異世界転移しました? ~好きだった人にこっぴどく振られましたが俺は今日も元気です~

ひなクラゲ

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ファンタジーは突然に?

〜3〜

 ………………

 …………

 ………
 
 スマホを切る

 繋がらない…

 先ほどから親を呼ぼうと電話をかけているが全然繋がらない…

 というか、呼び出し音すらしない…

 電波は届いているはずなのに

 一応病院施設内なので誰もいない談話室らしき所で電話をかけているが、繋がらない…
 もしかして事故の影響で壊れたのか?

 仕方が無いので公衆電話を探したけど見つからない…

 嘘だろ? 普通、公衆電話位置いてあるだろう

 親を呼ばない事には治療費が払えない

 まあ、何かおかしい事を言う看護師さんが200万って言っているけど、普通そんなに取らないよな…?

 何にせよ、ここから帰るには治療費を払わないといけない

 が、親に電話が繋がらない…

 ならばと、親戚に電話を掛けるがそれも繋がらない…

 そして、何故か公衆電話もない…

 ないない尽くしだな


 それならばと、先ほどの看護師さんを探す
 
 あっ、居た!

「すいません、看護師さん~」

「あら、さっきの…
 お会計の準備できましたか?」 

 うん、やっぱり美人だ…

 おかしな事を言う人だけど、微笑みかけてくれると見惚れてしまう

「あのう、すみません…
 ケータイの調子が悪いみたいで、電話を貸してもらえませんか?」

 そう、公衆電話がないのなら直接病院の電話を借りてしまえばいいじゃないか!

 と言う訳で、看護師さんにお願いする

 ん??

 看護師さんが俺のスマホをじーっと見ている…

 そんなに珍しい機種じゃないんだけどな


「…もしかして君、なの?」

「はい???」

 看護師さんは再びおかしな事を言い出した…

 ナガレモノって… 
 ……浮浪者の事か? それとも家出少年だとでもいうのか

 俺は普通の高校生だ! 親と一緒に住んでいる家もある!
 決して浮浪者ではない!

 そう言おうとしたが、その前に看護師さんが
「そっか…
 ナガレモノならここの事よく分からないよね」

 看護師さんがウンウン頷いている

「そういう事ならここはナガレモノにとってはあまりよい土地じゃないわね…
 うん、それなら海のない内陸の方がし丁度いいかも…」
 一体この人は何を言っているのだろう?
 敵とか…


 看護師さんは何か考えついたのか
「事務員さーん、新しくナガレモノの子が来たからお願い~」

「はーい、あら? まだ若い子じゃないの!
 可哀想に… 行き先はどうしましょう?」
「内陸部の方が安全だから、ナガーノなんてどうかしら?
 ここからそんなに遠くないから…」

 看護師さんと事務員さんと呼ばれたお姉さん(看護師さん程ではないけど美人だ!)が話だした…

 はて? って言っているんだけど
 よく分からないけど、それならすぐに帰りたいんだけど…
 
 俺はもうよく分からない謎の会話をしている2人を大人しく見ているしかなかった……
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