【R-18? いえ、純愛です】金髪ロリ美少女に生まれ変わった親友がピュアすぎて困ってます。

ポークピッツ

文字の大きさ
31 / 36
イヨンモール

第31話 なんの服買おうかな

しおりを挟む
…クレープを食べ終わったところで、フードコートを出た…







これには、宮野もついてくるらしい。

男子の意見もあった方が良いと思うから賛成だ。


広いので先にマップを見ながら梨央ちゃんと結衣さんが中心になって計画を立てる。






さっきから気になってることがある。




視線をすごく感じるんだ。

みんなは気にしてないみたいだけど、結構見られてる。










理由を考えた。


そしたら、客観的に見て思ったんだけど

私たちって顔面偏差値高いんじゃないかなって。





いや、自分で言うのはナルシストすぎるって分かってるよ。


結衣さんはかっこいい系の美人だし。

梨央ちゃんも黙っていればアホっぽさのない可愛いコ。

乃愛ちゃんは顔は見えなくても可愛いオーラが隠しきれてない。



私も、この3人と比べたら全然自信ないけど、顔立ちは整ってる方だと思うんだ。

まぁ、私に向いてる視線の量はごくわずかなんだけどね。









で、視線にも2種類あって

女性陣に向く視線と宮野に向く視線だ。



前者は、まぁいいんだ。



後者が悲惨だ。






宮野に

「なんでテメェみたいな奴が美女連れまわしてんだァ」

「たいしてイケメンでもねぇくせによ」

「その顔面でハーレムとは いい度胸じゃねえかぁ」

「表出ろや、ァアン卍」


みたいな治安の悪い視線が突き刺さってる。



宮野本人には全く届いてないけど、一方的に一触即発みたいな状況になっている。

まぁ、これで喧嘩売ってくるような輩はいないだろうけど、やや不安だ。










でも、ここでちょっと思ったことがある。



宮野ムキムキ説だ。




宮野は半袖のTシャツを着てるんだけど、袖口がパツパツだし、体もゴツゴツしてるのが分かる。 


腕太い…

前腕も太くてスジが入ってて、血管が浮いてる。


拳は緩く握られてるんだけど、確実に何人か殴り殺してそうな危険度を感じる。


表情が穏やかで人畜無害そうなのが、逆に怖いのかも。







私たちは、宮野が優しい人って分かってるから大丈夫だけど…

宮野はパッと見、喧嘩売っちゃダメなひとだ。 非常に強そう。
 



宮野は私と同じバスケ部だけど、バスケだけであんな体になるかな。

私も中学からずっとバスケしてるけど、ああはならないよ。 


男女の違いかな。






「宮野、格闘技とかしてたの?」

「うん。小学校の時にガッツリ空手やってたけど、なんで?」

「宮野、結構筋肉あるなーって思って」



空手は小学校でやめたけど、今は筋トレをしてるらしい。


バスケのメニューを聞くと、女子とは全然違った。 

確かに筋肉つきそうなメニューだった。









力こぶを見せてくれた。 

グッと力を入れると、たぶん1.5倍くらい大きくなった。




硬そう…

女子って大きくて硬いの好きだよね。 


あ、下ネタじゃなくての筋肉ことだよ。



なんかボディービルダーみたいに不自然に大きすぎるのは嫌だけど、宮野の筋肉はすごく良い感じ。

腕毛の濃さも程よくて、男らしくて良い。








「触っていい?」

触りたくなっちゃうよね。

私はボディータッチしないタイプだし、お父さんヒョロヒョロだから、ムキムキの体を触る機会なんてなかったんだもん。






「!」

硬っ! 

思ってたよりもずっと硬い。 


鉄じゃん。





男子の筋肉ってこんななんだ。 



・・・かっこいい。











「いろはもカナタの筋肉すき?」 乃愛ちゃんからの質問だ。

「も?」  いろは”も” って言ったよね。



「ノアはカナタの筋肉すきだよ! とくに前腕と腓腹筋すき!」

「へぇ、そうなんだ。 私も好きだよ」


ひふく筋? なにそれ?


それからしばらく宮野の筋肉を触りながらおしゃべりタイム。

乃愛ちゃんのテンションが今までで一番上がってる。 








乃愛ちゃん、筋肉フェチなんだ。

クラスの男子が知ったら筋トレブーム来るだろうな。


(すでに昨日奏太がグループで共有済み。 今日男子達はダンベルの購入かジムへの入会手続きをしに行っている)






乃愛ちゃんがあまりに楽しそうなので、マップを見ていた二人も集まってくる。

そして宮野の筋肉をペタペタ触りはじめる。


その間、宮野は上を向いて耐えていた。






なんか、私たちが宮野にセクハラしてるみたいだ。

逆ナンしてるみたいにも見えるかも。






宮野に刺さる視線の攻撃力と量と妬み嫉みが増している。



みんな気にならないのかな。

少なくとも、私は気になるなぁ。




ていうか、こんなことしてる場合じゃない。早く服を見に行かないと。

4人を促して服屋さんへ向かう。






移動すると視線は気にならなくなった。












さて、何からいこうか。

予算はたっぷり100万円。


全部使うわけじゃないし、自分の服でもないけどテンションがあがる。



乃愛ちゃんは特にリクエストとかないみたいなので、私たちが乃愛ちゃんに着せたい服を探すことにした。






「白のワンピースと麦わら帽子!」 梨央ちゃんのリクエストだ。


良い! それは金髪碧眼美少女のマストアイテムだ。

それに、これから暑くなるらしいからピッタリ。




…白ワンピを着て、麦わら帽子をかぶる笑顔の乃愛ちゃん。 



想像するだけでお腹一杯になる。

みんなも幸せそうな顔になってる。







「メイド服…」  私のリクエスト。


しまった。 二つ目に言うことじゃなかった。

昨日からずっと着せてみたくて、我慢できなくて言っちゃった。




「それは…いる!」 梨央ちゃん

「いるなぁ」 宮野

「確かに。絶対似合う」 結衣さん

「めいど?」 乃愛ちゃん



良かった。引かれてなかった。

乃愛ちゃんはピンときてないけど、見たら嫌がるかな。 


着て欲しいなー。




 



 
「浴衣とか。パジャマ代わりに」 宮野リクエスト。



なるほど、良いアイデアだ。

宮野宅は旅館っぽいから、いいぞ。



それに、浴衣といえばポニーテール。

まだ乃愛ちゃんのポニーテールは見てない。




…うなじが見えるってことか。 


ふーん、エッチじゃん。









「小悪魔!」  梨央ちゃん

「巫女さん」  私

「ねこみみ」  宮野



「コスプレ衣装探しに来たんじゃないよ」 結衣さん


[[[ あっ、そうでした ]]]








被写体が乃愛ちゃんだから、どうしても非日常なことを考えてしまう。

でも、結衣さんが乗り気じゃないかというと、そうではない。



リクエストはすべて通った。  

特に猫耳はマストだそうだ。 







手分けして探しに行く。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

私の推し(兄)が私のパンツを盗んでました!?

ミクリ21
恋愛
お兄ちゃん! それ私のパンツだから!?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...