4 / 22
「届かない手」
しおりを挟む
王宮からの召喚状が届いたのは、朝食の途中だった。
差出人は王太子直属の侍従長。
文面は丁寧だが、拒否権のない類の招待だった。
カイルはパンを置いた。
食欲が消えていた。
ゲームの知識が、頭の中で警鐘を鳴らしている。
王太子がリゼットへの婚約を要求するイベント。
本来は第3章で起きるはずだった。
今はまだ第2章の時間軸だ。
だがカイルが先に婚約を成立させたことで、前倒しになっている。
補正が、物語を元の軌道に押し戻そうとしているのだ。
カイルは召喚状を畳み、上着の内ポケットに入れた。
指先が冷たい。
ゲームの知識では、このイベントには三つの選択肢がある。
一つ目、王太子の要求を受け入れる。
論外だ。
二つ目、別の有力貴族を後ろ盾に交渉する。
辺境伯家にそんな人脈はない。
三つ目、王太子の弱みを突いて撤回させる。
ゲームでは王太子の側近に不正がある。
だがそれは第4章で発覚するイベントだ。今はまだ証拠がない。
どの選択肢も、使えない。
王宮の謁見の間は、白と金で塗り固められた空間だった。
高い天井から魔法灯の光が降り注ぎ、影というものが存在しない。
すべてが明るく、すべてが見られている。
逃げ場のない部屋だ。
王太子エドワード・レイフォードは、玉座の三段下に立っていた。
金髪に青い瞳。絵に描いたような美丈夫。
ゲームの攻略対象第一号。
その笑顔は完璧で、だからこそ温度がなかった。
リゼットは既に到着していた。
白い礼装に身を包み、壁のように表情を消している。
カイルと目が合った。
ほんの一瞬だけ、リゼットの視線がカイルの唇の傷痕に触れた。
「辺境伯家の次男、カイル・ヴェストリア。よく来てくれた」
王太子の声は柔らかく、よく通った。
好意的な響き。
だがカイルの耳には、猫が鼠に語りかける声に聞こえた。
「クロムウェル公爵令嬢との婚約の件、耳にしたよ。辺境の家が公爵家と縁を結ぶとは、なかなかの度胸だ」
「恐れ入ります、殿下」
「だが困ったことがある」
王太子が一歩、前に出た。
笑みは消えていない。
「リゼット・クロムウェルには、私から婚約を申し入れる予定だった」
謁見の間の空気が固まった。
控えていた文官たちの呼吸が止まる。
王太子からの婚約申し入れ。
それは命令と同義だ。
「辺境伯家の婚約は、私の計画より先に成立してしまった。これは少々、困る」
困る。
その一言の裏に、どれほどの圧力が込められているか。
カイルの膝が震えた。
だが立っている。まだ立っていられる。
頭の中でゲームの知識を回す。
回避策。回避策。
王太子の弱みはまだ使えない。
有力貴族の後ろ盾もない。
正面からの拒否は、辺境伯家ごと潰される。
何もない。
手札が、一枚もない。
「殿下。婚約の撤回を、お求めでしょうか」
カイルの声が、自分の耳に届いた。
思ったより落ち着いている。
身体の震えと、声の平静が噛み合わない。
「求めてはいないよ。ただ、再考を促しているだけだ」
再考。
その言葉の意味は明白だった。
自分から降りろ、と言っている。
カイルはリゼットを見た。
リゼットは正面を向いたまま動かない。
だがその手が、スカートの布地を握りしめていた。
あの夜と同じだ。
震えを隠そうとしている。
ゲームの知識は使えない。
権威も武力もない。
回避策は全滅だ。
なら、もう手札がないまま戦うしかない。
「殿下」
カイルは一歩、前に出た。
膝の震えは止まらなかった。
だが声は出た。
「リゼット・クロムウェルは、俺の婚約者です」
謁見の間が静まり返った。
「俺」という一人称が、王宮の空気を裂いた。
礼儀を逸脱している。
わかっている。
だが今、取り繕う余裕はなかった。
「辺境伯家の名において、この婚約を撤回する意思はありません」
王太子の目が、初めてカイルを「見た」。
値踏みではない。
敵意でもない。
興味だ。
虫眼鏡で蟻を覗くような、残酷な好奇心。
「ほう」
一言だった。
それだけで、カイルの全身に圧がかかった。
魔力ではない。
この国の頂点に立つ者の、純粋な存在感だ。
「辺境伯家の次男が、王室に逆らうと?」
「逆らうのではありません。既にある婚約を守ると申し上げているだけです」
「面白い」
王太子が笑った。
穏やかで、美しい笑顔だった。
「だが、辺境伯家の名では荷が重いだろう。この件、改めて公式に検討させてもらう」
それは猶予であり、同時に宣告だった。
次に呼び出されたとき、逃げ場はない。
辺境伯家の権威では、王室の正式な要求を跳ね返すことは不可能だ。
謁見の間を出た廊下で、カイルは壁に手をついた。
膝から力が抜ける。
汗が背中を伝い、シャツに染みていた。
時間を稼いだだけだ。
何も解決していない。
「カイル・ヴェストリア」
振り返ると、リゼットが立っていた。
白い礼装が、窓からの光を受けて輪郭を滲ませている。
「あなた、王太子殿下に『俺の婚約者だ』と言いましたわね」
「……言った」
「王宮で、王太子の前で、『俺』」
「……すまない。緊張して敬語が飛んだ」
リゼットの唇が、かすかに動いた。
笑ったのか。
いや、わからない。
一瞬のことで、すぐに元の無表情に戻った。
「時間稼ぎにはなりましたわ。でも次がない」
「わかってる」
「辺境伯家の権威では、王室には勝てない。それもわかっているのでしょう」
「ああ」
カイルは後頭部を掻いた。
左手は、今度は手首を掴まなかった。
嘘をついていないからだ。
「だから、ルールの外を探す」
「ルールの外?」
「王太子より上の正当性がどこかにある。法か、慣例か、先例か。必ずある」
リゼットはしばらくカイルを見つめていた。
それから小さく息を吐いた。
「あなたは本当に、無謀なお方ですわ」
踵を返しかけて、足を止めた。
「……古い王室法典なら、うちの書庫にありますわ」
カイルは顔を上げた。
「明日、来なさい。書庫を開けてあげます」
リゼットは振り返らずに歩き去った。
その背中は真っ直ぐで、一度も揺れなかった。
カイルは廊下に一人残された。
窓の外で、王都の空に雲が広がり始めていた。
拳を握る。
手札はゼロだった。
だが今、一枚だけ増えた。
差出人は王太子直属の侍従長。
文面は丁寧だが、拒否権のない類の招待だった。
カイルはパンを置いた。
食欲が消えていた。
ゲームの知識が、頭の中で警鐘を鳴らしている。
王太子がリゼットへの婚約を要求するイベント。
本来は第3章で起きるはずだった。
今はまだ第2章の時間軸だ。
だがカイルが先に婚約を成立させたことで、前倒しになっている。
補正が、物語を元の軌道に押し戻そうとしているのだ。
カイルは召喚状を畳み、上着の内ポケットに入れた。
指先が冷たい。
ゲームの知識では、このイベントには三つの選択肢がある。
一つ目、王太子の要求を受け入れる。
論外だ。
二つ目、別の有力貴族を後ろ盾に交渉する。
辺境伯家にそんな人脈はない。
三つ目、王太子の弱みを突いて撤回させる。
ゲームでは王太子の側近に不正がある。
だがそれは第4章で発覚するイベントだ。今はまだ証拠がない。
どの選択肢も、使えない。
王宮の謁見の間は、白と金で塗り固められた空間だった。
高い天井から魔法灯の光が降り注ぎ、影というものが存在しない。
すべてが明るく、すべてが見られている。
逃げ場のない部屋だ。
王太子エドワード・レイフォードは、玉座の三段下に立っていた。
金髪に青い瞳。絵に描いたような美丈夫。
ゲームの攻略対象第一号。
その笑顔は完璧で、だからこそ温度がなかった。
リゼットは既に到着していた。
白い礼装に身を包み、壁のように表情を消している。
カイルと目が合った。
ほんの一瞬だけ、リゼットの視線がカイルの唇の傷痕に触れた。
「辺境伯家の次男、カイル・ヴェストリア。よく来てくれた」
王太子の声は柔らかく、よく通った。
好意的な響き。
だがカイルの耳には、猫が鼠に語りかける声に聞こえた。
「クロムウェル公爵令嬢との婚約の件、耳にしたよ。辺境の家が公爵家と縁を結ぶとは、なかなかの度胸だ」
「恐れ入ります、殿下」
「だが困ったことがある」
王太子が一歩、前に出た。
笑みは消えていない。
「リゼット・クロムウェルには、私から婚約を申し入れる予定だった」
謁見の間の空気が固まった。
控えていた文官たちの呼吸が止まる。
王太子からの婚約申し入れ。
それは命令と同義だ。
「辺境伯家の婚約は、私の計画より先に成立してしまった。これは少々、困る」
困る。
その一言の裏に、どれほどの圧力が込められているか。
カイルの膝が震えた。
だが立っている。まだ立っていられる。
頭の中でゲームの知識を回す。
回避策。回避策。
王太子の弱みはまだ使えない。
有力貴族の後ろ盾もない。
正面からの拒否は、辺境伯家ごと潰される。
何もない。
手札が、一枚もない。
「殿下。婚約の撤回を、お求めでしょうか」
カイルの声が、自分の耳に届いた。
思ったより落ち着いている。
身体の震えと、声の平静が噛み合わない。
「求めてはいないよ。ただ、再考を促しているだけだ」
再考。
その言葉の意味は明白だった。
自分から降りろ、と言っている。
カイルはリゼットを見た。
リゼットは正面を向いたまま動かない。
だがその手が、スカートの布地を握りしめていた。
あの夜と同じだ。
震えを隠そうとしている。
ゲームの知識は使えない。
権威も武力もない。
回避策は全滅だ。
なら、もう手札がないまま戦うしかない。
「殿下」
カイルは一歩、前に出た。
膝の震えは止まらなかった。
だが声は出た。
「リゼット・クロムウェルは、俺の婚約者です」
謁見の間が静まり返った。
「俺」という一人称が、王宮の空気を裂いた。
礼儀を逸脱している。
わかっている。
だが今、取り繕う余裕はなかった。
「辺境伯家の名において、この婚約を撤回する意思はありません」
王太子の目が、初めてカイルを「見た」。
値踏みではない。
敵意でもない。
興味だ。
虫眼鏡で蟻を覗くような、残酷な好奇心。
「ほう」
一言だった。
それだけで、カイルの全身に圧がかかった。
魔力ではない。
この国の頂点に立つ者の、純粋な存在感だ。
「辺境伯家の次男が、王室に逆らうと?」
「逆らうのではありません。既にある婚約を守ると申し上げているだけです」
「面白い」
王太子が笑った。
穏やかで、美しい笑顔だった。
「だが、辺境伯家の名では荷が重いだろう。この件、改めて公式に検討させてもらう」
それは猶予であり、同時に宣告だった。
次に呼び出されたとき、逃げ場はない。
辺境伯家の権威では、王室の正式な要求を跳ね返すことは不可能だ。
謁見の間を出た廊下で、カイルは壁に手をついた。
膝から力が抜ける。
汗が背中を伝い、シャツに染みていた。
時間を稼いだだけだ。
何も解決していない。
「カイル・ヴェストリア」
振り返ると、リゼットが立っていた。
白い礼装が、窓からの光を受けて輪郭を滲ませている。
「あなた、王太子殿下に『俺の婚約者だ』と言いましたわね」
「……言った」
「王宮で、王太子の前で、『俺』」
「……すまない。緊張して敬語が飛んだ」
リゼットの唇が、かすかに動いた。
笑ったのか。
いや、わからない。
一瞬のことで、すぐに元の無表情に戻った。
「時間稼ぎにはなりましたわ。でも次がない」
「わかってる」
「辺境伯家の権威では、王室には勝てない。それもわかっているのでしょう」
「ああ」
カイルは後頭部を掻いた。
左手は、今度は手首を掴まなかった。
嘘をついていないからだ。
「だから、ルールの外を探す」
「ルールの外?」
「王太子より上の正当性がどこかにある。法か、慣例か、先例か。必ずある」
リゼットはしばらくカイルを見つめていた。
それから小さく息を吐いた。
「あなたは本当に、無謀なお方ですわ」
踵を返しかけて、足を止めた。
「……古い王室法典なら、うちの書庫にありますわ」
カイルは顔を上げた。
「明日、来なさい。書庫を開けてあげます」
リゼットは振り返らずに歩き去った。
その背中は真っ直ぐで、一度も揺れなかった。
カイルは廊下に一人残された。
窓の外で、王都の空に雲が広がり始めていた。
拳を握る。
手札はゼロだった。
だが今、一枚だけ増えた。
3
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
親友面した女の巻き添えで死に、転生先は親友?が希望した乙女ゲーム世界!?転生してまでヒロイン(お前)の親友なんかやってられるかっ!!
音無砂月
ファンタジー
親友面してくる金持ちの令嬢マヤに巻き込まれて死んだミキ
生まれ変わった世界はマヤがはまっていた乙女ゲーム『王女アイルはヤンデレ男に溺愛される』の世界
ミキはそこで親友である王女の親友ポジション、レイファ・ミラノ公爵令嬢に転生
一緒に死んだマヤは王女アイルに転生
「また一緒だねミキちゃん♡」
ふざけるなーと絶叫したいミキだけど立ちはだかる身分の差
アイルに転生したマヤに振り回せながら自分の幸せを掴む為にレイファ。極力、乙女ゲームに関わりたくないが、なぜか攻略対象者たちはヒロインであるアイルではなくレイファに好意を寄せてくる。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
前世ブラックOLの私が転生したら悪役令嬢でした
タマ マコト
ファンタジー
過労で倒れたブラック企業勤めのOLは、目を覚ますと公爵令嬢アーデルハイトとして転生していた。しかも立場は“断罪予定の悪役令嬢”。だが彼女は恋愛や王子の愛を選ばず、社交界を「市場」と見抜く。王家の財政が危ういことを察知し、家の莫大な資産と金融知識を武器に“期限付き融資”という刃を突きつける。理想主義の王太子と衝突しながらも、彼女は決意する――破滅を回避するためではない。国家の金脈を握り、国そのものを立て直すために。悪役令嬢の経済戦争が、静かに幕を開ける。
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる