1 / 24
1
しおりを挟む
ファンタジーワールドオンラインというゲームがサービス開始されようとしていた。
制作期間はなんと10年。
どう計算しても、VRが流行る前から制作されていることとなるその期間から、当初作られていたものはVRゲームではなかったのでは?という疑惑があるゲーム。
しかし、逆にVRのすいもあまいも経験して作り上げられた力作であると考えることができる。
それを裏付けるほどの迫力や魅力のあるPVが世間のゲーマーの心を鷲掴みにしていた。
そして、そんなゲームが今、サービスを開始する。
俺はサービス開始の5分ほど前から、VR機を起動させて今か今かとこのゲームの起動を連打していた。
「サービスが開始されていません。」という当然のメッセージを一定間隔で表示させながら、起動できるようになるのを待つ。
そして、「サービスが開始されていません。」の表示が途切れたと感じたその一瞬で、俺は別空間に飛ばされていた。
飛ばされた空間は、PVで見た世界観とは異なるVR特有の空間だった。
ーーキャラエディットを始めます。一歩前へ出てください。
システムメッセージが視野内に表示される。
メッセージに言われるまま、足を前に踏み出すと、目の前にアバターが男女の2つ現れた。
ーーあなたの性別を決めてください。
VRではリアリティを突き詰めるため、事前登録した自身の声をもとにした音声がゲーム内に反映されることがほとんどだ。
VR稼働初期こそ、声のせいでゲーム内の性別をリアルの性別と合わせることが多かったが、今では違和感のない電子音声や声の性変換が可能となったため、ほとんどのVRゲームではリアルの性別に左右されずにプレイできるようになっている。
このゲームも同様に、選んだ性別に合った音声となる機能を有している。が、彼に選択肢はない。
彼は既にこのゲームでの名前を決めていた。
ショー(翔)。それがこのゲームで使う予定の彼の名前だ。
日本人の名前であり、異世界でも違和感の少ない名前を選んだ。
その名は間違いなく男の名であるため、必然的にーーー
「男一択!」
アバターの性別は男となる。
ーーあなたの種族や容姿を決めてください。
このゲームの種族にはもちろん色々あるが、異世界転移をしたつもりで遊ぶため、ここは王道の人族を選ぶ。
容姿は、VRに登録しているものではなく、新規に作成した。
リアルの自分をベースにしつつ、リアルばれしない程度の美化を加えてアバターを完成させた。
満足げにキャラエディットを完了すると、目の前のアバターが電子的なエフェクトを伴い分解されていく。
分解されたデータの奔流が自分に押し寄せ、どんどん取り込まれる。
目の前のアバターが跡形もなくなると、次は空間が書き換えられていく。
その様を口を開けて見回しているうちに、あっという間に新たな空間が作り上げられた。
そして、気がつけば目の前に案内役と思しき女性が一人佇んでいた。
その女性に視線を向けると、彼女は笑みを浮かべて口を開いた。
「ようこそ私たちの世界へ。」
その一言で、この世界は始まった。
彼女の後ろで、ぶわっとPVで見たような景色が広がる。
「異なる世界から呼ばれしあなた。あなたはこの世界に選ばれました。この世界はあなたの世界で言う剣と魔法の世界です。レベル、魔法やスキルがあり、魔物や様々な生き物が存在する世界です。今からあなたはこの世界に降り立ち、この世界を思うままに謳歌することとなります。魔物を倒すのもよし、魔法やスキルを極めるのもよし、住民の暮らしに根ざすのもよし。何をするものも自由です。どうか、この世界を存分にお楽しみください。」
ゲーム的にはこの世界の概要説明なのだろうが、既にワクワクが止まらない。
粋なことをする。
まるで異世界に行く小説の冒頭のようじゃないか。
このゲームに異世界を求めた俺にクリティカルヒットだ。
「それでは、出立の前にあなたのお名前をお教えください。」
世界観の説明をして、そしてプレイヤー名の登録。
ゲーム的な観点で言えばそれだけの話だろう。
しかし、このゲームを異世界転移と仮定する俺としては、異世界に訪れる直前の神との邂逅だ。
ただのゲームのプロローグなんかでは決してない。これは俺と彼女との交友なのだ。
「俺はショー。人族のショーです。あー…、あなたのお名前を教えてもらっても?」
お互いを知ること。自己紹介をし合うのはコミュニケーションの基本だ。
この世界の第一住人と少しでも長く会話するためにしただけの質問であったが、彼女は少し意外そうな反応をしてから笑みを深めた。
「そうですね。私はまだ名乗っていませんでしたね。私はアイテール。ただのナビゲーターです。」
アイテール、それは確か神の名だったはずだ。
彼女自身はナビゲーターというが、神様なのではないだろうか?
「初めまして、アイテール様。…えっと、アイテール様はいつもは何をされているんですか?」
「私は単なるナビゲーターですので、様は不要です。また、質問についてはお答えできるほどの時間がありません。体を見てください。既に転移が始まっています。」
そう聞いたショーは自身の体を確認する。
ショーの体からは粒子が沸き上がっており、徐々に徐々に体が透け始めていた。
この現象に神秘的なものを感じている内に、どんどん視界がぼやける。
視線を前へ戻せば、目の前にいるはずのアイテールの姿を既に捉えられなくなっていた。
ショーは物足りなさを感じながらも、彼女に伝えたいことを口にする。
「俺は嬉しい。この世界へ降りたてることに感謝している。アイテール、ありがとう!」
プツンと視界がブラックアウトする。
果たして、先ほどの言葉は最後まで言えただろうか。
そんな疑問を抱いた時、システムメッセージが表示された。
ーー称号:【礼儀正しき者】を獲得しました。
「え?」
突如として流れたアナウンスに驚愕すると同時に、瞑っていた目を開いたかの如く視界が広がった。
そこには日本では考えられないほどの広大な草原と林が広がっていた。
ショーは少し呆然としたが、周囲を見てゲームの舞台に降り立ったことを確信した。
「んっんー!!空気がうめぇや。来たんだな、俺。ついに異世界に来たんだ。」
草原を揺らしている心地よい風に頬を撫でられながら体を伸ばし、眼前に広がる景色を目を輝かせて堪能する。
そして、異世界に来たのなら絶対にやってみたいことランキング上位に君臨するアレを実践する。
「ステータスオープン!」
草原の辺り一帯に響き渡るほど大きな声で、そう高らかに宣言した。
すると、イメージ通りのステータスウィンドウが表示された。
事前にゲームの操作説明を読んで知っていたことではあるが、そのことにいい知れぬ感動を覚え、新鮮な異世界を堪能する。
ひとしきりニヤニヤして満足してから、先ほどアナウンスされた称号という気になりすぎる要素を確認する。
【礼儀正しき者】
NPCに与える印象が良くなります。
「ちゃんとあるな。この世界、称号まで完備しているのかよ。なんかもう、とてもとても…激るな!」
この調子だと加護とかもありそうだな。などと異世界あるあるを連想しつつ、表示されている称号に意識を移す。
この称号、なんかしょぼいな。と思わないでもないが、それよりも気になることがあった。
なぜ獲得できたのだろうか?
今はゲームを始めてから、ようやくキャラ操作が可能となったようなタイミングだ。
あるのかは分からないが、チュートリアルすら受けていないのだから、本来、この時点で分岐の余地などないはずだ。
そこで考えられる要素はたったの一つ。
「やっぱり、アイテールとの会話…だよな?」
ただ異世界転移のロールプレイをしていただけで、内心、アイテールとの会話はゲーム的なお決まりだと思っていた。
なのに、それが称号の獲得に繋がった?なんというか、嬉しいことではあるのだが、作り込みが細かすぎてちょっと引いてしまいもした。
アイテールとの会話は、ゲームを始めるための下準備だ。本編が始まっているだなんて普通は思わない。
俺だってロールプレイを決めてなかったら、会話を試みようだなんてしなかったと思う。
ならば果たして、他の人はこの称号を獲得できるのだろうか?
湧き上がる特別感に笑みが漏れる。
でも、効果も名称もしょぼいんだよな、この称号。
ショーは「特別であってくれよ~」っと心で祈りながら、右腿を大きく上げて、ズンと異世界での第一歩を踏み出したのであった。
****
読んでいただき、ありがとうございます。
本作はストックほぼなし(数話)の見切り発車です。
そして私はめちゃくちゃ遅筆です。(執筆より楽しいことばかりなので全然書けないです…)
まず間違いなく、更新は遅いです。
数年単位での更新になったり、疾走したりする可能性すら大いにあります。
応援されたことがないので実際はどうなるか分かりませんが、それでも欲には逆らえないと思います。
本作を好いていただき、推してくださっても、その期待に応えられない可能性があることはあらかじめご了承ください。
(でも応援して欲しい気持ちもあります(強欲))
****
制作期間はなんと10年。
どう計算しても、VRが流行る前から制作されていることとなるその期間から、当初作られていたものはVRゲームではなかったのでは?という疑惑があるゲーム。
しかし、逆にVRのすいもあまいも経験して作り上げられた力作であると考えることができる。
それを裏付けるほどの迫力や魅力のあるPVが世間のゲーマーの心を鷲掴みにしていた。
そして、そんなゲームが今、サービスを開始する。
俺はサービス開始の5分ほど前から、VR機を起動させて今か今かとこのゲームの起動を連打していた。
「サービスが開始されていません。」という当然のメッセージを一定間隔で表示させながら、起動できるようになるのを待つ。
そして、「サービスが開始されていません。」の表示が途切れたと感じたその一瞬で、俺は別空間に飛ばされていた。
飛ばされた空間は、PVで見た世界観とは異なるVR特有の空間だった。
ーーキャラエディットを始めます。一歩前へ出てください。
システムメッセージが視野内に表示される。
メッセージに言われるまま、足を前に踏み出すと、目の前にアバターが男女の2つ現れた。
ーーあなたの性別を決めてください。
VRではリアリティを突き詰めるため、事前登録した自身の声をもとにした音声がゲーム内に反映されることがほとんどだ。
VR稼働初期こそ、声のせいでゲーム内の性別をリアルの性別と合わせることが多かったが、今では違和感のない電子音声や声の性変換が可能となったため、ほとんどのVRゲームではリアルの性別に左右されずにプレイできるようになっている。
このゲームも同様に、選んだ性別に合った音声となる機能を有している。が、彼に選択肢はない。
彼は既にこのゲームでの名前を決めていた。
ショー(翔)。それがこのゲームで使う予定の彼の名前だ。
日本人の名前であり、異世界でも違和感の少ない名前を選んだ。
その名は間違いなく男の名であるため、必然的にーーー
「男一択!」
アバターの性別は男となる。
ーーあなたの種族や容姿を決めてください。
このゲームの種族にはもちろん色々あるが、異世界転移をしたつもりで遊ぶため、ここは王道の人族を選ぶ。
容姿は、VRに登録しているものではなく、新規に作成した。
リアルの自分をベースにしつつ、リアルばれしない程度の美化を加えてアバターを完成させた。
満足げにキャラエディットを完了すると、目の前のアバターが電子的なエフェクトを伴い分解されていく。
分解されたデータの奔流が自分に押し寄せ、どんどん取り込まれる。
目の前のアバターが跡形もなくなると、次は空間が書き換えられていく。
その様を口を開けて見回しているうちに、あっという間に新たな空間が作り上げられた。
そして、気がつけば目の前に案内役と思しき女性が一人佇んでいた。
その女性に視線を向けると、彼女は笑みを浮かべて口を開いた。
「ようこそ私たちの世界へ。」
その一言で、この世界は始まった。
彼女の後ろで、ぶわっとPVで見たような景色が広がる。
「異なる世界から呼ばれしあなた。あなたはこの世界に選ばれました。この世界はあなたの世界で言う剣と魔法の世界です。レベル、魔法やスキルがあり、魔物や様々な生き物が存在する世界です。今からあなたはこの世界に降り立ち、この世界を思うままに謳歌することとなります。魔物を倒すのもよし、魔法やスキルを極めるのもよし、住民の暮らしに根ざすのもよし。何をするものも自由です。どうか、この世界を存分にお楽しみください。」
ゲーム的にはこの世界の概要説明なのだろうが、既にワクワクが止まらない。
粋なことをする。
まるで異世界に行く小説の冒頭のようじゃないか。
このゲームに異世界を求めた俺にクリティカルヒットだ。
「それでは、出立の前にあなたのお名前をお教えください。」
世界観の説明をして、そしてプレイヤー名の登録。
ゲーム的な観点で言えばそれだけの話だろう。
しかし、このゲームを異世界転移と仮定する俺としては、異世界に訪れる直前の神との邂逅だ。
ただのゲームのプロローグなんかでは決してない。これは俺と彼女との交友なのだ。
「俺はショー。人族のショーです。あー…、あなたのお名前を教えてもらっても?」
お互いを知ること。自己紹介をし合うのはコミュニケーションの基本だ。
この世界の第一住人と少しでも長く会話するためにしただけの質問であったが、彼女は少し意外そうな反応をしてから笑みを深めた。
「そうですね。私はまだ名乗っていませんでしたね。私はアイテール。ただのナビゲーターです。」
アイテール、それは確か神の名だったはずだ。
彼女自身はナビゲーターというが、神様なのではないだろうか?
「初めまして、アイテール様。…えっと、アイテール様はいつもは何をされているんですか?」
「私は単なるナビゲーターですので、様は不要です。また、質問についてはお答えできるほどの時間がありません。体を見てください。既に転移が始まっています。」
そう聞いたショーは自身の体を確認する。
ショーの体からは粒子が沸き上がっており、徐々に徐々に体が透け始めていた。
この現象に神秘的なものを感じている内に、どんどん視界がぼやける。
視線を前へ戻せば、目の前にいるはずのアイテールの姿を既に捉えられなくなっていた。
ショーは物足りなさを感じながらも、彼女に伝えたいことを口にする。
「俺は嬉しい。この世界へ降りたてることに感謝している。アイテール、ありがとう!」
プツンと視界がブラックアウトする。
果たして、先ほどの言葉は最後まで言えただろうか。
そんな疑問を抱いた時、システムメッセージが表示された。
ーー称号:【礼儀正しき者】を獲得しました。
「え?」
突如として流れたアナウンスに驚愕すると同時に、瞑っていた目を開いたかの如く視界が広がった。
そこには日本では考えられないほどの広大な草原と林が広がっていた。
ショーは少し呆然としたが、周囲を見てゲームの舞台に降り立ったことを確信した。
「んっんー!!空気がうめぇや。来たんだな、俺。ついに異世界に来たんだ。」
草原を揺らしている心地よい風に頬を撫でられながら体を伸ばし、眼前に広がる景色を目を輝かせて堪能する。
そして、異世界に来たのなら絶対にやってみたいことランキング上位に君臨するアレを実践する。
「ステータスオープン!」
草原の辺り一帯に響き渡るほど大きな声で、そう高らかに宣言した。
すると、イメージ通りのステータスウィンドウが表示された。
事前にゲームの操作説明を読んで知っていたことではあるが、そのことにいい知れぬ感動を覚え、新鮮な異世界を堪能する。
ひとしきりニヤニヤして満足してから、先ほどアナウンスされた称号という気になりすぎる要素を確認する。
【礼儀正しき者】
NPCに与える印象が良くなります。
「ちゃんとあるな。この世界、称号まで完備しているのかよ。なんかもう、とてもとても…激るな!」
この調子だと加護とかもありそうだな。などと異世界あるあるを連想しつつ、表示されている称号に意識を移す。
この称号、なんかしょぼいな。と思わないでもないが、それよりも気になることがあった。
なぜ獲得できたのだろうか?
今はゲームを始めてから、ようやくキャラ操作が可能となったようなタイミングだ。
あるのかは分からないが、チュートリアルすら受けていないのだから、本来、この時点で分岐の余地などないはずだ。
そこで考えられる要素はたったの一つ。
「やっぱり、アイテールとの会話…だよな?」
ただ異世界転移のロールプレイをしていただけで、内心、アイテールとの会話はゲーム的なお決まりだと思っていた。
なのに、それが称号の獲得に繋がった?なんというか、嬉しいことではあるのだが、作り込みが細かすぎてちょっと引いてしまいもした。
アイテールとの会話は、ゲームを始めるための下準備だ。本編が始まっているだなんて普通は思わない。
俺だってロールプレイを決めてなかったら、会話を試みようだなんてしなかったと思う。
ならば果たして、他の人はこの称号を獲得できるのだろうか?
湧き上がる特別感に笑みが漏れる。
でも、効果も名称もしょぼいんだよな、この称号。
ショーは「特別であってくれよ~」っと心で祈りながら、右腿を大きく上げて、ズンと異世界での第一歩を踏み出したのであった。
****
読んでいただき、ありがとうございます。
本作はストックほぼなし(数話)の見切り発車です。
そして私はめちゃくちゃ遅筆です。(執筆より楽しいことばかりなので全然書けないです…)
まず間違いなく、更新は遅いです。
数年単位での更新になったり、疾走したりする可能性すら大いにあります。
応援されたことがないので実際はどうなるか分かりませんが、それでも欲には逆らえないと思います。
本作を好いていただき、推してくださっても、その期待に応えられない可能性があることはあらかじめご了承ください。
(でも応援して欲しい気持ちもあります(強欲))
****
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
転生したら幽閉王子でした~これどうすんの?
サクラ近衛将監
ファンタジー
神様の眷属の過失が原因の事故に遭って死んだ桜庭雄一が異世界に転生したら、とある国の忌避すべき王子として幽閉されていた。
転生にはチートがつきもののはずだが、事故で死んだ者が300名を超えるために、個別にチートは与えられず、転生先の者の能力を生かせと神に告げられている。
「神の加護」ではないけれど、「恩寵」が与えられているので、当該異世界では努力を為した分、通常に比べると成果があるらしい。
これはとある国の幽閉王子に転生した男の冒険譚である。
原則として、毎週月曜日20時に投稿予定です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる