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ファンタジーは突然に?
~2~
「俺、君の事が好きなんだ!」
シンプルだけど、嘘偽りない俺の気持ち…
握りしめた拳はじっとりと汗をかいている
いや違う!!
頭のてっぺんから足の先まで変な汗が流れ出ている
生まれて初めての告白…
俺は今日、ずっと好きだったクラスメイトの小鳥遊 楓さんを学校の昼休みに呼び出して告白した
入学式、初めて君を見た時には既に心奪われていた…
一目惚れ……
今まで人を好きになった事なんてない俺が一目惚れなんかする訳ないと思っていたけど、一目見ただけで、激しい衝撃や鼓動、勝手に赤くなる顔…
『君の事をずっと見ていたい…』
俺は君に恋をしたんだ
それから俺はずっと君を見ていた…
ずっとずっと……
春夏秋冬…
ずっと…
君に会って2年目の春、俺はついに告白した
ただ、君を見ているだけでは物足りなくなった…
君が好きな事を知ってもらいたかっただけ…
だから振られても良かった…
そうしたらまた変わらずに君を見ている生活を送るだけだから
小鳥遊さんからの返事がない…
俺にとっては一生かと思える程の長い沈黙
やっぱり告白なんて止めておけば良かった
いたたまれなくなり、俺は下を向き自分の靴を見ながら泣きそうになっている
いやもう泣いていたかもしれない…
…………………………………
………………………………
……………………
やっぱり返事がない……
これは
「陰キャが調子こいて告白なんかしてくるんじゃねぇ!」
という無言の圧力なのかな…
ああ、もうだめだ!
目から涙が溢れそう
せめて小鳥遊さんに惨めったらしく泣いている姿だけは見せたくない…
「小鳥遊さん、ごめ…」
小鳥遊さん、ごめん! さっきの事は忘れて……
そう言って走り去ろうと、俯いていた顔をあげる
「えっ?」
思わず声が出た…
目の前の小鳥遊さんは顔を真っ赤にして泣いていた…
「うれしい……」
目の前にいる俺ですらよく聞こえないとても小さな声で彼女は呟いた
あああ、神さまこれは俺の幻聴ですか?
それとも夢でも見ているのかな…
多分この瞬間が俺の中で1番幸せだったのかもしれない……
シンプルだけど、嘘偽りない俺の気持ち…
握りしめた拳はじっとりと汗をかいている
いや違う!!
頭のてっぺんから足の先まで変な汗が流れ出ている
生まれて初めての告白…
俺は今日、ずっと好きだったクラスメイトの小鳥遊 楓さんを学校の昼休みに呼び出して告白した
入学式、初めて君を見た時には既に心奪われていた…
一目惚れ……
今まで人を好きになった事なんてない俺が一目惚れなんかする訳ないと思っていたけど、一目見ただけで、激しい衝撃や鼓動、勝手に赤くなる顔…
『君の事をずっと見ていたい…』
俺は君に恋をしたんだ
それから俺はずっと君を見ていた…
ずっとずっと……
春夏秋冬…
ずっと…
君に会って2年目の春、俺はついに告白した
ただ、君を見ているだけでは物足りなくなった…
君が好きな事を知ってもらいたかっただけ…
だから振られても良かった…
そうしたらまた変わらずに君を見ている生活を送るだけだから
小鳥遊さんからの返事がない…
俺にとっては一生かと思える程の長い沈黙
やっぱり告白なんて止めておけば良かった
いたたまれなくなり、俺は下を向き自分の靴を見ながら泣きそうになっている
いやもう泣いていたかもしれない…
…………………………………
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やっぱり返事がない……
これは
「陰キャが調子こいて告白なんかしてくるんじゃねぇ!」
という無言の圧力なのかな…
ああ、もうだめだ!
目から涙が溢れそう
せめて小鳥遊さんに惨めったらしく泣いている姿だけは見せたくない…
「小鳥遊さん、ごめ…」
小鳥遊さん、ごめん! さっきの事は忘れて……
そう言って走り去ろうと、俯いていた顔をあげる
「えっ?」
思わず声が出た…
目の前の小鳥遊さんは顔を真っ赤にして泣いていた…
「うれしい……」
目の前にいる俺ですらよく聞こえないとても小さな声で彼女は呟いた
あああ、神さまこれは俺の幻聴ですか?
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多分この瞬間が俺の中で1番幸せだったのかもしれない……
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