36 / 56
第36話 光系スキルを使う女戦士
しおりを挟む
最後の対戦相手、まさかの参戦、ここのオーナー。
スタイルがよく、しなやかな体。
戦いにくそうな相手ではある。
確か、名前はシャイン・ブライトといった。
ブライト家は有名な光系のスキルを操る家系。
光系といえば、俺の『適応』の範囲から外れた、俺が使えないスキルのひとつだ。
大きな声援とともに戦いが始まった。
まずはお互いに警戒して、その場からじわじわと距離を詰める。
目はしっかりと合わせていた。
彼女が俺を見る目はまるで野生のトラのよう。
そこから感じる強い殺気。
まさか、俺を殺そうと思ってるんじゃないよな?
「タイフーン先生に負けたのか?」
ここでひとつ挑発しておいた。
たいていの人間は、自分が負けた相手の話になると機嫌を悪くする。ここで相手を精神的に動揺させるのも、俺が本気になったという証拠だ。
さあ、どう動く?
これくらいでは動揺しないか?
「あいつはうちの同級生だ、ストロング。それはもう優秀なやつだったよ!」
動いた。
足だ。
単純な蹴りの攻撃。これなら少し首を右に振るだけで回避できる。
そこからシャインが攻撃を仕掛けることは難しいだろう。
そのキックで体勢が大きく崩れるからだ。
そこに俺が風で方向感覚を失わせ、強烈な炎を浴びせる。
勝利の道筋が立った。
だが──。
「甘い!」
まさか!
今まで浴びたことのない光が俺の視界を遮った。
目が痛い。視界が完全に奪われることは初めてだ。きっと観客も同じものを浴びていることだろう。
目を開ける前に、強烈かつ単純すぎるさっきのキックが、俺の腹にまともに入った。
「うっ」
こんな攻撃をくらうとは。
視界が自由になると、俺の体がフィールドの壁に叩きつけられていることがわかった。
背中の骨、もしかしたら折れてるかもな……。
「その状態で戦えるのか? うちの優しさで、戦いはここまででってことにしてやるよ」
「それは断る!」
俺は急いで背中に回復魔術をかけた。
背中全体にヒール効果が広がり、さっきまでの痛みは消える。
今度は俺が攻撃する番だ。
まだ痛みにうなっていると思っているシャインのところまで、スキル『大跳躍』を使って1回で移動した。
実はこれは単純に筋力を強化したことでできるようになった努力の技。
俺もしっかり、努力してるんだからな。
「ほう、うちの蹴りをくらって降参しないやつはタイフーン以来だ」
「俺の視界を奪ったやつは初めてだったな」
そう言いながら、突風を起こす──。
その構えを見せた瞬間、シャインの表情が変わり、すっと警戒の体勢を取った。
確実に俺の風を警戒している。
つまり、まだ風には効果があるということか。
それとも、もう対策済みということか。
少なくとも、俺はそんな単純な男じゃない。
風を繰り出すように見せておいて、細かい氷のつららをシャインに放った。
「つらら、だと?」
やっぱり、これには対応できなかったか。
素早さも熟練されていた俺の「アイススマッシュ」で王手だ。
「それと、また新しいスキルを見せてやる! ウォータースプラッシュ!」
今度は水。
噴水のように勢いよく噴射した水は、つららのあとから追い打ちをかけるように、シャインに向かっていった。
「すごい威力の蹴りと、光だった」
ここまで戦いで厳しい状況に立ったのは久しぶりのことだった。
全力で、使えるスキルを駆使して、戦う。
なかなか面白い。
また何か、大きなことを学んだような気がした。
***
「ジャック・ストロング、あんたの強さに惚れた。もしまた休日があれば、絶対にこのフィールドに来いよ」
で……俺たちがフィールドを去るとき、あのシャインにそう言われた。
「やはりジャックはすごい……スキルをいくつ持ってるんだ?」
「いや、実は俺、転──」
「ジャックに負けないよう、ぼくも努力して多くのスキルを身につけないと」
なんか、フロストの頑張るべき方向性が違うような気もするが……。
秘密を打ち明けようと思っていたが、その必要はなさそうに思えた。
俺がそうしてスキルをいろいろ使えることを、ただいつものように努力で成し遂げたと思っている。
で、それなら自分もスキルのために努力を、と。
ま、それが彼のモチベーションにもなるんだったら、何も言わない方がいいのかもな。
「ああ、頑張ろう」
そうして、フィールドを笑顔で去ったわけだが──。
じ、時間が……。
今はなんと午後12時54分。
街の大きな時計台にそうあった。
てことは、あと6分でリリーとの約束の時間だ!
スタイルがよく、しなやかな体。
戦いにくそうな相手ではある。
確か、名前はシャイン・ブライトといった。
ブライト家は有名な光系のスキルを操る家系。
光系といえば、俺の『適応』の範囲から外れた、俺が使えないスキルのひとつだ。
大きな声援とともに戦いが始まった。
まずはお互いに警戒して、その場からじわじわと距離を詰める。
目はしっかりと合わせていた。
彼女が俺を見る目はまるで野生のトラのよう。
そこから感じる強い殺気。
まさか、俺を殺そうと思ってるんじゃないよな?
「タイフーン先生に負けたのか?」
ここでひとつ挑発しておいた。
たいていの人間は、自分が負けた相手の話になると機嫌を悪くする。ここで相手を精神的に動揺させるのも、俺が本気になったという証拠だ。
さあ、どう動く?
これくらいでは動揺しないか?
「あいつはうちの同級生だ、ストロング。それはもう優秀なやつだったよ!」
動いた。
足だ。
単純な蹴りの攻撃。これなら少し首を右に振るだけで回避できる。
そこからシャインが攻撃を仕掛けることは難しいだろう。
そのキックで体勢が大きく崩れるからだ。
そこに俺が風で方向感覚を失わせ、強烈な炎を浴びせる。
勝利の道筋が立った。
だが──。
「甘い!」
まさか!
今まで浴びたことのない光が俺の視界を遮った。
目が痛い。視界が完全に奪われることは初めてだ。きっと観客も同じものを浴びていることだろう。
目を開ける前に、強烈かつ単純すぎるさっきのキックが、俺の腹にまともに入った。
「うっ」
こんな攻撃をくらうとは。
視界が自由になると、俺の体がフィールドの壁に叩きつけられていることがわかった。
背中の骨、もしかしたら折れてるかもな……。
「その状態で戦えるのか? うちの優しさで、戦いはここまででってことにしてやるよ」
「それは断る!」
俺は急いで背中に回復魔術をかけた。
背中全体にヒール効果が広がり、さっきまでの痛みは消える。
今度は俺が攻撃する番だ。
まだ痛みにうなっていると思っているシャインのところまで、スキル『大跳躍』を使って1回で移動した。
実はこれは単純に筋力を強化したことでできるようになった努力の技。
俺もしっかり、努力してるんだからな。
「ほう、うちの蹴りをくらって降参しないやつはタイフーン以来だ」
「俺の視界を奪ったやつは初めてだったな」
そう言いながら、突風を起こす──。
その構えを見せた瞬間、シャインの表情が変わり、すっと警戒の体勢を取った。
確実に俺の風を警戒している。
つまり、まだ風には効果があるということか。
それとも、もう対策済みということか。
少なくとも、俺はそんな単純な男じゃない。
風を繰り出すように見せておいて、細かい氷のつららをシャインに放った。
「つらら、だと?」
やっぱり、これには対応できなかったか。
素早さも熟練されていた俺の「アイススマッシュ」で王手だ。
「それと、また新しいスキルを見せてやる! ウォータースプラッシュ!」
今度は水。
噴水のように勢いよく噴射した水は、つららのあとから追い打ちをかけるように、シャインに向かっていった。
「すごい威力の蹴りと、光だった」
ここまで戦いで厳しい状況に立ったのは久しぶりのことだった。
全力で、使えるスキルを駆使して、戦う。
なかなか面白い。
また何か、大きなことを学んだような気がした。
***
「ジャック・ストロング、あんたの強さに惚れた。もしまた休日があれば、絶対にこのフィールドに来いよ」
で……俺たちがフィールドを去るとき、あのシャインにそう言われた。
「やはりジャックはすごい……スキルをいくつ持ってるんだ?」
「いや、実は俺、転──」
「ジャックに負けないよう、ぼくも努力して多くのスキルを身につけないと」
なんか、フロストの頑張るべき方向性が違うような気もするが……。
秘密を打ち明けようと思っていたが、その必要はなさそうに思えた。
俺がそうしてスキルをいろいろ使えることを、ただいつものように努力で成し遂げたと思っている。
で、それなら自分もスキルのために努力を、と。
ま、それが彼のモチベーションにもなるんだったら、何も言わない方がいいのかもな。
「ああ、頑張ろう」
そうして、フィールドを笑顔で去ったわけだが──。
じ、時間が……。
今はなんと午後12時54分。
街の大きな時計台にそうあった。
てことは、あと6分でリリーとの約束の時間だ!
42
あなたにおすすめの小説
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
チートスキルより女神様に告白したら、僕のステータスは最弱Fランクだけど、女神様の無限の祝福で最強になりました
Gaku
ファンタジー
平凡なフリーター、佐藤悠樹。その人生は、ソシャゲのガチャに夢中になった末の、あまりにも情けない感電死で幕を閉じた。……はずだった! 死後の世界で彼を待っていたのは、絶世の美女、女神ソフィア。「どんなチート能力でも与えましょう」という甘い誘惑に、彼が願ったのは、たった一つ。「貴方と一緒に、旅がしたい!」。これは、最強の能力の代わりに、女神様本人をパートナーに選んだ男の、前代未聞の異世界冒険譚である!
主人公ユウキに、剣や魔法の才能はない。ステータスは、どこをどう見ても一般人以下。だが、彼には、誰にも負けない最強の力があった。それは、女神ソフィアが側にいるだけで、あらゆる奇跡が彼の味方をする『女神の祝福』という名の究極チート! 彼の原動力はただ一つ、ソフィアへの一途すぎる愛。そんな彼の真っ直ぐな想いに、最初は呆れ、戸惑っていたソフィアも、次第に心を動かされていく。完璧で、常に品行方正だった女神が、初めて見せるヤキモチ、戸惑い、そして恋する乙女の顔。二人の甘く、もどかしい関係性の変化から、目が離せない!
旅の仲間になるのは、いずれも大陸屈指の実力者、そして、揃いも揃って絶世の美女たち。しかし、彼女たちは全員、致命的な欠点を抱えていた! 方向音痴すぎて地図が読めない女剣士、肝心なところで必ず魔法が暴発する天才魔導士、女神への信仰が熱心すぎて根本的にズレているクルセイダー、優しすぎてアンデッドをパワーアップさせてしまう神官僧侶……。凄腕なのに、全員がどこかポンコツ! 彼女たちが集まれば、簡単なスライム退治も、国を揺るがす大騒動へと発展する。息つく暇もないドタバタ劇が、あなたを爆笑の渦に巻き込む!
基本は腹を抱えて笑えるコメディだが、物語は時に、世界の運命を賭けた、手に汗握るシリアスな戦いへと突入する。絶体絶命の状況の中、試されるのは仲間たちとの絆。そして、主人公が示すのは、愛する人を、仲間を守りたいという想いこそが、どんなチート能力にも勝る「最強の力」であるという、熱い魂の輝きだ。笑いと涙、その緩急が、物語をさらに深く、感動的に彩っていく。
王道の異世界転生、ハーレム、そして最高のドタバタコメディが、ここにある。最強の力は、一途な愛! 個性豊かすぎる仲間たちと共に、あなたも、最高に賑やかで、心温まる異世界を旅してみませんか? 笑って、泣けて、最後には必ず幸せな気持ちになれることを、お約束します。
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる