鏡花水月

味噌焼きそば

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第4章 連戦

第10話 【影】に潜む悪夢

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アジト

ボス「…レーダーの能力は知っているな?無干渉境界世界を創り、その中にいる【もの】の性別、年齢、【能力者かどうか】などが分かる。」

ボス「【それ】を使ってもらい、最上家、その近所に能力者が居るか調べてもらった。」

ボス「その結果、「最上 泰斗」、「鍵ノ内 聡」が能力者だと分かった。」

???男1「その「鍵ノ内 聡」ってのは誰なんだよ?」

ボス「…ただのおっさんだ。しかし、そいつが経営している骨董品屋にも【能力を引き出す剣】がある事が分かっている。」

ボス「…話を戻す。【最上 泰斗】が能力者だと分かった以上、ただ【剣】を奪ったとしても、【最上 泰斗】が取り戻しに来る可能性がかなり高い。その為、目的を【剣の強奪】から【最上 泰斗の殺害】に変更したのだ。」

???男2「成程…そういうことか…。それが分かった以上、私が動かざるをえんな。」

ボス「…ああ、頼む。」

最上家 午後10時ごろ

泰斗「そんじゃ、おやすみ」

祖父「おお。おやすみ。」


ガチャ

バサァ…

泰斗「よし、寝よ…」

ブオン…

泰斗「!?」

泰斗(これは…多分…!)

スッ!

???男2「そう、【境界世界】さ。フフフ…」

泰斗「お前…!なんでこんな所に!?」

???男2「【境界世界】の能力さ…。」

???男2「どうせお前は勝てないから言ってやるよ…俺の能力は【境界世界内の影を自由に移動出来る能力】さ!!」
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