプ椅子に座っている洋介がいた。洋介は怯えた顔をしていた。私は人が消えた瞬間を聞きたいのもあったし、娘が何処に行ったのかも知りたかった。そして私は洋介という男に聞いた。
「あの、聞きたいことがあるのですけど聞いていいですか?」「言われなくても聞きたいことは分かってます。でも、これを言っても信じてもらえるかどうかは自信がありませんけど」「話して下さい、全てを」洋介は真面目な顔になり言った。「夜になり店が閉まり暗い店内を俺達は歩いていました。すると絶対にありえない所に扉があったのでおかしいなと思ってたのですが」「扉?」「あ、はい扉というか、木製のドアです。普段は店内を歩いているので大体店の中は頭に入っているのですが、この店には木製のドアなんて存在しない。つまり存在しないはずのドアが俺達の目の前に存在していて、それで、アイツが好奇心でドアを開けて中に入った瞬間にドアが消えたんです。」「でも、だとしても防犯カメラに映らない説明には・・」「いや、この話には続きがあるのです。その後俺は家に帰り色々考えました。でもなぜか俺の記憶の中あのドアがあったのです。元々俺の家には地下室があって気になって久しぶりに地下室に行ったです。そしたら、あの扉と同じ物があり、驚いてその日は眠れませんでした。」「どうして、洋介さんの家にその扉があったのですか?」「実は俺の爺ちゃんが珍しいもの好きで、珍しい物や高値が付く物などを集める趣味がありまして、俺の家の地下室はその爺ちゃんが集めた物の物置部屋になっていた訳です。俺も爺ちゃんが集めている物が好きでよく爺ちゃんの自慢話を聞いていました。そしてあの木製のドアも爺ちゃんがおそらくコレクションとして集めた物です。」洋介はさらに怯えた顔で言った。「その木製のドアの横に分厚い本がありまして。開いたら・・」「開いたら?」「アイツの顔写真と恐らく消えていった人達の顔写真があって、そこには小さい女の子の写真も・・恐らくアイツの顔写真の一つ前にその写真があったので、多分貴方の娘さんだと、思います。」「そ、そんなぁ」私は悲しくて涙が溢れ出した。「娘の笑顔が私の頭の中でいつも・・いつも・・・」
俺は彼女には言わなかった事が一つある、恐らくあの扉は後3人消すつもりだろう、アイツの顔写真との隣に空白の写真入れが3枚程の空きがあった。そして俺の家の地下室からは度々奇怪な音がする。
end
「あの、聞きたいことがあるのですけど聞いていいですか?」「言われなくても聞きたいことは分かってます。でも、これを言っても信じてもらえるかどうかは自信がありませんけど」「話して下さい、全てを」洋介は真面目な顔になり言った。「夜になり店が閉まり暗い店内を俺達は歩いていました。すると絶対にありえない所に扉があったのでおかしいなと思ってたのですが」「扉?」「あ、はい扉というか、木製のドアです。普段は店内を歩いているので大体店の中は頭に入っているのですが、この店には木製のドアなんて存在しない。つまり存在しないはずのドアが俺達の目の前に存在していて、それで、アイツが好奇心でドアを開けて中に入った瞬間にドアが消えたんです。」「でも、だとしても防犯カメラに映らない説明には・・」「いや、この話には続きがあるのです。その後俺は家に帰り色々考えました。でもなぜか俺の記憶の中あのドアがあったのです。元々俺の家には地下室があって気になって久しぶりに地下室に行ったです。そしたら、あの扉と同じ物があり、驚いてその日は眠れませんでした。」「どうして、洋介さんの家にその扉があったのですか?」「実は俺の爺ちゃんが珍しいもの好きで、珍しい物や高値が付く物などを集める趣味がありまして、俺の家の地下室はその爺ちゃんが集めた物の物置部屋になっていた訳です。俺も爺ちゃんが集めている物が好きでよく爺ちゃんの自慢話を聞いていました。そしてあの木製のドアも爺ちゃんがおそらくコレクションとして集めた物です。」洋介はさらに怯えた顔で言った。「その木製のドアの横に分厚い本がありまして。開いたら・・」「開いたら?」「アイツの顔写真と恐らく消えていった人達の顔写真があって、そこには小さい女の子の写真も・・恐らくアイツの顔写真の一つ前にその写真があったので、多分貴方の娘さんだと、思います。」「そ、そんなぁ」私は悲しくて涙が溢れ出した。「娘の笑顔が私の頭の中でいつも・・いつも・・・」
俺は彼女には言わなかった事が一つある、恐らくあの扉は後3人消すつもりだろう、アイツの顔写真との隣に空白の写真入れが3枚程の空きがあった。そして俺の家の地下室からは度々奇怪な音がする。
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