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有耶無耶
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真偽不明の話、というものが世の中には存在する。確認する必要があるものもあれば、勿論必要の無い事柄もある。
疑惑や犯罪の場合は解明しないとならないが、噂話に関してはどうなのだろう。
白黒つける必要の無い場合もあるだろう。大人としての礼儀や常識、ロマンやイメージを壊さないためにも。
ゆず子がある人物の異変を感じ取ったのは、トイレ掃除の時だった。
(やたら最近、トイレでよく会うなあ。体調不良的なやつかな?)
事務の軽部眞智恵は、ゆず子の1回り下で干支が一緒だと聞いたから、今年56歳だろうか。
笑顔が上品で、都会的な雰囲気のあるベテラン社員である。
以前男子トイレで『頻尿』の為によく遭遇してたある男性は、健診で入院が必要な程の『前立腺肥大』が認められ、病休を取る事になった。
たかがトイレ、されどトイレ。健康状態はそういうとこから分かる。
大きな疾病を、会社にも家族にも秘密で治療している場合もある。話題にするにはセンシティブなので、注意が必要である。
(かと言って、完全無視も危ないんだよね)
ゆず子の同僚が、トイレで倒れ急死した従業員に出くわした事もあった。未然に防げなくとも、把握は大事だと考えるのだ。
(まあ、年齢的に更年期の症状もあるかな?酷い人だと60手前まで続く事もあるし)
軽部は瘦せ型だが病的な程ではない。持病の話も特に聞いた事も無く、趣味は散歩と食べ歩きと聞いていた。
ただ、気になるのは、肌の色つやが同年代より良いこと。髪も前まで白髪染めで『ナチュラルブラウン』系にしていたが、最近は『ナチュラルブラック』系へ色を変えた。
昨年よりも若返ったように見受けられるのだ。
(確かあの人、シングルマザーで独身だったから、もしかすると年下の彼氏でも出来たのかも。いいですね、恋というものは)
そう思っていたゆず子に、こんな話が持ちかけられた。
「先週、駅前の婦人科で軽部さんを見かけたんですよね」
「へえ、健診かなんか?」
ゆず子が何気なく返すと、軽部の部下である原は怪訝な顔をした。
「聞いた話では、少し前に総務部の愛ちゃんも同じ病院で軽部さんを見かけてて。
先週私がガン健診で行った時にも見たわけなんですけど、何度も通うなんて、病気か何かなのかなって思って」
「へえ、そうなんだ。でも私も覚えがあるんだけど、更年期のやつで通ってるかもしれないよ。診察や薬は婦人科だから」
「そうなんですね。あんまり軽部さん世代の人を見ないクリニックだったから、なんだろうと思っちゃった」
原は笑って納得した。ゆず子はふと考える。
(婦人科系の病気かしら?)
「ちなみにどこの病院?」
「フローラレディースクリニックです」
その名前にゆず子は聞き覚えがあった。先進的な不妊治療を行う病院である。
(確か同僚が仕事でたまに出入りしてたな。一応婦人科も掲げているけど、生殖医療が専門って聞いた)
多分行けば婦人科系の不調も診て貰えると思うが、更年期症状での通院をするような場所とは聞いた事がない。
特に深追いする事でもないかと思ったゆず子だったが、周囲は少々違っていた。
「軽部さんが、30代くらいの男の人とお茶しているの見た!」
次に話を持ち掛けて来たのは、営業部の男性社員:斎だった。掃除をしながら、ゆず子は返事する。
「あら、いいじゃない。軽部さん独身でしょ? 恋愛は自由だもの」
「そうなんだけどさぁ、軽部さんの娘さん今年30歳だから、自分の子供くらいの年齢差がある男、選ぶってヤバくないすか?」
「息子って線は?」
「あの人、息子は居ないっすよ」
「娘さん、結婚は?」
「してるみたいだけど、2人とも遠くに住んでるらしいから、旦那だけこっちに来るって事無くないすか?
でなきゃ娘の旦那とデキてるとか! 『若い燕』って言うんでしょ?」
「あー…、斎くんは小説家になれそうね」
(何か意地でも『面白い』方向に持っていきたいみたいね)
じわじわと噂は広がっていった。斎が缶コーヒー片手に、熱弁をする。
「女性ホルモンの薬ってあるんでしょ? 若い彼氏の為に、せっせとそれを飲んで若返ろうとしてるとか」
「女性ホルモンの薬って言うけど、飲んでも若返らないよ?」
やれやれ、とゆず子は口を添えた。斎は原に言った。
「ネットでさ、『もう1度女に戻りたいから』って病院に来る人居るって記事読んだんすよ。
そこの病院のホームページにあった『先進的生殖医療』って、そういう治療してるんじゃないの?」
「斎先輩、ネットにある事信じすぎですよ。それが通用するなら、みんなしてますって」
そんな中、軽部が会社を休む事になった。『体調不良及び、医師から絶対安静の指示が出された』との事で、詳しい病名や病状は伏せられていた。
「斎先輩が変な噂立てたから、軽部さん言うに言えなくなったんじゃないかって思うんです」
原は心配そうにしていた。
「確かに、憶測で物を言われたらいい気分では無いでしょうね」
ゆず子の経験上、社内の関係者に病状や病名を言わないケースは2通り。
1つは、『余命宣告レベルの重い病気』である場合。周囲に余計な気を遣わせたり、精神的な不安を与えたくないなどを考慮してだ。
もう1つのケースは『重い病気でないが本人が隠したがってる』場合だ。
鬱病など精神や心の問題、痔、極秘出産(私生児)、中には大酒飲みが肝硬変を発症し、『日頃の行い』と言われたくない為に伏せた例も見た事がある。
(見た感じ、軽部さんは元気そうだったんだけどな。或いは噂の所為で鬱病になったとか?)
鬱病で休養の指示が出ても、絶対安静=起き上がるなの指示は出ないだろう。原は周囲を窺うと、小声でゆず子に言った。
「軽部さんの娘さん夫婦がこっちに引っ越してきて、一緒に住んでるそうなんです。
それで、軽部さんを偶然見かけたパートのおばちゃんの話だと、お腹が膨らんで見えたって…」
(腹水…⁉)
思わずゆず子は愕然とした。平静を装い、ゆず子は問うた。
「…太った訳じゃなく?」
「はい。お腹だけって。…腹水って、ガン的なやつでの症状の1つですよね?」
原は軽部によく懐いていた。泣きそうな原に、ゆず子はゆっくり話した。
「落ち着いて、決まった訳じゃない。治療を受けてるのは確実だし、休むのも治療に集中する必要があるから、お医者さんが指示を出したんだと思うよ。
それに軽部さんにも考えがあって、今回みたいにした訳なんだろうから、何があったか教えてもらうその時まで、しっかり軽部さんの代わりに仕事をしないと。ね?」
「…はい」
原は目に涙を溜めていた。
約半年後。ゆず子は急病で休んだ同僚の代わりに、ある現場へ行くのを命じられた。
(えーと。ああ、いつぞやの婦人科かぁ)
場所は、フローラレディースクリニックだった。白壁で乙女チックな外装の病院の、院内ではなく敷地内の花壇や植木周りの除草作業だった。
「中は専門の清掃業者が居るんだって」
「ほうほう。汚れ作業はしないって事?」
別の同僚と軽口を叩きつつ、作業を開始した。
(そう言えば、60近くで出入りしてるから噂になってた人、居たな。どうしてるだろう)
ここ2ヶ月は別の場所へ配属されていたので、近況は知らない。
除草作業が終わり、刈り取った草をゴミ袋に入れていたゆず子は、病院から出てきた患者に釘付けになった。
軽部だったのだ。
「…こんにちは」
軽部もゆず子に驚き、少し間があれど挨拶をしてくれた。ゆず子も慌てて挨拶を返す。
「こんにちは。暫くでしたね」
軽部はゆったりとしたワンピースの上に、カーディガンを羽織っていたが、その腹部は、膨らんでいる様に感じた。
(いや、これは癌患者の腹水と言うより…。妊婦に見える)
必死で笑顔を作るゆず子に、軽部は言った。
「会社、あれから辞めたんです」
「あら、そうだったんですね…」
「いろいろと今後の事、思う事がありましてね」
にこやかに話す軽部は、顔色も良くとても病人には見えない。
(いや、この人56だぞ?妊娠するなんて事、無い齢だよ?)
「そうなんですね。長い人生、色々ありますよね」
無難にゆず子が返すと、軽部は言った。
「娘が居るんですけど、子供が出来ない身体だったんです。…そういう身体に産んでしまって。悔やんでたんですよ」
軽部は俯いていたが、表情は暗くなかった。
「なのでその代わり、私が出来る事は何でもしてあげようって思って。だから会社を辞めようと決めたんです」
(どういう意味なんだろう)
目の前で聞いてる筈なのに、ゆず子は理解が追い付かなかった。車が向こうからやって来た。
「あ、娘が迎えに来たので、失礼します」
軽部は会釈すると、場を去った。軽部と会ったのは、それが最後だった。
何かした訳じゃないのに、冷や汗をかいたのはそれが初めてだった。
軽部は会社を辞めた後に引っ越したそうで、会社関係者でも近況を知る者は居ないらしい。
風の噂では、孫が誕生したらしいとも聞いたが、素直にその話をゆず子は信じられずに居た。
真相全てを知る事が、正義とは言えない。この件でゆず子が身にしみた事であった。
疑惑や犯罪の場合は解明しないとならないが、噂話に関してはどうなのだろう。
白黒つける必要の無い場合もあるだろう。大人としての礼儀や常識、ロマンやイメージを壊さないためにも。
ゆず子がある人物の異変を感じ取ったのは、トイレ掃除の時だった。
(やたら最近、トイレでよく会うなあ。体調不良的なやつかな?)
事務の軽部眞智恵は、ゆず子の1回り下で干支が一緒だと聞いたから、今年56歳だろうか。
笑顔が上品で、都会的な雰囲気のあるベテラン社員である。
以前男子トイレで『頻尿』の為によく遭遇してたある男性は、健診で入院が必要な程の『前立腺肥大』が認められ、病休を取る事になった。
たかがトイレ、されどトイレ。健康状態はそういうとこから分かる。
大きな疾病を、会社にも家族にも秘密で治療している場合もある。話題にするにはセンシティブなので、注意が必要である。
(かと言って、完全無視も危ないんだよね)
ゆず子の同僚が、トイレで倒れ急死した従業員に出くわした事もあった。未然に防げなくとも、把握は大事だと考えるのだ。
(まあ、年齢的に更年期の症状もあるかな?酷い人だと60手前まで続く事もあるし)
軽部は瘦せ型だが病的な程ではない。持病の話も特に聞いた事も無く、趣味は散歩と食べ歩きと聞いていた。
ただ、気になるのは、肌の色つやが同年代より良いこと。髪も前まで白髪染めで『ナチュラルブラウン』系にしていたが、最近は『ナチュラルブラック』系へ色を変えた。
昨年よりも若返ったように見受けられるのだ。
(確かあの人、シングルマザーで独身だったから、もしかすると年下の彼氏でも出来たのかも。いいですね、恋というものは)
そう思っていたゆず子に、こんな話が持ちかけられた。
「先週、駅前の婦人科で軽部さんを見かけたんですよね」
「へえ、健診かなんか?」
ゆず子が何気なく返すと、軽部の部下である原は怪訝な顔をした。
「聞いた話では、少し前に総務部の愛ちゃんも同じ病院で軽部さんを見かけてて。
先週私がガン健診で行った時にも見たわけなんですけど、何度も通うなんて、病気か何かなのかなって思って」
「へえ、そうなんだ。でも私も覚えがあるんだけど、更年期のやつで通ってるかもしれないよ。診察や薬は婦人科だから」
「そうなんですね。あんまり軽部さん世代の人を見ないクリニックだったから、なんだろうと思っちゃった」
原は笑って納得した。ゆず子はふと考える。
(婦人科系の病気かしら?)
「ちなみにどこの病院?」
「フローラレディースクリニックです」
その名前にゆず子は聞き覚えがあった。先進的な不妊治療を行う病院である。
(確か同僚が仕事でたまに出入りしてたな。一応婦人科も掲げているけど、生殖医療が専門って聞いた)
多分行けば婦人科系の不調も診て貰えると思うが、更年期症状での通院をするような場所とは聞いた事がない。
特に深追いする事でもないかと思ったゆず子だったが、周囲は少々違っていた。
「軽部さんが、30代くらいの男の人とお茶しているの見た!」
次に話を持ち掛けて来たのは、営業部の男性社員:斎だった。掃除をしながら、ゆず子は返事する。
「あら、いいじゃない。軽部さん独身でしょ? 恋愛は自由だもの」
「そうなんだけどさぁ、軽部さんの娘さん今年30歳だから、自分の子供くらいの年齢差がある男、選ぶってヤバくないすか?」
「息子って線は?」
「あの人、息子は居ないっすよ」
「娘さん、結婚は?」
「してるみたいだけど、2人とも遠くに住んでるらしいから、旦那だけこっちに来るって事無くないすか?
でなきゃ娘の旦那とデキてるとか! 『若い燕』って言うんでしょ?」
「あー…、斎くんは小説家になれそうね」
(何か意地でも『面白い』方向に持っていきたいみたいね)
じわじわと噂は広がっていった。斎が缶コーヒー片手に、熱弁をする。
「女性ホルモンの薬ってあるんでしょ? 若い彼氏の為に、せっせとそれを飲んで若返ろうとしてるとか」
「女性ホルモンの薬って言うけど、飲んでも若返らないよ?」
やれやれ、とゆず子は口を添えた。斎は原に言った。
「ネットでさ、『もう1度女に戻りたいから』って病院に来る人居るって記事読んだんすよ。
そこの病院のホームページにあった『先進的生殖医療』って、そういう治療してるんじゃないの?」
「斎先輩、ネットにある事信じすぎですよ。それが通用するなら、みんなしてますって」
そんな中、軽部が会社を休む事になった。『体調不良及び、医師から絶対安静の指示が出された』との事で、詳しい病名や病状は伏せられていた。
「斎先輩が変な噂立てたから、軽部さん言うに言えなくなったんじゃないかって思うんです」
原は心配そうにしていた。
「確かに、憶測で物を言われたらいい気分では無いでしょうね」
ゆず子の経験上、社内の関係者に病状や病名を言わないケースは2通り。
1つは、『余命宣告レベルの重い病気』である場合。周囲に余計な気を遣わせたり、精神的な不安を与えたくないなどを考慮してだ。
もう1つのケースは『重い病気でないが本人が隠したがってる』場合だ。
鬱病など精神や心の問題、痔、極秘出産(私生児)、中には大酒飲みが肝硬変を発症し、『日頃の行い』と言われたくない為に伏せた例も見た事がある。
(見た感じ、軽部さんは元気そうだったんだけどな。或いは噂の所為で鬱病になったとか?)
鬱病で休養の指示が出ても、絶対安静=起き上がるなの指示は出ないだろう。原は周囲を窺うと、小声でゆず子に言った。
「軽部さんの娘さん夫婦がこっちに引っ越してきて、一緒に住んでるそうなんです。
それで、軽部さんを偶然見かけたパートのおばちゃんの話だと、お腹が膨らんで見えたって…」
(腹水…⁉)
思わずゆず子は愕然とした。平静を装い、ゆず子は問うた。
「…太った訳じゃなく?」
「はい。お腹だけって。…腹水って、ガン的なやつでの症状の1つですよね?」
原は軽部によく懐いていた。泣きそうな原に、ゆず子はゆっくり話した。
「落ち着いて、決まった訳じゃない。治療を受けてるのは確実だし、休むのも治療に集中する必要があるから、お医者さんが指示を出したんだと思うよ。
それに軽部さんにも考えがあって、今回みたいにした訳なんだろうから、何があったか教えてもらうその時まで、しっかり軽部さんの代わりに仕事をしないと。ね?」
「…はい」
原は目に涙を溜めていた。
約半年後。ゆず子は急病で休んだ同僚の代わりに、ある現場へ行くのを命じられた。
(えーと。ああ、いつぞやの婦人科かぁ)
場所は、フローラレディースクリニックだった。白壁で乙女チックな外装の病院の、院内ではなく敷地内の花壇や植木周りの除草作業だった。
「中は専門の清掃業者が居るんだって」
「ほうほう。汚れ作業はしないって事?」
別の同僚と軽口を叩きつつ、作業を開始した。
(そう言えば、60近くで出入りしてるから噂になってた人、居たな。どうしてるだろう)
ここ2ヶ月は別の場所へ配属されていたので、近況は知らない。
除草作業が終わり、刈り取った草をゴミ袋に入れていたゆず子は、病院から出てきた患者に釘付けになった。
軽部だったのだ。
「…こんにちは」
軽部もゆず子に驚き、少し間があれど挨拶をしてくれた。ゆず子も慌てて挨拶を返す。
「こんにちは。暫くでしたね」
軽部はゆったりとしたワンピースの上に、カーディガンを羽織っていたが、その腹部は、膨らんでいる様に感じた。
(いや、これは癌患者の腹水と言うより…。妊婦に見える)
必死で笑顔を作るゆず子に、軽部は言った。
「会社、あれから辞めたんです」
「あら、そうだったんですね…」
「いろいろと今後の事、思う事がありましてね」
にこやかに話す軽部は、顔色も良くとても病人には見えない。
(いや、この人56だぞ?妊娠するなんて事、無い齢だよ?)
「そうなんですね。長い人生、色々ありますよね」
無難にゆず子が返すと、軽部は言った。
「娘が居るんですけど、子供が出来ない身体だったんです。…そういう身体に産んでしまって。悔やんでたんですよ」
軽部は俯いていたが、表情は暗くなかった。
「なのでその代わり、私が出来る事は何でもしてあげようって思って。だから会社を辞めようと決めたんです」
(どういう意味なんだろう)
目の前で聞いてる筈なのに、ゆず子は理解が追い付かなかった。車が向こうからやって来た。
「あ、娘が迎えに来たので、失礼します」
軽部は会釈すると、場を去った。軽部と会ったのは、それが最後だった。
何かした訳じゃないのに、冷や汗をかいたのはそれが初めてだった。
軽部は会社を辞めた後に引っ越したそうで、会社関係者でも近況を知る者は居ないらしい。
風の噂では、孫が誕生したらしいとも聞いたが、素直にその話をゆず子は信じられずに居た。
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