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CASE2 お客様とヤカラの境界線
CASE2-22 「債権回収に移りますね」
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「……は……何……らと……?」
ラシーヴァは、信じられないものを見たという顔で、茫然と呟いた。
だが、無理もない。
自分の切り札の必殺攻撃を、目の前の小柄でしわくちゃの老人にいとも容易く防がれ、無効化されてしまったのだ。
――まるで、タチの悪い悪夢を見ているようだ。
が、茫然としているのは、彼だけではなかった。
「……おい、今の……」
「あ……あのレベルの風属性魔晶石を操れるのは……」
「――ま、まさか……あのジジイ……いや……」
周囲で事の成り行きを見ていた騎士の内、壮年の騎士の一部から、静かなどよめきと動揺の声が上がった。彼らはお互いの顔を見合わせ、当惑と狼狽の表情を浮かべる。
だが、すっかり頭に血が上ってしまったラシーヴァは、周囲の雰囲気の微妙な変化に気付かない。
「い……今のはマグレら! はまはまは! 死にかけジジイの技なろに、ほのホレの斬撃ふぁ劣るはるが無いらろう!」
そう叫ぶと、彼はもう一度、元素長剣を大上段に振りかぶり、魔晶石に雄氣を籠め始めた。
元素長剣に嵌め込まれた魔晶石が放つ緑色の光が、徐々に強くなっていく――。
それを見たバスタラーズ老人は、肩を落として、大きな溜息を吐いた。
「はぁ~、嘆かわしいのう。王国軍近衛騎士の一員ともあろう者が、今の一合を以てしても、彼我の実力の差を知覚できんのか……」
そう呟くと、手にした長杖を再び構える。
が、そんな彼に、鈴のように涼やかな響きの声がかけられた。
「――バスタラーズ様。宜しければ、最後は私に譲って頂けません?」
「む――?」
マイスに肩を叩かれたバスタラーズは、ムッとした表情で振り返る。
「お嬢ちゃん、心配は無用じゃぞ。ワシャ、まだまだ介護される程弱ってはおら――」
「いえいえ、そういう事ではなくて」
マイスは、柔らかな微笑みを浮かべて言った。
「私も、商人の端くれ。今回の件では色々と貸しがあるので、少しでも回収したいなぁ……と思いまして、ね」
そう言って、お転婆娘のような、底意地の悪い笑顔を浮かべるマイス。
そんな彼女の言葉を耳にして、思わず呆気に取られたバスタラーズだったが、
「……ぶ、ブハハハハハッ! 貸しか! 確かにそうじゃの! それはキッチリと回収せんとな!」
呵々大笑すると、持っていた長杖をマイスに返した。
「お嬢ちゃん、その意気や良し! 利子も付けて、キッチリ取り立ててこい!」
「ありがとうございます。そうしますね」
マイスは、ニッコリと老人に笑い返し、一歩前に出る。
その時、
「ま……マイスさんっ! 危険です!」
という、彼女の部下の必死な声が上がる。
自分の事を心から気遣う青年の言葉を背中に受けた彼女は、思わず口元を綻ばせた。
「――イクサくん、大丈夫よ。貴方の貸しも、まとめて回収してあげるからね!」
彼女は背中越しにそう告げると、マイスはゆったりとした所作で長杖を構える。
同時に、ラシーヴァの振り上げた元素長剣の魔晶石が、一際強烈な緑の光を放った。雄氣の充填が完了した証だ。
ラシーヴァの、狂暴な光を宿した目が、クワッと見開かれる。
「死ねエエエエエッ!」
彼は絶叫しながら、元素長剣の柄を一層固く握りしめ、力の限りに振り下ろした。
刹那、刃の周囲に真空の空間が発生し、空間に弾かれた空気は猛烈な旋風となる。
元素長剣の刃を受けようとすれば、真空の刃に切り刻まれ、避けようと身を翻せば、荒れ狂う猛風によって、為す術もなく撹拌される……。どちらを選んでも、大怪我かそれ以上は避けられない――!
が、それに対するマイスの判断は迅速だった。
彼女は、猫のように背中を丸めると、音も無く地を蹴った――真っ直ぐ前へ。つまり、剣を振り下ろすラシーヴァの胸の中へ――!
ラシーヴァの目が、今度は驚愕で見開かれる。
元素長剣の刃が地に叩きつけられた。
真空と風の刃を打ちつけられた地面には大きなクレーターが穿たれ、膨大な土煙と礫片が辺りに舞い散る。
――が、舞い散ったものの中に、うら若き美女の肉片は含まれていない。
「……貴方、大振りし過ぎなのよ。刃が振り下ろされる前に、懐に入り込んでしまう事は難しくないわ。そして、入り込んでしまえば、至極安全……荒れ狂う台風でも、目の中は静かでしょ? それと同じ」
ラシーヴァの胸の中に飛び込んだマイスは、艶やかに微笑んだ。
彼女の周囲で、真空の刃に裁ち切られた金色の髪が数本、光を反射してキラキラと光る。
ラシーヴァは、その幻想的な光に思わず目を奪われた。
と――、
「……じゃあ、これから、債権回収に移りますね」
「――さ、債権回しゅ――ウゴッ!」
耳元で囁かれた甘い言葉にオウム返しする暇も与えられぬまま、鎧の僅かな隙間に差し込まれた強烈な貫手に、ラシーヴァの身体はくの字に折れた。
「――まず。今のは、貴方にしつこく言い寄られて、怖い思いをしたシーリカちゃんの分」
「グフッ!」
くの字に折れて下がった顎を、長杖が思い切りかち上げる。
「これは、さっき痛めつけられたイクサくんの分!」
「ブフッ!」
無防備になった鳩尾に、長杖の苛烈な突きが打ち込まれる。
「これは、ボロボロにされた私の服の分!」
後方に吹き飛び、たたらを踏んだラシーヴァの肩口に、飛び上がったマイスの全体重をかけた追撃の浴びせ蹴りがめり込む。
「ついでに、今切られた私の髪の毛の分!」
ドウッと派手な音を上げて、仰向けに倒れるラシーヴァ。既に、その意識は殆ど飛んでいる。
――だが、まだ終わらない。
「……そして、これが……!」
大の字に伸びたラシーヴァが広げた足の間に立ったマイスは、その右脚を後ろに高々と振り上げる。
そして彼女は、凄惨な笑顔を満面に湛えながら、高らかに最後の債権回収を宣言した。
「貴方に壊された、ダイサリィ・アームズ&アーマーの店の分よッッ!」
次の瞬間、振り下ろされた彼女の右脚は、ラシーヴァの股間を力一杯蹴り上げた!
「――! あ――! ガ――……ッ? グ――あああぁ……?」
ラシーヴァは、カッと目を見開くや、股間を押さえて亀のように丸くなり、目から大粒の涙を流しつつ口から泡を吹いて、ピクピクと痙攣しながら、完全に気を失った。
「フーッ! スッキリしたぁ!」
ようやく気が済んだマイスが、晴れ晴れとした顔で、大きく伸びをする。――と、彼女は周囲の妙な空気を感じ取って、キョロキョロと見回し、不思議そうに首を傾げた。
「……あら? バスタラーズ様やイクサくんまで……みんな一体どうしたの?」
彼女が訝しむのも無理はない。
何故なら――周りを囲む騎士たちはもちろん、バスタラーズやイクサまでもが、皆一様に青ざめた顔で股間を押さえていたからだ――。
ラシーヴァは、信じられないものを見たという顔で、茫然と呟いた。
だが、無理もない。
自分の切り札の必殺攻撃を、目の前の小柄でしわくちゃの老人にいとも容易く防がれ、無効化されてしまったのだ。
――まるで、タチの悪い悪夢を見ているようだ。
が、茫然としているのは、彼だけではなかった。
「……おい、今の……」
「あ……あのレベルの風属性魔晶石を操れるのは……」
「――ま、まさか……あのジジイ……いや……」
周囲で事の成り行きを見ていた騎士の内、壮年の騎士の一部から、静かなどよめきと動揺の声が上がった。彼らはお互いの顔を見合わせ、当惑と狼狽の表情を浮かべる。
だが、すっかり頭に血が上ってしまったラシーヴァは、周囲の雰囲気の微妙な変化に気付かない。
「い……今のはマグレら! はまはまは! 死にかけジジイの技なろに、ほのホレの斬撃ふぁ劣るはるが無いらろう!」
そう叫ぶと、彼はもう一度、元素長剣を大上段に振りかぶり、魔晶石に雄氣を籠め始めた。
元素長剣に嵌め込まれた魔晶石が放つ緑色の光が、徐々に強くなっていく――。
それを見たバスタラーズ老人は、肩を落として、大きな溜息を吐いた。
「はぁ~、嘆かわしいのう。王国軍近衛騎士の一員ともあろう者が、今の一合を以てしても、彼我の実力の差を知覚できんのか……」
そう呟くと、手にした長杖を再び構える。
が、そんな彼に、鈴のように涼やかな響きの声がかけられた。
「――バスタラーズ様。宜しければ、最後は私に譲って頂けません?」
「む――?」
マイスに肩を叩かれたバスタラーズは、ムッとした表情で振り返る。
「お嬢ちゃん、心配は無用じゃぞ。ワシャ、まだまだ介護される程弱ってはおら――」
「いえいえ、そういう事ではなくて」
マイスは、柔らかな微笑みを浮かべて言った。
「私も、商人の端くれ。今回の件では色々と貸しがあるので、少しでも回収したいなぁ……と思いまして、ね」
そう言って、お転婆娘のような、底意地の悪い笑顔を浮かべるマイス。
そんな彼女の言葉を耳にして、思わず呆気に取られたバスタラーズだったが、
「……ぶ、ブハハハハハッ! 貸しか! 確かにそうじゃの! それはキッチリと回収せんとな!」
呵々大笑すると、持っていた長杖をマイスに返した。
「お嬢ちゃん、その意気や良し! 利子も付けて、キッチリ取り立ててこい!」
「ありがとうございます。そうしますね」
マイスは、ニッコリと老人に笑い返し、一歩前に出る。
その時、
「ま……マイスさんっ! 危険です!」
という、彼女の部下の必死な声が上がる。
自分の事を心から気遣う青年の言葉を背中に受けた彼女は、思わず口元を綻ばせた。
「――イクサくん、大丈夫よ。貴方の貸しも、まとめて回収してあげるからね!」
彼女は背中越しにそう告げると、マイスはゆったりとした所作で長杖を構える。
同時に、ラシーヴァの振り上げた元素長剣の魔晶石が、一際強烈な緑の光を放った。雄氣の充填が完了した証だ。
ラシーヴァの、狂暴な光を宿した目が、クワッと見開かれる。
「死ねエエエエエッ!」
彼は絶叫しながら、元素長剣の柄を一層固く握りしめ、力の限りに振り下ろした。
刹那、刃の周囲に真空の空間が発生し、空間に弾かれた空気は猛烈な旋風となる。
元素長剣の刃を受けようとすれば、真空の刃に切り刻まれ、避けようと身を翻せば、荒れ狂う猛風によって、為す術もなく撹拌される……。どちらを選んでも、大怪我かそれ以上は避けられない――!
が、それに対するマイスの判断は迅速だった。
彼女は、猫のように背中を丸めると、音も無く地を蹴った――真っ直ぐ前へ。つまり、剣を振り下ろすラシーヴァの胸の中へ――!
ラシーヴァの目が、今度は驚愕で見開かれる。
元素長剣の刃が地に叩きつけられた。
真空と風の刃を打ちつけられた地面には大きなクレーターが穿たれ、膨大な土煙と礫片が辺りに舞い散る。
――が、舞い散ったものの中に、うら若き美女の肉片は含まれていない。
「……貴方、大振りし過ぎなのよ。刃が振り下ろされる前に、懐に入り込んでしまう事は難しくないわ。そして、入り込んでしまえば、至極安全……荒れ狂う台風でも、目の中は静かでしょ? それと同じ」
ラシーヴァの胸の中に飛び込んだマイスは、艶やかに微笑んだ。
彼女の周囲で、真空の刃に裁ち切られた金色の髪が数本、光を反射してキラキラと光る。
ラシーヴァは、その幻想的な光に思わず目を奪われた。
と――、
「……じゃあ、これから、債権回収に移りますね」
「――さ、債権回しゅ――ウゴッ!」
耳元で囁かれた甘い言葉にオウム返しする暇も与えられぬまま、鎧の僅かな隙間に差し込まれた強烈な貫手に、ラシーヴァの身体はくの字に折れた。
「――まず。今のは、貴方にしつこく言い寄られて、怖い思いをしたシーリカちゃんの分」
「グフッ!」
くの字に折れて下がった顎を、長杖が思い切りかち上げる。
「これは、さっき痛めつけられたイクサくんの分!」
「ブフッ!」
無防備になった鳩尾に、長杖の苛烈な突きが打ち込まれる。
「これは、ボロボロにされた私の服の分!」
後方に吹き飛び、たたらを踏んだラシーヴァの肩口に、飛び上がったマイスの全体重をかけた追撃の浴びせ蹴りがめり込む。
「ついでに、今切られた私の髪の毛の分!」
ドウッと派手な音を上げて、仰向けに倒れるラシーヴァ。既に、その意識は殆ど飛んでいる。
――だが、まだ終わらない。
「……そして、これが……!」
大の字に伸びたラシーヴァが広げた足の間に立ったマイスは、その右脚を後ろに高々と振り上げる。
そして彼女は、凄惨な笑顔を満面に湛えながら、高らかに最後の債権回収を宣言した。
「貴方に壊された、ダイサリィ・アームズ&アーマーの店の分よッッ!」
次の瞬間、振り下ろされた彼女の右脚は、ラシーヴァの股間を力一杯蹴り上げた!
「――! あ――! ガ――……ッ? グ――あああぁ……?」
ラシーヴァは、カッと目を見開くや、股間を押さえて亀のように丸くなり、目から大粒の涙を流しつつ口から泡を吹いて、ピクピクと痙攣しながら、完全に気を失った。
「フーッ! スッキリしたぁ!」
ようやく気が済んだマイスが、晴れ晴れとした顔で、大きく伸びをする。――と、彼女は周囲の妙な空気を感じ取って、キョロキョロと見回し、不思議そうに首を傾げた。
「……あら? バスタラーズ様やイクサくんまで……みんな一体どうしたの?」
彼女が訝しむのも無理はない。
何故なら――周りを囲む騎士たちはもちろん、バスタラーズやイクサまでもが、皆一様に青ざめた顔で股間を押さえていたからだ――。
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