40 / 42
第2章 学園下克上編
37. バレるフラグは回収させない
しおりを挟む
「何故にですか…?」
これからログハウスを秘密の練習場として使うのに、いきなり一戦を申し込んできたフレイ。
レベル差ではこちらが当然勝つが、それでも強敵に挑んでみたいという魔族としての性なのか…。フレイはこの間俺に助けられて情けないと感じ、強き者を義として重んじる黒竜族としての意地なのか…。このままでは明け渡さないというか、そこ俺のログハウスなんですが…??
「わかったよ、一戦付き合えばいいんだろ?」
「おっ流石オルタ!分かってんじゃん!」
俺の了承にクラス全員が驚いた。
「ええ!?オルタ、辞めた方が…」
「そうだよ!怪我だけじゃ済まないって!」
クラスの皆は心配して声をかける。世間的には魔族の方が圧倒的に戦闘力が高いというのが常識だ。
だが…前世で死ぬほど"アウェイクスピリットオンライン"をやり込んでいた俺に関係のない話。戦闘力が高いという事は、要はレベルが高い事だ。そのレベルさえ超えてれば、人種族でも勝てる事はある。
「心配すんなって、俺に任せとけ」
心配している皆に、俺は宥めるように言った。そして、フレイと対峙する。
「それじゃ行くわよ、オルタ!」
「…来い!」
俺とフレイは、一切の油断もしないまま真っ向から拳同士をぶつける。
そりゃもう周りに風圧が発生するほど、それからは拳と足蹴りのぶつかり合い。
「なんだよアイツ、魔族と互角に張り合ってるぞ…」
「オルタ君…」
「そういえばアイツ、体術も得意だって言ってたな…」
「バカいうな!体術で魔族についてけるか!?」
目の前の超戦士が如くの戦いに、唖然としながらみている皆。当然魔術師は冒険者や兵士に比べ、体術を使用する機会は少ない方だろう。だが、"アウェイクスピリットオンライン"でもある通り、この世界でも身体強化魔術は存在する。それをフルに発揮して、目の前の最強と謳われる黒竜族と格闘しているのだ。
「(このままじゃ埒が明かない、これはどうする…!)」
「!」
フレイが何か行動する。これは…魔術の準備だ!
『炎よ、焼き払え――――フレイムボール!!』
出たッ!火属性が得意な黒竜族の十八番『フレイムボール』。一般的な基本魔術の『ファイアーボール』を3個同時に発射できる上位魔術。一気に3つも飛び出てクラスメイトは驚くが、俺は慌てない。
『土術、ソイルウォール!!』
地面に両手を叩きつけ、そこから数人分を守れる土の壁を立てる。『フレイムボール』はそれに直撃するが、土の壁は崩れるどころかびくともしていない。
「防いだ!」
「やるわね…!でもこれはどう!?」
こちらからでは相手の姿が見えない。次の魔術に対応する為、俺はフレイの言葉に耳を全集中して聞き逃さないようにする。
『炎の竜よ、あの壁を壊せ!――――ドラゴンブレス!!』
「!」
来た。さっきの『フレイムボール』の更に上位である『ドラゴンブレス』!先程とは違い、炎自体がまるで竜の姿をしたように土の壁に襲い掛かる。威力は段違いで、俺の土の壁を派手な音と共に壊した。あまりの威力に女子たちは悲鳴を上げる。
「ど、どうなったんや…?」
「オルタ…!」
「―――――結界分身」
「!?」
破壊によって出た土煙から現れたのは、2人のオルタ・クリムゾンだった。
突然の出来事に、その場全員が驚愕する。
「えっ!オルタが2人!?」
「あれって、分身なのか…!?」
フレイは考える。自身の経験則で分身を囮に使う魔術師は幾度となく見ている。
分身自体を作り出す魔術は珍しい部類であり、咄嗟に反応が遅れた。2人のオルタ・クリムゾンはそれぞれ肉弾戦を繰り出してくる。
「くっ、しぶといわね!でも…!」
フレイだって負けていない。肉弾戦ならば、人間に擬態している黒竜族も得意分野であった。戦闘部族はたとえどのような姿になろうと、戦闘技術を怠っていないよう訓練しているからだ。
「ぐわっ!」
「捕まえた…なッ!?」
一人のオルタの頭を掴み、そのまま地面に叩きつける。しかし、パリンッ!と軽い音が響いて体中が透明な立方体のクリスタル状に変化して消え失せた。これは分身体だ。
「捕まえた!」
「なッ!無駄なことを!」
動揺している間に、今度はオルタがフレイの足首を掴む。
フレイはそれに向かって『ファイアーボール』を繰り出すが、当たった衝撃と同時に先程と同じく立方体のクリスタルとなって飛び散る。これも分身体…じゃあ本物は何処にと思った刹那。
「動かない!?」
足に違和感を覚えたフレイは下を見る。
そこには、先程分身が破壊された時に構築した立方体のクリスタルが、自分の両足を拘束するように張られていたのだ。あの足首を捕らえた時、詠唱も無しに早業で仕込んだのである。
「結界拘束だ、隙あり!!」
フレイが焦っているその隙に、オルタの右手には既に水属性を仕込んだ衝撃立方体が出来上がって、それを彼女に当てようとした。
「なめないでよね!!」
最後の悪足掻きと言わんばかりに、フレイも自分の手に火魔術を凝縮する。まさか、自爆覚悟でこっちと相殺する気か!?
『フレイムボール!!』
「衝撃立方体!!」
二つの魔術がぶつかりあい、お互いの身体に張っている魔術防壁をガリガリと削っていく。しかし…
「とんでけえええ!!」
「うわあああああ!?」
威力に分があったのか、フレイが10メートル先まで飛ばされた。これは勝負ありだ。
「あいたた…やっぱり強いわね、オルタ」
倒れながらも両手を上げながら降参するフレイ。
危なかった…!まさか最後は、直接魔術防壁を無理やり削るような作戦とは。エフェクトが発動してたから良かったけど、皆に俺の身体からレインボーオーブを落とされるのを見られるところだったぞ…!?
「自爆覚悟か、全く自重しろよ(色んな意味でな!)」
「すげえ…!黒竜族を倒しちゃった!」
「いや倒したっていうより、負けを認めたようだぞ?」
「さっきの魔術も何?また新魔術!?」
勝負が終わり、最初から最後までヒヤヒヤしながら見ていたクラスメイト。各々がオルタの心配している中…
「オルタ君!大丈夫だった!?」
俺がケガをしているのが心配だったのか、メリューさんが回復魔術をしてくる。
うん、心も体もしんみりとぽかぽかと暖かさが伝わってくるよ。
「大丈夫だよメリューさん、破られたのは魔術防壁だけだし」
「それでも心配してますよ!もうギリギリの戦い方でしたし!」
「なになに~あなた達付き合ってんの~?」
「「ち、違います!!」」
―――――
「成程、みんなのレベルアップの為にね」
事情を聞いたフレイは納得した。
「まぁ事情は分かったわ。みんながオルタみたいに強くなりたいのも理解できた。確かに、オルタのやり方で練習すれば強くなるのは確実だわ」
「ほ、本当なのか?」
「えぇ、もしかしたら…私達黒竜族に追いつけるくらいにね」
オルタの常識が、魔族に通用できる事実にクラスメイト達は驚きを隠せずにいた。魔族相手に戦えるとなれば、使わない手はない。それに、先程見せつけられた戦いが証拠であり興奮を覚えたのは無理もない。
「あー、それとオルタ、取引については大丈夫なの?」
「へっ?オルタ、取引って何のこと?」
「えっいやその…」
「近々、コイツとの組織と物品の取引するのよ」
「「「はぁー!?!?」」」
フレイのヤツ、国家機密事項を堂々とバラしやがって…。
もうすぐその日がやってくるというのに、何事も起きなければいいがと思っているが。その日はとんでもないことになるとは、まだ誰も思っていなかった…。
これからログハウスを秘密の練習場として使うのに、いきなり一戦を申し込んできたフレイ。
レベル差ではこちらが当然勝つが、それでも強敵に挑んでみたいという魔族としての性なのか…。フレイはこの間俺に助けられて情けないと感じ、強き者を義として重んじる黒竜族としての意地なのか…。このままでは明け渡さないというか、そこ俺のログハウスなんですが…??
「わかったよ、一戦付き合えばいいんだろ?」
「おっ流石オルタ!分かってんじゃん!」
俺の了承にクラス全員が驚いた。
「ええ!?オルタ、辞めた方が…」
「そうだよ!怪我だけじゃ済まないって!」
クラスの皆は心配して声をかける。世間的には魔族の方が圧倒的に戦闘力が高いというのが常識だ。
だが…前世で死ぬほど"アウェイクスピリットオンライン"をやり込んでいた俺に関係のない話。戦闘力が高いという事は、要はレベルが高い事だ。そのレベルさえ超えてれば、人種族でも勝てる事はある。
「心配すんなって、俺に任せとけ」
心配している皆に、俺は宥めるように言った。そして、フレイと対峙する。
「それじゃ行くわよ、オルタ!」
「…来い!」
俺とフレイは、一切の油断もしないまま真っ向から拳同士をぶつける。
そりゃもう周りに風圧が発生するほど、それからは拳と足蹴りのぶつかり合い。
「なんだよアイツ、魔族と互角に張り合ってるぞ…」
「オルタ君…」
「そういえばアイツ、体術も得意だって言ってたな…」
「バカいうな!体術で魔族についてけるか!?」
目の前の超戦士が如くの戦いに、唖然としながらみている皆。当然魔術師は冒険者や兵士に比べ、体術を使用する機会は少ない方だろう。だが、"アウェイクスピリットオンライン"でもある通り、この世界でも身体強化魔術は存在する。それをフルに発揮して、目の前の最強と謳われる黒竜族と格闘しているのだ。
「(このままじゃ埒が明かない、これはどうする…!)」
「!」
フレイが何か行動する。これは…魔術の準備だ!
『炎よ、焼き払え――――フレイムボール!!』
出たッ!火属性が得意な黒竜族の十八番『フレイムボール』。一般的な基本魔術の『ファイアーボール』を3個同時に発射できる上位魔術。一気に3つも飛び出てクラスメイトは驚くが、俺は慌てない。
『土術、ソイルウォール!!』
地面に両手を叩きつけ、そこから数人分を守れる土の壁を立てる。『フレイムボール』はそれに直撃するが、土の壁は崩れるどころかびくともしていない。
「防いだ!」
「やるわね…!でもこれはどう!?」
こちらからでは相手の姿が見えない。次の魔術に対応する為、俺はフレイの言葉に耳を全集中して聞き逃さないようにする。
『炎の竜よ、あの壁を壊せ!――――ドラゴンブレス!!』
「!」
来た。さっきの『フレイムボール』の更に上位である『ドラゴンブレス』!先程とは違い、炎自体がまるで竜の姿をしたように土の壁に襲い掛かる。威力は段違いで、俺の土の壁を派手な音と共に壊した。あまりの威力に女子たちは悲鳴を上げる。
「ど、どうなったんや…?」
「オルタ…!」
「―――――結界分身」
「!?」
破壊によって出た土煙から現れたのは、2人のオルタ・クリムゾンだった。
突然の出来事に、その場全員が驚愕する。
「えっ!オルタが2人!?」
「あれって、分身なのか…!?」
フレイは考える。自身の経験則で分身を囮に使う魔術師は幾度となく見ている。
分身自体を作り出す魔術は珍しい部類であり、咄嗟に反応が遅れた。2人のオルタ・クリムゾンはそれぞれ肉弾戦を繰り出してくる。
「くっ、しぶといわね!でも…!」
フレイだって負けていない。肉弾戦ならば、人間に擬態している黒竜族も得意分野であった。戦闘部族はたとえどのような姿になろうと、戦闘技術を怠っていないよう訓練しているからだ。
「ぐわっ!」
「捕まえた…なッ!?」
一人のオルタの頭を掴み、そのまま地面に叩きつける。しかし、パリンッ!と軽い音が響いて体中が透明な立方体のクリスタル状に変化して消え失せた。これは分身体だ。
「捕まえた!」
「なッ!無駄なことを!」
動揺している間に、今度はオルタがフレイの足首を掴む。
フレイはそれに向かって『ファイアーボール』を繰り出すが、当たった衝撃と同時に先程と同じく立方体のクリスタルとなって飛び散る。これも分身体…じゃあ本物は何処にと思った刹那。
「動かない!?」
足に違和感を覚えたフレイは下を見る。
そこには、先程分身が破壊された時に構築した立方体のクリスタルが、自分の両足を拘束するように張られていたのだ。あの足首を捕らえた時、詠唱も無しに早業で仕込んだのである。
「結界拘束だ、隙あり!!」
フレイが焦っているその隙に、オルタの右手には既に水属性を仕込んだ衝撃立方体が出来上がって、それを彼女に当てようとした。
「なめないでよね!!」
最後の悪足掻きと言わんばかりに、フレイも自分の手に火魔術を凝縮する。まさか、自爆覚悟でこっちと相殺する気か!?
『フレイムボール!!』
「衝撃立方体!!」
二つの魔術がぶつかりあい、お互いの身体に張っている魔術防壁をガリガリと削っていく。しかし…
「とんでけえええ!!」
「うわあああああ!?」
威力に分があったのか、フレイが10メートル先まで飛ばされた。これは勝負ありだ。
「あいたた…やっぱり強いわね、オルタ」
倒れながらも両手を上げながら降参するフレイ。
危なかった…!まさか最後は、直接魔術防壁を無理やり削るような作戦とは。エフェクトが発動してたから良かったけど、皆に俺の身体からレインボーオーブを落とされるのを見られるところだったぞ…!?
「自爆覚悟か、全く自重しろよ(色んな意味でな!)」
「すげえ…!黒竜族を倒しちゃった!」
「いや倒したっていうより、負けを認めたようだぞ?」
「さっきの魔術も何?また新魔術!?」
勝負が終わり、最初から最後までヒヤヒヤしながら見ていたクラスメイト。各々がオルタの心配している中…
「オルタ君!大丈夫だった!?」
俺がケガをしているのが心配だったのか、メリューさんが回復魔術をしてくる。
うん、心も体もしんみりとぽかぽかと暖かさが伝わってくるよ。
「大丈夫だよメリューさん、破られたのは魔術防壁だけだし」
「それでも心配してますよ!もうギリギリの戦い方でしたし!」
「なになに~あなた達付き合ってんの~?」
「「ち、違います!!」」
―――――
「成程、みんなのレベルアップの為にね」
事情を聞いたフレイは納得した。
「まぁ事情は分かったわ。みんながオルタみたいに強くなりたいのも理解できた。確かに、オルタのやり方で練習すれば強くなるのは確実だわ」
「ほ、本当なのか?」
「えぇ、もしかしたら…私達黒竜族に追いつけるくらいにね」
オルタの常識が、魔族に通用できる事実にクラスメイト達は驚きを隠せずにいた。魔族相手に戦えるとなれば、使わない手はない。それに、先程見せつけられた戦いが証拠であり興奮を覚えたのは無理もない。
「あー、それとオルタ、取引については大丈夫なの?」
「へっ?オルタ、取引って何のこと?」
「えっいやその…」
「近々、コイツとの組織と物品の取引するのよ」
「「「はぁー!?!?」」」
フレイのヤツ、国家機密事項を堂々とバラしやがって…。
もうすぐその日がやってくるというのに、何事も起きなければいいがと思っているが。その日はとんでもないことになるとは、まだ誰も思っていなかった…。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
異世界転生した女子高校生は辺境伯令嬢になりましたが
初
ファンタジー
車に轢かれそうだった少女を庇って死んだ女性主人公、優華は異世界の辺境伯の三女、ミュカナとして転生する。ミュカナはこのスキルや魔法、剣のありふれた異世界で多くの仲間と出会う。そんなミュカナの異世界生活はどうなるのか。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる