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妖精の国編
無能勇者、妖精の国へ向かう
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両親、村の皆に別れを告げた後に、俺の旅は始まった。支給された所持金、最低限の装備……それから、俺の無能を戒める聖剣を背負いながら。
しかし、俺は聖剣以外にももう一本剣を持ってきている。こちらは何の変哲もない安物の剣、聖剣に比べればおもちゃのように見えてしまうこの剣を、俺が腰に差しているのには理由があった。
(俺には、アーサーみたいな資格が無い)
そう、俺は選び抜かれた勇者でも、屈強な戦士でも、超常を弄ぶ魔法使いでもない。ただの一般人、無能、数合わせに過ぎない存在……そんな男では、聖剣を鞘から抜くことすら敵わないのである。
安物と言ってしまったが、この剣は、実質丸腰に近い俺を憐れみ、王が近衛兵の剣を与えてくださったのだ。並の剣よりは丈夫だし、何よりこんなに高い剣を自分が持てている時点で異常である。
(アーサー、俺……お前の代わりになんか、なれるのかな)
陰気で、卑屈で、どうしようもないぐらいに暗い。その度に、「アーサーだったらこうだった」、「アーサーだったらこうした」などという無い物ねだりが渦を巻く。泣いても喚いても、かつての仲間は石像と成り果てた。――何のための旅なんだ、これは、お前の贖罪の旅だろうが――!
「俺は、俺は……」
「なぁにブツブツ言ってやがるんだテメェはよォ!?」
ビクゥ! 肩が震える。俺に言ったのか? そんなに俺の独り言は五月蠅く、耳障りだっただろうか? いやでも、それにしてはかなり強い言い方だなぁ……。おどおどとしていたのは、目の前の光景を認識するまでだった。
「やめて……やめて! それは、とっても大切な物なの!」
――思考が、まるでスイッチを入れるかのように切り替わる。女性の声、しかも甲高い……助けを求めている! でも、人数ではあっちの方が上。しかもでかい! 女性一人に対して二人、二対一。そんなの、そんなの……許せない!
「――っ! やめろぉ!」
腰の剣を抜き払い、俺は雄叫びを上げながら走った。男のうち一人が俺の方に気付くが、既に剣は振り下ろされ、分厚い胸板をざっくりと切り伏せた。
「がっ――は」
「兄貴! ……てめぇ!」
横薙ぎの乱暴な剛腕。当たれば骨に響くような一撃、しかしその分とてものろまな一撃でもある。的確に攻撃を見切った俺は、回避の直後に強烈なアッパーカットを叩き込んでやった。
「――」
どさりと倒れる巨漢の男。勝利に酔っている暇も無く、俺は出血し続ける男に回復の魔法をかけた。殺すことは造作も無さそうだが、それでも殺生は違う気がした。
「そいつを連れて、とっとと失せろ!」
「へっ、へい!」
弟、だろうか。少し小柄な方の男が、血が止まった兄らしき男を担いで、一目散に逃げていく……あの様子だと、少なくとも数日は悪さをしないだろう。
内心、ホッとしている自分がいた。勇者らしく衝動に任せて人を助けてしまったが、もしも相手がとても強かったら……不意打ちをする前に迎撃されていたら。と、過ぎ去ったはずの不安の種が、どうしても気になった。
だが、それよりも。なによりも優先すべき、確認するべきことが、仮にも勇者である俺には存在する。
振り返ると、そこには安堵した表情の、大きな卵を抱えた女性が腰を抜かしていた。
「だ、大丈夫……ですか? 怪我とか、無いですよね?」
◇
「危ない所を、本当にありがとうございました」
下げられた頭の深さに、思わず舌を巻いた。思わず前屈を連想するほどの位置にまで下げられた頭、品のある佇まい……あれ? そういえばこの人、見たことあるぞ?
「あの……もしかしてルファースさんですか?」
「……? あっ、もしかして腰巾着様!?」
「やっぱり! 言い方に込められた無自覚の悪意……やっぱりルファースさんだ!」
今思い出した、この人は……そもそも人間ではない。
「改めまして自己紹介を……私はルファース、妖精の国ブルテンの第二王女。あの時のブルテン、そして先ほど、二度も私をお救い頂き誠に感謝します」
彼女と会うのは、これで二度目である。まだアーサー達と旅をしていた頃、俺は一度だけブルテンを訪れ、そして救ったのだ。あの頃は確か……魔王軍の占領を受けていたんじゃなかっただろうか? なんにせよ、これで聖剣が使えるようになる確率が飛躍的に上がった。
「所で、その聖剣は……?」
「……まぁ、色々あったんですよ」
俺は、事の経緯を話した。自分が追放されたこと、追放されてからわずか一か月で彼らは魔王を打ち倒したこと。彼らが俺を追放したのは、俺を呪われた運命から外すためだったという事。――そして、今の自分は、新たな魔王を倒すべく旅をしている、勇者の代用品だという事を。
「それは……なんとも、胸が痛みます」
「いや、俺の力が及ばなかっただけです。それに……今度こそ、無能じゃないってことを証明できる機会ですし」
彼女は、薄く笑った。なんだかもの言いたげではあったが、軽く睨んでそれは黙らせた。
「……ガド殿、お救い頂いた分際だということは承知しています。ですが今は、私の願いを聞いてくださりませんか?」
「僕にできることでよければ、なんでもしますよ」
――アーサー達も、きっとそうした。
「……では、単刀直入に、要点だけをまとめて、今のブルテン……その現状をお伝えいたします」
なんだ、急に深刻そうな顔をして。いやな予感がした、俺程度が聞いてはいけない、下手に首を突っ込まない方が良い……そんな、勇者を背負った人間にあるまじき感情が、脳裏をよぎり。
「現在のブルテンは、恐ろしい男に占拠されています。――魔王軍四天王が一人、百竜軍団団長、『竜刻のベルグエル』という男に」
風が吹く、頬を撫でる冷たい風が……しかし、俺の体の芯は、それよりもなお冷たく、今もなお恐怖に凍え続けていた。
◇
『竜刻のベルグエル』。それは、誰もが一度は聞いたことのある大英雄の名だった。
魔王ゴルゴーンが現れるよりはるか昔、アルトと呼ばれる邪竜が世界を脅かしていた……並み居る屈強な戦士を皆殺しにし、他の災害の様な魔物を、赤子の手を捻るかのように殺しまわっていたのだ。
無論、邪竜アルトの脅威はゴルゴーンに匹敵する。だがしかし、それすらも殺して見せた化け物であり、かつての人類の希望と成った存在こそが、狂戦士ベルグエルなのだ。――そんな存在が、勇者としての俺の道、贖罪の術を塞いでいるのである。
「……本当に、その男はベルグエルなんでしょうか? 仮に彼だとしても、あなたがた妖精の力なら追い払う事は容易いのでは?」
突き放すような言い方。勇者のくせに、「関わりたくない」という感情がダイレクトに言葉に乗ってしまった。ルファースさんは苦い顔をした。
「……仮にも、私たち妖精の祝福を受けた者を、妖精の手では殺せません。如何に絶大な魔力を持つ我らであれど、手が出せなければ降伏の手段を取るしかないのです」
「……!」
語られていなかった真実が、絞り出されるように告げられた。それなら、大体の納得はいく。陽性の祝福を受けたという事は、それはつまり聖剣を授かった……勇者だと認められたことに等しいのである。
思考するだけで倒れそうになった。相手は想像以上の実力の持ち主だった……勝てる訳が無い、俺が。無能で役立たずが、勇者と同等かそれ以上の存在に勝てる訳が無い。
「お願いします、ガド殿。いいえ、勇者ガド殿! あなたしか、我らがブルテンを救える存在はいません! このままでは我らは、彼の率いる悪逆無道の連中に全てを奪われる! どうか、どうかお救いください!」
「っ――……」
断ろう。何なら逃げてしまいたい。勇者だという事も、背負っている剣が聖剣だという事も、全ての責任から全力で目を背けていた。いやだ、死ぬ! ベルグエルにも、彼すら従えてしまう魔王になんて勝てる訳が無い! 贖罪の手段は他にもある、それに、それに……。
『背負うか背負わないかは、お前次第だ』
「……まかせて、くださいよ」
「勇者様……?」
そうだ、何を言っているんだ俺は。俺は、託されたじゃないか……勇者を、彼が負うべきだった世界の命運を。何より俺は選んだ、安寧か地獄か……選んだのは、地獄だったじゃないか!
「俺みたいな、無能な勇者で良いのなら。――いくらでも、貴方の国の命運を背負わせていただきます」
かくして、俺の勇者としての、はじめての大仕事が決まった。――元勇者サマを、ぶっ飛ばすこと! 無謀とも、自殺行為ともとれる決断を下した俺は、混沌の渦中にいる妖精国ブルテンへと向かった。
しかし、俺は聖剣以外にももう一本剣を持ってきている。こちらは何の変哲もない安物の剣、聖剣に比べればおもちゃのように見えてしまうこの剣を、俺が腰に差しているのには理由があった。
(俺には、アーサーみたいな資格が無い)
そう、俺は選び抜かれた勇者でも、屈強な戦士でも、超常を弄ぶ魔法使いでもない。ただの一般人、無能、数合わせに過ぎない存在……そんな男では、聖剣を鞘から抜くことすら敵わないのである。
安物と言ってしまったが、この剣は、実質丸腰に近い俺を憐れみ、王が近衛兵の剣を与えてくださったのだ。並の剣よりは丈夫だし、何よりこんなに高い剣を自分が持てている時点で異常である。
(アーサー、俺……お前の代わりになんか、なれるのかな)
陰気で、卑屈で、どうしようもないぐらいに暗い。その度に、「アーサーだったらこうだった」、「アーサーだったらこうした」などという無い物ねだりが渦を巻く。泣いても喚いても、かつての仲間は石像と成り果てた。――何のための旅なんだ、これは、お前の贖罪の旅だろうが――!
「俺は、俺は……」
「なぁにブツブツ言ってやがるんだテメェはよォ!?」
ビクゥ! 肩が震える。俺に言ったのか? そんなに俺の独り言は五月蠅く、耳障りだっただろうか? いやでも、それにしてはかなり強い言い方だなぁ……。おどおどとしていたのは、目の前の光景を認識するまでだった。
「やめて……やめて! それは、とっても大切な物なの!」
――思考が、まるでスイッチを入れるかのように切り替わる。女性の声、しかも甲高い……助けを求めている! でも、人数ではあっちの方が上。しかもでかい! 女性一人に対して二人、二対一。そんなの、そんなの……許せない!
「――っ! やめろぉ!」
腰の剣を抜き払い、俺は雄叫びを上げながら走った。男のうち一人が俺の方に気付くが、既に剣は振り下ろされ、分厚い胸板をざっくりと切り伏せた。
「がっ――は」
「兄貴! ……てめぇ!」
横薙ぎの乱暴な剛腕。当たれば骨に響くような一撃、しかしその分とてものろまな一撃でもある。的確に攻撃を見切った俺は、回避の直後に強烈なアッパーカットを叩き込んでやった。
「――」
どさりと倒れる巨漢の男。勝利に酔っている暇も無く、俺は出血し続ける男に回復の魔法をかけた。殺すことは造作も無さそうだが、それでも殺生は違う気がした。
「そいつを連れて、とっとと失せろ!」
「へっ、へい!」
弟、だろうか。少し小柄な方の男が、血が止まった兄らしき男を担いで、一目散に逃げていく……あの様子だと、少なくとも数日は悪さをしないだろう。
内心、ホッとしている自分がいた。勇者らしく衝動に任せて人を助けてしまったが、もしも相手がとても強かったら……不意打ちをする前に迎撃されていたら。と、過ぎ去ったはずの不安の種が、どうしても気になった。
だが、それよりも。なによりも優先すべき、確認するべきことが、仮にも勇者である俺には存在する。
振り返ると、そこには安堵した表情の、大きな卵を抱えた女性が腰を抜かしていた。
「だ、大丈夫……ですか? 怪我とか、無いですよね?」
◇
「危ない所を、本当にありがとうございました」
下げられた頭の深さに、思わず舌を巻いた。思わず前屈を連想するほどの位置にまで下げられた頭、品のある佇まい……あれ? そういえばこの人、見たことあるぞ?
「あの……もしかしてルファースさんですか?」
「……? あっ、もしかして腰巾着様!?」
「やっぱり! 言い方に込められた無自覚の悪意……やっぱりルファースさんだ!」
今思い出した、この人は……そもそも人間ではない。
「改めまして自己紹介を……私はルファース、妖精の国ブルテンの第二王女。あの時のブルテン、そして先ほど、二度も私をお救い頂き誠に感謝します」
彼女と会うのは、これで二度目である。まだアーサー達と旅をしていた頃、俺は一度だけブルテンを訪れ、そして救ったのだ。あの頃は確か……魔王軍の占領を受けていたんじゃなかっただろうか? なんにせよ、これで聖剣が使えるようになる確率が飛躍的に上がった。
「所で、その聖剣は……?」
「……まぁ、色々あったんですよ」
俺は、事の経緯を話した。自分が追放されたこと、追放されてからわずか一か月で彼らは魔王を打ち倒したこと。彼らが俺を追放したのは、俺を呪われた運命から外すためだったという事。――そして、今の自分は、新たな魔王を倒すべく旅をしている、勇者の代用品だという事を。
「それは……なんとも、胸が痛みます」
「いや、俺の力が及ばなかっただけです。それに……今度こそ、無能じゃないってことを証明できる機会ですし」
彼女は、薄く笑った。なんだかもの言いたげではあったが、軽く睨んでそれは黙らせた。
「……ガド殿、お救い頂いた分際だということは承知しています。ですが今は、私の願いを聞いてくださりませんか?」
「僕にできることでよければ、なんでもしますよ」
――アーサー達も、きっとそうした。
「……では、単刀直入に、要点だけをまとめて、今のブルテン……その現状をお伝えいたします」
なんだ、急に深刻そうな顔をして。いやな予感がした、俺程度が聞いてはいけない、下手に首を突っ込まない方が良い……そんな、勇者を背負った人間にあるまじき感情が、脳裏をよぎり。
「現在のブルテンは、恐ろしい男に占拠されています。――魔王軍四天王が一人、百竜軍団団長、『竜刻のベルグエル』という男に」
風が吹く、頬を撫でる冷たい風が……しかし、俺の体の芯は、それよりもなお冷たく、今もなお恐怖に凍え続けていた。
◇
『竜刻のベルグエル』。それは、誰もが一度は聞いたことのある大英雄の名だった。
魔王ゴルゴーンが現れるよりはるか昔、アルトと呼ばれる邪竜が世界を脅かしていた……並み居る屈強な戦士を皆殺しにし、他の災害の様な魔物を、赤子の手を捻るかのように殺しまわっていたのだ。
無論、邪竜アルトの脅威はゴルゴーンに匹敵する。だがしかし、それすらも殺して見せた化け物であり、かつての人類の希望と成った存在こそが、狂戦士ベルグエルなのだ。――そんな存在が、勇者としての俺の道、贖罪の術を塞いでいるのである。
「……本当に、その男はベルグエルなんでしょうか? 仮に彼だとしても、あなたがた妖精の力なら追い払う事は容易いのでは?」
突き放すような言い方。勇者のくせに、「関わりたくない」という感情がダイレクトに言葉に乗ってしまった。ルファースさんは苦い顔をした。
「……仮にも、私たち妖精の祝福を受けた者を、妖精の手では殺せません。如何に絶大な魔力を持つ我らであれど、手が出せなければ降伏の手段を取るしかないのです」
「……!」
語られていなかった真実が、絞り出されるように告げられた。それなら、大体の納得はいく。陽性の祝福を受けたという事は、それはつまり聖剣を授かった……勇者だと認められたことに等しいのである。
思考するだけで倒れそうになった。相手は想像以上の実力の持ち主だった……勝てる訳が無い、俺が。無能で役立たずが、勇者と同等かそれ以上の存在に勝てる訳が無い。
「お願いします、ガド殿。いいえ、勇者ガド殿! あなたしか、我らがブルテンを救える存在はいません! このままでは我らは、彼の率いる悪逆無道の連中に全てを奪われる! どうか、どうかお救いください!」
「っ――……」
断ろう。何なら逃げてしまいたい。勇者だという事も、背負っている剣が聖剣だという事も、全ての責任から全力で目を背けていた。いやだ、死ぬ! ベルグエルにも、彼すら従えてしまう魔王になんて勝てる訳が無い! 贖罪の手段は他にもある、それに、それに……。
『背負うか背負わないかは、お前次第だ』
「……まかせて、くださいよ」
「勇者様……?」
そうだ、何を言っているんだ俺は。俺は、託されたじゃないか……勇者を、彼が負うべきだった世界の命運を。何より俺は選んだ、安寧か地獄か……選んだのは、地獄だったじゃないか!
「俺みたいな、無能な勇者で良いのなら。――いくらでも、貴方の国の命運を背負わせていただきます」
かくして、俺の勇者としての、はじめての大仕事が決まった。――元勇者サマを、ぶっ飛ばすこと! 無謀とも、自殺行為ともとれる決断を下した俺は、混沌の渦中にいる妖精国ブルテンへと向かった。
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