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第一章 レッツゴー!異世界
第一話 日常
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''萌江谷高等学校''
それは、ど田舎でも都会でもない中途半端な土地にそびえ立つ高校だ。
そんな学校の生徒である俺の名前は''木本 御太郎''
一部の輩は俺のことをキモオタと呼ぶが、オタクは別に悪い事ではないのでござるよ。
(拙者はアニメオタクなのであります!)
そもそも''オタク''というのはエキスパートな人を指す言葉なのでs(以下略)
というか俺はキモくない。
ただ腹がちょっとでてて、一見''だるま''にみえるだけだ!!
今日は月曜日、まあ学校に行かなければいけないのだが非常にダルい。
なぜかって?それは、部活の朝練があるからだ。
俺は''同人部''(オタサーのようなもの)に所属しているのだが、なぜか朝練として
グラウンド10周とかいう地獄のような事をしなければならない。
これっておかしいよな?だって文化部だぜ……
朝6:30分になった。俺の家は学校からかなり遠い所にあるのでそろそろ出発しなければいけない。(朝練が7:30から開始しやがる)
ギュルルルルルルゥ
制服に着替えて、荷物を持った所で俺は身体の異変に気付いた。
「腹が痛ぇ!!!!!!」
それはまるで、膨張性のある怪物が出口のない密室を内側から破壊しようとしているようだった。
「これはww催してきましたなwww」
制服を脱ぎ散らかして光の速さでトイレに駆け込んだ俺は、
やけに生暖かい便座に尻をのせ、怪物を放出した。
最高だぜ。(汚い)
しかし、その後俺はありえないことに気付いてしまう…
「尻が便器から離れないのだが…w」
なんと、便器が強力接着剤を塗られた訳でもないのにくっついたのだ。
こんなことがありえるのか?ギャグ漫画でもあるまいし…
とにかく俺はこの状況を打破したい。何か…何かいい方法は!?
「……トイレレバーを回すのです」
ビクッ!?なんだいまの声は…俺の声じゃないぞ。
まさか神の声か?いや、そんなはずはない…(三次元じゃありえませんな。)
まあ解決策が他に無いし、言われた通りトイレレバーをまわしてみるぜ。
ドバードバー
水が流れる。しかし、尻は離れない!!
「やはり空耳でしたな。神の声なんて、なろう系ラノベでしか聞くことができませんからなw」
………そのはずだった。
俺の意識が薄れはじめていく、脳みそが溶けていっているような感覚だ。
やがて視界がぼやけてきた。俺の視力は悪いが関係ない。
だんだん暗くなっていく…
俺はいままでに体験したことのない恐怖が全身に網羅され、ついに意識が途絶えた。
暗い暗い闇の底、ここは恐らく俺の脳内だ。
なにも見えない…しかし、何もしないというのも癪なのでとりあえず歩いてみた。
「暗いンゴwホラゲ展開やめちくりw」
数分ほど歩いていると、一筋の光が!!!
出口だ、出口を発見したぞ!!俺は手を突っ込んだ。
ピカー(←凄く激しい光)
眩しいフラッシュが俺の目を襲った。さっきから暗くなったり光ったり目に悪すぎるぞ。
だんだんと、周りの景色が見えてきた。
雲一つない青い空。
草木生い茂る広大な平原。
角が生えてたりする生物。
どう考えても日本で見られる景色ではなかった。Goo○leマップでも見たことがない。つまり此処は…
「''異世界''…………!?」
ぶっちゃけビビったよ。異世界って事はつまり''二次元''だ。(暴論)
俺はあろうことかアニメやゲームの世界に来てしまった…という事になる。
「うれしすぎる…俺はここで本当の人生を歩むぞ!!!!」
とはいっても一人じゃ不安だし、怖いから街を捜すことにする。二次元なんだから、頼りになる''美少女戦士''も居るだろうという浅い考えだ。(デュフフw)
俺は期待に溢れた気持ちで冒険への一歩を踏み出した。
それは、ど田舎でも都会でもない中途半端な土地にそびえ立つ高校だ。
そんな学校の生徒である俺の名前は''木本 御太郎''
一部の輩は俺のことをキモオタと呼ぶが、オタクは別に悪い事ではないのでござるよ。
(拙者はアニメオタクなのであります!)
そもそも''オタク''というのはエキスパートな人を指す言葉なのでs(以下略)
というか俺はキモくない。
ただ腹がちょっとでてて、一見''だるま''にみえるだけだ!!
今日は月曜日、まあ学校に行かなければいけないのだが非常にダルい。
なぜかって?それは、部活の朝練があるからだ。
俺は''同人部''(オタサーのようなもの)に所属しているのだが、なぜか朝練として
グラウンド10周とかいう地獄のような事をしなければならない。
これっておかしいよな?だって文化部だぜ……
朝6:30分になった。俺の家は学校からかなり遠い所にあるのでそろそろ出発しなければいけない。(朝練が7:30から開始しやがる)
ギュルルルルルルゥ
制服に着替えて、荷物を持った所で俺は身体の異変に気付いた。
「腹が痛ぇ!!!!!!」
それはまるで、膨張性のある怪物が出口のない密室を内側から破壊しようとしているようだった。
「これはww催してきましたなwww」
制服を脱ぎ散らかして光の速さでトイレに駆け込んだ俺は、
やけに生暖かい便座に尻をのせ、怪物を放出した。
最高だぜ。(汚い)
しかし、その後俺はありえないことに気付いてしまう…
「尻が便器から離れないのだが…w」
なんと、便器が強力接着剤を塗られた訳でもないのにくっついたのだ。
こんなことがありえるのか?ギャグ漫画でもあるまいし…
とにかく俺はこの状況を打破したい。何か…何かいい方法は!?
「……トイレレバーを回すのです」
ビクッ!?なんだいまの声は…俺の声じゃないぞ。
まさか神の声か?いや、そんなはずはない…(三次元じゃありえませんな。)
まあ解決策が他に無いし、言われた通りトイレレバーをまわしてみるぜ。
ドバードバー
水が流れる。しかし、尻は離れない!!
「やはり空耳でしたな。神の声なんて、なろう系ラノベでしか聞くことができませんからなw」
………そのはずだった。
俺の意識が薄れはじめていく、脳みそが溶けていっているような感覚だ。
やがて視界がぼやけてきた。俺の視力は悪いが関係ない。
だんだん暗くなっていく…
俺はいままでに体験したことのない恐怖が全身に網羅され、ついに意識が途絶えた。
暗い暗い闇の底、ここは恐らく俺の脳内だ。
なにも見えない…しかし、何もしないというのも癪なのでとりあえず歩いてみた。
「暗いンゴwホラゲ展開やめちくりw」
数分ほど歩いていると、一筋の光が!!!
出口だ、出口を発見したぞ!!俺は手を突っ込んだ。
ピカー(←凄く激しい光)
眩しいフラッシュが俺の目を襲った。さっきから暗くなったり光ったり目に悪すぎるぞ。
だんだんと、周りの景色が見えてきた。
雲一つない青い空。
草木生い茂る広大な平原。
角が生えてたりする生物。
どう考えても日本で見られる景色ではなかった。Goo○leマップでも見たことがない。つまり此処は…
「''異世界''…………!?」
ぶっちゃけビビったよ。異世界って事はつまり''二次元''だ。(暴論)
俺はあろうことかアニメやゲームの世界に来てしまった…という事になる。
「うれしすぎる…俺はここで本当の人生を歩むぞ!!!!」
とはいっても一人じゃ不安だし、怖いから街を捜すことにする。二次元なんだから、頼りになる''美少女戦士''も居るだろうという浅い考えだ。(デュフフw)
俺は期待に溢れた気持ちで冒険への一歩を踏み出した。
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