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声-コエ-
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すると案の定質問が来た。
「清さん珍しい名前だね。なんて呼ぼうか。今までなんて呼ばれてた?」
「そうですね。前の会社は男の人ばかりでしたので清くんって呼ばれてましたね。」
「そうなんだね。そーだね。まぁ考えておくよ(笑)あっ趣味とかあるの?」
「趣味ですか?趣味と言えるほどではありませんがいろんなアプリで動画を見ることですね。最近はプロジェクターが欲しいって凄い感じてます。」
「プロジェクター!いいね!」
「あっ恵さんはどうですか?」
「…」
「…!???」
初めて聞く声と
下の名前で呼ばれたことに対して
反応出来ずにいた。
なんとも言えない声。ほんのり耳に残ってしまう声。
「おっいいね~上田くん。ナイスだね。そうだね、恵さんでいいかな?
上田くんは毎回、新人研修行ってるからコミュニケーション抜群なんだよ。頼ってあげてね。」
突然下の名前に決めるのはコミュニケーションというのか何なのか、とりあえずノリのいい上司だということは伝わった。
なんとも言えない声、耳に残る声だった。
「清さん珍しい名前だね。なんて呼ぼうか。今までなんて呼ばれてた?」
「そうですね。前の会社は男の人ばかりでしたので清くんって呼ばれてましたね。」
「そうなんだね。そーだね。まぁ考えておくよ(笑)あっ趣味とかあるの?」
「趣味ですか?趣味と言えるほどではありませんがいろんなアプリで動画を見ることですね。最近はプロジェクターが欲しいって凄い感じてます。」
「プロジェクター!いいね!」
「あっ恵さんはどうですか?」
「…」
「…!???」
初めて聞く声と
下の名前で呼ばれたことに対して
反応出来ずにいた。
なんとも言えない声。ほんのり耳に残ってしまう声。
「おっいいね~上田くん。ナイスだね。そうだね、恵さんでいいかな?
上田くんは毎回、新人研修行ってるからコミュニケーション抜群なんだよ。頼ってあげてね。」
突然下の名前に決めるのはコミュニケーションというのか何なのか、とりあえずノリのいい上司だということは伝わった。
なんとも言えない声、耳に残る声だった。
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