勇者の日常!

モブ乙

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VS

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「最強」とのライバル関係、いかにも好まれそうな展開を、運営は狙っていたのだろう。
VS少年勇者の構図は、イベントを存分に盛り上げる。
矢面どころか主役である。
あの金髪イケメンのライバルポジションなのは、意図的にそうなったわけではないが負けず嫌いなのは事実だ。
ともかく歓声と煙が上がっている、近所の陽キャ兄さんと闘い、勝つ。
「すう。」
剣を構え、あの陽キャのパーリーピーポーな感じに当てられてはならないと息を整える。
「やっぱ上がってきたんじゃん。」
「ファンの人も観にきてるし、まぁ‥」
こういう時ってどうしたらいいんだ?
ハイランカーらしく、有名人らしく‥
「やあ!」
剣に炎を纏わせる。

「少年、それ俺やったよ?」
「うぐ‥」
これしか、思いつかなかったのだ。
勝てばいいんだ、勝ちさえすれば。
「始め!」
銅鑼が鳴る。
あとは闘えばいいいだけだ。
「うおお!らぁ!」
「楽しくなってきた。」
「へへっ。」
心地よい高揚感が全身を駆け巡る、楽しい、この人をぶっ飛ばしたい。
「最強の席を、俺は守らないとなららないんでな。」
ぶつかって切り結んでいるだけでは押し負ける、切り込む,好機を‥
「ふっ!」
軸を逸らし、剣の軌道を避ける。
「やああ!」
「そう簡単に勝てると思うなよ?」
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