クラスカースト最底辺が異世界で最強の王になった話

雨宮レイン

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--- 6th Step --- ミラー:初めての奥義:

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 --- 6th Step --- ミラー:初めての奥義:

 強盗の二人が俺に殴りかかる。やばいこれはキツい。

 まともに食らうかもしれない。そう思った・・・

 その時・・・

 俺の口が動き出していた。しかも慣れた口調で。

 「奥義:ミラー。」

 そう言った瞬間、俺の周りに沢山の鏡が現れた。7枚ほどだろうか?鏡は外側に向きを変えて強盗二人を映しながら高速で回っている。次の瞬間、フラッシュが起きてそこには・・・ 

 「まさか、こんなことはありえない・・・」

 強盗二人が口を揃える。俺の周りには強盗二人の分身が14人いた。姿は形は一緒だが違うことが一つあった。
それは目の色が俺と同じ紫だということだ。俺の目は元々パープルのような薄紫色をしている。14人の分身達も同じ目の色をしている。強盗二人は目が黒いのではっきりと違いが分かる。俺は呟いた。

 「よく分かんないけど、助かったわ。俺にも奥義使えたんだ。」

 強盗二人は大声を出しながら殴りかかってくる。

 「分身なんて、どうせ雑魚だろ。消えろ、分身が。」

 強盗二人は分身達を殴るが、分身達は、びくともしない。傷ひとつないのだ。俺は分身達に言った。

 「行けー。分身達ー。」

 俺の声に反応して分身達が暴れだす。14対2で強盗達は一瞬でボコボコにされた。強盗達は倒れて瀕死の状態になった。そしてすぐに「ゲーム・セット」終了の合図が聞こえた。

 「お待たせ、クロエ。」

 俺はクロエに言った。クロエは笑顔で答える。

 「大丈夫です。5分しか経っていないので。」

 俺たちは馬車を降りてクラクトンに着いた。クラクトンは海辺の街で人が多くて賑やかな街だ。

 「仲間を探すか。」

 俺たちは街を歩きだす。その時、一人の男が強盗3人に襲われそうになっていた。男は俺と同じ歳くらいだった。
目が細くて声は高かった。男は叫ぶ。

 「誰か、助けてください。」

 街の人たちは見て見ぬふりをする。自分らが襲われてしまうからだ。この街では当たり前のことらしい。

 「おーい。そこの強盗さん達。さっき、俺も襲われたんだけどあいつら君の仲間かい?」

 俺は倒した二人の強盗を指差して行った。どうやら、仲間らしい。強盗達は苛立ちを見せるが襲ってこない。
一人がテントの中に入る。その直後、中から10人の強盗達と一人ボスらしき大きな男が出てきた。
ボスらしき男が言った。

 「お前さんにはここで消えてもらうしかないな。商売ができないと困るんだ。消えろ、バトル・スタンバイ。」

 
 かけ声と同時に俺たちは青いドームに包まれる。敵は強盗12人とボス強盗一人。こちらは俺と襲われてた男一人の合計二人。俺は襲われてた男に声をかける。

 「はじめまして。俺の名前はウオ。君の名前は?」

 男は答えた。

 「僕の名前はショーヨです。よろしくお願いします。助けてくれてありがとうございます。」

 俺はショーヨに返した。

 「ショーヨ、お前戦えるか?」

 ショーヨは答えた。

 「僕はサポートならできます。」

 俺は言った。

 「サポート、俺まだ決闘するの二回目だから、正直わからないけど。がんばろう。さっさと倒すぞ。」

 俺たちのやりとりを見ていたボス強盗が叫ぶ。
 
 「お前ら、ごちゃごちゃうるせーぞ。行けぇー、お前ら。」

 かけ声と合わせて強盗達12人が同時に走ってきた。ショーヨが技を使った。

 「サポート魔法:フレア・マジック。」

 すると、俺の体が美しい青い炎に包まれた。力がみなぎってきた。俺は軽々と12人の強盗を避ける。
俺は一人ずつ強盗12人全員一発ずつ殴っていく。跡形もなく全員倒れていく。残りはボス強盗のみだ。

 「お前ら、何者だ。わいはここで負けるわけにはいけない。くらえ、奥義:シャドー・トラップ。」

 ボス強盗は俺の影を掴もうとした。その時、俺は奥義を使った。

 「奥義:ミラー。」

 俺の周りに鏡は7つ現れる。鏡が外に向き、高速に回る。そして、ボス強盗の分身が現れた。
目は俺と同じ薄紫色だ。ボス強盗が叫ぶ。

 「お前、この力はまさか・・・」

 
 

 
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