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聖都攻略編
魔戦士ベラトリクス
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「……」
まばゆい光が消え去った後、アリエッタは残された杖を拾い上げ、ぎゅっと抱きしめた。はめ込まれた魔石が、主の亡いことを悼むように光った。
「行きましょ。女心を弄ぶような男、引っぱたいてやらなくちゃ」
アリエッタは顔を上げた。
「モチロンよ。乙女の純情、見せつけてやるわよ!」
リベルタは腕をまくって、ぐっと力こぶを作った。
「……で、いつまでもだもだしてるんだ? フラムさん」
「いや、ハハハ……」
世界が出来て二千と二十五年の付き合いである精霊たちだが、思い切った告白などはまだなく、あんなに澄んだ声で盛大に愛を歌われたフラムは、嬉しさと恥ずかしさとが混じったにやけた顔でまだ身をよじっていた。ああ、そういった言葉は自分から切り出したかったのにと。
「まったくもう、しっかりしてくれよな」
陽介はひょいとフラムを持ち上げて、小脇に抱えて歩き出した。そんな様子を、テラは微笑ましく見守っているのだった。
アルデバランが破れたが、エルメスはいたって冷静なままだった。『千里眼』のスキルで戦闘が開始されるまでは見ていたが、アリエッタの言葉もアルデバランの心も『戦闘結果だけを表示する』ようにチートで書き換えており届くことはなかった。
「おっ、厄介払いが出来たな。あいつ嫉妬深くて迷惑してたんだよなー」
アルデバランには『魅了』スキルを使う前から慕われていたのだが、ちょっと強いところを見せただけで簡単に落ちた彼女はつまらない存在だった。
どんなにぞんざいに扱っても必死についてくる様子が可笑しくて野放しにしていただけであり、そんな相手から一方的に寄せられた好意など邪魔以外の何物でもなかった。それよりスキルも通じず、チートで好感度をいじっても一貫して落ちなかった「おもしれー女」ピアーチェ姫の方が、エルメスにとってはずっと魅力的だったのだ。
「ピアーチェ……もうすぐ終わり。いや、始まりだ」
肖像画の中で微笑む姫に、エルメスは言葉をかける。世界の管理者になって、姫の魂を転生させて運命的な出会いをする様を妄想し、不気味に笑う。神を超える力があればきっと今度こそ自分のものになるはず。人間の心など、どうとでもなった。絶対的な力の前に神の娘が屈服する姿が早く見たい。
その力を高める期間にも、終わりが近づいてきていた。しかし、このまま陽介たちがやってくると妨害されてしまう。手持ちの駒は三つ壊れて、さてどうしようかと悩んでいると、ふと思い出したことがあった。
「そうだ! 魔王のとこからもらった奴がいたんだった。名前は何だったかな」
懐から取り出した賢者の石を握り、膨大な知識の中から名前を検索する。ありとあらゆる知識が凝縮されたこの石は、エルメスの記憶装置の役割も果たしている。
「あ、思い出した。来い、ベラトリクス」
「ここに」
闇の中から大剣を背負った、人間の女性のような体つきをしているが、ドラゴンめいた巻き角と全身に鱗を持つ魔族が姿を現した。深い青の瞳は輝きを失って久しく、魔王へ忠誠を誓う言葉が繰り返し零れている。
「異世界からの侵入者を殺せ」
エルメスは手をかざし目標の情報を直接脳に送り込み、身体強化の魔法をかける。
「……全ては、魔王様の為に」
跪いたベラトリクスは、闇の中に姿を消した。
「ふぅ、これで時間稼ぎになるな」
エルメスは宮殿の中心部にある聖域へ移動魔法を使って飛び、扉を開け中に入っていった。
商人たちが逃げてしまったので、宮殿までの道がわからなくなってしまった陽介一行。敵陣営の真っただ中にあって休める場所も無く、ひたすらに中央を目指して歩き続けていた。
「と、遠すぎる……! 結構歩いたはずなのに」
陽介はへとへとになってしまい、地面に座り込んだ。
「妙だな、近づいているように感じられない」
フラムは首を傾げた。アルデバランを倒した場所から考えても、宮殿が近くなってもいいころのはずだというのに。
「うむ。我々は同じところを何度も回らされている」
テラは建物に少しだけ土を付けて、迷わないよう目印にしていた。四人が気づいていない間にも、周回を突破する道を探していたらしい。
「ちょっとテラ! なんで言わないのよ!」
もっと早く気づいてたら作戦の立てようもあったでしょうと、リベルタは問い詰める。
「……聞かれなかったからだ」
テラはきっぱりと答えた。
「アンタ、そういうとこよ……」
リベルタはため息をついた。
そうとわかれば作戦会議。今まで通ってきた道とは違うところを通ることにした。地図はないので、テラの残した印だけが頼りだ。
「さっきはこっちを通ったから、逆に曲がってみよう」
「テラの付けた目印はここだ。向こう側の道も繋がっているやもしれん」
「あっ、違う道に出たよ! ほら、印がどこにも付いてない」
「決められた順路以外を通ると、一つ前の通りに戻されるようだ」
四人が話している間、リベルタは空から道を探していたが、宮殿に向かって飛んでいたはずがいつの間にか船着き場のゲートまで戻されていた。
「空から一気にっていうのは、できないみたいね」
印をつけながら手探りで進んでいくと、ようやく遠かった宮殿がほんの少し近づいてきた。
「よっしゃ! このまま進んで……」
意気込む陽介の前に、突如斬撃が襲い掛かった。上手く身をかわし転がって避けたが、地面が裂けていることに気づき小さな悲鳴を上げた。
「全ては、魔王様の為に」
大剣を背負った人型の魔族が、一行の前に姿を現した。陽介がステータスを開こうとすると、斬撃を放ってきた。
「下がっていろ」
テラにぐいと引っ張られ、陽介は防御壁の後ろに下がった。
「魔戦士、エルメスの手に堕ちたか」
テラは、魔族のことを何か知っているような様子だった。
まばゆい光が消え去った後、アリエッタは残された杖を拾い上げ、ぎゅっと抱きしめた。はめ込まれた魔石が、主の亡いことを悼むように光った。
「行きましょ。女心を弄ぶような男、引っぱたいてやらなくちゃ」
アリエッタは顔を上げた。
「モチロンよ。乙女の純情、見せつけてやるわよ!」
リベルタは腕をまくって、ぐっと力こぶを作った。
「……で、いつまでもだもだしてるんだ? フラムさん」
「いや、ハハハ……」
世界が出来て二千と二十五年の付き合いである精霊たちだが、思い切った告白などはまだなく、あんなに澄んだ声で盛大に愛を歌われたフラムは、嬉しさと恥ずかしさとが混じったにやけた顔でまだ身をよじっていた。ああ、そういった言葉は自分から切り出したかったのにと。
「まったくもう、しっかりしてくれよな」
陽介はひょいとフラムを持ち上げて、小脇に抱えて歩き出した。そんな様子を、テラは微笑ましく見守っているのだった。
アルデバランが破れたが、エルメスはいたって冷静なままだった。『千里眼』のスキルで戦闘が開始されるまでは見ていたが、アリエッタの言葉もアルデバランの心も『戦闘結果だけを表示する』ようにチートで書き換えており届くことはなかった。
「おっ、厄介払いが出来たな。あいつ嫉妬深くて迷惑してたんだよなー」
アルデバランには『魅了』スキルを使う前から慕われていたのだが、ちょっと強いところを見せただけで簡単に落ちた彼女はつまらない存在だった。
どんなにぞんざいに扱っても必死についてくる様子が可笑しくて野放しにしていただけであり、そんな相手から一方的に寄せられた好意など邪魔以外の何物でもなかった。それよりスキルも通じず、チートで好感度をいじっても一貫して落ちなかった「おもしれー女」ピアーチェ姫の方が、エルメスにとってはずっと魅力的だったのだ。
「ピアーチェ……もうすぐ終わり。いや、始まりだ」
肖像画の中で微笑む姫に、エルメスは言葉をかける。世界の管理者になって、姫の魂を転生させて運命的な出会いをする様を妄想し、不気味に笑う。神を超える力があればきっと今度こそ自分のものになるはず。人間の心など、どうとでもなった。絶対的な力の前に神の娘が屈服する姿が早く見たい。
その力を高める期間にも、終わりが近づいてきていた。しかし、このまま陽介たちがやってくると妨害されてしまう。手持ちの駒は三つ壊れて、さてどうしようかと悩んでいると、ふと思い出したことがあった。
「そうだ! 魔王のとこからもらった奴がいたんだった。名前は何だったかな」
懐から取り出した賢者の石を握り、膨大な知識の中から名前を検索する。ありとあらゆる知識が凝縮されたこの石は、エルメスの記憶装置の役割も果たしている。
「あ、思い出した。来い、ベラトリクス」
「ここに」
闇の中から大剣を背負った、人間の女性のような体つきをしているが、ドラゴンめいた巻き角と全身に鱗を持つ魔族が姿を現した。深い青の瞳は輝きを失って久しく、魔王へ忠誠を誓う言葉が繰り返し零れている。
「異世界からの侵入者を殺せ」
エルメスは手をかざし目標の情報を直接脳に送り込み、身体強化の魔法をかける。
「……全ては、魔王様の為に」
跪いたベラトリクスは、闇の中に姿を消した。
「ふぅ、これで時間稼ぎになるな」
エルメスは宮殿の中心部にある聖域へ移動魔法を使って飛び、扉を開け中に入っていった。
商人たちが逃げてしまったので、宮殿までの道がわからなくなってしまった陽介一行。敵陣営の真っただ中にあって休める場所も無く、ひたすらに中央を目指して歩き続けていた。
「と、遠すぎる……! 結構歩いたはずなのに」
陽介はへとへとになってしまい、地面に座り込んだ。
「妙だな、近づいているように感じられない」
フラムは首を傾げた。アルデバランを倒した場所から考えても、宮殿が近くなってもいいころのはずだというのに。
「うむ。我々は同じところを何度も回らされている」
テラは建物に少しだけ土を付けて、迷わないよう目印にしていた。四人が気づいていない間にも、周回を突破する道を探していたらしい。
「ちょっとテラ! なんで言わないのよ!」
もっと早く気づいてたら作戦の立てようもあったでしょうと、リベルタは問い詰める。
「……聞かれなかったからだ」
テラはきっぱりと答えた。
「アンタ、そういうとこよ……」
リベルタはため息をついた。
そうとわかれば作戦会議。今まで通ってきた道とは違うところを通ることにした。地図はないので、テラの残した印だけが頼りだ。
「さっきはこっちを通ったから、逆に曲がってみよう」
「テラの付けた目印はここだ。向こう側の道も繋がっているやもしれん」
「あっ、違う道に出たよ! ほら、印がどこにも付いてない」
「決められた順路以外を通ると、一つ前の通りに戻されるようだ」
四人が話している間、リベルタは空から道を探していたが、宮殿に向かって飛んでいたはずがいつの間にか船着き場のゲートまで戻されていた。
「空から一気にっていうのは、できないみたいね」
印をつけながら手探りで進んでいくと、ようやく遠かった宮殿がほんの少し近づいてきた。
「よっしゃ! このまま進んで……」
意気込む陽介の前に、突如斬撃が襲い掛かった。上手く身をかわし転がって避けたが、地面が裂けていることに気づき小さな悲鳴を上げた。
「全ては、魔王様の為に」
大剣を背負った人型の魔族が、一行の前に姿を現した。陽介がステータスを開こうとすると、斬撃を放ってきた。
「下がっていろ」
テラにぐいと引っ張られ、陽介は防御壁の後ろに下がった。
「魔戦士、エルメスの手に堕ちたか」
テラは、魔族のことを何か知っているような様子だった。
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