13 / 20
第13話 過ちの選択
しおりを挟む
【……すまない、言い過ぎた】
〈……いいえ、私の方こそごめんなさい…母親としての責任が少し足りなかったわ…〉
【………】
〈………〉
2人の間に沈黙が出来る
お互い何を言ったら良いのか分からないのだろう
〔父ちゃーん、母ちゃーん!〕
【…ん?なんだいララ?】
〈…どうしたの?〉
〔ルカがちょっと歩いた!〕
【なんだって?!】
〈まぁ…!!〉
【凄いじゃないか!ルカ!!】
〈また1つ成長したわね!〉
2人の親達は成長したルカに駆け寄る
親にとって子供の成長程嬉しいものはないだろう
【ルカー!お前は天才だな…】
その後もルカを褒める2人
少々親バカな気もするが…無関心な親よりはマシだろう
しかし、この幸せが永遠に続くと良いのだが…
{……父ちゃん、お腹空いた}
【え?あぁ、そういえば家を出てから何も食べていなかったな…】
【ノマ何が良い?父ちゃん非常食を持って来たからここから好きなのを選んで良いぞ】
父親はバッグから非常食を取り出す
出てきたものは''サンリ産のアルファ化米''やサンリ族の中では有名なご飯のお供の陰下(いんか)やお菓子や菓子パンなど
あまり栄養のあるものは無いが生き延びる為には十分といえるだろう
{……これ}
【おぉそれか、沢山あるからよく食べるんだぞ】
{うん…}
ノマが選んだものは中にイチゴ味のジャムが入っている菓子パンだ
サン星は文明の発達が早いためこの時にはもう様々な種類のパンが作られていた
「ワンワン!(なにたべてるのー?)」
{……タロ、菓子…パンだよ、タロは食べられない…からダメ…}
〔あー!ノマ良いなぁ!お姉ちゃんも食べたい!〕
〈…?あぁ、そこにあるからララも食べなさい〉
〔やったー!!何食べよう、お腹空いた…〕
〈あまり食べ過ぎないようにね〉
〔はーい〕
その後、2人の子供は並んで菓子パンを食べる
その姿はまるでハムスターがひまわりの種を食べているかのように愛らしかった
〔はぁ…美味しかった~、水水〕
〈水…はい、水〉
〔ありがとう、母ちゃん〉
〔……ねぇ母ちゃん)
〈なに?〉
〔食料がなくなったらどうするの?〕
〈え?〉
〔……いつかはなくなるでしょ、〕
〈……そうね、そうだった、確かにね…〉
ララは頭が良い
学校に通っていた頃は学年で1番頭が良かった
〈……その時に考えよう、まだ食料はあるから、ね?ララ〉
〔……そうだね、母ちゃん!まだあるし大丈夫だよね〕
〈えぇ…〉
未来なんて誰にも分からない
その選択が合っていたのかそれとも間違っていたのかも
ー2ヶ月後ー
〔母ちゃん…お腹空いた〕
2ヶ月前に比べて少し痩せ細っているララ達
その頃から食料が尽き始めていた
〈……これを食べなさい、ララ…〉
〔え?でもこれ…〕
〈良いから…大丈夫だから食べなさい〉
〔……ありがとう〕
母親が渡した物は自分が食べる予定だったアルファ化米だった
自分もあまり食べていないのに子に渡す…
その選択はあの時気付かなかった自分の過ちを少しでも償おうとする考えからなのか
または、少しでも長く生きて欲しいからなのか…
本人にしか分かるまい
〈……美味しい?〉
〔…うん、美味しい…〕
〈それなら良かった……〉
マリラは痩せ細った手をララの頭の上に持っていく
どうやら撫でたいようだ
〈……(私はもう長く生きられないから…神様、どうかお願いします、ララ達だけでも生きさせて下さい…)〉
マリラは様々な感情を押し殺し神に願った
最近更新速度が遅くて大変申し訳ございません、、
〈……いいえ、私の方こそごめんなさい…母親としての責任が少し足りなかったわ…〉
【………】
〈………〉
2人の間に沈黙が出来る
お互い何を言ったら良いのか分からないのだろう
〔父ちゃーん、母ちゃーん!〕
【…ん?なんだいララ?】
〈…どうしたの?〉
〔ルカがちょっと歩いた!〕
【なんだって?!】
〈まぁ…!!〉
【凄いじゃないか!ルカ!!】
〈また1つ成長したわね!〉
2人の親達は成長したルカに駆け寄る
親にとって子供の成長程嬉しいものはないだろう
【ルカー!お前は天才だな…】
その後もルカを褒める2人
少々親バカな気もするが…無関心な親よりはマシだろう
しかし、この幸せが永遠に続くと良いのだが…
{……父ちゃん、お腹空いた}
【え?あぁ、そういえば家を出てから何も食べていなかったな…】
【ノマ何が良い?父ちゃん非常食を持って来たからここから好きなのを選んで良いぞ】
父親はバッグから非常食を取り出す
出てきたものは''サンリ産のアルファ化米''やサンリ族の中では有名なご飯のお供の陰下(いんか)やお菓子や菓子パンなど
あまり栄養のあるものは無いが生き延びる為には十分といえるだろう
{……これ}
【おぉそれか、沢山あるからよく食べるんだぞ】
{うん…}
ノマが選んだものは中にイチゴ味のジャムが入っている菓子パンだ
サン星は文明の発達が早いためこの時にはもう様々な種類のパンが作られていた
「ワンワン!(なにたべてるのー?)」
{……タロ、菓子…パンだよ、タロは食べられない…からダメ…}
〔あー!ノマ良いなぁ!お姉ちゃんも食べたい!〕
〈…?あぁ、そこにあるからララも食べなさい〉
〔やったー!!何食べよう、お腹空いた…〕
〈あまり食べ過ぎないようにね〉
〔はーい〕
その後、2人の子供は並んで菓子パンを食べる
その姿はまるでハムスターがひまわりの種を食べているかのように愛らしかった
〔はぁ…美味しかった~、水水〕
〈水…はい、水〉
〔ありがとう、母ちゃん〉
〔……ねぇ母ちゃん)
〈なに?〉
〔食料がなくなったらどうするの?〕
〈え?〉
〔……いつかはなくなるでしょ、〕
〈……そうね、そうだった、確かにね…〉
ララは頭が良い
学校に通っていた頃は学年で1番頭が良かった
〈……その時に考えよう、まだ食料はあるから、ね?ララ〉
〔……そうだね、母ちゃん!まだあるし大丈夫だよね〕
〈えぇ…〉
未来なんて誰にも分からない
その選択が合っていたのかそれとも間違っていたのかも
ー2ヶ月後ー
〔母ちゃん…お腹空いた〕
2ヶ月前に比べて少し痩せ細っているララ達
その頃から食料が尽き始めていた
〈……これを食べなさい、ララ…〉
〔え?でもこれ…〕
〈良いから…大丈夫だから食べなさい〉
〔……ありがとう〕
母親が渡した物は自分が食べる予定だったアルファ化米だった
自分もあまり食べていないのに子に渡す…
その選択はあの時気付かなかった自分の過ちを少しでも償おうとする考えからなのか
または、少しでも長く生きて欲しいからなのか…
本人にしか分かるまい
〈……美味しい?〉
〔…うん、美味しい…〕
〈それなら良かった……〉
マリラは痩せ細った手をララの頭の上に持っていく
どうやら撫でたいようだ
〈……(私はもう長く生きられないから…神様、どうかお願いします、ララ達だけでも生きさせて下さい…)〉
マリラは様々な感情を押し殺し神に願った
最近更新速度が遅くて大変申し訳ございません、、
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
転生『悪役』公爵令嬢はやり直し人生で楽隠居を目指す
RINFAM
ファンタジー
なんの罰ゲームだ、これ!!!!
あああああ!!!
本当ならあと数年で年金ライフが送れたはずなのに!!
そのために国民年金の他に利率のいい個人年金も掛け、さらに少ない給料の中からちまちまと老後の生活費を貯めてきたと言うのに!!!!
一銭も貰えないまま人生終わるだなんて、あんまりです神様仏様あああ!!
かくなる上はこのやり直し転生人生で、前世以上に楽して暮らせる隠居生活を手に入れなければ。
年金受給前に死んでしまった『心は常に18歳』な享年62歳の初老女『成瀬裕子』はある日突然死しファンタジー世界で公爵令嬢に転生!!しかし、数年後に待っていた年金生活を夢見ていた彼女は、やり直し人生で再び若いままでの楽隠居生活を目指すことに。
4コマ漫画版もあります。
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる