349 / 423
エピソード14 魔王がやらねば誰がやる
魔王と救援と方法
しおりを挟む
「……まあ、良い」
幸せそうな顔でグッドトリップ中のスウィッシュの背中を軽く支えながら、そう呟いたギャレマスは、対峙して立つマッツコーとイキビト二号の事を睨みつけ――さらにその後ろへと目を向ける。
彼の視線の先には、自分によく似た見覚えのある男――イキビト一号ことサトーシュ・ギャレマスが、矢継ぎ早に雷系呪術を放つ姿と、その攻撃を必死の形相で凌ぎ続けるふたりのエルフの姿があった。
ヴァートスとファミィは、自身の持つ精霊術を以て、何とか紙一重のところで持ち堪えている様子だが、その顔には疲労がありありと浮かんでいる。
あのままでは、あと数分もしないうちにイキビト一号の攻撃を食らってしまうだろう。
(早急にふたりの救援に向かわねば……)
と、内心で焦りを募らせるギャレマスだったが、そこで目の焦点をヴァートスたちの手前に立つふたりの敵へ再び合わせた。
(だが……このままでは難しいか)
上司として、四天王であるマッツコーの性格を良く知るギャレマスは、自分がヴァートスたちを救援しようとしたらどう動くか、大体察している。
……恐らく、彼がヴァートスたちの元に向かったと見るや、傍らのイキビトをけしかけて、さっきの続きをしようとするだろう。
即ち――スウィッシュたちへのトドメだ。
スウィッシュの理力は、先ほどの攻防で完全に枯渇している。時間が経てばいくらかは回復するだろうが、今の状態では、薄皮一枚程度の氷壁を張る事も難しいだろう。
アルトゥーは元々呪術も魔術も使えないし、エラルティスに至っては……協力してくれるかどうかも怪しい。
そこまで考えたギャレマスは、フルフルと首を左右に振った。
(……ダメだな。余が、ここから離れる訳にはいかぬ)
そうなると、残るは、『マッツコーたちと戦いながら、ヴァートスたちを救出する』しか無いのだが……さすがに、マッツコーとイキビト二号を相手にしながら、向こうのヴァートスたちも守ろうとするのは困難だと言わざるを得ない。
(……いや)
その時、彼の灰色の脳細胞に、稲妻のようにアイデアが閃いた。
(――同時進行できぬ“せねばならぬ事”が二つあるのなら、まとめて一つにしてしまえば良い!)
ギャレマスは、スウィッシュの背を支えていた手を放すと同時に前へと足を踏み出し、同時に両掌を強く打ち合わせる。
「舞烙魔雷術ッ!」
彼の詠唱と同時に、その掌から轟音を上げて放たれた稲妻の束が、一直線にマッツコーの身を襲った。
「あらぁ?」
いきなりのギャレマスの攻撃に、マッツコーは僅かに眉を上げて声を漏らす。だが、その声には驚きや焦燥といったものは含まれていなかった。
彼は、迫り来る青白い稲妻の光を冷ややかに見つめながら、パチンと指を鳴らす。
「お仕事よん、イキビト二号ちゃん」
『……ダ・メダコ・リャー』
ギャレマスの放った雷の束は、イキビト二号がマッツコーと自分の周囲に張った雷の壁によって防がれた。
雷同士が激しく衝突し、眩いばかりの青白い火花が上がる中、雷壁の内側でマッツコーはほくそ笑む。
「ふふ……いきなり不意討ちだなんて、魔王にあるまじき姑息さじゃない? しかも、イキビト二号ちゃんじゃなくて、操ってるワタシの方をピンポイントで狙うなんて、なかなか分かってるわねん」
マッツコーは、傍らに立つイキビト二号の肩に手を置きながら、「……でも、残念♪」と言葉を継いだ。
「ワタシには、こんなに力強いイキビト二号ちゃんが付いているから、アナタの狙いは空振りよん。何せ、このイキビト二号ちゃんは、“雷王”のアナタを凌ぐ雷系呪術の遣い手である“霹靂王”の――」
「――真空吸引一本釣呪術!」
「――ッ!」
雷壁の向こうで上がった更なるギャレマスの詠唱の声に、マッツコーはハッとした表情を浮かべる。
慌てて壁の向こうに目を凝らすと、ギャレマスが自分たちが居る方向とは別の方に向けて腕を伸ばしているのが見えた。
「え? どこに向けて……?」
思わず当惑の声を上げるマッツコーをよそに、ギャレマスは伸ばした腕の先で指を鳴らす。
次の刹那、彼の指が弾いた空気が真空の太い波となり、イキビト一号の攻撃を前にして遂に足が止まったヴァートスとファミィの元まで真っ直ぐ伝わっていった。
「――ヒット!」
その真空の波が、ふたりのすぐそばまで達したと見たギャレマスは、まるで魚信がかかった釣竿を立てるように、両腕を大きく上へと振り上げる。
「ひょ、ヒョッ?」
「きゃ、キャアアッ?」
不意に背中を強い力で引っ張られるような感覚と共に、足が床を離れた事に気付いたヴァートスとファミィが、驚きの声を上げた。
ふたりの身体は、真空の波によって宙高く吸い上げられ、大きく弧を描くような軌道を描いた後、再び石床へと着地する……お尻から。
「「痛ぁぁぁっ!」」
「な……何が起こったんじゃぁ? いきなり妙な力に引っ張られて……」
「い、今の力は……真空の波で私たちの身体を吸い込む……風系統の術だったようだが、一体誰がこんな強力な術を……?」
硬い石床に尾てい骨の当たりを強かにぶつけたふたりのエルフは、顔を歪めて尻を擦りながら、訝しげに首を傾げた。
――と、その時、
「申し訳ない、ヴァートス殿、ファミィ」
ふたりのすぐ傍で、申し訳なさそうに謝る壮年の男の渋い声が聞こえた。
その声を聞いたふたりは、ハッとして顔を見合わせ、それから慌てて声のした方に振り返る。
そして――、
「緊急時ゆえ、他に手段を選んでられなかった……。些か乱暴な形での救出になったが、許せよ」
「「……は――?」」
黒いローブを纏った長身を屈めるようにして、ペコリと頭を下げたギャレマスの姿を目の当たりにしたヴァートスとファミィは、思わず目を点にして固まるのだった――。
幸せそうな顔でグッドトリップ中のスウィッシュの背中を軽く支えながら、そう呟いたギャレマスは、対峙して立つマッツコーとイキビト二号の事を睨みつけ――さらにその後ろへと目を向ける。
彼の視線の先には、自分によく似た見覚えのある男――イキビト一号ことサトーシュ・ギャレマスが、矢継ぎ早に雷系呪術を放つ姿と、その攻撃を必死の形相で凌ぎ続けるふたりのエルフの姿があった。
ヴァートスとファミィは、自身の持つ精霊術を以て、何とか紙一重のところで持ち堪えている様子だが、その顔には疲労がありありと浮かんでいる。
あのままでは、あと数分もしないうちにイキビト一号の攻撃を食らってしまうだろう。
(早急にふたりの救援に向かわねば……)
と、内心で焦りを募らせるギャレマスだったが、そこで目の焦点をヴァートスたちの手前に立つふたりの敵へ再び合わせた。
(だが……このままでは難しいか)
上司として、四天王であるマッツコーの性格を良く知るギャレマスは、自分がヴァートスたちを救援しようとしたらどう動くか、大体察している。
……恐らく、彼がヴァートスたちの元に向かったと見るや、傍らのイキビトをけしかけて、さっきの続きをしようとするだろう。
即ち――スウィッシュたちへのトドメだ。
スウィッシュの理力は、先ほどの攻防で完全に枯渇している。時間が経てばいくらかは回復するだろうが、今の状態では、薄皮一枚程度の氷壁を張る事も難しいだろう。
アルトゥーは元々呪術も魔術も使えないし、エラルティスに至っては……協力してくれるかどうかも怪しい。
そこまで考えたギャレマスは、フルフルと首を左右に振った。
(……ダメだな。余が、ここから離れる訳にはいかぬ)
そうなると、残るは、『マッツコーたちと戦いながら、ヴァートスたちを救出する』しか無いのだが……さすがに、マッツコーとイキビト二号を相手にしながら、向こうのヴァートスたちも守ろうとするのは困難だと言わざるを得ない。
(……いや)
その時、彼の灰色の脳細胞に、稲妻のようにアイデアが閃いた。
(――同時進行できぬ“せねばならぬ事”が二つあるのなら、まとめて一つにしてしまえば良い!)
ギャレマスは、スウィッシュの背を支えていた手を放すと同時に前へと足を踏み出し、同時に両掌を強く打ち合わせる。
「舞烙魔雷術ッ!」
彼の詠唱と同時に、その掌から轟音を上げて放たれた稲妻の束が、一直線にマッツコーの身を襲った。
「あらぁ?」
いきなりのギャレマスの攻撃に、マッツコーは僅かに眉を上げて声を漏らす。だが、その声には驚きや焦燥といったものは含まれていなかった。
彼は、迫り来る青白い稲妻の光を冷ややかに見つめながら、パチンと指を鳴らす。
「お仕事よん、イキビト二号ちゃん」
『……ダ・メダコ・リャー』
ギャレマスの放った雷の束は、イキビト二号がマッツコーと自分の周囲に張った雷の壁によって防がれた。
雷同士が激しく衝突し、眩いばかりの青白い火花が上がる中、雷壁の内側でマッツコーはほくそ笑む。
「ふふ……いきなり不意討ちだなんて、魔王にあるまじき姑息さじゃない? しかも、イキビト二号ちゃんじゃなくて、操ってるワタシの方をピンポイントで狙うなんて、なかなか分かってるわねん」
マッツコーは、傍らに立つイキビト二号の肩に手を置きながら、「……でも、残念♪」と言葉を継いだ。
「ワタシには、こんなに力強いイキビト二号ちゃんが付いているから、アナタの狙いは空振りよん。何せ、このイキビト二号ちゃんは、“雷王”のアナタを凌ぐ雷系呪術の遣い手である“霹靂王”の――」
「――真空吸引一本釣呪術!」
「――ッ!」
雷壁の向こうで上がった更なるギャレマスの詠唱の声に、マッツコーはハッとした表情を浮かべる。
慌てて壁の向こうに目を凝らすと、ギャレマスが自分たちが居る方向とは別の方に向けて腕を伸ばしているのが見えた。
「え? どこに向けて……?」
思わず当惑の声を上げるマッツコーをよそに、ギャレマスは伸ばした腕の先で指を鳴らす。
次の刹那、彼の指が弾いた空気が真空の太い波となり、イキビト一号の攻撃を前にして遂に足が止まったヴァートスとファミィの元まで真っ直ぐ伝わっていった。
「――ヒット!」
その真空の波が、ふたりのすぐそばまで達したと見たギャレマスは、まるで魚信がかかった釣竿を立てるように、両腕を大きく上へと振り上げる。
「ひょ、ヒョッ?」
「きゃ、キャアアッ?」
不意に背中を強い力で引っ張られるような感覚と共に、足が床を離れた事に気付いたヴァートスとファミィが、驚きの声を上げた。
ふたりの身体は、真空の波によって宙高く吸い上げられ、大きく弧を描くような軌道を描いた後、再び石床へと着地する……お尻から。
「「痛ぁぁぁっ!」」
「な……何が起こったんじゃぁ? いきなり妙な力に引っ張られて……」
「い、今の力は……真空の波で私たちの身体を吸い込む……風系統の術だったようだが、一体誰がこんな強力な術を……?」
硬い石床に尾てい骨の当たりを強かにぶつけたふたりのエルフは、顔を歪めて尻を擦りながら、訝しげに首を傾げた。
――と、その時、
「申し訳ない、ヴァートス殿、ファミィ」
ふたりのすぐ傍で、申し訳なさそうに謝る壮年の男の渋い声が聞こえた。
その声を聞いたふたりは、ハッとして顔を見合わせ、それから慌てて声のした方に振り返る。
そして――、
「緊急時ゆえ、他に手段を選んでられなかった……。些か乱暴な形での救出になったが、許せよ」
「「……は――?」」
黒いローブを纏った長身を屈めるようにして、ペコリと頭を下げたギャレマスの姿を目の当たりにしたヴァートスとファミィは、思わず目を点にして固まるのだった――。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる