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新たな「おかしな」職場

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そんな中、パートの仕事が決まった。

小さい建設会社なのに、面接に来た事務員2人を断れないそこの社長。

面接なのに何故かお茶菓子を勧めると言う…???


そこで気付いてれば良かった…。


おばちゃん事務員が1人居たので、事務員は3人に!

一緒に入った事務員は、偶然にも私と同じ年で同じ年の子供も居ると言う。
(そして名前が姉と同じ名前と漢字!偶然過ぎる…)

9時から16時までの6時間。

面接の時「何でもやって貰う」とは言われたけれど、限度にもほどが有る!

入ったばかりの頃は、おばちゃん事務員(Iさん)が手書きで帳簿を付けていたけれど、会計ソフトを買って私が担当する事に。

もう1人の同じ年の(Eちゃん)は、請求書やCADを覚えて図面を作ったり。

(Iさん)は給料&雑用担当に。

入社して早々に女子3人が借り出され、お客様のお宅に伺い家全体の寸法を測る作業。

みんな良く分からず測ってた気がする…w

それでも社長は素人3人に作業服とヘルメットを買い与え、屋根のペンキ塗りをさせたり…。

高所恐怖症の私は、炎天下の中厚着してヘルメットを被り、ひたすら錆び取り&ペンキ塗り。
クラっともなれない状況!!

こんな事を依頼人が知ったら激怒であろう…。

それでも記念に屋根の上で写メをパシャリw

あとは現場の写真撮りや、現場におやつや飲料を持って行ったり。

みんな社長の文句で私は聞く係。

汚い家や新築のハウスクリーニング、白アリ駆除の助手までやらされた。

まさかの床下「匍匐前進」である。

子供の為にママは頑張った!!!

とにかく何でもやってたと思うw


そんな中でもママ友との付き合いは徐々に深まって行った。

ズル休みをして近くのガストにみんな集合。

私ともう1人の年下の子は、モーニングセットから山盛りポテト(1人一皿)を食べ、その上昼食もしっかり食べて、夕方まで話しまくりの笑いまくり。

凄く楽しかった…。

それでも私の場合は調子に乗り過ぎて、みんなが引く様な話しを提供し続け…。

セレブ達の集まりに、貧乏な我が家。

正直付いて行くのが必死だったと思う…。

「私たちはママ友を超えて友達だからね!」

その言葉を信じてたおバカな私…。


次回へ続く…

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