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10話 お芋パーティーじゃ馬鹿野郎!
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朝起きると何か柔らかいモノがあった。
ラナちゃんだった。
僕の腕にしがみついたまま寝ていた。
フェル達も彼女の事は仲間だと思っているのか、一切気にしていないようだ。
ぐっすりと、よだれを垂らしながら寝ている。
これじゃあお世話係じゃなくて、お世話される係だよ。
お~い、朝だよ、と体を揺するが、
「うへへ~、もう食べられませ~ん」
とうれしそうな寝言で返ってくる。
楽しい夢を見ているのだろう。
もうちょっとだけ寝かしておいてあげようと思った。
風邪を引くとかわいそうなので、フェルには毛布代わりにラナちゃんの近くにいてもらう。
たのんだよ、フェル
「バフ」
さて、今日はそんなラナちゃんのために、もう少し食料事情を改善しようと思う。
具体的には畑の改善だ。
今現在の村の主食はトレントの木の実で、他に森で取れたお肉や山菜、果物と畑のお芋となっている。
ご飯が無くて困るという問題は起こらなくなってきてはいるが、どうしても食卓には決まったモノが並びがちだ。
それに森の収穫物は安定して収穫は難しい。
だからもう少し、畑でいろいろ食べ物を作れるようにしようと思う。
畑に行き実際に土を見てみると、堅くとてもではないが、植物が育つ環境にはみえない。
ここのお芋があまり良く育たないのも土壌が原因なのだろう。
僕はゴーレムにお願いして、この土壌を耕して貰うことにした。
お芋たちは慎重に掘って、退避させておく。
ゴーレム君が地面に触れる。
するとブルブルと地面がゆれはじめ、みるみる地面がふかふかなものへと変わっていった。
少しさわってみる。
うん。いい感じだ。
さっきよりも全然いい。
お芋も植え替えておく。
まだ肝心な別の作物の種がないから増やせないけれど、これで準備はできた。いつでも野菜達の生産にうつれるだろう。
次の日。
お芋がえげつないことになっていた。
たった一日おいただけで、畑一面をつるが覆ってしまっている。
ええ。そうはならんやろ。
まさかなと思いつつ、一つ抜いてみると、まるまる太ったお芋がたくさんついてきた。
あ~、確かに。
きみ、劣悪な環境でも育ててたもんね。
環境を整えたらえげつないことになる可能性は十分みせていたのか。
うん。
気づかなかった、僕が悪かったよ。
・・・・・・お芋パーティーじゃ馬鹿やろう!
と、こんな風に少し問題が起き始めた。
どんな問題かというと、消費に対して生産が過剰すぎる問題だ。
この村の人口は30人前後。
いくらお芋の収穫量が増えたとしても、それと同じように村人達の食欲が二倍三倍になるわけじゃない。
だからどうしても余ってしまうのだ。
う~む。どうしよう。
お芋は保存がきくけど、このまま腐らせてしまうのももったいない。
一番良い解決策は別の村に送ることかな。
そしてこの村で作れないモノと交換してもらうのだ。
いわゆる交易だね。
でもこの村の住人たちは、人間から逃れ隠れて暮らすためにこんな辺境にいるわけで、にも関わらず他の村と関わるとなればリスクになる。
それに運ぶ手段も今の所ないしね。
今はつくる量を減らすことで対応しようと思う。
ゆくゆくは他の村とも交流していかないと、発展には限界がありそうだね。
ラナちゃんだった。
僕の腕にしがみついたまま寝ていた。
フェル達も彼女の事は仲間だと思っているのか、一切気にしていないようだ。
ぐっすりと、よだれを垂らしながら寝ている。
これじゃあお世話係じゃなくて、お世話される係だよ。
お~い、朝だよ、と体を揺するが、
「うへへ~、もう食べられませ~ん」
とうれしそうな寝言で返ってくる。
楽しい夢を見ているのだろう。
もうちょっとだけ寝かしておいてあげようと思った。
風邪を引くとかわいそうなので、フェルには毛布代わりにラナちゃんの近くにいてもらう。
たのんだよ、フェル
「バフ」
さて、今日はそんなラナちゃんのために、もう少し食料事情を改善しようと思う。
具体的には畑の改善だ。
今現在の村の主食はトレントの木の実で、他に森で取れたお肉や山菜、果物と畑のお芋となっている。
ご飯が無くて困るという問題は起こらなくなってきてはいるが、どうしても食卓には決まったモノが並びがちだ。
それに森の収穫物は安定して収穫は難しい。
だからもう少し、畑でいろいろ食べ物を作れるようにしようと思う。
畑に行き実際に土を見てみると、堅くとてもではないが、植物が育つ環境にはみえない。
ここのお芋があまり良く育たないのも土壌が原因なのだろう。
僕はゴーレムにお願いして、この土壌を耕して貰うことにした。
お芋たちは慎重に掘って、退避させておく。
ゴーレム君が地面に触れる。
するとブルブルと地面がゆれはじめ、みるみる地面がふかふかなものへと変わっていった。
少しさわってみる。
うん。いい感じだ。
さっきよりも全然いい。
お芋も植え替えておく。
まだ肝心な別の作物の種がないから増やせないけれど、これで準備はできた。いつでも野菜達の生産にうつれるだろう。
次の日。
お芋がえげつないことになっていた。
たった一日おいただけで、畑一面をつるが覆ってしまっている。
ええ。そうはならんやろ。
まさかなと思いつつ、一つ抜いてみると、まるまる太ったお芋がたくさんついてきた。
あ~、確かに。
きみ、劣悪な環境でも育ててたもんね。
環境を整えたらえげつないことになる可能性は十分みせていたのか。
うん。
気づかなかった、僕が悪かったよ。
・・・・・・お芋パーティーじゃ馬鹿やろう!
と、こんな風に少し問題が起き始めた。
どんな問題かというと、消費に対して生産が過剰すぎる問題だ。
この村の人口は30人前後。
いくらお芋の収穫量が増えたとしても、それと同じように村人達の食欲が二倍三倍になるわけじゃない。
だからどうしても余ってしまうのだ。
う~む。どうしよう。
お芋は保存がきくけど、このまま腐らせてしまうのももったいない。
一番良い解決策は別の村に送ることかな。
そしてこの村で作れないモノと交換してもらうのだ。
いわゆる交易だね。
でもこの村の住人たちは、人間から逃れ隠れて暮らすためにこんな辺境にいるわけで、にも関わらず他の村と関わるとなればリスクになる。
それに運ぶ手段も今の所ないしね。
今はつくる量を減らすことで対応しようと思う。
ゆくゆくは他の村とも交流していかないと、発展には限界がありそうだね。
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