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107 物語と香り。
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『ただいま帰りました』
《おう、お帰り、困ってるのは居たか》
『いいえ、居ませんでした』
ヒナは魔女狩りと精霊の物語を読んだから、と、学園を出て直ぐにそのまま何処かに飛んで行ったんだが。
夕飯前には家に帰って来た。
《そっか、なら安心だな。学校ではどうだった》
『何故、どうして知ろうとしなかったのか分かりませんでしたが、ヴァイオレットが教えてくれました』
《ほう》
『出来る事が限られているので、それに縋るしか無かったのだろうと言ってました』
人種なのに尖った幼女だよな、本当。
《成程な、俺も同じ状況だったら、また直ぐに手引き書を出してたかも知れないと思った》
『読みましたか』
《少し前に、保護者用の予習項目に有ったからな》
『反省しても変わらなければ意味が無いと思います』
《ご尤も》
『どう思いましたか』
《変わるには切っ掛けが必要だと思う、ただ、何処までどんな機会を与えるかだな》
『では、どうすれば良いと思いますか』
《そもそも、そんなに必要なのか、そんなにこの女が世界に重要なのか正直俺には分からない。ましてや俺には全く必要が無い、だから機会はアレ以上は無い》
『悪しき見本です』
《似たのが居るなら、アレじゃなくても良いだろ、だな》
『はい、私もそう思います、ですが悪魔の好みは千差万別。しかも過度な罰を好む者は居ません、それは精霊もです』
《つまり罰を与えるなら相応を、か》
『はい』
《その、過度かどうかは》
『鋸球体の核、正常なる被害者達の怨嗟です、その者の善悪の判断を悪魔と精霊が行いました』
《その核は、出たら帰る可能性も理解しているのか》
『はいそうです』
《そうか》
『試したいですか』
《いや、まだ良い》
出れたのは、ココや向こうで俺が苦しむ事を理解していたから。
けれど、ならいつ、ココで終わるのか。
『ウ〇コですか』
《いや、核は俺を許したワケじゃない、改めてそう考えてただけだ》
『ココに有る地獄は行ってきましたか』
《いや?》
『行ってみると良いと思います、アンドレアルフスが案内してくれます』
《分かった》
週に2回。
庶民用と貴族用に、避けるべき男の特徴を知る会、でホストと教師紛いの行為をし。
週に3回はヒナの送り迎え。
そして週末のどちらか1回はジュリアとロミオ、ネネと会う事に同行する、だけ。
後はヒナが学校で学ぶだろう事の予習復習を、ヒナが学校に居る間に図書館で行い、そこに足りない知識が有ればそのまま注ぎ足す。
正直、忙しかった時期に比べると暇だ。
仕事に逃げていた事が良く分かる。
時間が有れば振り返る、反省する事になる。
しかも、その殆どが良い気分だとは言えない。
仕事をしている方がマシだとか言う、子持ちの父親の気分が良く分かった。
出来る事だけをやって、気持ち良くなったままいさせてくれ。
やる事はやっているんだから、面倒な問題はソッチで片付けてくれ。
幾つになっても、疲れていようが遊ぶヤツは遊ぶ。
あの親父だって、離婚後もゴルフに行って土砂崩れに巻き込まれ死んだんだ。
要はしたいかしたくないか。
疲れてたって関係無い、頭の問題でも無い、必ず大金が入るなら大概のヤツはどうすれば手に入るか調べ考える。
結局は、ソイツが向き合うかどうか。
『子供の匂いは良い匂いですか』
《あぁ、落ち着くな、ラベンダーのお陰かも知れないな》
『ラベンダー』
《執事君、ラベンダーとユーカリの匂いだと思うが、違うか?》
「はい、合ってらっしゃいます」
『ココの石鹸の匂いなのだと思ってました』
《成程な、明日にでもハーブ園に行くか、ラベンダーだけの匂いが嗅げる筈だが》
「はい、生のラベンダー、乾燥ラベンダーの香りが嗅げますよ」
『行ってみます』
《おう》
良いホテルの匂いで好きなんだよな、コレ。
『濃いです』
《確かにな、調香って凄いよな、コレからあの石鹸の匂いに進化させてるんだから》
『調香』
《匂いを作るプロだ》
「はい、香水や石鹸、身に付ける香りを作る専門の方が居ますよ」
『匂いのプロ』
「要望を言えばその通りの香りを作って下さいます」
《行ってみるか?》
『はい、直ぐに行きます、ココはちょっと不快です』
《良い匂いが強過ぎて臭いか》
『はい、良い匂いが強過ぎて臭いです』
学校からの帰り道に、レンズとアズールと一緒にハーブ園に来ましたが。
思っていたのと違いました、凄く臭かったです。
なので匂いのプロの方に行きます。
《あらー、お散歩かしらお嬢さん》
『はい、匂いのプロの店に行きます』
《あらあら、お洒落するにはまだ少し早いんじゃないかしら?》
『匂いはお洒落ですか』
《そうよ、好きな者に好かれる為に付ける者が多いもの》
『私の石鹸は好きな相手が好きな匂いです、伯母で友人です』
《そう、良い伯母さんで友人ね》
『はい』
《じゃあ、気を付けて行ってらっしゃいね》
『はい、行ってきます』
ココは良く話し掛けられます。
多分、宿星や来訪者を気にしているからだと思います。
ココにも若葉マークは居ますから。
「コチラです、どうぞ」
《結構、近くに有るんだな》
『でももう臭くないです』
《だな、意外だ》
『意外ですか、本当は臭いですか』
《まー、向こうはな》
『匂いのプロなのに臭いんですか』
《と言うか、こうした品物が売ってる場所が、だな》
お茶みたいな色の液体や、ハーブ園で見たハーブが置いてあったり。
色々な小さいガラスの壺が置いてあります。
『この小さいガラスの壺は何ですか』
《それは》
『それは香水瓶だよ、ココで作った香水を入れる瓶。手に取ってご覧、蓋に棒が付いてるから』
《じゃあ、どれが良い》
『あの青緑のにします』
《どれ、抱っこするぞ》
『はい、宜しくどうぞ』
良く見ると2色でした。
青と緑で切れ目が入った瓶です。
『お目が高いね、それは東の国のサツマ切子だよ』
《薩摩切子、マジか》
『高いですか』
《俺が知ってるのは、グラス1つでケーキセットが50回食べれる》
ケーキセットはケーキ2つと紅茶で1,000ユーロです。
それが50回だと。
『50,000ユーロ』
『大体その位だね、それは80,000ユーロ』
『ケーキセット80回分』
『壊れなければ一生モノだよ』
《だな》
工房で見た事が無い物です。
透明なので、金色で絵や縁取りが付いてるかです。
『コレにします』
『瑠璃色や赤紫色も有るよ』
《あぁ、凄いな、見るか?》
『はい、両方見ます』
《はい、ぶつけるなよ》
『はい、コレも2色です』
『そうだね、大人気商品だよ』
《けど80,000ユーロか、グラスより手が込んでるのに、寧ろ安い気がするんだが》
『ココでは過度な価格競争はしないからね、君、向こうの人でしょう』
《あぁ、おう》
『瓶の値下げはしないけど、調香料は割引きさせて貰うよ、君もどう?』
『どっちが良いですか』
《どっちかか、まぁ、コッチが俺かな》
『はい、コッチはネネさんです』
『調香もご希望で良いかな』
『はい、でも1つです、いつもの石鹸と同じのにします』
『成程、レシピ帳を持って来るから、カウンターに置いて待ってて』
『はい』
あの良い匂いがずっと嗅げるのは嬉しいです。
《おう、お帰り、困ってるのは居たか》
『いいえ、居ませんでした』
ヒナは魔女狩りと精霊の物語を読んだから、と、学園を出て直ぐにそのまま何処かに飛んで行ったんだが。
夕飯前には家に帰って来た。
《そっか、なら安心だな。学校ではどうだった》
『何故、どうして知ろうとしなかったのか分かりませんでしたが、ヴァイオレットが教えてくれました』
《ほう》
『出来る事が限られているので、それに縋るしか無かったのだろうと言ってました』
人種なのに尖った幼女だよな、本当。
《成程な、俺も同じ状況だったら、また直ぐに手引き書を出してたかも知れないと思った》
『読みましたか』
《少し前に、保護者用の予習項目に有ったからな》
『反省しても変わらなければ意味が無いと思います』
《ご尤も》
『どう思いましたか』
《変わるには切っ掛けが必要だと思う、ただ、何処までどんな機会を与えるかだな》
『では、どうすれば良いと思いますか』
《そもそも、そんなに必要なのか、そんなにこの女が世界に重要なのか正直俺には分からない。ましてや俺には全く必要が無い、だから機会はアレ以上は無い》
『悪しき見本です』
《似たのが居るなら、アレじゃなくても良いだろ、だな》
『はい、私もそう思います、ですが悪魔の好みは千差万別。しかも過度な罰を好む者は居ません、それは精霊もです』
《つまり罰を与えるなら相応を、か》
『はい』
《その、過度かどうかは》
『鋸球体の核、正常なる被害者達の怨嗟です、その者の善悪の判断を悪魔と精霊が行いました』
《その核は、出たら帰る可能性も理解しているのか》
『はいそうです』
《そうか》
『試したいですか』
《いや、まだ良い》
出れたのは、ココや向こうで俺が苦しむ事を理解していたから。
けれど、ならいつ、ココで終わるのか。
『ウ〇コですか』
《いや、核は俺を許したワケじゃない、改めてそう考えてただけだ》
『ココに有る地獄は行ってきましたか』
《いや?》
『行ってみると良いと思います、アンドレアルフスが案内してくれます』
《分かった》
週に2回。
庶民用と貴族用に、避けるべき男の特徴を知る会、でホストと教師紛いの行為をし。
週に3回はヒナの送り迎え。
そして週末のどちらか1回はジュリアとロミオ、ネネと会う事に同行する、だけ。
後はヒナが学校で学ぶだろう事の予習復習を、ヒナが学校に居る間に図書館で行い、そこに足りない知識が有ればそのまま注ぎ足す。
正直、忙しかった時期に比べると暇だ。
仕事に逃げていた事が良く分かる。
時間が有れば振り返る、反省する事になる。
しかも、その殆どが良い気分だとは言えない。
仕事をしている方がマシだとか言う、子持ちの父親の気分が良く分かった。
出来る事だけをやって、気持ち良くなったままいさせてくれ。
やる事はやっているんだから、面倒な問題はソッチで片付けてくれ。
幾つになっても、疲れていようが遊ぶヤツは遊ぶ。
あの親父だって、離婚後もゴルフに行って土砂崩れに巻き込まれ死んだんだ。
要はしたいかしたくないか。
疲れてたって関係無い、頭の問題でも無い、必ず大金が入るなら大概のヤツはどうすれば手に入るか調べ考える。
結局は、ソイツが向き合うかどうか。
『子供の匂いは良い匂いですか』
《あぁ、落ち着くな、ラベンダーのお陰かも知れないな》
『ラベンダー』
《執事君、ラベンダーとユーカリの匂いだと思うが、違うか?》
「はい、合ってらっしゃいます」
『ココの石鹸の匂いなのだと思ってました』
《成程な、明日にでもハーブ園に行くか、ラベンダーだけの匂いが嗅げる筈だが》
「はい、生のラベンダー、乾燥ラベンダーの香りが嗅げますよ」
『行ってみます』
《おう》
良いホテルの匂いで好きなんだよな、コレ。
『濃いです』
《確かにな、調香って凄いよな、コレからあの石鹸の匂いに進化させてるんだから》
『調香』
《匂いを作るプロだ》
「はい、香水や石鹸、身に付ける香りを作る専門の方が居ますよ」
『匂いのプロ』
「要望を言えばその通りの香りを作って下さいます」
《行ってみるか?》
『はい、直ぐに行きます、ココはちょっと不快です』
《良い匂いが強過ぎて臭いか》
『はい、良い匂いが強過ぎて臭いです』
学校からの帰り道に、レンズとアズールと一緒にハーブ園に来ましたが。
思っていたのと違いました、凄く臭かったです。
なので匂いのプロの方に行きます。
《あらー、お散歩かしらお嬢さん》
『はい、匂いのプロの店に行きます』
《あらあら、お洒落するにはまだ少し早いんじゃないかしら?》
『匂いはお洒落ですか』
《そうよ、好きな者に好かれる為に付ける者が多いもの》
『私の石鹸は好きな相手が好きな匂いです、伯母で友人です』
《そう、良い伯母さんで友人ね》
『はい』
《じゃあ、気を付けて行ってらっしゃいね》
『はい、行ってきます』
ココは良く話し掛けられます。
多分、宿星や来訪者を気にしているからだと思います。
ココにも若葉マークは居ますから。
「コチラです、どうぞ」
《結構、近くに有るんだな》
『でももう臭くないです』
《だな、意外だ》
『意外ですか、本当は臭いですか』
《まー、向こうはな》
『匂いのプロなのに臭いんですか』
《と言うか、こうした品物が売ってる場所が、だな》
お茶みたいな色の液体や、ハーブ園で見たハーブが置いてあったり。
色々な小さいガラスの壺が置いてあります。
『この小さいガラスの壺は何ですか』
《それは》
『それは香水瓶だよ、ココで作った香水を入れる瓶。手に取ってご覧、蓋に棒が付いてるから』
《じゃあ、どれが良い》
『あの青緑のにします』
《どれ、抱っこするぞ》
『はい、宜しくどうぞ』
良く見ると2色でした。
青と緑で切れ目が入った瓶です。
『お目が高いね、それは東の国のサツマ切子だよ』
《薩摩切子、マジか》
『高いですか』
《俺が知ってるのは、グラス1つでケーキセットが50回食べれる》
ケーキセットはケーキ2つと紅茶で1,000ユーロです。
それが50回だと。
『50,000ユーロ』
『大体その位だね、それは80,000ユーロ』
『ケーキセット80回分』
『壊れなければ一生モノだよ』
《だな》
工房で見た事が無い物です。
透明なので、金色で絵や縁取りが付いてるかです。
『コレにします』
『瑠璃色や赤紫色も有るよ』
《あぁ、凄いな、見るか?》
『はい、両方見ます』
《はい、ぶつけるなよ》
『はい、コレも2色です』
『そうだね、大人気商品だよ』
《けど80,000ユーロか、グラスより手が込んでるのに、寧ろ安い気がするんだが》
『ココでは過度な価格競争はしないからね、君、向こうの人でしょう』
《あぁ、おう》
『瓶の値下げはしないけど、調香料は割引きさせて貰うよ、君もどう?』
『どっちが良いですか』
《どっちかか、まぁ、コッチが俺かな》
『はい、コッチはネネさんです』
『調香もご希望で良いかな』
『はい、でも1つです、いつもの石鹸と同じのにします』
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『はい』
あの良い匂いがずっと嗅げるのは嬉しいです。
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