1 / 9
群れてる奴を見るとイライラしちまう
しおりを挟む
ながーいながーい眠りについていた俺は目を覚ますと、教室内には誰もいなかった。
「またやっちまった」と呟いたが、誰からも返答がないのでやっぱりこの教室には俺一人だけだと再認識させられた。
そう。俺は朝の一限目から六限目まで、目を覚ます事なく寝てしまっていたのだ。
さてと俺も教室からでてリア充ライフを満喫させますかと思ったが生憎そんな相手もいないし、これからだって出来る外もない。
何故なら性根が心底腐ってるから。
もう一度言おう。性根が心底腐ってるから。
まぁいいやくだらないこと考えてないで、教室から出ようとすると校庭からなにやらキャッキャと笑い声が聞こえてきた。
俺は二年生なので当然二階にいる。
まさかここまで声が聞こえてくるとは恐ろしい程の青春ライフ、いやリア充ライフ、いや人生設計・・・間違えた。
最後のは関係なかった。
俺は窓からクソリア充共を覗くと、男二人女二人で話していた。
このパターンを俺は知っている。
どちらかが付き合っているか、それともどちらとも付き合っているかどうかだ。
結局片方が付き合ってなくても、もう一人と付き合う事にどうせなるんだろうぜ。
一番最高のパターンじゃあないか。
羨ましい。
ダブルデート並びにダブル遊びじゃあないか。
俺はなるべく上からあいつらを見下し睨んでいた。
睨むだけであいつら別れねーかな。
片方が急に相手の顔にビンタするとか、起きねーかな。
起きねーよな。
このまま見てても時間の無駄だと分かり俺はその場を後にしようとしたら、教室の扉近くで同じクラスの女子生徒が俺を睨んでいた。
その視線は俺じゃあないと思い視線を反らしたが、ジーッと横目で見るとやっぱり俺を見ていた。
なんだ。
何で俺を見る。今日何か悪い事したかな···いやしてない。
俺が寝てたから思い出せないだけかも知れないが。
いつもの行動だって、別に特段変な事はしてないと思うが。
まぁ人が俺の所寄り付かないし、俺も人の所に寄り付きに行かないしな。
そんな事を気にしないように横を通ろうとすると手を広げとうせんぼされた。
「ちょ···と邪魔何ですけど?何かよう」
俺は興味がなさそうに無表情で喋った。
「あんたのその目付き苛つくんだけど!」
女はどういった表情をしているか分からないが、ただちょっと怒ってるように思う。
だって声がちょっと荒っぽいんだもん。
「目付き悪いのはしょうがないだろう」
だってこれは生まれつきなんだから。
「あんたさっきいったい何をみてた」と言うと女はクラスの窓からリア充共を覗いていた。
「こんなの見ていて楽しいの?」
俺はフフフと不適な笑みを漏らしたから自分の気持ちを相手にぶつけた。
「あー楽しいね。あいつらが早く喧嘩しないかなと思ってね。あーいうリア充している奴が、俺は一番嫌いでね。本当に早く死んでくれねーかなって思うよ」
余りにも勢い良く喋ったもんだから、少し息切れがしていた。
「いいたい事は済んだかしら?」
女は俺に振り向くと表情は何故だか余裕があり、何となく上から目線なのがムカつくぜ。
どっかの博識のおっさんが言ってただろう皆平等だと。
だからお前の見下しは間違ってる。
「あー済んだよ」
「断定出来る。あんたは間違いなく不幸になる」
人差し指を俺に指してきて、まさに犯人はお前だみたいなポーズをとっていた。
「何の根拠でお前みたいな奴に言われなくちゃいけねーんだ。この不細工野郎!」
やべー心の声がでちまったよ。
だって何の根拠があって初対面のお前にここまで言われなくちゃいけないんだよ。
「あたし以外に可愛いと思うんだけど」
確かに世間一般から見たら童顔で長い髪に足がスラッと伸びているので、可愛いとは思う。
見た目はな。
俺は見た目ではなく性格が悪いと言ってるんだ。
ごめんね言葉たらずで。
「お前よりも二次元の方が遥かに可愛いです。俺の所は逆らわないし、俺にだけ優しいし、リア充じゃないし、俺にだけあまえてくるし、とにかく最高なんだよなこれが」
ゴミをみるかのような目で俺を見てきた。
「まさか極度のオタクだったとわ。あたしもちょっと引くわ」
「別にお前に引かれようが、引かれまいが関係ない。俺はただ二次元を愛すだけさ」といい俺は教室を後にした。
家に帰るなり、速攻でジャージに着替えて俺は自分の部屋にあるパソコンを起動させた。
「ごめんね昨日は寝落ちしちゃって」
俺は答えるはずのないパソコンに話しかけていた。
だってそうすれば必ずいつかはいつかは答えてくれるような気がするから。
ただ今パソコンで遊んでいるソフトは『集まれ人間達の楽園』というどこかで聞いたフレーズだと思うが、そこは気にしないで買ってみたらこれまた面白い。
ゲームの内容は自分のアバター、要するにゲーム内の自分自身だ。
ただしプレーしてる人は男なら男アバターを女なら女のアバターをそれがこのゲームをやる上での条件になっている。
何でもこのゲームは仮想世界なのだが、アバターだけは自分自身の性別にすることによって、少しだけでもリア充気分をあじわらせてくれるような仕組みになっている。
そしてこのゲームはオンラインが繋がっており世界中の人達と交流できる。
「またやっちまった」と呟いたが、誰からも返答がないのでやっぱりこの教室には俺一人だけだと再認識させられた。
そう。俺は朝の一限目から六限目まで、目を覚ます事なく寝てしまっていたのだ。
さてと俺も教室からでてリア充ライフを満喫させますかと思ったが生憎そんな相手もいないし、これからだって出来る外もない。
何故なら性根が心底腐ってるから。
もう一度言おう。性根が心底腐ってるから。
まぁいいやくだらないこと考えてないで、教室から出ようとすると校庭からなにやらキャッキャと笑い声が聞こえてきた。
俺は二年生なので当然二階にいる。
まさかここまで声が聞こえてくるとは恐ろしい程の青春ライフ、いやリア充ライフ、いや人生設計・・・間違えた。
最後のは関係なかった。
俺は窓からクソリア充共を覗くと、男二人女二人で話していた。
このパターンを俺は知っている。
どちらかが付き合っているか、それともどちらとも付き合っているかどうかだ。
結局片方が付き合ってなくても、もう一人と付き合う事にどうせなるんだろうぜ。
一番最高のパターンじゃあないか。
羨ましい。
ダブルデート並びにダブル遊びじゃあないか。
俺はなるべく上からあいつらを見下し睨んでいた。
睨むだけであいつら別れねーかな。
片方が急に相手の顔にビンタするとか、起きねーかな。
起きねーよな。
このまま見てても時間の無駄だと分かり俺はその場を後にしようとしたら、教室の扉近くで同じクラスの女子生徒が俺を睨んでいた。
その視線は俺じゃあないと思い視線を反らしたが、ジーッと横目で見るとやっぱり俺を見ていた。
なんだ。
何で俺を見る。今日何か悪い事したかな···いやしてない。
俺が寝てたから思い出せないだけかも知れないが。
いつもの行動だって、別に特段変な事はしてないと思うが。
まぁ人が俺の所寄り付かないし、俺も人の所に寄り付きに行かないしな。
そんな事を気にしないように横を通ろうとすると手を広げとうせんぼされた。
「ちょ···と邪魔何ですけど?何かよう」
俺は興味がなさそうに無表情で喋った。
「あんたのその目付き苛つくんだけど!」
女はどういった表情をしているか分からないが、ただちょっと怒ってるように思う。
だって声がちょっと荒っぽいんだもん。
「目付き悪いのはしょうがないだろう」
だってこれは生まれつきなんだから。
「あんたさっきいったい何をみてた」と言うと女はクラスの窓からリア充共を覗いていた。
「こんなの見ていて楽しいの?」
俺はフフフと不適な笑みを漏らしたから自分の気持ちを相手にぶつけた。
「あー楽しいね。あいつらが早く喧嘩しないかなと思ってね。あーいうリア充している奴が、俺は一番嫌いでね。本当に早く死んでくれねーかなって思うよ」
余りにも勢い良く喋ったもんだから、少し息切れがしていた。
「いいたい事は済んだかしら?」
女は俺に振り向くと表情は何故だか余裕があり、何となく上から目線なのがムカつくぜ。
どっかの博識のおっさんが言ってただろう皆平等だと。
だからお前の見下しは間違ってる。
「あー済んだよ」
「断定出来る。あんたは間違いなく不幸になる」
人差し指を俺に指してきて、まさに犯人はお前だみたいなポーズをとっていた。
「何の根拠でお前みたいな奴に言われなくちゃいけねーんだ。この不細工野郎!」
やべー心の声がでちまったよ。
だって何の根拠があって初対面のお前にここまで言われなくちゃいけないんだよ。
「あたし以外に可愛いと思うんだけど」
確かに世間一般から見たら童顔で長い髪に足がスラッと伸びているので、可愛いとは思う。
見た目はな。
俺は見た目ではなく性格が悪いと言ってるんだ。
ごめんね言葉たらずで。
「お前よりも二次元の方が遥かに可愛いです。俺の所は逆らわないし、俺にだけ優しいし、リア充じゃないし、俺にだけあまえてくるし、とにかく最高なんだよなこれが」
ゴミをみるかのような目で俺を見てきた。
「まさか極度のオタクだったとわ。あたしもちょっと引くわ」
「別にお前に引かれようが、引かれまいが関係ない。俺はただ二次元を愛すだけさ」といい俺は教室を後にした。
家に帰るなり、速攻でジャージに着替えて俺は自分の部屋にあるパソコンを起動させた。
「ごめんね昨日は寝落ちしちゃって」
俺は答えるはずのないパソコンに話しかけていた。
だってそうすれば必ずいつかはいつかは答えてくれるような気がするから。
ただ今パソコンで遊んでいるソフトは『集まれ人間達の楽園』というどこかで聞いたフレーズだと思うが、そこは気にしないで買ってみたらこれまた面白い。
ゲームの内容は自分のアバター、要するにゲーム内の自分自身だ。
ただしプレーしてる人は男なら男アバターを女なら女のアバターをそれがこのゲームをやる上での条件になっている。
何でもこのゲームは仮想世界なのだが、アバターだけは自分自身の性別にすることによって、少しだけでもリア充気分をあじわらせてくれるような仕組みになっている。
そしてこのゲームはオンラインが繋がっており世界中の人達と交流できる。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる