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お ま け 重合隊会議三時間目
しおりを挟む四月吉日。
K県、海上国防隊、朝香透基地。重合隊会議三時間目(?)
晴天の下、藍罠、椎山、鈴蘭の三人は、停泊している鬼磯目とおにかますの係留桟橋に向かっていた。
「んぁ?」
三人の目に、鬼磯目の方を向いてハハハと一人で笑う環巣が写っていた。端からみれば「え?」と思う光景であったが、鬼磯目の説明を思い出した三人はうん!まぁ···と思う事にした。
·あ!皆さんいらっしゃい!
鬼磯目の潜望鏡がカシャカシャと動く。
「へぇ!すげー!んっ?あ!」
藍罠は、椎山と鈴蘭が鬼磯目に敬礼している事に気付き、慌てて二人に続いた。
·ペス!(敬礼の音)じゃ!どんどん見学しちゃってクレさいよ!
「どうぞ中へ、狭いですけど」
環巣が三人を誘導する。
「潜水艦···か」
「い、いや、俺達は···追佐和ちゃんどうぞ?」
「んえー?」
「ほら!俺達船酔いするし、輸送船もギリだったし、RE!りす!り!りすぺくてぃっくぅ!オマージュ元的にもねッ?な?藍罠?」
「え!ええ!バレないように陸自にして貰ったし」
「陸自って言うな!」
「あ!すいません!間違えました!それにホラ、訳のわからん男二人が女性のお部屋に押し掛けたらイカンって隊の規律で決まってたような、なかったよーな?」
「(わからん。一人も二人もあるか!?らるられるろ?(?)」
鈴蘭は呆れた顔をした。
·大丈夫ですよ?中に怪獣とかいませんから(スットボケ)。
「「わあああ!」」
·それにしても、うーん、お饅頭ですか···ジャパニーズ ライスパウダー ドーナッツ?
「お後がよろしいようで?」
環巣が空かさず間に滑り込む。
「へ!へぇ!夫婦漫才も出来るのかぁ?スゴイなー?AIってー、ハハ···」
藍罠はここでの立ち話で終わらせようとわざとらしく環巣とマーティアを褒めた。
·いやん、夫婦だなんてそんな!。
モジモジした鬼磯目は船体を揺すり、海面に接した縁がチャプチャプと跳ねた。その光景にビクッとする鈴蘭。
·じゃあですね?グローバリィ フラゥアパウダー ドーナッツ!。
「フッツぅー!」
· · ·
さすがにこれは三人ともに、これはちょっと···であった。
「やー!特殊潜水艦カッコいい!写真いいですか?」
「あ!あんたはさっきのニセ記者!」
「藍罠さーん来月のモデルヴィルはですね、真獣のサンサーストン 宿敵!超大倍返し完結記念特集に決まりましたよぉ!今からジオラマとかスクラッチとか頼みましたからねぇ!非難ゴーゴーですよ?」
「なんの話ですか!」
「イヤー格好良かったですねー?ロウズレオウ!新主人公もいくつもの顔を持ったマルチタスカーですしねー?またの名をまたの名を!って大活躍するんでしょうぜよ?ヤー!ロボットものらしいいかにもな主役交代でしたねー?来週からはね?真珠のロウズレオウがスタートですよ?楽しみですねー?」
「ですからなんの話ですかー!股擦れ王とかなんかヤですねー!何ですか股擦れの王とかって!」
「ま!股擦れー!?し!失敬な!」
·大変!レギンスを買わないと!。
「ヴフッ!」
鈴蘭は不覚にも吹いてしまった。
「主人公交代はありませんからともかくお引き取り下さい、撮影会は改めて行いマスカラ!」
「そんな!あんたが登場人物人事の何を知ってるって言うんだァーー!!(涙目)藍罠さん!一枚くらいイイじゃないですかぁ?ねー?鬼磯目さん?はい!ピースピースピース!」
「あ!ちょっとー!」
·は~~い!ぃエーイ!ピぃース!
「あーーっ!」
鬼磯目は艦首を持ち上げ少し沈むと、ガチョンと船体を伸縮させる。その勢いで捕獲爪が開き、牙のピース?が海上に現れた。しかし···
ザヴァアアアァァア!
「あ あ あ あ あ!」
案の定、反動で発生した海水の水飛沫が桟橋に降り注ぎ、全員ずぶ濡れになってしまった。
おしまい
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