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65話 台風への備え
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今日は台風への備えをしている。
なんでも魔力の反応を見るに、とんでもなくでかいものがこの村の上空を通過するとのことだった。
村長のお話によると、毎回この時期になると訪れるそうだ。
以前まではこの台風のせいで何かを作っても毎回壊されてしまったいたらしい。
道理で村がまったく発展していなかったわけだ。
ただその台風のおかげでここら一帯は人が近づかない地域になっているため、みんな静に暮らせていたそうだ。
破壊神でもあり、守り神でもあるわけだね。
でもせっかく育てた農作物や建物を壊されてしまってはかなわないので、今回はしっかり対処をさせてもらう。
いろいろみんなで話し合った結果、すべてを守るならば魔法で防御の障壁を張ってしまうのがいいだろうということになった。
現在村隠蔽の結界が張られているので、これをすこし改造するとのことだ。
そのせいで一時的に隠蔽の結界はなくなってしまうが、森を調査している冒険者たちも台風を察知し、退避しているため問題は無い。
魔法関連は詳しい方にお任せすることにしよう。
僕はその間、食料やらの備蓄や、川が増水したさいに、村に水が入ってこないようにする堀などを作っていく。
魔族領行きのドラゴン便もお休みだ。
さあ、急いで準備してしまおう。
次の日。
風が少しづつ強くなってきている。
空もさっきまで晴れていたのに、今はどんよりと重く黒い雲に覆われはじめた。
どうやら本当にくるらしい。
防御結界の完成はギリギリ間に合ってくれた。
村全体が結界によって守られる。
すべての住人が村にいることを確認し、何があっても絶対に村からでないようにお願いしながら、台風が過ぎるのを待つ。
結界の外はすでにものすごい嵐が吹き荒れるようになっていた。
木々が揺れ、雷がなり、結界に無数の雨粒や風に飛ばされてきたであろう岩がぶつかっていく。
結界にものがぶつかるたびにものすごい音がするのでラナちゃんは毛が逆立っていた。
僕にしがみついて震えているので大丈夫だよとやさしくなでる。
外ではサラさんたちが結界が正常に昨日しているか確認を続けてくれている。
だから絶対に大丈夫。こころからそう思えた。
夜。
まだ嵐は続いていた。
それどころかさらに強くなってきている。
台風対策のために作った堀はすでに水でパンパンだ。
ラナちゃんを不安にさせないよ平静を装いながら、彼女が眠ったら急いで外に出て堀の拡張を行った。
サラさん達のほうもすこし不味そうだ。
所どころ結界が崩れかけ始めており、補修をいそいでいる。
「ぬはははは!今回はやけに元気だな!」
ベルさんはそんな状況を笑いながら、空をみあげていた。
そして
「タクマ、上を見てみろ。すごいぞ?」
と言った。
え?と疑問に思いつつ空を見る。
そしてそこには、
一匹の獣がいた。
なんだ、あれ。
台風の中を獣が悠々と泳いでる。
開いた口が閉じなかった。
「少し前まで災害は現象だと思われていた。だが最近の研究ではそれは否定されたのじゃ」
驚く僕にベルさんが補足をしてくれる。
「これはあの獣の呼吸じゃ。もうじき収まる。だからもうひとふんばりだ」
まじかよ。
そして数時間後。
ベルさんの言う通り本当に台風はやんでた。
ケガ人はなし。畑も建物も無傷だ。
とりあえず、乗り切ったようだ。
・・・えげつないもの見ちゃったな、と思いました。
なんでも魔力の反応を見るに、とんでもなくでかいものがこの村の上空を通過するとのことだった。
村長のお話によると、毎回この時期になると訪れるそうだ。
以前まではこの台風のせいで何かを作っても毎回壊されてしまったいたらしい。
道理で村がまったく発展していなかったわけだ。
ただその台風のおかげでここら一帯は人が近づかない地域になっているため、みんな静に暮らせていたそうだ。
破壊神でもあり、守り神でもあるわけだね。
でもせっかく育てた農作物や建物を壊されてしまってはかなわないので、今回はしっかり対処をさせてもらう。
いろいろみんなで話し合った結果、すべてを守るならば魔法で防御の障壁を張ってしまうのがいいだろうということになった。
現在村隠蔽の結界が張られているので、これをすこし改造するとのことだ。
そのせいで一時的に隠蔽の結界はなくなってしまうが、森を調査している冒険者たちも台風を察知し、退避しているため問題は無い。
魔法関連は詳しい方にお任せすることにしよう。
僕はその間、食料やらの備蓄や、川が増水したさいに、村に水が入ってこないようにする堀などを作っていく。
魔族領行きのドラゴン便もお休みだ。
さあ、急いで準備してしまおう。
次の日。
風が少しづつ強くなってきている。
空もさっきまで晴れていたのに、今はどんよりと重く黒い雲に覆われはじめた。
どうやら本当にくるらしい。
防御結界の完成はギリギリ間に合ってくれた。
村全体が結界によって守られる。
すべての住人が村にいることを確認し、何があっても絶対に村からでないようにお願いしながら、台風が過ぎるのを待つ。
結界の外はすでにものすごい嵐が吹き荒れるようになっていた。
木々が揺れ、雷がなり、結界に無数の雨粒や風に飛ばされてきたであろう岩がぶつかっていく。
結界にものがぶつかるたびにものすごい音がするのでラナちゃんは毛が逆立っていた。
僕にしがみついて震えているので大丈夫だよとやさしくなでる。
外ではサラさんたちが結界が正常に昨日しているか確認を続けてくれている。
だから絶対に大丈夫。こころからそう思えた。
夜。
まだ嵐は続いていた。
それどころかさらに強くなってきている。
台風対策のために作った堀はすでに水でパンパンだ。
ラナちゃんを不安にさせないよ平静を装いながら、彼女が眠ったら急いで外に出て堀の拡張を行った。
サラさん達のほうもすこし不味そうだ。
所どころ結界が崩れかけ始めており、補修をいそいでいる。
「ぬはははは!今回はやけに元気だな!」
ベルさんはそんな状況を笑いながら、空をみあげていた。
そして
「タクマ、上を見てみろ。すごいぞ?」
と言った。
え?と疑問に思いつつ空を見る。
そしてそこには、
一匹の獣がいた。
なんだ、あれ。
台風の中を獣が悠々と泳いでる。
開いた口が閉じなかった。
「少し前まで災害は現象だと思われていた。だが最近の研究ではそれは否定されたのじゃ」
驚く僕にベルさんが補足をしてくれる。
「これはあの獣の呼吸じゃ。もうじき収まる。だからもうひとふんばりだ」
まじかよ。
そして数時間後。
ベルさんの言う通り本当に台風はやんでた。
ケガ人はなし。畑も建物も無傷だ。
とりあえず、乗り切ったようだ。
・・・えげつないもの見ちゃったな、と思いました。
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