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21話 とある盗賊のお話
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俺は盗賊。
行商人やらを襲って生計を立てている。
もちろんいただくのは商品だけさ。
人を殺してしまったら刑期が重くなるからね。
盗賊にもプライドはある。
俺はこの仕事に誇りを持ってんのさ。
で、そんな俺達は最近、町でたくさんの鉱物を売っていくエルフと男がいるという噂を聞いた。
実際に確認してみると、その噂はほんとうだった。
エルフの隣にいるあんちゃんが、どう考えてもバッグの内容量よりも多い鉱物を取り出して、売っているのだ。
しかも質もいいのか、たくさんの金貨と交換してもらっている。
俺達が一生遊んで暮らせるほどの金額だ。
しめたぜ。
あいつらが鉱石を売った後に襲って、奪っちまえば簡単に手に入る。
定期的に町に売りに来ているようだし、次あったら襲ってやろうと、仲間達を集め、計画を立てた。
数週間後。
へへへ。本当にまた来やがった。
今日もエルフとあんちゃんの二人組だ。
町で襲うと衛兵達が邪魔になる。
だから町から出て、大分離れた所で襲ってやろうと後を付けていく。
仲間達も奪った金をどう使おうか話して興奮しているようだ。
悪いね、お二人さん。
この世界は奪うか奪われるかなんだ。
と、考えながら後を付けていると二人は森の近くで大きな狼にのり、一気にどこかへいってしまった。
クソ!速え!
なんだあの狼。
走っても追いつけなかった。
ちくしょう。
いや、まだだ、落ち着け。
相手にこちらの存在はまだばれていない。
おそらくだが再び奴らは同じように鉱物を売りに来るだろう。
それなら先回りして、狼を殺しておけばいい。
そしてのこのこ返ってきたあいつらから金をうばってしまえばいいんだ。
再び数週間後。
へへへ。奴ら本当に同じように来やがったぜ。
今度は狼の居場所も分かっている。
二人はいつも通り、狙われていることも知らずに楽しそうに町にいきやがった。
これからひどい未来が待っているとも知らずにな。
ははは。思わず笑いがもれてちまう。
じゃあ、はじめようかと仲間達に合図をして、剣を抜いた。
悪いな、狼。
てめえに恨みはねえが、死んで貰うぞ。
殺したら、その毛皮も飲み代に使ってやるよ。
そう思いながら、のんびりと横たわる狼に襲いかかった。
はずだった。
ふぺえ!
突然仲間がヘンな声をあげた。
狼に気づかれるだろうが馬鹿野郎と、仲間の方を見る。
すると仲間が狼の突進を喰らい木に叩き付けられていた。
ば、ばかな。
狼は目の前に・・・。
前を見ると、そこにはもうのんびりと横たわっていた狼はいなかった。
あ、あれ?
じゃあ、こいつは・・・。
ぎゃあ!
また一人仲間が吹き飛ばされる。
「バケモノ!バケモノだ!」
目の前の光景を見せられて、仲間達はおのおの武器を捨て、逃げ始めてしまう。
しかし狼はその背中を追い、突撃を喰らわせていく。仲間達はあっという間に全滅させられてしまった。
ああああ!
ああああああ!
なんなんだよ!
狼じゃねえのかよ!
狼は俺の顔を見て、グルル!とうなりながら近づいてくる。
やめろ!
くるんじゃない!
「ガウ!」
やめてくれえ!
次、目を覚ましたら牢屋の中だった。
俺達を捕まえた衛兵の話によると町の入り口の所に俺達は積み上げられていたらしい。
まったく、恐ろしい話だ。
牢屋からでたら、転職、しよ。
行商人やらを襲って生計を立てている。
もちろんいただくのは商品だけさ。
人を殺してしまったら刑期が重くなるからね。
盗賊にもプライドはある。
俺はこの仕事に誇りを持ってんのさ。
で、そんな俺達は最近、町でたくさんの鉱物を売っていくエルフと男がいるという噂を聞いた。
実際に確認してみると、その噂はほんとうだった。
エルフの隣にいるあんちゃんが、どう考えてもバッグの内容量よりも多い鉱物を取り出して、売っているのだ。
しかも質もいいのか、たくさんの金貨と交換してもらっている。
俺達が一生遊んで暮らせるほどの金額だ。
しめたぜ。
あいつらが鉱石を売った後に襲って、奪っちまえば簡単に手に入る。
定期的に町に売りに来ているようだし、次あったら襲ってやろうと、仲間達を集め、計画を立てた。
数週間後。
へへへ。本当にまた来やがった。
今日もエルフとあんちゃんの二人組だ。
町で襲うと衛兵達が邪魔になる。
だから町から出て、大分離れた所で襲ってやろうと後を付けていく。
仲間達も奪った金をどう使おうか話して興奮しているようだ。
悪いね、お二人さん。
この世界は奪うか奪われるかなんだ。
と、考えながら後を付けていると二人は森の近くで大きな狼にのり、一気にどこかへいってしまった。
クソ!速え!
なんだあの狼。
走っても追いつけなかった。
ちくしょう。
いや、まだだ、落ち着け。
相手にこちらの存在はまだばれていない。
おそらくだが再び奴らは同じように鉱物を売りに来るだろう。
それなら先回りして、狼を殺しておけばいい。
そしてのこのこ返ってきたあいつらから金をうばってしまえばいいんだ。
再び数週間後。
へへへ。奴ら本当に同じように来やがったぜ。
今度は狼の居場所も分かっている。
二人はいつも通り、狙われていることも知らずに楽しそうに町にいきやがった。
これからひどい未来が待っているとも知らずにな。
ははは。思わず笑いがもれてちまう。
じゃあ、はじめようかと仲間達に合図をして、剣を抜いた。
悪いな、狼。
てめえに恨みはねえが、死んで貰うぞ。
殺したら、その毛皮も飲み代に使ってやるよ。
そう思いながら、のんびりと横たわる狼に襲いかかった。
はずだった。
ふぺえ!
突然仲間がヘンな声をあげた。
狼に気づかれるだろうが馬鹿野郎と、仲間の方を見る。
すると仲間が狼の突進を喰らい木に叩き付けられていた。
ば、ばかな。
狼は目の前に・・・。
前を見ると、そこにはもうのんびりと横たわっていた狼はいなかった。
あ、あれ?
じゃあ、こいつは・・・。
ぎゃあ!
また一人仲間が吹き飛ばされる。
「バケモノ!バケモノだ!」
目の前の光景を見せられて、仲間達はおのおの武器を捨て、逃げ始めてしまう。
しかし狼はその背中を追い、突撃を喰らわせていく。仲間達はあっという間に全滅させられてしまった。
ああああ!
ああああああ!
なんなんだよ!
狼じゃねえのかよ!
狼は俺の顔を見て、グルル!とうなりながら近づいてくる。
やめろ!
くるんじゃない!
「ガウ!」
やめてくれえ!
次、目を覚ましたら牢屋の中だった。
俺達を捕まえた衛兵の話によると町の入り口の所に俺達は積み上げられていたらしい。
まったく、恐ろしい話だ。
牢屋からでたら、転職、しよ。
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