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僕の名前はニャー!!
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しおりを挟む「ニ”ャー~~~~!!!!」
あいつが激しい雄叫びをあげながら男の子を襲う!
キキ~!!!
ププーーー!!!
ドガッ!!!!!!
激しい衝突音!
あいつの突進を受け男の子が宙を舞う…
ゆっくりと時間が流れているみたいで、男の子の苦しそうな顔……
舞い散る血
不自然に曲がった手足…
そのすべてを僕はただ見ていた…
助ける事も出来ず、ただ見ている
あいつに襲われた鳥や猫たちも血を流しながら死んでいった…
このままだと男の子も鳥や猫たちのように死んでしまう!!
嫌だ!!!
誰か彼を助けてよっ!
誰かっ
ーーー彼を助けたいか?ーーー
そんな時、僕の頭の中に声が聞こえてきた…
驚きなんて感じない
空耳でもなんでもいい
男の子が助かるのなら…
助けたいに決まっている!!
僕はハッキリとそう答えた
応援ありがとうございます!
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