彼女のdiary

べいかー

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追憶 二

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 それを読んで優は、史香に告白した時のことを、思い出した。その時優は、史香への告白を控え、どんな格好で、史香と待ち合わせをしているレストランまで行こうか考え、散々迷った挙げ句、きめ過ぎず、カジュアル過ぎずの服装にしようとした。そして、グレーのテイラードジャケットに、白のカットソー、そしてそれに濃紺のデニムパンツを合わせて、優なりの勝負服を完成させた。
 また、優は今でも、その時の史香の服装を覚えている。史香は、日記に書いてあったブルーのブラウスに、白のスカートを合わせ、また少し高めのヒールのパンプスを履いていた。そして、普段なら少し幼く、そして可愛らしく見える史香であったが、この日はそんな服装のため、優に、いつもより大人っぽい印象を与えていた。
 しかし、優は史香の日記を読むまで、史香の方も、優の告白に備え、勝負服を着ていた、ということは知らなかった。そして、そのことを知って優は、とても嬉しくなった。
「どうせなら、教えてくれても良かったのにな。」
優は、そんなことも思った。
 そして優は、次のページをめくった。
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