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67話 ポーションづくり!
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今日はポーションというものを作っている。
ポーションというのは前世でいうところの薬みたいなものだ。
体調が悪いときに飲めば元気になるし、ケガにかければたちまち治ってしまうそうだ。
この村では、傷などはほとんどスライム3兄弟が治してくれるので必要なないと思っていたのだが、どうやら町やら魔族領ではかなりの需要があるらしい。
困っている人がいて、貴重な収入源になるのならば作らない手はないと思う。
今、村には余裕もあるからね。
三方良しのビジネスは積極的にやっていきたい。
で、肝心な作り方なんだけど、これがとても難しい。
まあ、簡単あら供給不足になってないんだから、当たり前だといわれれば当たり前なんだけど、完全に想像以上だった。
ポーションをつくること自体は出来なくもない。
というか作ることは簡単だ。
幾つかの薬草と素材をいれて煮込めば完成する。
薬草や素材はうちの畑で育ててもいるから全然平気。
でもそこから大量生産するのがものすごく大変なのである。
まずポーションは複数の樽で作るので、濃度によって効果が変わってしまう。
薄い奴は当然効果が弱いし、濃いものは逆に効果が強い。
でだ。
大量に作っていると使った薬草の品質の差や、煮込み具合の差で、完成した液体にばらつきがでてしまうから、品質を均一にするための調合が必要になってくる。
で、この調合がとんでもない難関であるわけでして、本来は何十年も訓練した調合士が担当する作業らしい。
毎回できてくるものが違うから、自動化もできない。
本当に経験がものをいう作業であるらしい。
素人の僕が何度やっても出来るのはバラバラな品質なポーションのみだ。
これは品薄になるわけだと、分からされてしまうのであった。
でも、どうしても諦めたくなかった。
なにか、なにか対策はないだろうか?
せめて1人でもできる人がいれば、教えをこうことができるのに・・・。
と頭をひねっていると、肩をちょんちょんとつつかれた。
振り向くと、そこにはシルキーさんがいた。
あれ?どうしましたか?
え?私ならつくれます、だって?
ほんとに!?
シルキーさんは私にまかせてくださいという風に、えっへん!と胸をはっている。
まじかよと思いつつ、やって貰うと、本当に均一なポーションを完成させてくれる。
よし。これから師匠とよばせていただくことにしよう。
シルキーさんに調合のやり方を教えて貰いながらポーションづくりを進めていく。
・・・え?
ここから臭いで判別します、ですか?
こっちと、こっちで臭いがちがう?
違いますかね?
やべえ、シルキーさんの言っていることが分からない。
僕が嗅ぐとどちらのポーションも同じ臭いに感じるのだが、シルキーさんの鼻では別物らしい。
うん。
あれだね。
お母さんがゲーム機をすべてピコピコと表現するあの現象だね。
知っている人には全く違うけど、素人には全部おなじにみえるあれだ。
・・・道のりは、ながそうだなあ。
その後、ラナちゃんや村長に嗅いでもらったらすぐに違いに気づいていた。
逆にサラさんやエーソンさん、ベルさんは分からないとのことだ。
なんか新しい猫人族の長所を発見してしまった日であるのであった。
ポーションというのは前世でいうところの薬みたいなものだ。
体調が悪いときに飲めば元気になるし、ケガにかければたちまち治ってしまうそうだ。
この村では、傷などはほとんどスライム3兄弟が治してくれるので必要なないと思っていたのだが、どうやら町やら魔族領ではかなりの需要があるらしい。
困っている人がいて、貴重な収入源になるのならば作らない手はないと思う。
今、村には余裕もあるからね。
三方良しのビジネスは積極的にやっていきたい。
で、肝心な作り方なんだけど、これがとても難しい。
まあ、簡単あら供給不足になってないんだから、当たり前だといわれれば当たり前なんだけど、完全に想像以上だった。
ポーションをつくること自体は出来なくもない。
というか作ることは簡単だ。
幾つかの薬草と素材をいれて煮込めば完成する。
薬草や素材はうちの畑で育ててもいるから全然平気。
でもそこから大量生産するのがものすごく大変なのである。
まずポーションは複数の樽で作るので、濃度によって効果が変わってしまう。
薄い奴は当然効果が弱いし、濃いものは逆に効果が強い。
でだ。
大量に作っていると使った薬草の品質の差や、煮込み具合の差で、完成した液体にばらつきがでてしまうから、品質を均一にするための調合が必要になってくる。
で、この調合がとんでもない難関であるわけでして、本来は何十年も訓練した調合士が担当する作業らしい。
毎回できてくるものが違うから、自動化もできない。
本当に経験がものをいう作業であるらしい。
素人の僕が何度やっても出来るのはバラバラな品質なポーションのみだ。
これは品薄になるわけだと、分からされてしまうのであった。
でも、どうしても諦めたくなかった。
なにか、なにか対策はないだろうか?
せめて1人でもできる人がいれば、教えをこうことができるのに・・・。
と頭をひねっていると、肩をちょんちょんとつつかれた。
振り向くと、そこにはシルキーさんがいた。
あれ?どうしましたか?
え?私ならつくれます、だって?
ほんとに!?
シルキーさんは私にまかせてくださいという風に、えっへん!と胸をはっている。
まじかよと思いつつ、やって貰うと、本当に均一なポーションを完成させてくれる。
よし。これから師匠とよばせていただくことにしよう。
シルキーさんに調合のやり方を教えて貰いながらポーションづくりを進めていく。
・・・え?
ここから臭いで判別します、ですか?
こっちと、こっちで臭いがちがう?
違いますかね?
やべえ、シルキーさんの言っていることが分からない。
僕が嗅ぐとどちらのポーションも同じ臭いに感じるのだが、シルキーさんの鼻では別物らしい。
うん。
あれだね。
お母さんがゲーム機をすべてピコピコと表現するあの現象だね。
知っている人には全く違うけど、素人には全部おなじにみえるあれだ。
・・・道のりは、ながそうだなあ。
その後、ラナちゃんや村長に嗅いでもらったらすぐに違いに気づいていた。
逆にサラさんやエーソンさん、ベルさんは分からないとのことだ。
なんか新しい猫人族の長所を発見してしまった日であるのであった。
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