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広がる魔法の世界と使い魔
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「妹よ。この風景をどう飲み込むんだ?」
「おにいちゃん~どうしよう...」
妹のハルカは俺のせいだと言わんばかりにポカポカと俺の頭を叩く。
いや待て。お前だろ?
こんな課金と魔法の世界を転生先に選んだのは。
目の前にはホウキに乗って空を飛ぶ人やらいわゆるRPGに出てきそうなまじもんの剣士達がざかざかと歩いている。
ゲームなんかではなく紛れもないリアルに。
これが...課金と魔法の国...なのか?
「私達、いつもみたいにゲームやろうとして、電源をつけて...そしたらなんかいきなり光って...それで」
「なんか女神様に会ったな」
「私も!その人に課金と魔法の世界に行きたいってネタでいったらほんとに来ちゃったね」
「おい。ネタで言うなよ。どっからどう見ても羽生えてたしガチな女神様だろあれ?」
「そうだったみたいね...これからどうしよお兄ちゃん...」
「...ほんとだよ。転生ってやばくね?」
俺は女神様と別れた後、門をくぐると妹が希望したという異世界、課金と魔法の世界に転生した。
女神様が気を利かせてくれたのか先に行った妹にはすぐ合流でき喜んでいたのもつかの間、俺達は今初めて「異世界転生」という事の重大さに気が付いたのだった。
オンラインゲームに明け暮れる日々からまさかこんなファンタジーじみた世界に転生してしまうとは。
俺達はどうやらどこかの城下町にいるらしく目の前にはヨーロッパ風の店や家などが立ち並んでいる。
時代は中世くらいか?確かに魔法がはびこってそうな雰囲気はあるのだが。
さてこれからどうしたものか。
寝泊まりできる宿くらいは確保しなくてはな。
「ねえお兄ちゃん、あれ!!」
「ん?」
ハルカが指さした方を見ると魔法屋と書いてある看板が目に入る。
おお!まじであった!すげえ!
これは魔法使いになるために転生した的なあれか?
ゲームやるより楽しそうじゃねえか!
「妹よいくぞ!」
「はいはいさー!」
俺達は店まですたすたと走っていきガラガラと引き戸を開けるとお店の店員らしきお爺さんが顔をのぞかせた。
へい、らっしゃいと爺さんは快活な挨拶。
「爺さん!俺達、魔法が使いたいんだけど!あのほらみんながホウキに乗って飛んだりしてるやつとかさ」
妹はうんうんと物凄い勢いで頷く。
「あぁ~。空飛ぶ魔法は20000ルーンだよ。お前さんたちは旅人やろ?課金しねぇと魔法は使えねぇべ」
「か、課金!?」
俺達はお互いポカーンとした顔を見合わせる。か...課金?魔法をお金で買うのか?
なんだそれどういうシステムなんだよ。
「使い魔じゃよ。使い魔に課金することで魔法と契約するのじゃ」
爺は後ろを向いて何かをみせようとして言った。ん?背中に何があるってんだ?
使い魔?なんだそら?
「あのちっこいデーモンみたいなの可愛い!!」
妹がなぜかいきなりはしゃぎ出して言う。
だからあのじじいの背中になにがあるってんだ?
「あっ!なんだありゃ!」
俺は驚いて声を上げる。
よく見ると爺の背中には手のひらサイズくらいの紫色をしたデーモンみたいなやつが引っ付いていた。
あれが使い魔...なのか?
「こいつが使い魔じゃよ。魔法使いなら誰でももっとる。こいつは金を食って術者に魔法を使えるようにしてくれるんじゃ」
「「へー!すげー!」」
俺とハルカは感動のあまり叫ぶ。
たしかに課金じゃん!これ!
課金と魔法の世界だよ!
「その使い魔ってどこで手に入れるんですか!?」
妹は目を輝きを放って爺に食らいついて聞く。
JKが爺の手を握るその光景はなんとなく犯罪臭が漂っている。
「どこっておまえたちにももう憑いとる」
「「えっ」」
俺と妹は確認し合うようにお互いの背中を見合う。
なんと妹の背中には確かにピンク色をしたデーモンらしき生き物が張り付いている。
丸々したハムスターに羽がはえたみたいで可愛い。
「お兄ちゃんのはこいつ!」
と妹は俺の使い魔とおぼしきものをつまんでひっぺがすと目の前に見せた。
ん?なんだこれ。なんか俺の使い魔黒くない?真っ黒すぎて表情すら分かんないんだけど。か、可愛いくないし。
魔法使うためにこんなやつに課金しなくちゃならんのか?
「使い魔は自分を写すと言われておる。そして使い魔は金しか食わん。だから貧乏人には魔法などろくにつかえんよ。いわゆる無課金者のことじゃな」
「はっ...!か、課金しないと...」
妹は思い出したかのように隣でプルプルと震え出す。
でたな。廃課金巨乳め。
無課金の喜びをいい加減知れ!
だが、ここで妹には現実を知ってもらおうとするかな。
「いやハルカ、どうやって課金するんだよ...バイト代とか現実のお金はここじゃ使えないだろ」
「ふ...ふ、これですよこれ。ジャジャーン!」
妹はそう言うやいなやポケットから札束を取り出す。日本のもの、じゃない。
まさかこの異世界の紙幣...?!
「転生する前、女神様に生活費として頂きました~!100万相当っす」
「馬鹿たれ!生活費だろ!」
俺は妹にゲンコツをして言う。
しかし女神様のやつ俺達を転生させなきゃいけなくなったことに意外と責任感感じてるんだな。
生活費までくれるとは。
「いやいやある程度は課金せんと生きてけんぞ。若者よ、5万ルーンくらいは食わせとき。空飛ぶ魔法と火を出す魔法は使えるようになるはずじゃ」
「は、はぁ...」
爺さんは自分の使い魔を撫でながら言った。
確かに魔法の世界で魔法を使わないで生きるってのは辛そうだ。
妹に課金の許可をだそうと見るともう食べさせようと構えている。
これだから廃課金は。
しかし横目で見ると妹の胸はさらに際立ってでかい。
「はい。あーん」
妹は使い魔にまず5万ルーンを食べさせる。なんだかヤギみたいだ。
むしゃむしゃと紙幣を5枚たいらげた使い魔は光り始めて妹もその光に包まれていく。
ま、眩しい。
これが契約なのか?
光が消えると妹はキョトンとした顔を俺に向ける。
正面からみても胸はでかかった。
「それで使えるようになったはずじゃ。ほれこのホウキに乗ってみぃ」
ハルカは爺さんからホウキを受け取ると恐る恐るまたがってふう、と一息をつく。
い、いかん。ホウキが違うものに見えてくる...。
しかし、ほ、ほんとに飛べるのか?こんなので。
「おっ!と、とべたぁ!!」
妹がまたがるホウキはふわりと数センチずつ浮いていくとスーッと前に滑空していく。
確かに魔法だ!
自分の使い魔に課金することで魔法が会得できるってわけだな!
「お、おれも食わせるぞ!」
...だが妹のようにおれも使い魔に紙幣を食わせようとするが使い魔はいっこうに口を開こうとしない。
むしろ手ではたいたり嫌そうなくらいだ。
え?なんで。ちょっと待って。
無課金で生きろってことか?これ。
助けを求めようと爺さんの方を見るがなにやら爺さんは目を見開いて仰天した様子でこちらを見て驚いている。
「で、伝説の使い魔じゃ...課金を拒むなんて!!1000年ぶりの...」
「えっ?伝説?」
爺さんは未だ信じられないような顔をしてその伝説を話し始める。
「おにいちゃん~どうしよう...」
妹のハルカは俺のせいだと言わんばかりにポカポカと俺の頭を叩く。
いや待て。お前だろ?
こんな課金と魔法の世界を転生先に選んだのは。
目の前にはホウキに乗って空を飛ぶ人やらいわゆるRPGに出てきそうなまじもんの剣士達がざかざかと歩いている。
ゲームなんかではなく紛れもないリアルに。
これが...課金と魔法の国...なのか?
「私達、いつもみたいにゲームやろうとして、電源をつけて...そしたらなんかいきなり光って...それで」
「なんか女神様に会ったな」
「私も!その人に課金と魔法の世界に行きたいってネタでいったらほんとに来ちゃったね」
「おい。ネタで言うなよ。どっからどう見ても羽生えてたしガチな女神様だろあれ?」
「そうだったみたいね...これからどうしよお兄ちゃん...」
「...ほんとだよ。転生ってやばくね?」
俺は女神様と別れた後、門をくぐると妹が希望したという異世界、課金と魔法の世界に転生した。
女神様が気を利かせてくれたのか先に行った妹にはすぐ合流でき喜んでいたのもつかの間、俺達は今初めて「異世界転生」という事の重大さに気が付いたのだった。
オンラインゲームに明け暮れる日々からまさかこんなファンタジーじみた世界に転生してしまうとは。
俺達はどうやらどこかの城下町にいるらしく目の前にはヨーロッパ風の店や家などが立ち並んでいる。
時代は中世くらいか?確かに魔法がはびこってそうな雰囲気はあるのだが。
さてこれからどうしたものか。
寝泊まりできる宿くらいは確保しなくてはな。
「ねえお兄ちゃん、あれ!!」
「ん?」
ハルカが指さした方を見ると魔法屋と書いてある看板が目に入る。
おお!まじであった!すげえ!
これは魔法使いになるために転生した的なあれか?
ゲームやるより楽しそうじゃねえか!
「妹よいくぞ!」
「はいはいさー!」
俺達は店まですたすたと走っていきガラガラと引き戸を開けるとお店の店員らしきお爺さんが顔をのぞかせた。
へい、らっしゃいと爺さんは快活な挨拶。
「爺さん!俺達、魔法が使いたいんだけど!あのほらみんながホウキに乗って飛んだりしてるやつとかさ」
妹はうんうんと物凄い勢いで頷く。
「あぁ~。空飛ぶ魔法は20000ルーンだよ。お前さんたちは旅人やろ?課金しねぇと魔法は使えねぇべ」
「か、課金!?」
俺達はお互いポカーンとした顔を見合わせる。か...課金?魔法をお金で買うのか?
なんだそれどういうシステムなんだよ。
「使い魔じゃよ。使い魔に課金することで魔法と契約するのじゃ」
爺は後ろを向いて何かをみせようとして言った。ん?背中に何があるってんだ?
使い魔?なんだそら?
「あのちっこいデーモンみたいなの可愛い!!」
妹がなぜかいきなりはしゃぎ出して言う。
だからあのじじいの背中になにがあるってんだ?
「あっ!なんだありゃ!」
俺は驚いて声を上げる。
よく見ると爺の背中には手のひらサイズくらいの紫色をしたデーモンみたいなやつが引っ付いていた。
あれが使い魔...なのか?
「こいつが使い魔じゃよ。魔法使いなら誰でももっとる。こいつは金を食って術者に魔法を使えるようにしてくれるんじゃ」
「「へー!すげー!」」
俺とハルカは感動のあまり叫ぶ。
たしかに課金じゃん!これ!
課金と魔法の世界だよ!
「その使い魔ってどこで手に入れるんですか!?」
妹は目を輝きを放って爺に食らいついて聞く。
JKが爺の手を握るその光景はなんとなく犯罪臭が漂っている。
「どこっておまえたちにももう憑いとる」
「「えっ」」
俺と妹は確認し合うようにお互いの背中を見合う。
なんと妹の背中には確かにピンク色をしたデーモンらしき生き物が張り付いている。
丸々したハムスターに羽がはえたみたいで可愛い。
「お兄ちゃんのはこいつ!」
と妹は俺の使い魔とおぼしきものをつまんでひっぺがすと目の前に見せた。
ん?なんだこれ。なんか俺の使い魔黒くない?真っ黒すぎて表情すら分かんないんだけど。か、可愛いくないし。
魔法使うためにこんなやつに課金しなくちゃならんのか?
「使い魔は自分を写すと言われておる。そして使い魔は金しか食わん。だから貧乏人には魔法などろくにつかえんよ。いわゆる無課金者のことじゃな」
「はっ...!か、課金しないと...」
妹は思い出したかのように隣でプルプルと震え出す。
でたな。廃課金巨乳め。
無課金の喜びをいい加減知れ!
だが、ここで妹には現実を知ってもらおうとするかな。
「いやハルカ、どうやって課金するんだよ...バイト代とか現実のお金はここじゃ使えないだろ」
「ふ...ふ、これですよこれ。ジャジャーン!」
妹はそう言うやいなやポケットから札束を取り出す。日本のもの、じゃない。
まさかこの異世界の紙幣...?!
「転生する前、女神様に生活費として頂きました~!100万相当っす」
「馬鹿たれ!生活費だろ!」
俺は妹にゲンコツをして言う。
しかし女神様のやつ俺達を転生させなきゃいけなくなったことに意外と責任感感じてるんだな。
生活費までくれるとは。
「いやいやある程度は課金せんと生きてけんぞ。若者よ、5万ルーンくらいは食わせとき。空飛ぶ魔法と火を出す魔法は使えるようになるはずじゃ」
「は、はぁ...」
爺さんは自分の使い魔を撫でながら言った。
確かに魔法の世界で魔法を使わないで生きるってのは辛そうだ。
妹に課金の許可をだそうと見るともう食べさせようと構えている。
これだから廃課金は。
しかし横目で見ると妹の胸はさらに際立ってでかい。
「はい。あーん」
妹は使い魔にまず5万ルーンを食べさせる。なんだかヤギみたいだ。
むしゃむしゃと紙幣を5枚たいらげた使い魔は光り始めて妹もその光に包まれていく。
ま、眩しい。
これが契約なのか?
光が消えると妹はキョトンとした顔を俺に向ける。
正面からみても胸はでかかった。
「それで使えるようになったはずじゃ。ほれこのホウキに乗ってみぃ」
ハルカは爺さんからホウキを受け取ると恐る恐るまたがってふう、と一息をつく。
い、いかん。ホウキが違うものに見えてくる...。
しかし、ほ、ほんとに飛べるのか?こんなので。
「おっ!と、とべたぁ!!」
妹がまたがるホウキはふわりと数センチずつ浮いていくとスーッと前に滑空していく。
確かに魔法だ!
自分の使い魔に課金することで魔法が会得できるってわけだな!
「お、おれも食わせるぞ!」
...だが妹のようにおれも使い魔に紙幣を食わせようとするが使い魔はいっこうに口を開こうとしない。
むしろ手ではたいたり嫌そうなくらいだ。
え?なんで。ちょっと待って。
無課金で生きろってことか?これ。
助けを求めようと爺さんの方を見るがなにやら爺さんは目を見開いて仰天した様子でこちらを見て驚いている。
「で、伝説の使い魔じゃ...課金を拒むなんて!!1000年ぶりの...」
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