84 / 105
勇者祭編
その84 挨拶代わりのバトル
しおりを挟む
『やあオスカー君!』
悲壮感を漂わせてルーナの前から姿を消した後。
最後まで俺の残像をかき抱く彼女の姿が忘れられない。
そういう意味では満足感に包まれていた俺に、厄介な男子生徒が接近しようとしていた。
「無視しないでくれよ、オスカー君。ボクだってきみに話があるんだ。ルーナ君と同様に」
ルーナは中庭で、二人きりみたいね、と言った。
彼女は気づけなかったのだ。
――俺達のエロティックなやり取りを、ひとり優雅に眺めていた少年がいることに。
「ストーキングは趣味なのか?」
「んー、難しい質問だ。確かにボクは尾行が得意だよ。でも、きみだけかなぁ、ここまで執着してしまう存在は」
「それは感動的だな」
「それって皮肉かな?」
白竜はいかにもかっこよく、背の高い大木の上に座っている。
彼の行動は毎回俺の琴線に触れるが、意図した演出だろうか、それとも自然とできてしまうのだろうか。
足をぶらぶら揺らし、よっと跳躍して大地に着地する。
だが、今回の白竜はそれで止まらない。
着地の勢いのままに、軽やかに俺に近づいてくる。繰り出されるのは速攻の蹴り。
俺はその攻撃を右手の甲で弾き、さっと戦闘モードに入った。
「そう来なくっちゃ」
ニヤッと笑みを浮かべたかと思うと、腰をぐっと落とし、拳に力を入れる白竜。
――拳が飛んでくる。
さっとかわすも、連打。次々と目の前に迫る拳の嵐に、俺の体も自然と反応していく。
実力者同士、顔を合わせたら戦闘。
悪くない。
白竜から悪意や敵意は一切感じない。勝ちたいという醜い欲も見えない。そして俺からも、敵意の類は一切放っていない。
普通の――というのは頭が正常に機能する人のことだが――生徒であれば、この戦いに何の意味があるのか問うだろう。
無意味な戦いだろ、と。
しかし、それはこの世界で最も愚かな質問のひとつだ。
――「かっこよさそう」だから戦っている。ただ、それだけ。
今度は俺が体を捻り、踵から斜めに蹴りを入れる。だが、いとも簡単によけられた。それでこそ白竜アレクサンダーだ。
昼休み後半。
昼食も取らずに外で戦っている少年二人がいた。
暗い色の髪を激しく揺らしながら、目で捉えられない速さで攻防戦を繰り広げる。
ひとりはみんなが知る生徒会副会長。もうひとりは最近話題の西園寺オスカー。
学園新聞の号外が出てもおかしくはない。
「ちょっと疲れてきたから、これくらいにしておこうか、オスカー君」
「いいだろう」
お互いの合意の下、動きを止める。
変な探り合いは必要ない。
もう白竜が攻撃してこないことはわかっている。警戒するだけ無駄な労力だ。
二人とも、息は上がっていなかった。
「エイダン君の弟君と接触したみたいだね。ボクもその訓練に参加してもいいかな?」
「断る」
「水臭いなぁ、ボクときみの仲じゃないか」
二日に一回は白竜に見られている。
当然、テオとの訓練も彼にバレていた。俺はそれに気づいていながら、軽く視線を送るだけで済ませていたのだ。
「仲良くなった覚えはない。俺の記憶が正しければ、君は俺と敵対することを選んだはずだが」
「そんなこともあったねぇ。若かりし頃のボクも、なかなか大胆な奴だ。まあ結局、勇者祭では優勝を競い合うことになるわけだし――」
「俺がいつ、優勝を目指すと言った?」
白竜の言葉を遮り、勝ち誇った笑みを浮かべる俺。
そう。
俺は一度も、優勝を目指すとは言っていない。
――エイダンには勝つ。
それは決定事項だ。完膚なきまでの差を見せつけ、圧倒的な勝利を収める。
だが、それが済んでしまえば、もう勇者祭で俺が勝つ意味はない。
勝つ、というのが形式的な勝敗だとしよう。予選落ちしたら負けだし、トーナメントで次に進めなかったら負けだ。
俺は絶対に負けない。だが、それは俺の中での話。
勇者祭の盛り上がりを考え、「かっこよさそう」なムーブをかますことさえできれば、形式的には負けても、俺の勝ちになる。それは価値のある試合になる。
「まったく、きみはいつも期待を超えてくるねぇ。ナーイス」
白竜が表情を崩し、静かに地面に腰を下ろした。
その行動の意味はわからない。
無防備なことを強調したいのかもしれないし、この状況で座ることがかっこいいと思っているのかもしれない。
「お前の勝手な期待に応えるつもりはない。俺は常に世界からの期待に応えている。己を昇華し、世界に自分の存在を知らしめている」
「そうかもしれないね。でも、世界はきっと、きみだけに構っていられるほど暇じゃないと思うよ。ボクにもたまに顔を見せてくれるからね」
頭上には青空が広がっていた。
見渡す限り、雲ひとつない真っ青な。
だが、どうだろう。
白竜の言葉が直接世界を刺激したかのように、天空の様子が少しずつ変容していく。灰色の雨雲がゼルトル勇者学園の上空に集まり、不穏な音を響かせる。
「ひとつ警告しておこう。ボクは――」
――強いよ。
白竜はまるで自分が世界の支配者でもあるかのような自信と共に、そう言った。
雨雲にエネルギーが集中し、一撃の雷霆が天より舞い落ちる。
轟音を轟かせ、威圧的な存在感を見せつけ、巨大な雷の柱が白竜を包み込んだ。
(――ッ。この威力は……)
――魔王セト以上。
彼が呼び出したであろう雷霆を生で見て、思ったこと。
――白竜アレクサンダーは、魔王セトよりも強い。
雨雲が一瞬にして消失し、空もまた明るさを取り戻す。昼間の熱い日差しに逆戻りだ。
そして、白竜は。
雷霆と共にこの場を去った。
俺は表情そのまま、風で揺れる前髪を世界に見せつけていた。
悲壮感を漂わせてルーナの前から姿を消した後。
最後まで俺の残像をかき抱く彼女の姿が忘れられない。
そういう意味では満足感に包まれていた俺に、厄介な男子生徒が接近しようとしていた。
「無視しないでくれよ、オスカー君。ボクだってきみに話があるんだ。ルーナ君と同様に」
ルーナは中庭で、二人きりみたいね、と言った。
彼女は気づけなかったのだ。
――俺達のエロティックなやり取りを、ひとり優雅に眺めていた少年がいることに。
「ストーキングは趣味なのか?」
「んー、難しい質問だ。確かにボクは尾行が得意だよ。でも、きみだけかなぁ、ここまで執着してしまう存在は」
「それは感動的だな」
「それって皮肉かな?」
白竜はいかにもかっこよく、背の高い大木の上に座っている。
彼の行動は毎回俺の琴線に触れるが、意図した演出だろうか、それとも自然とできてしまうのだろうか。
足をぶらぶら揺らし、よっと跳躍して大地に着地する。
だが、今回の白竜はそれで止まらない。
着地の勢いのままに、軽やかに俺に近づいてくる。繰り出されるのは速攻の蹴り。
俺はその攻撃を右手の甲で弾き、さっと戦闘モードに入った。
「そう来なくっちゃ」
ニヤッと笑みを浮かべたかと思うと、腰をぐっと落とし、拳に力を入れる白竜。
――拳が飛んでくる。
さっとかわすも、連打。次々と目の前に迫る拳の嵐に、俺の体も自然と反応していく。
実力者同士、顔を合わせたら戦闘。
悪くない。
白竜から悪意や敵意は一切感じない。勝ちたいという醜い欲も見えない。そして俺からも、敵意の類は一切放っていない。
普通の――というのは頭が正常に機能する人のことだが――生徒であれば、この戦いに何の意味があるのか問うだろう。
無意味な戦いだろ、と。
しかし、それはこの世界で最も愚かな質問のひとつだ。
――「かっこよさそう」だから戦っている。ただ、それだけ。
今度は俺が体を捻り、踵から斜めに蹴りを入れる。だが、いとも簡単によけられた。それでこそ白竜アレクサンダーだ。
昼休み後半。
昼食も取らずに外で戦っている少年二人がいた。
暗い色の髪を激しく揺らしながら、目で捉えられない速さで攻防戦を繰り広げる。
ひとりはみんなが知る生徒会副会長。もうひとりは最近話題の西園寺オスカー。
学園新聞の号外が出てもおかしくはない。
「ちょっと疲れてきたから、これくらいにしておこうか、オスカー君」
「いいだろう」
お互いの合意の下、動きを止める。
変な探り合いは必要ない。
もう白竜が攻撃してこないことはわかっている。警戒するだけ無駄な労力だ。
二人とも、息は上がっていなかった。
「エイダン君の弟君と接触したみたいだね。ボクもその訓練に参加してもいいかな?」
「断る」
「水臭いなぁ、ボクときみの仲じゃないか」
二日に一回は白竜に見られている。
当然、テオとの訓練も彼にバレていた。俺はそれに気づいていながら、軽く視線を送るだけで済ませていたのだ。
「仲良くなった覚えはない。俺の記憶が正しければ、君は俺と敵対することを選んだはずだが」
「そんなこともあったねぇ。若かりし頃のボクも、なかなか大胆な奴だ。まあ結局、勇者祭では優勝を競い合うことになるわけだし――」
「俺がいつ、優勝を目指すと言った?」
白竜の言葉を遮り、勝ち誇った笑みを浮かべる俺。
そう。
俺は一度も、優勝を目指すとは言っていない。
――エイダンには勝つ。
それは決定事項だ。完膚なきまでの差を見せつけ、圧倒的な勝利を収める。
だが、それが済んでしまえば、もう勇者祭で俺が勝つ意味はない。
勝つ、というのが形式的な勝敗だとしよう。予選落ちしたら負けだし、トーナメントで次に進めなかったら負けだ。
俺は絶対に負けない。だが、それは俺の中での話。
勇者祭の盛り上がりを考え、「かっこよさそう」なムーブをかますことさえできれば、形式的には負けても、俺の勝ちになる。それは価値のある試合になる。
「まったく、きみはいつも期待を超えてくるねぇ。ナーイス」
白竜が表情を崩し、静かに地面に腰を下ろした。
その行動の意味はわからない。
無防備なことを強調したいのかもしれないし、この状況で座ることがかっこいいと思っているのかもしれない。
「お前の勝手な期待に応えるつもりはない。俺は常に世界からの期待に応えている。己を昇華し、世界に自分の存在を知らしめている」
「そうかもしれないね。でも、世界はきっと、きみだけに構っていられるほど暇じゃないと思うよ。ボクにもたまに顔を見せてくれるからね」
頭上には青空が広がっていた。
見渡す限り、雲ひとつない真っ青な。
だが、どうだろう。
白竜の言葉が直接世界を刺激したかのように、天空の様子が少しずつ変容していく。灰色の雨雲がゼルトル勇者学園の上空に集まり、不穏な音を響かせる。
「ひとつ警告しておこう。ボクは――」
――強いよ。
白竜はまるで自分が世界の支配者でもあるかのような自信と共に、そう言った。
雨雲にエネルギーが集中し、一撃の雷霆が天より舞い落ちる。
轟音を轟かせ、威圧的な存在感を見せつけ、巨大な雷の柱が白竜を包み込んだ。
(――ッ。この威力は……)
――魔王セト以上。
彼が呼び出したであろう雷霆を生で見て、思ったこと。
――白竜アレクサンダーは、魔王セトよりも強い。
雨雲が一瞬にして消失し、空もまた明るさを取り戻す。昼間の熱い日差しに逆戻りだ。
そして、白竜は。
雷霆と共にこの場を去った。
俺は表情そのまま、風で揺れる前髪を世界に見せつけていた。
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】オレの勇者パーティは全員アホだが強すぎる。
エース皇命
ファンタジー
異世界に来て3年がたった。
オレの所属する勇者パーティ、イレギュラーズは相変わらず王都最強のパーティとして君臨している。
エルフのクリス、魔術師のジャック、猫耳少女ランラン、絶世の美女シエナ。
全員チート級の強さを誇るけど、どこか抜けていて、アホ全開である。
クリスは髪のセットに命をかけて戦いに遅刻するし、ジャックは賢いもののとことん空気を読まない。ランランは3歩あるくだけで迷子になるし、シエナはマイペースで追い詰めた敵を見逃す。
そんなオレたちの周囲の連中もアホばかりだ。
この世界にはアホしかいないのか。そう呆れるオレだったけど、そんな連中に囲まれている時点で、自分も相当なアホであることに気づくのは、結構すぐのことだった。
最強のアホチーム、イレギュラーズは今日も、王都を救う!
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる