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第三章:忠実なる魔剣
第15話
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なんだか城内が騒がしいな……。
心地良い眠りから覚めた城内は、いつもの活気で満ち溢れる。
しかし、いつになくどこか忙しなさをこの時ジンは憶えた。慌ただしく行き交う家臣たちの表情も心なしか余裕がない。
なにかあったな……。
ジンは直感した。とはいえ、肝心のそのなにかまではさしものジンにもわからなかった。
尋ねようともしたが、余裕がない彼らに尋ねるのも気が引ける。そこでジンは直接、この事態について当然把握しているであろう父親に直接尋ねにいった。
「父さん、少しお時間をいただきますよ」
玉座の間――王が座す場所とだけあって、他のどの場所よりもずっと広々とした空間だった。大聖堂を彷彿とする神聖さと清潔さ漂う白い室内の中央、立派な玉座に一人の男がどっしりと座っていた。
立派な顎髭に威厳に満ちた顔は、優しくも威圧感に満ちていた。正しく王と呼ぶに相応しいその男こそ、国王ネオ・アティルヘム……国王にしてジンの父親である。
「ジンか。どうしたのだ?」
「城内がなんだか慌ただしい様子ですが、なにかあったのですか?」
「うむ。実は明朝、隣国ミストルーンより使者が参ってな」
「ミストルーンから?」
ジンは怪訝な眼差しを返した。
ミストルーンはオルトリンデほどにないにせよ、大国として知られている。
別名、鉄の国――古くより鉱山が豊富なこの国では毎年、良質な鉱石が採取される。
敵対関係でこそないにせよ、特にこれといった交流はなかった。その隣国が何故自国に使者を向けたのか、ジンはそれが不思議で仕方がなかった。
「それで、内容と言うのは?」
「……ジンよ、お前は今年でいくつになった?」
「え? えっと……確か17歳、だったかと」
より厳密にいえばそれよりもずっと上だ。
さすがに自分の息子が40歳すぎとは思いたくもないだろうな……。
俺としても言うつもりはないが……。
ジンはそんなことを、ふと思った。
「……お前は次期、ワシの跡を継ぐ者として相応の振る舞いをしなければならない」
「……父さん、その話はもうずっと前からしているはずですよ?」
ジンは深い溜息を吐いた。
国王になるつもりはない。ジンのこの意思は、彼が幼少期の頃からずっと口にしてきた。
国王になるには、己の手はあまりにも血で汚れすぎてしまっていた。ましてや民草を導いていくだけの自信はない――と、これらはあくまでも建前にすぎない。
国王になったら魔剣を追えなくなる……。
それだけは絶対に避けないと……。
あまり全面的に出さないようにしているだけで、ジンは己の欲にとても忠実な男である。
歳こそ離れてはいるものの、幼い弟がいる。純粋無垢で穢れを知らない弟だからこそ、王となるのが一番いい。ジンは今もそう信じて疑おうとしなかった。
「だからこそ、ワシは今回の結婚の件を呑もうと思う」
「は?」
ジンは素っ頓狂な声をもらした。
今、この親父はとんでもないことを口走った気がする……。
どうか気のせいであってほしい。そんな淡い期待を胸に抱きつつ、ジンはもう一度尋ねた。
「えっと……すいません。もう一度言ってもらってもいいですか?」
「つまり同盟を結ぼうという話だ。そのためにと本日、ミストルーンより従者と共に姫君がくる」
「ちょ、ちょっと待ってください! つまりそれは、政略結婚ってことですか?」
「そう、なるな」
「いやいやいやいやいや。なにを勝手に決めてくれているんですか父さん」
ジンはすこぶる本気で抗議した。
政略結婚自体はそこまで珍しいものではない。すべては自国の有益となるため、使えるものは例え子でも使う。
よもや自分がその当事者になるとは夢にも思ってなかっただけに、ジンはぎろりと鋭く父を睨んだ。
「だったら、それは俺ではなくて弟にすればいいのではないですか? 俺は、国王になるつもりは微塵もありません」
「何故お前は頑なに拒むのだ?」
「それは――俺はまだまだ、あまりにも世間知らずの子供だからですよ」
ジンは父の目をまっすぐと見据えながら静かに言った。
「俺は生まれながら恵まれた環境の中にいる。それはとてもいいことだと思うし、運命なのでしょう。だからこそ、それに甘んじているようではとてもではないですが国を……ましてや民草を導くことはできません」
「…………」
「俺は、もっと外の世界を知りたい。どこで何が起きているのか、どんなものがあるのか。自分のこの目で確かめ、この手に触れて……そうして経験を十分に摘んだ時こそ、俺ははじめて王足り得ると言えるでしょう」
我ながら、よくもまぁこうもでたらめな嘘が言えたものだ……。
ジンは内心で自嘲気味に小さく笑った。
もしも理由と尋ねられた時、どのように返答するかジンは事前に幾度も考えていた。
それらしい理由さえ滞りなく述べられればそこには十分な説得力も得られよう。
実際、父はジンからの回答に真剣な面持ちでしばし沈思している。
手応えはあった、はずだ……。
後はこの親父がどう答えるか……。
ジンは固唾を飲んで見守った。
「――、なるほど。ジンよ、お前の言い分はよくわかった」
「わかっていただけたようでしたらなによりです」
「だが、相手はお前との結婚をなによりも望んでおる。それにミストルーンは遥か古の時代より鉱山に恵まれた土地だ。我々としてもかの国の鉱石がどれだけ貴重で価値あるものか、それがわからないほどお前も愚かではあるまい?」
「それは、そうですけど……でも!」
「とにかく、これはすでに決定している――話は以上だな? ならばお前も早く身支度を整えておくがいい」
「――、くっ……。失礼、します……」
玉座の間を後にしてすぐに、ジンは舌打ちをこぼした。
これはとてつもなくまずいことになってしまったぞ……。
自室にて、ジンはうんうんと唸った。クマのようにその場を何度もぐるぐると回って落ち着きがまるでない。
しかしこうでもしなければとても落ち着いていられなかったし、思考が全然まとまらなかった。
「――、失礼しますジン様」
「……エルトルージェ?」
不意にやってきたエルトルージェだが、ジンはすぐに違和感にハッと気付いた。
一見するとなんら変わりはない。長年の付き合いがあるジンだからこそ気付けた違和感だった。
「エルトルージェ……なんだか、怒ってますか?」
「えぇ、怒っています」
はっきりとエルトルージェが答えた。
「ジン様、わたくしはジン様の専属メイドです」
「えぇ、そうですね」
「専属メイドということは、小さかった主人が大きくなりやがて好き放題されて身も心も快楽に堕とされる……それが専属メイドとしての運命なのです」
「……すいません。ちょっとなにを言ってるのか意味がわからないです」
エルトルージェがなんだか疲れているのかもしれない……。
ここ最近のエルトルージェの働きは、他のメイドよりもずっと質量共に高い。
そのせいで疲労が限界に達し、思考が満足に働いていないのやもしれぬ。ジンがそう思ってしまうのも無理はなかった。
今のエルトルージェは明らかに普通ではない。今度暇を出してゆっくりとしてもらおう。ジンはそう判断を下した。
「つまり、ジン様がどこぞの馬の骨ともわからない女と結婚するのがわたくしは我慢ならないと言っているのです」
「最初からそう言ってくださいよ……。でも確かに、俺としてもこの結婚には反対していますけどね」
ジンはベッドに腰を下ろすと、小さく溜息を吐いた。
心地良い眠りから覚めた城内は、いつもの活気で満ち溢れる。
しかし、いつになくどこか忙しなさをこの時ジンは憶えた。慌ただしく行き交う家臣たちの表情も心なしか余裕がない。
なにかあったな……。
ジンは直感した。とはいえ、肝心のそのなにかまではさしものジンにもわからなかった。
尋ねようともしたが、余裕がない彼らに尋ねるのも気が引ける。そこでジンは直接、この事態について当然把握しているであろう父親に直接尋ねにいった。
「父さん、少しお時間をいただきますよ」
玉座の間――王が座す場所とだけあって、他のどの場所よりもずっと広々とした空間だった。大聖堂を彷彿とする神聖さと清潔さ漂う白い室内の中央、立派な玉座に一人の男がどっしりと座っていた。
立派な顎髭に威厳に満ちた顔は、優しくも威圧感に満ちていた。正しく王と呼ぶに相応しいその男こそ、国王ネオ・アティルヘム……国王にしてジンの父親である。
「ジンか。どうしたのだ?」
「城内がなんだか慌ただしい様子ですが、なにかあったのですか?」
「うむ。実は明朝、隣国ミストルーンより使者が参ってな」
「ミストルーンから?」
ジンは怪訝な眼差しを返した。
ミストルーンはオルトリンデほどにないにせよ、大国として知られている。
別名、鉄の国――古くより鉱山が豊富なこの国では毎年、良質な鉱石が採取される。
敵対関係でこそないにせよ、特にこれといった交流はなかった。その隣国が何故自国に使者を向けたのか、ジンはそれが不思議で仕方がなかった。
「それで、内容と言うのは?」
「……ジンよ、お前は今年でいくつになった?」
「え? えっと……確か17歳、だったかと」
より厳密にいえばそれよりもずっと上だ。
さすがに自分の息子が40歳すぎとは思いたくもないだろうな……。
俺としても言うつもりはないが……。
ジンはそんなことを、ふと思った。
「……お前は次期、ワシの跡を継ぐ者として相応の振る舞いをしなければならない」
「……父さん、その話はもうずっと前からしているはずですよ?」
ジンは深い溜息を吐いた。
国王になるつもりはない。ジンのこの意思は、彼が幼少期の頃からずっと口にしてきた。
国王になるには、己の手はあまりにも血で汚れすぎてしまっていた。ましてや民草を導いていくだけの自信はない――と、これらはあくまでも建前にすぎない。
国王になったら魔剣を追えなくなる……。
それだけは絶対に避けないと……。
あまり全面的に出さないようにしているだけで、ジンは己の欲にとても忠実な男である。
歳こそ離れてはいるものの、幼い弟がいる。純粋無垢で穢れを知らない弟だからこそ、王となるのが一番いい。ジンは今もそう信じて疑おうとしなかった。
「だからこそ、ワシは今回の結婚の件を呑もうと思う」
「は?」
ジンは素っ頓狂な声をもらした。
今、この親父はとんでもないことを口走った気がする……。
どうか気のせいであってほしい。そんな淡い期待を胸に抱きつつ、ジンはもう一度尋ねた。
「えっと……すいません。もう一度言ってもらってもいいですか?」
「つまり同盟を結ぼうという話だ。そのためにと本日、ミストルーンより従者と共に姫君がくる」
「ちょ、ちょっと待ってください! つまりそれは、政略結婚ってことですか?」
「そう、なるな」
「いやいやいやいやいや。なにを勝手に決めてくれているんですか父さん」
ジンはすこぶる本気で抗議した。
政略結婚自体はそこまで珍しいものではない。すべては自国の有益となるため、使えるものは例え子でも使う。
よもや自分がその当事者になるとは夢にも思ってなかっただけに、ジンはぎろりと鋭く父を睨んだ。
「だったら、それは俺ではなくて弟にすればいいのではないですか? 俺は、国王になるつもりは微塵もありません」
「何故お前は頑なに拒むのだ?」
「それは――俺はまだまだ、あまりにも世間知らずの子供だからですよ」
ジンは父の目をまっすぐと見据えながら静かに言った。
「俺は生まれながら恵まれた環境の中にいる。それはとてもいいことだと思うし、運命なのでしょう。だからこそ、それに甘んじているようではとてもではないですが国を……ましてや民草を導くことはできません」
「…………」
「俺は、もっと外の世界を知りたい。どこで何が起きているのか、どんなものがあるのか。自分のこの目で確かめ、この手に触れて……そうして経験を十分に摘んだ時こそ、俺ははじめて王足り得ると言えるでしょう」
我ながら、よくもまぁこうもでたらめな嘘が言えたものだ……。
ジンは内心で自嘲気味に小さく笑った。
もしも理由と尋ねられた時、どのように返答するかジンは事前に幾度も考えていた。
それらしい理由さえ滞りなく述べられればそこには十分な説得力も得られよう。
実際、父はジンからの回答に真剣な面持ちでしばし沈思している。
手応えはあった、はずだ……。
後はこの親父がどう答えるか……。
ジンは固唾を飲んで見守った。
「――、なるほど。ジンよ、お前の言い分はよくわかった」
「わかっていただけたようでしたらなによりです」
「だが、相手はお前との結婚をなによりも望んでおる。それにミストルーンは遥か古の時代より鉱山に恵まれた土地だ。我々としてもかの国の鉱石がどれだけ貴重で価値あるものか、それがわからないほどお前も愚かではあるまい?」
「それは、そうですけど……でも!」
「とにかく、これはすでに決定している――話は以上だな? ならばお前も早く身支度を整えておくがいい」
「――、くっ……。失礼、します……」
玉座の間を後にしてすぐに、ジンは舌打ちをこぼした。
これはとてつもなくまずいことになってしまったぞ……。
自室にて、ジンはうんうんと唸った。クマのようにその場を何度もぐるぐると回って落ち着きがまるでない。
しかしこうでもしなければとても落ち着いていられなかったし、思考が全然まとまらなかった。
「――、失礼しますジン様」
「……エルトルージェ?」
不意にやってきたエルトルージェだが、ジンはすぐに違和感にハッと気付いた。
一見するとなんら変わりはない。長年の付き合いがあるジンだからこそ気付けた違和感だった。
「エルトルージェ……なんだか、怒ってますか?」
「えぇ、怒っています」
はっきりとエルトルージェが答えた。
「ジン様、わたくしはジン様の専属メイドです」
「えぇ、そうですね」
「専属メイドということは、小さかった主人が大きくなりやがて好き放題されて身も心も快楽に堕とされる……それが専属メイドとしての運命なのです」
「……すいません。ちょっとなにを言ってるのか意味がわからないです」
エルトルージェがなんだか疲れているのかもしれない……。
ここ最近のエルトルージェの働きは、他のメイドよりもずっと質量共に高い。
そのせいで疲労が限界に達し、思考が満足に働いていないのやもしれぬ。ジンがそう思ってしまうのも無理はなかった。
今のエルトルージェは明らかに普通ではない。今度暇を出してゆっくりとしてもらおう。ジンはそう判断を下した。
「つまり、ジン様がどこぞの馬の骨ともわからない女と結婚するのがわたくしは我慢ならないと言っているのです」
「最初からそう言ってくださいよ……。でも確かに、俺としてもこの結婚には反対していますけどね」
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