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第2章
〜決断〜 #13
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「どういうこと?」
「長期出張ってやつだ。数年はこっちに戻れない。」
「海外って、どこなの?」
「アメリカのワシントン。」
「アメリカ...」
「それで、日向はどうする?」
「どうするって?」
「残るか、それとも一緒に行くかだ。」
「お母さんは?」
「日向の選択にもよるけど一緒に行く気でいるわ。」
「そうなんだ。」
「進路もあるし、大事な時期に悪いんだが、どうにか考えてみてほしい。」
「卒業は?みんなと一緒に卒業。」
「できないと思う。。」
逃げ出したかった。颯太のことから。どこかモヤモヤするこの気持ちをぶった切ってしまいたい。
『それは大丈夫。彼、私の事好きだって。』
この言葉が脳内で何回もループしている。
気づけば海外に行く気になってた。
それに向こうに行けば合理的に海外留学ということになるのではないか。。
でも、卒業出来ないなんて。。
「おーはよっ!」
「あぁ、おはよう綾芽。」
「あれ、元気ない?どうかした?」
「あ、ううん。なんでもない。」
「そっか。。
あ、引越しするんだって?」
「えぇ!なんで!?」
「え、カマかけただけなんだけど。。」
「あ、あぁ!なんだぁー!誰のことかとびっくりしたよ!」
「あ、そっちに驚いたのねwごめんごめんw」
彼女に悟りの能力などあるわけなかった。
でも、、今相談したら、軽くなるのかな...
【廊下】
「あ、また会ったぁ~!日向くん!」
「確実に君から接触しに来てるよね?」
「接触って言い方。あと名前呼んでよ!琳って!」
「そこまで親しくなってないと思うんだけど。。」
「酷いぃ!そんな言い方しなくても...」
「あ、!ごめん。」
「ふっw鳴き真似だよw
素直なんだね君。」
あざとい。。
女という性別をフル活用している。
颯太はこういう女子がタイプなのだろうか...?
「ねぇ、少しお話しようよ。颯太に関して。」
「僕は話したくない。」
「どうして?」
「嫌なものは嫌なの。」
「可愛い。。」
「え、、?」
「なんか前から思ってたんだけど、日向くんって女の子みたいだよね?仕草とか、言葉遣いとか。言われない?」
「身近な人物に何人か...」
それが幼馴染で自分の女装にノリノリだったなんて口が裂けても言えない。。
「やっぱり!そうだよね~。
私より女子だもん。」
それはない、ありえない。
女という性別をフル活用している人間にそれだけは言われたくない。
「ねぇ、なんか私にだけ冷たくない?
村上さんと本町さんにはベットりなのに。。」
「そ、それは!幼馴染だから距離が近いんであってベットりしてるわけじゃ、、」
「そういうとこは男の子っぽいw
私にも、、ベタベタして欲しいなぁ~。。」
「あ、あの、、ごめん。
女性の身体には興味が無い人間でして、歩み寄られても一切の動揺がないのですが。。」
「なぁーんだ。
結構行ける体だと思ったのに。ショック。。
ま、また暇つぶしに話してよ!じゃっ!」
【屋上】
帰りに颯太に呼び止められた、それも手紙で。
丁度いい。こっちにも話したいこと、確認したいこと、沢山ある。
「すまん、待たせて。」
「来たね。」
「お前はRPGのボスか。仁王立ちで声張るな。」
「どうして呼び出したの?」
「あぁ。俺、琳と付き合うことにした。」
「え....?」
「だからお前にはもう迷惑はかけない。
ほんと今まですまなかった。」
「ちょ、ちょっと待って?
じゃあ、颯太は琳さんのことが好きってこと?」
「あぁ。」
「そうなんだ。」
「だから、これからh、、」
「僕にもさ、呼ばれたし話す権利あるよね?」
「え?」
「僕、海外行くことになった。」
「長期出張ってやつだ。数年はこっちに戻れない。」
「海外って、どこなの?」
「アメリカのワシントン。」
「アメリカ...」
「それで、日向はどうする?」
「どうするって?」
「残るか、それとも一緒に行くかだ。」
「お母さんは?」
「日向の選択にもよるけど一緒に行く気でいるわ。」
「そうなんだ。」
「進路もあるし、大事な時期に悪いんだが、どうにか考えてみてほしい。」
「卒業は?みんなと一緒に卒業。」
「できないと思う。。」
逃げ出したかった。颯太のことから。どこかモヤモヤするこの気持ちをぶった切ってしまいたい。
『それは大丈夫。彼、私の事好きだって。』
この言葉が脳内で何回もループしている。
気づけば海外に行く気になってた。
それに向こうに行けば合理的に海外留学ということになるのではないか。。
でも、卒業出来ないなんて。。
「おーはよっ!」
「あぁ、おはよう綾芽。」
「あれ、元気ない?どうかした?」
「あ、ううん。なんでもない。」
「そっか。。
あ、引越しするんだって?」
「えぇ!なんで!?」
「え、カマかけただけなんだけど。。」
「あ、あぁ!なんだぁー!誰のことかとびっくりしたよ!」
「あ、そっちに驚いたのねwごめんごめんw」
彼女に悟りの能力などあるわけなかった。
でも、、今相談したら、軽くなるのかな...
【廊下】
「あ、また会ったぁ~!日向くん!」
「確実に君から接触しに来てるよね?」
「接触って言い方。あと名前呼んでよ!琳って!」
「そこまで親しくなってないと思うんだけど。。」
「酷いぃ!そんな言い方しなくても...」
「あ、!ごめん。」
「ふっw鳴き真似だよw
素直なんだね君。」
あざとい。。
女という性別をフル活用している。
颯太はこういう女子がタイプなのだろうか...?
「ねぇ、少しお話しようよ。颯太に関して。」
「僕は話したくない。」
「どうして?」
「嫌なものは嫌なの。」
「可愛い。。」
「え、、?」
「なんか前から思ってたんだけど、日向くんって女の子みたいだよね?仕草とか、言葉遣いとか。言われない?」
「身近な人物に何人か...」
それが幼馴染で自分の女装にノリノリだったなんて口が裂けても言えない。。
「やっぱり!そうだよね~。
私より女子だもん。」
それはない、ありえない。
女という性別をフル活用している人間にそれだけは言われたくない。
「ねぇ、なんか私にだけ冷たくない?
村上さんと本町さんにはベットりなのに。。」
「そ、それは!幼馴染だから距離が近いんであってベットりしてるわけじゃ、、」
「そういうとこは男の子っぽいw
私にも、、ベタベタして欲しいなぁ~。。」
「あ、あの、、ごめん。
女性の身体には興味が無い人間でして、歩み寄られても一切の動揺がないのですが。。」
「なぁーんだ。
結構行ける体だと思ったのに。ショック。。
ま、また暇つぶしに話してよ!じゃっ!」
【屋上】
帰りに颯太に呼び止められた、それも手紙で。
丁度いい。こっちにも話したいこと、確認したいこと、沢山ある。
「すまん、待たせて。」
「来たね。」
「お前はRPGのボスか。仁王立ちで声張るな。」
「どうして呼び出したの?」
「あぁ。俺、琳と付き合うことにした。」
「え....?」
「だからお前にはもう迷惑はかけない。
ほんと今まですまなかった。」
「ちょ、ちょっと待って?
じゃあ、颯太は琳さんのことが好きってこと?」
「あぁ。」
「そうなんだ。」
「だから、これからh、、」
「僕にもさ、呼ばれたし話す権利あるよね?」
「え?」
「僕、海外行くことになった。」
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