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19話 ワームドラゴンくんと金策話!

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今日はなんだか体が軽かった。


いつも不調な訳ではなかったのだが、お風呂のおかげだろうか?


なんだか村のみんなもいつもより元気な気がする。


そしてお風呂が楽しみで、汗を掻くこと自体も苦になっていないようだ。


そんな姿をみて、僕も今日も頑張ろうと思う。


今日やることは、主に町で売れる物を作るだ。


現在、村の規模があまり大きくないから調味料とか、鉄器とかは必要だけど、一から作るまでの生産量は必要ないというビミョーなラインになっている。


そういうものは町で買ってしまう方が楽なのだ。


で、そのためにお金になるモノを作ろうという結論にいたったわけだ。


昨日町にいって、ある程度売れそうなモノは目に付けている。


町では工業が盛んで、鉄やら銅やらの資源や、食料品の需要が高い。


ただ食料品は保存が利かないため、必要な時に必要な分売れないところを見ると、資源系のほうがいいだろう。



最近ご無沙汰していた召喚書を開き、誰かちょうどいい子がいないかを探していく。


お!ワームドラゴン!


ミミズのような姿をした巨大なドラゴンで、土や岩を食べて、その中に含まれる鉱物を生成し排出します、だそうだ。


ぴったりじゃないか。


この子にしよう。


ページを開いて、来い!と強く念じる。


来た!


で、でかああ!
めちゃくちゃでかい!


そしてトンネルマシーンみたいだ!
これで穴を掘るのか。


全体が見えないから分からないけど口だけで小屋を丸呑み出来そうな大きい!


あ、でも僕の顔を見ながら、何すればいいの?って首を傾げてくれてる。


うん。じゃあさっそく、鉱物を探して欲しいんだ、とお願いをする。


するとワームくんはわかった!という風に首をふり、そのまま地面へと潜っていった。


すごい。
地面にすごく大きな穴が空いてる。


・・・村、大丈夫だよね?


地面が崩れたりしないよね?


ちょっと不安になって召喚書を読み込む。


なになに?


ワームドラゴンは土を掘りながら、いらない土は返し、穴が崩れぬよう体液で補強しながら進むため崩落の危険はない、か。


本当に穴を掘るために産まれてきたみたいな子だね。


すごいや。

じゃあ、成果が出るまでのんびり待っているとしよう。



数時間後、ワームくんのできたよ!という報告を聞き、ワームが潜った穴へと戻る。


するとちゃんとワームくんが戻ってきていた。


僕が来たことに気がつくと、ワームくんは尻尾を地中に出してきて、プリ!と何かを出してきた。


見てみると金やら鉄やら、銅達の塊だ。


すごい。
本当に生成までやってくれるんだ。


これならきっといい金額で売れるだろうし、保存も利いてくれる。


重いのが難点だけど、それもマジックバッグがあれば問題は無い。


ありがとう、ワームくん。
お礼にたくさんゴハンを渡す。


ワームくんは特にお芋が好物らしい。


いいよ。お芋ならたくさんつくれるからいくら食べても問題無いんだ。


いっぱい食べてね。
そしてこれからよろしくな、ワームくん。
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