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69 マヨネーズとオムライス。
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正直、身内の前で女を口説くのは躊躇いが有る。
それこそ義理の妹にならまだしも、実の弟には絶対に見られたくは無かった。
しかもだ、ヒナだけならまだしも、ネネの前で。
受けたは良いが。
出来るなら、避けたい。
いや、償いになるなら受けたいが。
回数による。
その回数を減らす為には。
《あ、もしかして》
《同郷、らしいな》
俺は外国に行った事は殆ど無いが、愛国心が有るワケでも無かった。
だが久し振りに同郷を見ると、何処か安心するな。
《あの、良ければどうぞ、お近付きの》
《いや、払うよ、金に困ってはいないんだ》
そこだ。
金に困っているなら、口説く度胸も出るが。
アレはもう、純粋にネネに笑われるか軽蔑されるだけ、だろう。
《じゃあ、また来て下さいね》
《あぁ、また》
ヒナ様のお兄様が、体調を崩されました。
「で、買い食いで食中毒ですか」
《すまんアズール、まさか、こうなるとは》
「手作りマヨネーズのサンドイッチ店、そんなにマヨネーズって美味しいですかね」
《いや、俺は、アイオリや、バーニャカウダーの方が好きだ》
「オランデーズソースは知ってらっしゃいますか」
《あぁ、けど、ヒナには少し難しい味だろ》
「はい、ですがレモンを少量にしていますので、喜んで食べて頂けています」
《そうか》
「看板に、若葉マークが有った筈ですが」
《いや、見て無いが、何だそれは》
「はぁ、全て出してからお教えします、どうぞ」
《すまん》
今年度は来訪者が実に多い年となっており、最早珍しいモノでは無くなりました。
ですので、誰にも大した世話をされない者、若葉マークを付けた者も地獄には多く存在しています。
正直、若葉マークについて既に知っておられるかと思っていたので。
僕の確認不足が原因ですが。
でも、同郷だからと、何故見ず知らずの者が作った食べ物を食べてしまうんでしょうか。
全く、意味が分かりません。
「落ち着かれましたか」
《あぁ、だがもう、水分摂取も難しいらしい》
食中毒が危険だとされるのは、脱水症状が誘発されるからです。
毒を出す為、清潔である筈の液体物すら吐き出してしまう。
「分かりました。2つ選択肢が有ります、水分補給の点滴と薬草、それか薬草だけです」
《薬は》
「確かに有りますが、アナタには与えるべき既往歴等は無いので無理です」
《だからって》
「耐性菌をご存知ですか、死に掛け無いなら無理なんです」
《あぁ、じゃあ、点滴と薬草を、頼む》
「はい、直ぐにも」
半ば自業自得ですので、対処に気は進みませんが。
万が一にも、ヒナ様に移されては困りますから。
《マヨネーズから手作りしたんです》
「成程」
後日、ヒナ様と共に、改めて原因を探しに来たのですが。
コレ、でしたか。
売れていそうにも無い事は幸いですが。
《あの》
「このマヨネーズは非加熱製では」
《確かに、マヨネーズは過熱してませんけど》
「食中毒者が出ました、衛生局に通達させて頂きます」
《そんな、ちゃんと手は洗いましたし》
「では、卵は」
《えっ?》
「牡蠣であればノロウイルス、カレーならウエルシュ菌、何処にでも存在しているモノが時には毒となる。ご存知ありませんでしたか」
《そんな》
「因みにですが、味見はなさいましたか」
《勿論です!でも》
「食中毒は直ぐには出ませんが、それもご存知無かった、と」
《それは、分かりますけど、冷蔵で保存していましたし》
「因みにですが、この生の玉ネギは、何処で」
《何処でって、普通のお店で》
「生食用は特別に許可された店でのみ販売されている物を使うのですが、そうした許可証を持っている店で買われたんでしょうか」
《えっ》
「賠償請求等をさせて頂きます、では」
《えっ、ちょっ》
少し殻が入ってしまったのか、私が作ったマヨネーズ。
それと生食用では無い玉ネギが、食中毒の原因でした。
『過去には、醤油が毒となった例も御座います』
《えっ、醤油も》
『向こうのカビは無害化されたカビですが、ココには類似した毒性を持ったカビしか無く。そのあやふやな知識から出来上がった醤油が毒液となり、雑に廃棄し、被害が拡大した。国家動乱罪で捕縛、実刑を受けました』
《そんな、そんなつもりは》
『実際に被害に遭われた方が居る、その方にそんなつもりは無かった。だけでアナタなら許せるのですか、大事な方が苦しまれても、それで終わりですか』
《いえ》
『では、以上で宜しいですか』
《違うんです、誰かを傷付ける気も、害する気も全く無かったんです》
『ですが、被害が出ましたが』
《はい》
『では、以上で宜しいですか。償いも何もする気は無い、と』
《違います》
『では、誘導されず、自ら仰るべきでは』
《はい、すみません、出来るだけ償わせて下さい》
『以上で宜しいでしょうか、具体的な案が出ませんので』
《金銭的賠償を、させて下さい》
『では、金額は弁護士とご相談の上で、決定事項をお知らせ下さい。一旦保留と致しますが、コチラとて時間に制約が有る事を良く理解し、次回は迅速に進めて下さい。一時休廷とします』
だって、弁護士と相談させて貰えなかったから、仕方が無いじゃない。
どう進めれば良いか、どうしたら良いか、何も知らないんだもの。
「はい、ではどうぞ、我々も忙しいので簡潔にお願い致します」
《えっ》
「多いんですよ、アナタの様な方が。何も知らないのに何かし、しでかしてしまう方」
《あの、もし、変える場合》
「あぁ、助かります、では失礼しますね」
《ちょっ、待って、待って下さい》
「では簡潔に、お願い致します」
《先ずは妥当な金額を教えて下さい》
「それは難しい事かと、被害者の方の情報が何も無いですので」
《じゃあ、金額が決められないじゃないですか》
「お金でしか償う気が無いなら構いませんが、お調べしてまいりますので、コチラでもお読みになってて下さい」
差し出されたのは、判例百選と書かれた本。
けど、罰と言うか、殆ど拷問百選だった。
「共同提訴、ですか」
「はい、犯罪者に人権を、だそうで」
《はぁ》
『殺しますか』
《いや、確かに貯金が無いからこの金額しか出せないのは分かるが、ついでにしてる事がな》
『殺しますか』
《いや、示談の合意に達しなかった場合、どうなるんだ》
「過失傷害罪事件として民事訴訟、同時に国も刑事事件として正式に取り扱います。若葉マークが無ければ大規模な被害が出た、無知と知らず行ったにせよ、国の制度が無ければ重犯罪者ですから」
《執事君、君はどう思う》
「ヒナ様が被害に遭われたら、どう思われますか」
ネネなら、徹底的に制裁するだろうな。
《被害者側が訴えるならまだしも、容疑者が訴えるのはな、全く反省している様には見えない。申し訳無いが合意はしない》
「はい、では、失礼致します」
種族も個人情報。
だからこそ迂闊に聞けないんだが。
今のは、何の種族だったんだろうか。
《えっ、何で》
「ついでになされた共同提訴がお気に召さなかった様で、溜息交じりに合意を拒絶されました」
私は、精霊種のゴーストライト属、ウィル・オ・ザ・ウィスプから産まれた人種混ざり。
性質は、道案内。
紹介所で働く事も考えましたが、より近くで案内がしたかった。
様々な道へと、案内がしたかった。
ですので、私は人種用の国選弁護人となった。
《じゃあ、金額を》
「お金について困っている様子は有りませんでしたし、金額については何も示唆はされませんでしたが、交渉なさいますか」
《はい》
「分かりました、ですが金額でしか補う気は無い、と思われてしまうかも知れませんが」
《あ、じゃあ止めます》
「分かりました、後は何か」
《こう、助言を、何か》
「反省や謝罪に助言が必要でしょうか、偽る為の弁護士では有りませんが、何か勘違いしてらっしゃるのでは」
《いえ、別に、偽る気は》
「でしたら具体的に仰って頂かないと困ります、誘導は厳禁、ですから」
《誘導》
「アナタがどんな人物なのか、その判断の邪魔をする事は誰の為にもならない、違いますか」
《でも、アナタは弁護士じゃ》
「明らかに過剰であるならまだしも、その気配も無い、しかもそれらの裁量を左右する立場には無い。それともアナタは、暴行を受けた者が促されるままに謝罪した言葉を、鵜呑みに出来ますか」
《いえ》
「質問が無い様でしたら退席させて頂きますが、何か」
《いえ》
「では、失礼させて頂きます」
適切な要求が無ければ、受ける事は出来無い。
寒いので毛布が欲しい、歴史を知らないので本が欲しい、感情が分からないので謝罪の例文集が欲しい。
なら分かりますが、助言、だなんて。
それでは誘導を誘発させられた、と訴えられてしまったら、コチラが負けてしまいますから。
有るんですよ、弁護士による誘導により裁判に負けた、と。
無知で他責的な者は、必ず居りますから。
『あ、あの』
「十分に火が通っていない卵料理、商品名オムライスを提供なさり食中毒を出した、でお間違い無いでしょうか」
『はい』
身勝手な人種は自身の時間は惜しむが、他者の時間は惜しまない。
何故なのでしょう。
それこそ義理の妹にならまだしも、実の弟には絶対に見られたくは無かった。
しかもだ、ヒナだけならまだしも、ネネの前で。
受けたは良いが。
出来るなら、避けたい。
いや、償いになるなら受けたいが。
回数による。
その回数を減らす為には。
《あ、もしかして》
《同郷、らしいな》
俺は外国に行った事は殆ど無いが、愛国心が有るワケでも無かった。
だが久し振りに同郷を見ると、何処か安心するな。
《あの、良ければどうぞ、お近付きの》
《いや、払うよ、金に困ってはいないんだ》
そこだ。
金に困っているなら、口説く度胸も出るが。
アレはもう、純粋にネネに笑われるか軽蔑されるだけ、だろう。
《じゃあ、また来て下さいね》
《あぁ、また》
ヒナ様のお兄様が、体調を崩されました。
「で、買い食いで食中毒ですか」
《すまんアズール、まさか、こうなるとは》
「手作りマヨネーズのサンドイッチ店、そんなにマヨネーズって美味しいですかね」
《いや、俺は、アイオリや、バーニャカウダーの方が好きだ》
「オランデーズソースは知ってらっしゃいますか」
《あぁ、けど、ヒナには少し難しい味だろ》
「はい、ですがレモンを少量にしていますので、喜んで食べて頂けています」
《そうか》
「看板に、若葉マークが有った筈ですが」
《いや、見て無いが、何だそれは》
「はぁ、全て出してからお教えします、どうぞ」
《すまん》
今年度は来訪者が実に多い年となっており、最早珍しいモノでは無くなりました。
ですので、誰にも大した世話をされない者、若葉マークを付けた者も地獄には多く存在しています。
正直、若葉マークについて既に知っておられるかと思っていたので。
僕の確認不足が原因ですが。
でも、同郷だからと、何故見ず知らずの者が作った食べ物を食べてしまうんでしょうか。
全く、意味が分かりません。
「落ち着かれましたか」
《あぁ、だがもう、水分摂取も難しいらしい》
食中毒が危険だとされるのは、脱水症状が誘発されるからです。
毒を出す為、清潔である筈の液体物すら吐き出してしまう。
「分かりました。2つ選択肢が有ります、水分補給の点滴と薬草、それか薬草だけです」
《薬は》
「確かに有りますが、アナタには与えるべき既往歴等は無いので無理です」
《だからって》
「耐性菌をご存知ですか、死に掛け無いなら無理なんです」
《あぁ、じゃあ、点滴と薬草を、頼む》
「はい、直ぐにも」
半ば自業自得ですので、対処に気は進みませんが。
万が一にも、ヒナ様に移されては困りますから。
《マヨネーズから手作りしたんです》
「成程」
後日、ヒナ様と共に、改めて原因を探しに来たのですが。
コレ、でしたか。
売れていそうにも無い事は幸いですが。
《あの》
「このマヨネーズは非加熱製では」
《確かに、マヨネーズは過熱してませんけど》
「食中毒者が出ました、衛生局に通達させて頂きます」
《そんな、ちゃんと手は洗いましたし》
「では、卵は」
《えっ?》
「牡蠣であればノロウイルス、カレーならウエルシュ菌、何処にでも存在しているモノが時には毒となる。ご存知ありませんでしたか」
《そんな》
「因みにですが、味見はなさいましたか」
《勿論です!でも》
「食中毒は直ぐには出ませんが、それもご存知無かった、と」
《それは、分かりますけど、冷蔵で保存していましたし》
「因みにですが、この生の玉ネギは、何処で」
《何処でって、普通のお店で》
「生食用は特別に許可された店でのみ販売されている物を使うのですが、そうした許可証を持っている店で買われたんでしょうか」
《えっ》
「賠償請求等をさせて頂きます、では」
《えっ、ちょっ》
少し殻が入ってしまったのか、私が作ったマヨネーズ。
それと生食用では無い玉ネギが、食中毒の原因でした。
『過去には、醤油が毒となった例も御座います』
《えっ、醤油も》
『向こうのカビは無害化されたカビですが、ココには類似した毒性を持ったカビしか無く。そのあやふやな知識から出来上がった醤油が毒液となり、雑に廃棄し、被害が拡大した。国家動乱罪で捕縛、実刑を受けました』
《そんな、そんなつもりは》
『実際に被害に遭われた方が居る、その方にそんなつもりは無かった。だけでアナタなら許せるのですか、大事な方が苦しまれても、それで終わりですか』
《いえ》
『では、以上で宜しいですか』
《違うんです、誰かを傷付ける気も、害する気も全く無かったんです》
『ですが、被害が出ましたが』
《はい》
『では、以上で宜しいですか。償いも何もする気は無い、と』
《違います》
『では、誘導されず、自ら仰るべきでは』
《はい、すみません、出来るだけ償わせて下さい》
『以上で宜しいでしょうか、具体的な案が出ませんので』
《金銭的賠償を、させて下さい》
『では、金額は弁護士とご相談の上で、決定事項をお知らせ下さい。一旦保留と致しますが、コチラとて時間に制約が有る事を良く理解し、次回は迅速に進めて下さい。一時休廷とします』
だって、弁護士と相談させて貰えなかったから、仕方が無いじゃない。
どう進めれば良いか、どうしたら良いか、何も知らないんだもの。
「はい、ではどうぞ、我々も忙しいので簡潔にお願い致します」
《えっ》
「多いんですよ、アナタの様な方が。何も知らないのに何かし、しでかしてしまう方」
《あの、もし、変える場合》
「あぁ、助かります、では失礼しますね」
《ちょっ、待って、待って下さい》
「では簡潔に、お願い致します」
《先ずは妥当な金額を教えて下さい》
「それは難しい事かと、被害者の方の情報が何も無いですので」
《じゃあ、金額が決められないじゃないですか》
「お金でしか償う気が無いなら構いませんが、お調べしてまいりますので、コチラでもお読みになってて下さい」
差し出されたのは、判例百選と書かれた本。
けど、罰と言うか、殆ど拷問百選だった。
「共同提訴、ですか」
「はい、犯罪者に人権を、だそうで」
《はぁ》
『殺しますか』
《いや、確かに貯金が無いからこの金額しか出せないのは分かるが、ついでにしてる事がな》
『殺しますか』
《いや、示談の合意に達しなかった場合、どうなるんだ》
「過失傷害罪事件として民事訴訟、同時に国も刑事事件として正式に取り扱います。若葉マークが無ければ大規模な被害が出た、無知と知らず行ったにせよ、国の制度が無ければ重犯罪者ですから」
《執事君、君はどう思う》
「ヒナ様が被害に遭われたら、どう思われますか」
ネネなら、徹底的に制裁するだろうな。
《被害者側が訴えるならまだしも、容疑者が訴えるのはな、全く反省している様には見えない。申し訳無いが合意はしない》
「はい、では、失礼致します」
種族も個人情報。
だからこそ迂闊に聞けないんだが。
今のは、何の種族だったんだろうか。
《えっ、何で》
「ついでになされた共同提訴がお気に召さなかった様で、溜息交じりに合意を拒絶されました」
私は、精霊種のゴーストライト属、ウィル・オ・ザ・ウィスプから産まれた人種混ざり。
性質は、道案内。
紹介所で働く事も考えましたが、より近くで案内がしたかった。
様々な道へと、案内がしたかった。
ですので、私は人種用の国選弁護人となった。
《じゃあ、金額を》
「お金について困っている様子は有りませんでしたし、金額については何も示唆はされませんでしたが、交渉なさいますか」
《はい》
「分かりました、ですが金額でしか補う気は無い、と思われてしまうかも知れませんが」
《あ、じゃあ止めます》
「分かりました、後は何か」
《こう、助言を、何か》
「反省や謝罪に助言が必要でしょうか、偽る為の弁護士では有りませんが、何か勘違いしてらっしゃるのでは」
《いえ、別に、偽る気は》
「でしたら具体的に仰って頂かないと困ります、誘導は厳禁、ですから」
《誘導》
「アナタがどんな人物なのか、その判断の邪魔をする事は誰の為にもならない、違いますか」
《でも、アナタは弁護士じゃ》
「明らかに過剰であるならまだしも、その気配も無い、しかもそれらの裁量を左右する立場には無い。それともアナタは、暴行を受けた者が促されるままに謝罪した言葉を、鵜呑みに出来ますか」
《いえ》
「質問が無い様でしたら退席させて頂きますが、何か」
《いえ》
「では、失礼させて頂きます」
適切な要求が無ければ、受ける事は出来無い。
寒いので毛布が欲しい、歴史を知らないので本が欲しい、感情が分からないので謝罪の例文集が欲しい。
なら分かりますが、助言、だなんて。
それでは誘導を誘発させられた、と訴えられてしまったら、コチラが負けてしまいますから。
有るんですよ、弁護士による誘導により裁判に負けた、と。
無知で他責的な者は、必ず居りますから。
『あ、あの』
「十分に火が通っていない卵料理、商品名オムライスを提供なさり食中毒を出した、でお間違い無いでしょうか」
『はい』
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