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【第二部】三章 激動なのか、激情なのか
三十七、足りなかったものを数えても
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僕を見た途端、男、ディオンは笑った。張り付けにされた状態で蔑むように。僕は三日前、この男に怒りを覚えた。今でも憤っている。確かにディオンは被害者かもしれない。少なくとも、除隊されたときまでは彼に悪い所などほとんどなかった。でも――。
「よぉ、エドマンド・フィッツパトリック。わざわざ長い階段をご苦労だな。それにしても、また護衛付きか? お前はいいよなぁ。ちょっと生まれが違うだけでこれだ。大切に育てられて、誰かに守ってもらえて、助けてもらえて……見てもらえて。しかも今は王子様の婚約者か。俺を見下すのはさぞ楽しかっただろうな? それもあれか? 清廉潔白なフィッツパトリックの血か何かか?」
「……ディオン・ハインズ」
「ハインズだよ、フィッツパトリック。お前の言う通り、自分勝手で傲慢な男だ」
眉間に力が入ってしまった。見事な皺が寄っていることだろう。それに逆らわず、こんなときまで煽ってくる男を睨む。
反対にハインズの目は期待に彩られていた。僕が何を言うのかが楽しみで仕方ないのだろう。
「その様子じゃ聞いたんだろ? 俺の過去を。どうだった? 何を思った? 誰が悪だ? ん? 教えろよ。ご高説垂れたその口で! 傲慢だって、もう一度言ってみろよっ!」
大きくなっていく声に合わせてガシャガシャと鎖が揺れた。見張りの兵士が慌てて槍で体を抑え込んでいるのに、落ち着くどころかエスカレートしているようだ。ガシャン、ガシャン、と言葉に合わせて鎖が弛んでは突っ張った。
すぅ、と息を吸う。僕は真っすぐにハインズを見て言い切った。
「訂正は、しない」
「……は、はは、あはははは! そうかよ! さすがフィッツパトリックだなぁ! 本当に傲慢だ! 傑作だ! 自分はクズだって認めやがった!」
「――どんな理由があったとしても、あんたの選んだ方法は間違っていたと思う。だから、訂正はしない。ハインズ、間違いは間違いだ。あんたの行動でたくさんの人が傷ついた。その事実は変わらない」
「…………俺が間違ってたなら、あの豚も、お前のジジイも間違ってた。なのに、どうだ? 傷ついたのは俺だけだ。おかしいだろ? 俺を罰するなら、アイツ等もだ。そうだろ?」
豚、と言うのは当時の上官のことだろうか。さっきとは打って変わって淡々とした声は、静かな怒りなのだろう。
僕は意識して眉間の力を抜いた。この男の話を聞いてからここに着くまでの短い間で色々と考えた。何を言いたいのか、何を聞きたいのか。でも、そんなの何の意味もない。僕のするべきことは、きっと一つだけだ。
「違う。あんたは無関係の人を巻き込んだ」
「犠牲が大勢か一人かの違いだ。それとも少なければいいとでも言うのか? それは選ばれた側の意見だなぁ?」
「違う。あんたは、選択を間違ったんだ。いたはずだ。きっと、あんたを助けようとした人が、いたはずなんだ……」
「はぁぁ? 嘘だろ? まさかこの期に及んで情に訴えるのか? ……はぁ。ガッカリだわ。お綺麗な理想論聞くために呼んでんじゃねぇんだよなぁ?」
「じゃあっ、何であんたは判決後に逃がされたんだ。簡単なことじゃないことくらいは分かっているだろう? 少なくとも今生きていることは事実だ」
死刑を言い渡されたハインズを逃がすのは、ある程度力のある人物でないと難しかったはずだ。例えそこに誰かの思惑があったとしても、生かせば面倒になることは分かっていたはずなのに、リスクを取って命を残した。
ならば、ハインズの選択さえ違ったなら、あるいは――。
ハインズが静かに口を開いた。何故かぼんやりと力の抜けた表情で僕を見る。
「だとしても、俺の全てをかけた場所と相手に裏切られたことも、また事実だ」
「信じていたんだな……」
「当たり前だろ。俺の全てだった」
僕は一度下を向く。今回の大火災で亡くなった人は少なくない。怪我人を入れれば、確認するのも難しいほどだ。
「お前の状況に同情するのは簡単だ。でも、それは僕のすることじゃない。答えてくれ。ニュドニアを出てからの十年のこと。誰があんたに声をかけた? 誰があんたをまた利用した? 誰が、何の」
「言わねぇ」
「ハインズ……」
「言わねぇよ。こんな体、好きにすればいい。俺は、言わねぇ」
それから、誰が何を問いかけても「言わない」の一点張りだった。
「ハインズ、何故、あのレストランで僕等に声をかけた? 待ち伏せでもしてたのか?」
時間ギリギリまで粘って、とうとう退室を促されたとき、ふと気になって僕は聞いてみた。顔を見せる必要はなかったはずだ。何の意味もない行動だった。
「――はっ! まさか。でかい計画の前に勝ち飯を食うのが俺のルールだ。たまたま平和面したお坊ちゃんが来たから顔を拝んでやっただけだ」
最後の最後にハインズはまたあざ笑った。どうしてかな。他に何か理由があるはずだと感じるのは、僕がそうあって欲しいからだろうか。
「あの店のブイヤベース、僕は好きだった」
背中を向けると、口から滑り出すのを止められなかった。そのまま牢を出る。今度は返事すらなかった。
あれだけの戦闘技術を持っていて、寄せ集めの賊をまとめ上げられるだけの統率力さえあったのに、人を傷つける選択をしたハインズ。心は痛まなかったのか。欠片も苦しまなかったのか。裏切られたとは言え、軍で人を守ってきた男が、本当に何も感じなかったのだろうか。
もし僕があいつの立場になったとして、同じように行動していただろうか。復讐に燃えていたのか、絶望して命を絶っていたのか。他の行動を取っていたのか。
帰りの階段は行きよりもとても長く感じた。三分の一ほど下りたところで、ポツリ、と僕は呟いた。
「ハインズの刑はどのようなものになりますか……」
「我が国の最も重い罰は死刑だ。間違いなくそうなるだろうが、その前に過酷な取り調べが行われるだろうな。恐らく、刑の執行前に命を落とすくらいの」
「それって、取り調べ、なんですか……?」
イアンが複雑な表情をする。ブライトルは簡単に口にしたけれど、つまりは拷問なのだろう。どんなことをされるのかなんて、僕等には想像も付かない。それでもハインズは言わないのかもしれない。
先を下りていたイアンが足を止める。ああ、そうだなよな、イアン。お前はそういうやつだよな。
そっと覗き込むと、彼の真っ赤な瞳は潤んで、今にも涙が零れて落ちてしまいそうだった。必死に耐えているから、顔がくしゃくしゃになってしまっている。
「イアン……」
「他に、方法ってなかったのかな……。だって、あの人はたくさん人を傷つけたけど、最初にあの人を傷つけた人たちは今も平和に暮らしてるんだろっ? 何か、それって、それって……!」
「言いたいことは、分かる。イアン、お前はそれでいい。悩んでくれ。私の代わりに。私にはその権利も時間も許されていないのだから」
「ブライトル殿下……」
イアンがブライトルを愕然とした顔で見上げる。清濁併せ吞む、と言うのはこういうことなのだろう。優しいだけではいられない。守るべき物があるから、順番を付けることを強制される。
でも、それはなんて、なんて……。
「イアン、もしいつか答えが出たら教えてくれないか? どうするべきなのか。どうしたいのか。教えて欲しい。それで何を変えられるかは分からないけれど、必要なことだと思うからな」
そう言って微笑んだ顔が少し歪で、どうにかしたいのに何も出来ない自分が悔しくて、これが悲しいって感情なのだろうな、と思った。
「よぉ、エドマンド・フィッツパトリック。わざわざ長い階段をご苦労だな。それにしても、また護衛付きか? お前はいいよなぁ。ちょっと生まれが違うだけでこれだ。大切に育てられて、誰かに守ってもらえて、助けてもらえて……見てもらえて。しかも今は王子様の婚約者か。俺を見下すのはさぞ楽しかっただろうな? それもあれか? 清廉潔白なフィッツパトリックの血か何かか?」
「……ディオン・ハインズ」
「ハインズだよ、フィッツパトリック。お前の言う通り、自分勝手で傲慢な男だ」
眉間に力が入ってしまった。見事な皺が寄っていることだろう。それに逆らわず、こんなときまで煽ってくる男を睨む。
反対にハインズの目は期待に彩られていた。僕が何を言うのかが楽しみで仕方ないのだろう。
「その様子じゃ聞いたんだろ? 俺の過去を。どうだった? 何を思った? 誰が悪だ? ん? 教えろよ。ご高説垂れたその口で! 傲慢だって、もう一度言ってみろよっ!」
大きくなっていく声に合わせてガシャガシャと鎖が揺れた。見張りの兵士が慌てて槍で体を抑え込んでいるのに、落ち着くどころかエスカレートしているようだ。ガシャン、ガシャン、と言葉に合わせて鎖が弛んでは突っ張った。
すぅ、と息を吸う。僕は真っすぐにハインズを見て言い切った。
「訂正は、しない」
「……は、はは、あはははは! そうかよ! さすがフィッツパトリックだなぁ! 本当に傲慢だ! 傑作だ! 自分はクズだって認めやがった!」
「――どんな理由があったとしても、あんたの選んだ方法は間違っていたと思う。だから、訂正はしない。ハインズ、間違いは間違いだ。あんたの行動でたくさんの人が傷ついた。その事実は変わらない」
「…………俺が間違ってたなら、あの豚も、お前のジジイも間違ってた。なのに、どうだ? 傷ついたのは俺だけだ。おかしいだろ? 俺を罰するなら、アイツ等もだ。そうだろ?」
豚、と言うのは当時の上官のことだろうか。さっきとは打って変わって淡々とした声は、静かな怒りなのだろう。
僕は意識して眉間の力を抜いた。この男の話を聞いてからここに着くまでの短い間で色々と考えた。何を言いたいのか、何を聞きたいのか。でも、そんなの何の意味もない。僕のするべきことは、きっと一つだけだ。
「違う。あんたは無関係の人を巻き込んだ」
「犠牲が大勢か一人かの違いだ。それとも少なければいいとでも言うのか? それは選ばれた側の意見だなぁ?」
「違う。あんたは、選択を間違ったんだ。いたはずだ。きっと、あんたを助けようとした人が、いたはずなんだ……」
「はぁぁ? 嘘だろ? まさかこの期に及んで情に訴えるのか? ……はぁ。ガッカリだわ。お綺麗な理想論聞くために呼んでんじゃねぇんだよなぁ?」
「じゃあっ、何であんたは判決後に逃がされたんだ。簡単なことじゃないことくらいは分かっているだろう? 少なくとも今生きていることは事実だ」
死刑を言い渡されたハインズを逃がすのは、ある程度力のある人物でないと難しかったはずだ。例えそこに誰かの思惑があったとしても、生かせば面倒になることは分かっていたはずなのに、リスクを取って命を残した。
ならば、ハインズの選択さえ違ったなら、あるいは――。
ハインズが静かに口を開いた。何故かぼんやりと力の抜けた表情で僕を見る。
「だとしても、俺の全てをかけた場所と相手に裏切られたことも、また事実だ」
「信じていたんだな……」
「当たり前だろ。俺の全てだった」
僕は一度下を向く。今回の大火災で亡くなった人は少なくない。怪我人を入れれば、確認するのも難しいほどだ。
「お前の状況に同情するのは簡単だ。でも、それは僕のすることじゃない。答えてくれ。ニュドニアを出てからの十年のこと。誰があんたに声をかけた? 誰があんたをまた利用した? 誰が、何の」
「言わねぇ」
「ハインズ……」
「言わねぇよ。こんな体、好きにすればいい。俺は、言わねぇ」
それから、誰が何を問いかけても「言わない」の一点張りだった。
「ハインズ、何故、あのレストランで僕等に声をかけた? 待ち伏せでもしてたのか?」
時間ギリギリまで粘って、とうとう退室を促されたとき、ふと気になって僕は聞いてみた。顔を見せる必要はなかったはずだ。何の意味もない行動だった。
「――はっ! まさか。でかい計画の前に勝ち飯を食うのが俺のルールだ。たまたま平和面したお坊ちゃんが来たから顔を拝んでやっただけだ」
最後の最後にハインズはまたあざ笑った。どうしてかな。他に何か理由があるはずだと感じるのは、僕がそうあって欲しいからだろうか。
「あの店のブイヤベース、僕は好きだった」
背中を向けると、口から滑り出すのを止められなかった。そのまま牢を出る。今度は返事すらなかった。
あれだけの戦闘技術を持っていて、寄せ集めの賊をまとめ上げられるだけの統率力さえあったのに、人を傷つける選択をしたハインズ。心は痛まなかったのか。欠片も苦しまなかったのか。裏切られたとは言え、軍で人を守ってきた男が、本当に何も感じなかったのだろうか。
もし僕があいつの立場になったとして、同じように行動していただろうか。復讐に燃えていたのか、絶望して命を絶っていたのか。他の行動を取っていたのか。
帰りの階段は行きよりもとても長く感じた。三分の一ほど下りたところで、ポツリ、と僕は呟いた。
「ハインズの刑はどのようなものになりますか……」
「我が国の最も重い罰は死刑だ。間違いなくそうなるだろうが、その前に過酷な取り調べが行われるだろうな。恐らく、刑の執行前に命を落とすくらいの」
「それって、取り調べ、なんですか……?」
イアンが複雑な表情をする。ブライトルは簡単に口にしたけれど、つまりは拷問なのだろう。どんなことをされるのかなんて、僕等には想像も付かない。それでもハインズは言わないのかもしれない。
先を下りていたイアンが足を止める。ああ、そうだなよな、イアン。お前はそういうやつだよな。
そっと覗き込むと、彼の真っ赤な瞳は潤んで、今にも涙が零れて落ちてしまいそうだった。必死に耐えているから、顔がくしゃくしゃになってしまっている。
「イアン……」
「他に、方法ってなかったのかな……。だって、あの人はたくさん人を傷つけたけど、最初にあの人を傷つけた人たちは今も平和に暮らしてるんだろっ? 何か、それって、それって……!」
「言いたいことは、分かる。イアン、お前はそれでいい。悩んでくれ。私の代わりに。私にはその権利も時間も許されていないのだから」
「ブライトル殿下……」
イアンがブライトルを愕然とした顔で見上げる。清濁併せ吞む、と言うのはこういうことなのだろう。優しいだけではいられない。守るべき物があるから、順番を付けることを強制される。
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