ハーミタリアン

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Romans 5:3 And not only so

Day221 Entertainment(遊び)

Day221 午後2時 ちょいすぎ 町のフードコート隣の遊技場
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

何故だか北の人達が多い
そして動きから騎士達も多く混じっていることが伺える
そこに子供を引き連れた家族達も混じってる
基本的にギルド員の誘導で子供を優先している
その点については聞き分けはいいのだが。。。

北にある巨大都市
そこには色々な店 色々なレストラン
安いの宿から とてつもなく高いホテル
様々な物が お金次第で手に入り
また 全ての国の流通物が入ってくる
わざわざ別の国に行かないでも巨大都市に行けば他の国の物も手に入る
そう 本当になんでもある都市
そう思われていたのだが。。。

噂好き :「おい 知ってるか?
      南の街に遊技場ができたらしい」
噂好き :「遊技場?」
噂好き :「あー 遊技場だ」
噂好き :「賭場とは違いうのか?」
噂好き :「子供でも遊べる遊戯だ
      ただ大人も混じっているらしい
      お金を直接 かけるんでなく お金を払って遊戯をする
      そして その結果が良ければ多くの木札を貰える
      その木札で賞品がもらえる」
噂好き :「賞品?」
噂好き :「ああ、 とある金持ちのぼっちゃんが輪投げ
      銅貨1枚で20個
      そのうちの1つが大当たりに入ったらしくて
      角ウサギの毛皮と交換したって」
噂好き :「それって 数百倍じゃないか!」
噂好き :「凄く運が良かったってのもあるんだろうけどな
      それでも 元は充分に取れている
      店で使える割引券やら
      賢者様のウサギの角の骨細工やら
      賢者様の飲み薬やら」
噂好き :「それは凄い」
噂好き :「いや 凄いは凄いんだが あくまで遊技場らしい」
北の騎士:「おい! 申し訳ないが少しいいか?」
噂好き :「え? 騎士さん どうかしましたか?」
北の騎士:「賞品で賢者様の飲み薬があるって本当か?」
噂好き :「あー あるらしいですよ?」
北の騎士:「南の街で?」
噂好き :「新しい町として建設している最中らしいですけどね」
北の騎士:「遊技場というのは」
噂好き :「そのまんまですよ
      輪投げとか くじ引きとかです」
北の騎士:「分かった ありがとう」

そして北の騎士は巨大都市の砦に戻っていく
巨大都市の商店に売り出されていた飲み薬は 北の騎士の砦の者達によって
買い占められていた
そして南の街の商店が火によって無くなり
南の店で買う事も出来ず 巨大都市に入ってくることも無くなっていた
それが遊技場で手に入る?

そして 数十人の砦の騎士達が南の町へ

北の援軍:「あんた達も手伝いに来たのか?」
北の騎士:「いや 遊技場とやらに行きたいのだが」
北の援軍:「あー あのフードコートの隣の」
北の騎士:「フードコート?」
北の援軍:「町の中心に行けば分かるさ
      でっかい食事処だ
      そこそこの物がそこそこの値段で食べられる
      その隣が遊技場だ」

そして騎士達はフードコートに行く
見た事もない食べ物
それを幾つか注文してから隣の遊技場へ

ギルド員:「いらっしゃい」
北の騎士:「ここが 遊技場か?
      賞品に賢者様の飲み薬があるって聞いたんだが」
ギルド員:「あちゃー あなたもですか?」
北の騎士:「ん?」
ギルド員:「ほら あそこに居る黒騎士さんが今 頑張ってるでしょ」
北の騎士:「ん? 黒騎士団の者も居るのか」
ギルド員:「専属騎士さんと北の王族も居ますよ」
北の騎士:「え?。。。。」

黒騎士は子供達と混じって輪投げ
ただひたすら高い点数を狙っている為うまくいかない

街の子供:「黒騎士さん 下手へたっぴ
      高得点狙いすぎ」
黒騎士 :「おれは1撃に賭ける
      ちまちま木札を集めるのは性に合わない」

王族の護衛である専属騎士は子供達に交じってボーリングで遊んでいる
順調に木札を集めていく
街の子供:「おじさん 上手いね?」
専属騎士:「朝からやってるからな
      だいぶ慣れてきた
      でも手首が痛くなってきている」


北の王族はくじ引きを大人買いしている
街の子供:「あーー ずるいんだー お金に物を言わせてるーー」
北の王族:「大人の特権だ!
      でも500点以下の木札はお前達にあげよう
      だから見逃せ」
街の子供:「んーー じゃー しょうがないかーー」

北の騎士:「あのー 皆さんも飲み薬 狙いですか?」
黒騎士 :「当然だろ」
北の王族:「ん? 復興の手伝いにきたのか?」
専属騎士:「ついでだから 手伝っていけ
      ここに来たって事は暇なんだろ?」
北の騎士:「いやー そういう訳では無いんですが」

そんな中 男が村の青年と共にやってくる
男   :「OK All Northerns. Gather up」
村の青年:「北 出身の者は全員 集まってくれー」

北の王族、専属騎士、黒騎士、北の援軍、そして新たに来た砦の騎士
それらが 男の周りに集まって来る

村の青年:「えーとですね 幾つか重要な事を
      1つ目が 賢者様が北の国を訪れる時
      飲み薬を100個持って行く予定です」
専属騎士:「100個もですか?」
村の青年:「はい 次に今日70個程 飲み薬を持ってきています
      これは 町作りに携わっている人に配る予定です
      死体処理関連に従事していた街の住人の残り20人
      これは渡すのは決定しています
      また同じようにギルド員にも渡す必要があり
      ギルド長が10個程 要求しているので
      残りが40個です
      半分は東の国の援軍に既に渡しています
      そして残りに20個
      これは北の人達で町作りに携わっている人に渡す用意があります
      お金は要求しません
      専属騎士さん この木箱 持って行ってください」
専属騎士:「おおおおお!! 助かる」
村の青年:「最後に 遊技場の賞品としての飲み薬 10個あります
      ただ他の人達に2~3個残してもらいたい
      だから7個までと させてもらいます
      出来るだけ 遊んでもらって木札を集めてもらいたいのですが
      子供達の邪魔だけはしないようにしてください
      あと 本来なら いけないんですが
      この遊技場 出来たばっかりなので賞品の種類が少ないんですよ
      なので 賞品になりうる物
      保存食やら彫刻品やら ですか?
      それを持ってきてもらえれば今日に限り ギルド人 数人の査定の結果
      木札に交換しても いいとおっしゃってます」
北の王族:「金で直接 買う訳にはいかないのか?」
村の青年:「一応 遊技場の賞品なので」
北の王族:「そうか」
ギルド員:「でも専属騎士さん
      既に1個分稼いでいますよ」
専属騎士:「本当か?」
ギルド員:「ピンを10個倒す それを3回繰り返すのをターキーと言って
      この遊技場では貰える木札が3倍になります
      だから足りてると思います」
専属騎士:「おおお!!」
北の王族:「私の くじ引きは」
ギルド員:「貰える くじ引きの賞品を全て木札に交換すれば
      1個は貰えるはずです」
北の王族:「そうか」
ギルド員:「ただ くじ引きは 今日は打ち止めですか
      賞品の数と合わせる必要があるので」
北の王族:「それは仕方が無い」

そして 北の王族、専属騎士がそれぞれ 飲み薬分を稼いだ
皆の視線が自然と黒騎士に向かう

北の王族:「お前の木札は?」
黒騎士 :「。。。点です」
北の王族:「ん?」
黒騎士 :「300点です」
全員  :「。。。。。。。」
街の子供:「そのおじちゃん 無理して5000点しか狙ってないんだよー」
全員  :「。。。。。。。」
黒騎士 :「だって2回できれば飲み薬が貰えるんだぞ」
街の子供:「でも ずーーーーと観てたけど 1回も入ってないじゃん」
全員  :「。。。。。。。」

子供の素直さは時には残酷である

***10分後***
北の王族とその護衛の専属騎士はそれぞれ飲み薬を交換

北の王族:「よし お前達
      残り5個の賞品を狙う
      半数は木札を遊んで稼げ
      残り半数は木札と交換できそうな 賞品になりそうな物を持ってこい
      それぞれに銀貨を与える」
全員  :「分かりました」
北の王族:「黒騎士は数人引き連れて 木箱の飲み薬とこの2つ追加した物を
      巨大都市の砦へ そこから北の国に送り届ける手配をしてくれ」
黒騎士 :「分かりました」

***10秒後***
”カラー―ン カラー―ン” ギルド員が鳴らす大当たりの鐘が鳴り響く

街の子供:「すごーーい この騎士さん 1発で5000点取った」
北の騎士:「いやーー 本当に偶然です
      ダメ元で数回投げた後 200点を狙う予定だったんですが」
街の子供:「朝からやってる 誰かさんとは大違いだね」
黒騎士が北の騎士を キッと睨む

北の王族:「いやー 良くやった
      銀貨10枚渡す その調子で頼んだぞ」
北の騎士:「え、 あ、はい」

ギルド員はそれぞれの町の住人に仕事を斡旋している
ただ週に1回は休みの日をいれるよう男に言われていた
そして休みの日や休憩時間
お金を使わなくても遊技場に通っている
それは おこぼれ
割引券や王族や金持ちが くれる小さい木札など
王族やお金持ちは人の掌握術に長けている
だから全ての賞品を独占しようとはしない
必ず おこぼれを分け与える
それが 観客が多い理由であり
遊戯をしている物 遊戯を観ている物
それぞれが楽しんでいる

少し変わった形ではあるが 人が来てにぎわっている
男の想定していた遊技場に近づきつつある




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