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聖都攻略編
異世界転生チートに反旗を翻せ!
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「俺をこの世界の管理者にして」
どこからともなく、願いを叶えようという声がした。
「おめでたい連中だな、本当に俺のことを阻止できると思ってたのか? こうして時間を稼いでる間に、俺はもう力を高め終わってた。あとは願えばいいってところまでな。あ、光がふわってなったの、あれ演出だから」
エルメスが指先を下にふいと向かせると、急に重力がかかったように陽介たちはその場で床に押さえつけられた。立ち上がろうにも動かせず、顔を上げることすら困難だ。
「くっそ……間に合わなかったのか……!」
陽介はそんな中でも剣を握りしめていた。言語を弄られフラム、アリエッタと意思疎通が出来なくなってしまったが、二人がここで諦めろとは言わないと信じていた。どうにか攻撃できるチャンスを待つのだと自分に言い聞かせる。
「うわ、まだ抵抗する気かよ。さっさと諦めろよクソ陽キャ」
エルメスは陽介の剣を持つ手を踏みつけ、グリグリと擦る。その攻撃には、陽キャに対する陰キャの恨みがありありと込められていた。転生前の自分が学生時代されていたように、痛みに耐えかねて手を広げるまで、ねちっこく執拗に踏み続けた。
「次はお前だ生臭人魚。もう精霊を生かしておく必要はなくなった」
歯を食いしばって痛みに耐える陽介をよそに、エルメスはアリエッタに近寄っていく。重力をかけられて動けないというのに、更に拘束魔法で四肢を縛り付ける。
「今度はもっと魅力的な女の子に生まれ変わってこいよ。巨乳メガネっ娘がいいかな」
「!!コトオズクノコ、ヨイサナシナハ !?ノルスニナ」
エルメスは必死に抵抗するアリエッタの背中に右腕を突き立て、魂を引きずり出して握りつぶした。体は崩れ落ち、水たまりとなって床に広がった。
「ふむ、あっけないな。精霊の命なんてこんなもんか」
陽介には内容が聞き取れないが、フラムが燃える怒りを叫び、ありったけの炎を吐き出したところが見えた。エルメスは炎を避けることなく指で空中に円を描くと、なんとそこへ吸い込み収納したのだった。
「クソ狐、お前は一番最後に殺す。そこで希望が絶たれる瞬間を見ていろ」
エルメスは右手で水の触手を創り出し、陽介の体を持ち上げて床に叩きつけた。
「うぐっ……」
「精霊に祝福をもらったことを後悔するんだな。耐えられる分痛いだけだぞ」
「うあっ、ぐえっ……」
フラムは陽介がおもちゃの様に弄ばれる様子を、ただ見ているしか出来なかった。
「げほっ……かっ……」
内臓が傷つき黒い血を吐いてもなお、陽介はエルメスを睨みつけていた。絶対にこの状況を打開してやろうという思考を読み取ったエルメスは、更に攻撃を強めていく。
「そろそろ終わりにしてやるか。筋書きは蛮勇な異世界の者は無謀にも勇者に挑み、最後は勇者の剣に貫かれて死にましたってとこだな。めでたしめでたし」
なかなか心折れない様子に嫌気が差してきたエルメスは、戯れに殺すことにした。陽介を床に蹴って転がすと、懐に携えている剣を抜き、心臓めがけて下ろした。
陽介はもうダメかもと目を瞑り、フラムが怒りで重力を跳ね除け駆け寄ろうとするが間に合わない。
しかし陽介は死ななかった。目を開けると、ビスクドールが身代わりになって砕け散っていた。
「あれは……」
破片の山から、ぼんやりとしたシルエットが、光に包まれて姿を表した。
「ピアーチェ」
エルメスは愛おしそうに名を呼ぶ。
「もうやめて! どうしてこんなことをするの」
徐々に輪郭がはっきりして、肖像画に描かれていた麗しい姫君の姿が見えた。目には大粒の涙を湛え、今にも泣き崩れてしまいそうなほど弱々しい悲痛な声をしている。
「あれもこれも叶えてやったのに、お前が全然好意を受け取らなかったからだろ」
エルメスは呆れたように言う。恩知らずなのはそっちだろうと言いたげに。
「頼んだことなど、海を見たいと言ったことくらいです。それなのに、貴方はいつも誤解をして……」
ピアーチェ姫は水たまりになってしまったアリエッタを両手で掬って、ポロポロと涙をこぼした。ごめんなさい、私のせいでまたこんな姿に。と、か弱い声で謝っている。
「……あの日、私は貴方が机の上に置いたままの賢者の石に触れました。そして、お父様が像に変えられてしまったこと、貴方が世界の管理者になろうとしていることを知りました」
姫は、掬ったアリエッタの身体を光で包み、元に戻しながら話す。
「このままではいつ世界が貴方の物になってしまうかわからない。怖くなった私は、急ぎ自分の部屋に戻り召喚の魔法を使ったのです」
「それで、召喚した奴を守るために死んだ後も人形に入って俺の邪魔ばかりしていたのか」
ピアーチェ姫は頷く。彼女は出会った当初からニタニタ笑って舐め回すような下卑た視線を送るエルメスを恐れていた。
魔王討伐後、従わなければ民を苦しめると言い出し、そんなことできるわけがないと突っぱねていたところ、魔法を使える人々が集められ供給機が設置され、精霊たちは異世界のものでなければ解けない封印をして閉じ込めるなどの行為に及んだ為、渋々宮殿にいたのであって、決して好きになどならなかったと語った。
「でも遅かったな、もう俺は神を超えた。お前は従うしかないんだよピアーチェ」
「いいえ。私は決して貴方のものになどなりません」
キュッと涙を堪えたピアーチェ姫の魂は陽介に寄り添い、柔らかな光を放ち体の傷を治癒していく。
「あったかい……体が楽だ。すごく軽くなってきたような気がする……」
光が収まると、陽介はすぐに立ち上がった。嬲られていた傷もなくなっている。
「これが姫の癒やしの力か」
「えっ、フラムさんの言っていることがわかる!」
「おお、私もだ陽介!」
「たとえ言葉が違っても、心が繋がっていれば意思は通じるのです。陽介、貴方の勝利を信じます」
ピアーチェ姫の魂はまばゆい光となって短剣に宿り、慈悲の聖剣メルシィへと進化を遂げた。
「さあ、今こそ不正を正す時です」
「ありがとうございます姫。よっし、平和な世界にレベルだのスキルだのステータスだの、要らないものを持ち込みやがって!! これでも喰らえ、インチキ勇者!!!」
振り下ろした斬撃は、神々しい光の刃となって透明な壁を突き破り玉座に達した。
「やったか!?」
「気を抜くな、この程度で倒せるようなら苦労はしない!」
砂煙の中から、身だしなみを整えながらエルメスが歩いてきた。
「ほう、俺の結界を破ったか。少しは出来るようだな。と言っても、お前の攻撃など届いたところで何ともない」
「やってみなくちゃわかんないさ! フラムさんもアリエッタもリベルタもテラも、魔王だって、俺が諦めないって信じてくれているから!」
陽介は光の剣を握り、フラムの炎を乗せて斬りかかる。先ほどまで受けていた重力の影響は消え、身軽に動けるようになった。聖域に入って初めて、エルメスに両手で攻撃を防がせ、手応えを感じる。
「まったく馬鹿だな。死んでもリスポーン出来ないのによくやるよ。そんな紙耐久の装備だとすぐ死ぬだろ。武器も属性やバフをエンチャント出来ないよう書き換えておいたしな。やれやれ、ピアーチェもこんなのに力を貸すとは……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。ごめん、さっきからあんたが何を言っているのかわからないんだ。バフって何? 紙耐久?? この盾鉄製なんだけど……。ずっと専門用語でしゃべり続けられているみたいで。そっちだけが知っているものじゃなくて、普通の言葉で話してもらえないか?」
恐らくライトノベル用語なのだろうが、リスポーンやバフやエンチャント、耐久における紙の意味が陽介には理解できなかった。それを早口でべらべらと喋られては、なおのこと。心のどこかでまだエルメスと和解する道もあるのではないかと考えていた陽介は、言葉の説明を求めた。
「……ラノベ読んだことない奴はこれだから。もう言うこともないな、お前は『死ね』」
重苦しい口調に、どんな攻撃を受けるのかと身構えたが、辺りがしんと静まり返っただけで、なにも起こらない。
「は? 俺が死ねって言ってるんだから死ねよ!」
エルメスの表情に焦りが出始めた。初めて思い通りにいかなかったという様子だ。
「そう簡単に死をいじくり回されちゃ困るんすよねぇ」
陽介とエルメスの間に黒い煙が広がり、中から赤屍が姿を現した。
どこからともなく、願いを叶えようという声がした。
「おめでたい連中だな、本当に俺のことを阻止できると思ってたのか? こうして時間を稼いでる間に、俺はもう力を高め終わってた。あとは願えばいいってところまでな。あ、光がふわってなったの、あれ演出だから」
エルメスが指先を下にふいと向かせると、急に重力がかかったように陽介たちはその場で床に押さえつけられた。立ち上がろうにも動かせず、顔を上げることすら困難だ。
「くっそ……間に合わなかったのか……!」
陽介はそんな中でも剣を握りしめていた。言語を弄られフラム、アリエッタと意思疎通が出来なくなってしまったが、二人がここで諦めろとは言わないと信じていた。どうにか攻撃できるチャンスを待つのだと自分に言い聞かせる。
「うわ、まだ抵抗する気かよ。さっさと諦めろよクソ陽キャ」
エルメスは陽介の剣を持つ手を踏みつけ、グリグリと擦る。その攻撃には、陽キャに対する陰キャの恨みがありありと込められていた。転生前の自分が学生時代されていたように、痛みに耐えかねて手を広げるまで、ねちっこく執拗に踏み続けた。
「次はお前だ生臭人魚。もう精霊を生かしておく必要はなくなった」
歯を食いしばって痛みに耐える陽介をよそに、エルメスはアリエッタに近寄っていく。重力をかけられて動けないというのに、更に拘束魔法で四肢を縛り付ける。
「今度はもっと魅力的な女の子に生まれ変わってこいよ。巨乳メガネっ娘がいいかな」
「!!コトオズクノコ、ヨイサナシナハ !?ノルスニナ」
エルメスは必死に抵抗するアリエッタの背中に右腕を突き立て、魂を引きずり出して握りつぶした。体は崩れ落ち、水たまりとなって床に広がった。
「ふむ、あっけないな。精霊の命なんてこんなもんか」
陽介には内容が聞き取れないが、フラムが燃える怒りを叫び、ありったけの炎を吐き出したところが見えた。エルメスは炎を避けることなく指で空中に円を描くと、なんとそこへ吸い込み収納したのだった。
「クソ狐、お前は一番最後に殺す。そこで希望が絶たれる瞬間を見ていろ」
エルメスは右手で水の触手を創り出し、陽介の体を持ち上げて床に叩きつけた。
「うぐっ……」
「精霊に祝福をもらったことを後悔するんだな。耐えられる分痛いだけだぞ」
「うあっ、ぐえっ……」
フラムは陽介がおもちゃの様に弄ばれる様子を、ただ見ているしか出来なかった。
「げほっ……かっ……」
内臓が傷つき黒い血を吐いてもなお、陽介はエルメスを睨みつけていた。絶対にこの状況を打開してやろうという思考を読み取ったエルメスは、更に攻撃を強めていく。
「そろそろ終わりにしてやるか。筋書きは蛮勇な異世界の者は無謀にも勇者に挑み、最後は勇者の剣に貫かれて死にましたってとこだな。めでたしめでたし」
なかなか心折れない様子に嫌気が差してきたエルメスは、戯れに殺すことにした。陽介を床に蹴って転がすと、懐に携えている剣を抜き、心臓めがけて下ろした。
陽介はもうダメかもと目を瞑り、フラムが怒りで重力を跳ね除け駆け寄ろうとするが間に合わない。
しかし陽介は死ななかった。目を開けると、ビスクドールが身代わりになって砕け散っていた。
「あれは……」
破片の山から、ぼんやりとしたシルエットが、光に包まれて姿を表した。
「ピアーチェ」
エルメスは愛おしそうに名を呼ぶ。
「もうやめて! どうしてこんなことをするの」
徐々に輪郭がはっきりして、肖像画に描かれていた麗しい姫君の姿が見えた。目には大粒の涙を湛え、今にも泣き崩れてしまいそうなほど弱々しい悲痛な声をしている。
「あれもこれも叶えてやったのに、お前が全然好意を受け取らなかったからだろ」
エルメスは呆れたように言う。恩知らずなのはそっちだろうと言いたげに。
「頼んだことなど、海を見たいと言ったことくらいです。それなのに、貴方はいつも誤解をして……」
ピアーチェ姫は水たまりになってしまったアリエッタを両手で掬って、ポロポロと涙をこぼした。ごめんなさい、私のせいでまたこんな姿に。と、か弱い声で謝っている。
「……あの日、私は貴方が机の上に置いたままの賢者の石に触れました。そして、お父様が像に変えられてしまったこと、貴方が世界の管理者になろうとしていることを知りました」
姫は、掬ったアリエッタの身体を光で包み、元に戻しながら話す。
「このままではいつ世界が貴方の物になってしまうかわからない。怖くなった私は、急ぎ自分の部屋に戻り召喚の魔法を使ったのです」
「それで、召喚した奴を守るために死んだ後も人形に入って俺の邪魔ばかりしていたのか」
ピアーチェ姫は頷く。彼女は出会った当初からニタニタ笑って舐め回すような下卑た視線を送るエルメスを恐れていた。
魔王討伐後、従わなければ民を苦しめると言い出し、そんなことできるわけがないと突っぱねていたところ、魔法を使える人々が集められ供給機が設置され、精霊たちは異世界のものでなければ解けない封印をして閉じ込めるなどの行為に及んだ為、渋々宮殿にいたのであって、決して好きになどならなかったと語った。
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「いいえ。私は決して貴方のものになどなりません」
キュッと涙を堪えたピアーチェ姫の魂は陽介に寄り添い、柔らかな光を放ち体の傷を治癒していく。
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「……ラノベ読んだことない奴はこれだから。もう言うこともないな、お前は『死ね』」
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「は? 俺が死ねって言ってるんだから死ねよ!」
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