魔法少女のなんでも屋

モブ乙

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いざ前哨戦

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「あー、結局どこにもいない。」
綺羅たちは少年を探しに森に入ったが、広すぎて見つけられなった。
「フォフォ、見えぬものもある、それもまた世界じゃ。」
「どういう意味ですか?理事長。」
「さてな。」
「も~。」
理事長はぐらかしたり、秘密にしていることも多い、四宮グループが何の会社なのか聞いても教えてくれない。
「まぁ、長く住んどるわけじゃし、心配せんでもええ。」
「それってもしかして…」
「あー、ただいま?」
「あー!」
男の子がワンピースを着た女の子と手を繋いで戻ってきた。
「お早いお戻りでございますな。」
「なあ、敬語はいいって。」
綺羅は確信した、やはりこの子は…
「龍神様?」
「あー、うん。」
イタズラがバレた小学生のように言った。
「私は巫女です!」
お辞儀をした女の子の頭に、お皿がある。
「カッパ?」
「はい!」
「ずっと俺といてくれたんだ、こいつ。」
「お兄様大好き!」
少年の胸に頬を擦り寄せる。
「せっかくだから、曲を披露して差し上げなさい。」
「ええ!?」
「古来より神々には舞を捧げ、お喜びいただく、神事の一つじゃ。」
「久しぶりにみてえな、俺!」
「神の御意志を無碍にしてはバチがあたるぞ?」
「じいちゃんやめて!?俺罰とかやらないからね?」
龍神様が訂正する。
「はい、やります!」
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