14 / 47
【14】和らぐ棘
しおりを挟む
薄暗い馬小屋の中、奥に向かって歩みを止めず真っ直ぐに進んだ。近寄れば、ピクリとも動かなかった馬の瞼が薄く開きその目にグリファートの姿を映す。
かなり弱っているが毛艶が良い。きっと青年が馬たちの世話を欠かさずしてきたのだろう。
生きて欲しい、まだ生きられる、と。そんな願いを込められたかのように馬たちは身綺麗にされていた。
「……良く頑張った。もう、大丈夫だ」
グリファートはそう言うと馬たちに向かって両手を翳した。
「…何してんです?」
聖職者サマのくせに、と続きそうだった言葉は青年の口から紡がれる事はなかった。グリファートも青年の問いには返事をせず瞼を閉じる。
先ほど見た馬たちのつぶらな瞳は、不安そうに揺れてはいたものの煌めきを失ってはいなかった。
動物は時に人より人の気持ちがわかるものだ。会話ができないからこそ、視線や表情でお互いを理解し合う。
きっと青年の願いは、誰よりも馬たちに伝わっていただろう。
深呼吸をし両の掌に魔力を集中させる。
グリファートは治癒を施す際に意識して浄化をしているわけではない。いざ浄化を、それも大地にではなく生きている存在に対してするのだと思うと不思議な感覚だった。
掌がいつものように熱くなり、グリファートの身に瘴気が纏う。
何度味わっても慣れない───いや、慣れたくもない息苦しさと不快感に顔が歪む。だが、それも今だけだ。浄化さえしてしまえばこの苦痛も途端に軽くなる事をグリファートは知っている。
背後で息を呑む青年の気配を感じながら、そのまま魔力を放出した。
閉ざされた瞼の向こうで光が弾ける。
「……っ、ふう」
小さく息を吐く。どことなく疲労感はあるが身体は軽い。
頬を掠めていく風を浴びながらグリファートはそっと目を開けた。
視界に飛び込んできたのは光の粒子を浴びる美しい馬たち。
輝き放つそのあまりの美しさにグリファートも思わず魅入ってしまった。背を撫ぜたのは無意識によるものだったが、馬たちも気持ちが良さそうに瞳を細めグリファートに身を寄せてくる。
さらりとした毛並みの心地良さに浸っていれば、青年がボソリと呟いた。
「なんで」
振り返れば青年は驚愕に目を見開いたまま固まっていた。
「…俺は命を繋いだだけ。この子たちが今生きてるのは、君が今日まで諦めずに生かそうとしてくれたおかげでしょ」
信じられないものを見ているかのような青年に向かって、グリファートは笑って教えてやる。これは君が起こした奇跡だ、と。
「………そうじゃ、なくて」
「え?」
気まずげに視線を逸らす青年にグリファートは首を傾げたが、そう言えばこの青年はグリファートが浄化の力を持った聖職者だと知らないのだ。治癒しか施せない筈の聖職者が何も言わずにいきなり穢れを取り除けば、確かに驚いて固まってしまうだろう。
(その上この見た目だしね。聖女様と同じ力があるなんて、そりゃ思わないわな)
祭服姿だけを見ればただの、それもどことなく頼りない雰囲気の聖職者だ。
グリファート自身でさえ自覚するまで時間を要したくらいである。現実をいまいち受け止めきれないのも仕方がない。
「俺、なんかよくわかんないけど浄化の力を持っているみたいでね」
信じられないでしょ、と戯けるように笑ってみせたが青年は顔を顰めただけだった。
「だからそうじゃなくて、俺にあそこまで言われてなんで…」
「ん?」
「…………もういいですよ」
青年は大きなため息を態とらしく吐いて顔を背けた。機嫌はすっかり悪くなってしまったようだが、刺々しかった声色がどことなく穏やかになっているのは気のせいか。
(…待てよ、この流れなら)
グリファートの頭に避難の二文字が浮かぶ。
ここで避難を促せば青年も一緒に着いて来てくれるのではないだろうか。僅かながら期待が膨らんだグリファートは勢いのままに口を開いた。
「あー実はね。俺、聖壁の外を一部浄化したんだよ」
「…はい?」
「今、皆をそっちへ少しずつ避難させている途中でね」
「………」
「俺とレオンハルトもこの後、浄化されたところまで戻るんだ。君もよかったら」
「悪いですけど、今はできませんね」
間髪入れずに拒否され言葉に詰まった。
少しばかり棘を収めた雰囲気を感じて交渉してみたのだが、会話を断ち切るような物言いに彼の信用はまだ得られてないのだなと思い知る。
ただ、『今は』という物言いが引っかかった。彼の中でまだここに留まらなければいけない理由があるという事だ。
(馬のそばを離れたくない、とか…?)
馬の穢れを浄化したのは良いが、聖壁の外に連れて行けばまた瘴気に触れてしまう。それでは再び馬が穢れを纏ってしまうし、青年も嫌がるだろう。
馬を、延いては青年を避難させるために、聖壁から学舎までの道のりを浄化しなければ。
いや──待て。それなら聖壁内を浄化して周るのはどうだろうか。そうすれば無理に学舎まで避難させる必要も………ああ、だが教会付近には近寄れないから聖壁内全てを浄化すると言うのは無理な話か。聖壁の範囲も中々に広く、端から端までとなるとどちらにせよ「今すぐに何とかします」とはいかない。それに聖壁は永久的なものではないのだ。瘴気の噴出があった鉱山から遠いのは学舎の方であるし、それならばやはり説得して学舎まで避難させた方が───…
「聖職者様、何してるんだ」
グリファートが馬小屋を出ればちょうどレオンハルトがこちらに駆けてくるところだった。
しまった、少し散歩するだけのつもりがすっかり忘れていた。
「あー…ちょっと馬小屋を見つけちゃってね」
散歩している筈のグリファートがどこにもいなかったので隅から隅まで探し回ったのだろう。息を切らしたレオンハルトの表情は安堵と呆れと僅かな怒りが混ざったような複雑なものだった。
教会の人間は外には出てこないと言うが、教会外がすべて安全かと言うときっとそうでもない。事実、馬の穢れを浄化するまでグリファートは青年に悪意を向けられていたのである。
レオンハルトの小言が飛んでくる前にとグリファートは口を挟んだ。
「馬の穢れを取り除いてたところなんだよ」
「馬を……?」
その言葉にレオンハルトは驚いて小屋の中を覗く。ぶるると顔を振る三頭の馬を見てその目がさらに見開いた。
「馬がいたのか」
「君も知らなかったの?」
「そもそもここに馬小屋が建てられていた事すら知らない」
聖壁内を定期的に見て回っているだろうレオンハルトならば知っているかと思ったが、そうでもなかったらしい。
確かに木々の中に隠れるようにひっそりと建っているくらいだ。グリファートのように無駄に散歩をしない限りは見つからないのかもしれない。
「あ、そうだ。そういえばまだ名前を聞いて………って、あれ」
互いに名前を教えあっていなかったと振り返ったが、青年の姿はどこにもなかった。
「どうした」
「あー……いや、学舎に帰ったら話すよ」
「そうか。それよりこっちも進展があってな」
そうしてレオンハルトと馬小屋を後にすれば、今度はグリファートが驚きで目を見開くことになった。
かなり弱っているが毛艶が良い。きっと青年が馬たちの世話を欠かさずしてきたのだろう。
生きて欲しい、まだ生きられる、と。そんな願いを込められたかのように馬たちは身綺麗にされていた。
「……良く頑張った。もう、大丈夫だ」
グリファートはそう言うと馬たちに向かって両手を翳した。
「…何してんです?」
聖職者サマのくせに、と続きそうだった言葉は青年の口から紡がれる事はなかった。グリファートも青年の問いには返事をせず瞼を閉じる。
先ほど見た馬たちのつぶらな瞳は、不安そうに揺れてはいたものの煌めきを失ってはいなかった。
動物は時に人より人の気持ちがわかるものだ。会話ができないからこそ、視線や表情でお互いを理解し合う。
きっと青年の願いは、誰よりも馬たちに伝わっていただろう。
深呼吸をし両の掌に魔力を集中させる。
グリファートは治癒を施す際に意識して浄化をしているわけではない。いざ浄化を、それも大地にではなく生きている存在に対してするのだと思うと不思議な感覚だった。
掌がいつものように熱くなり、グリファートの身に瘴気が纏う。
何度味わっても慣れない───いや、慣れたくもない息苦しさと不快感に顔が歪む。だが、それも今だけだ。浄化さえしてしまえばこの苦痛も途端に軽くなる事をグリファートは知っている。
背後で息を呑む青年の気配を感じながら、そのまま魔力を放出した。
閉ざされた瞼の向こうで光が弾ける。
「……っ、ふう」
小さく息を吐く。どことなく疲労感はあるが身体は軽い。
頬を掠めていく風を浴びながらグリファートはそっと目を開けた。
視界に飛び込んできたのは光の粒子を浴びる美しい馬たち。
輝き放つそのあまりの美しさにグリファートも思わず魅入ってしまった。背を撫ぜたのは無意識によるものだったが、馬たちも気持ちが良さそうに瞳を細めグリファートに身を寄せてくる。
さらりとした毛並みの心地良さに浸っていれば、青年がボソリと呟いた。
「なんで」
振り返れば青年は驚愕に目を見開いたまま固まっていた。
「…俺は命を繋いだだけ。この子たちが今生きてるのは、君が今日まで諦めずに生かそうとしてくれたおかげでしょ」
信じられないものを見ているかのような青年に向かって、グリファートは笑って教えてやる。これは君が起こした奇跡だ、と。
「………そうじゃ、なくて」
「え?」
気まずげに視線を逸らす青年にグリファートは首を傾げたが、そう言えばこの青年はグリファートが浄化の力を持った聖職者だと知らないのだ。治癒しか施せない筈の聖職者が何も言わずにいきなり穢れを取り除けば、確かに驚いて固まってしまうだろう。
(その上この見た目だしね。聖女様と同じ力があるなんて、そりゃ思わないわな)
祭服姿だけを見ればただの、それもどことなく頼りない雰囲気の聖職者だ。
グリファート自身でさえ自覚するまで時間を要したくらいである。現実をいまいち受け止めきれないのも仕方がない。
「俺、なんかよくわかんないけど浄化の力を持っているみたいでね」
信じられないでしょ、と戯けるように笑ってみせたが青年は顔を顰めただけだった。
「だからそうじゃなくて、俺にあそこまで言われてなんで…」
「ん?」
「…………もういいですよ」
青年は大きなため息を態とらしく吐いて顔を背けた。機嫌はすっかり悪くなってしまったようだが、刺々しかった声色がどことなく穏やかになっているのは気のせいか。
(…待てよ、この流れなら)
グリファートの頭に避難の二文字が浮かぶ。
ここで避難を促せば青年も一緒に着いて来てくれるのではないだろうか。僅かながら期待が膨らんだグリファートは勢いのままに口を開いた。
「あー実はね。俺、聖壁の外を一部浄化したんだよ」
「…はい?」
「今、皆をそっちへ少しずつ避難させている途中でね」
「………」
「俺とレオンハルトもこの後、浄化されたところまで戻るんだ。君もよかったら」
「悪いですけど、今はできませんね」
間髪入れずに拒否され言葉に詰まった。
少しばかり棘を収めた雰囲気を感じて交渉してみたのだが、会話を断ち切るような物言いに彼の信用はまだ得られてないのだなと思い知る。
ただ、『今は』という物言いが引っかかった。彼の中でまだここに留まらなければいけない理由があるという事だ。
(馬のそばを離れたくない、とか…?)
馬の穢れを浄化したのは良いが、聖壁の外に連れて行けばまた瘴気に触れてしまう。それでは再び馬が穢れを纏ってしまうし、青年も嫌がるだろう。
馬を、延いては青年を避難させるために、聖壁から学舎までの道のりを浄化しなければ。
いや──待て。それなら聖壁内を浄化して周るのはどうだろうか。そうすれば無理に学舎まで避難させる必要も………ああ、だが教会付近には近寄れないから聖壁内全てを浄化すると言うのは無理な話か。聖壁の範囲も中々に広く、端から端までとなるとどちらにせよ「今すぐに何とかします」とはいかない。それに聖壁は永久的なものではないのだ。瘴気の噴出があった鉱山から遠いのは学舎の方であるし、それならばやはり説得して学舎まで避難させた方が───…
「聖職者様、何してるんだ」
グリファートが馬小屋を出ればちょうどレオンハルトがこちらに駆けてくるところだった。
しまった、少し散歩するだけのつもりがすっかり忘れていた。
「あー…ちょっと馬小屋を見つけちゃってね」
散歩している筈のグリファートがどこにもいなかったので隅から隅まで探し回ったのだろう。息を切らしたレオンハルトの表情は安堵と呆れと僅かな怒りが混ざったような複雑なものだった。
教会の人間は外には出てこないと言うが、教会外がすべて安全かと言うときっとそうでもない。事実、馬の穢れを浄化するまでグリファートは青年に悪意を向けられていたのである。
レオンハルトの小言が飛んでくる前にとグリファートは口を挟んだ。
「馬の穢れを取り除いてたところなんだよ」
「馬を……?」
その言葉にレオンハルトは驚いて小屋の中を覗く。ぶるると顔を振る三頭の馬を見てその目がさらに見開いた。
「馬がいたのか」
「君も知らなかったの?」
「そもそもここに馬小屋が建てられていた事すら知らない」
聖壁内を定期的に見て回っているだろうレオンハルトならば知っているかと思ったが、そうでもなかったらしい。
確かに木々の中に隠れるようにひっそりと建っているくらいだ。グリファートのように無駄に散歩をしない限りは見つからないのかもしれない。
「あ、そうだ。そういえばまだ名前を聞いて………って、あれ」
互いに名前を教えあっていなかったと振り返ったが、青年の姿はどこにもなかった。
「どうした」
「あー……いや、学舎に帰ったら話すよ」
「そうか。それよりこっちも進展があってな」
そうしてレオンハルトと馬小屋を後にすれば、今度はグリファートが驚きで目を見開くことになった。
223
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
あの日、北京の街角で
ゆまは なお
BL
5年前、一度だけ体を交わした彼が、通訳として出張に同行するーーー。
元留学生×駐在員。年下攻め。再会もの。
北京に留学していた上野孝弘は駐在員の高橋祐樹と街中で出会い、突然のアクシデントにより、その場で通訳を頼まれる。その後も友人としてつき合いが続くうちに、孝弘は祐樹に惹かれていくが、半年間の研修で来ていた祐樹の帰国予定が近づいてくる。
孝弘の告白は断られ、祐樹は逃げるように連絡を絶ってしまう。
その5年後、祐樹は中国出張に同行するコーディネーターとして孝弘と再会する。
3週間の出張に同行すると聞き、気持ちが波立つ祐樹に、大人になった孝弘が迫ってきて……?
2016年に発表した作品の改訂版。他サイトにも掲載しています。
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
【完結済み】乙男な僕はモブらしく生きる
木嶋うめ香
BL
本編完結済み(2021.3.8)
和の国の貴族の子息が通う華学園の食堂で、僕こと鈴森千晴(すずもりちはる)は前世の記憶を思い出した。
この世界、前世の僕がやっていたBLゲーム「華乙男のラブ日和」じゃないか?
鈴森千晴なんて登場人物、ゲームには居なかったから僕のポジションはモブなんだろう。
もうすぐ主人公が転校してくる。
僕の片思いの相手山城雅(やましろみやび)も攻略対象者の一人だ。
これから僕は主人公と雅が仲良くなっていくのを見てなきゃいけないのか。
片思いだって分ってるから、諦めなきゃいけないのは分ってるけど、やっぱり辛いよどうしたらいいんだろう。
【完結 一気読み推奨】片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。
はぴねこ
BL
高校生の頃、片想いの親友に告白した。
彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。
もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。
彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。
そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。
同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。
あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。
そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。
「俺もそろそろ恋愛したい」
親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。
不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる