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5章 天衣無縫の少女と欲望の町
第164話 暗器相談
「と、言われても私あんまり武器には詳しくないんですけどおすすめってあります?」
「ふん、普段使っている武器はなんだ?」
「短剣とショートワンドです。」
「なるほど、魔法剣士か。」
「大丈夫です?」
「ああ、儂が普段扱っている客は騎士団だからな。魔法をメインにするやつも多い。魔法強化の武装も造れる。」
「凄い!造れない人結構多いから武装強化諦めてたのに!」
「ならそのまま暗器として使えるな。武器を貸せ。」
「はいどうぞ。」
アリスが取り出したのは青い薔薇の意匠が刻まれている短剣と同じく薔薇の意匠が刻まれているショートワンドだった。
「なるほど、中々の腕だな。それなりに名のある鍛冶師の作だな。」
「分かるんですか?」
「ああ、意匠なんかは使い手の邪魔にならないようにされていて、加護もちゃんとしたものが付いている。相当これを作った奴に心配されてるな?」
「あ、あはは…」
目を背けながら苦笑いをするアリス。それを見て、納得したような顔をしたあと目を凝らし始める。
「これならまだぎりぎり余裕があるだろう。魔力の回りが良くなるように付与をしといてやろう。あとはこれならお前が呼べば転移の要領で手元に呼び寄せられるように出来るぞ。」
「え、そんなことも出来るんですか?」
「どうする?」
「是非!」
「了解した。ディレードお前はどうする。」
そこまで話したところでディレードに視線を向ける。
「私はいつもどうり、ナイフと針、あとはカモフラージュ用の普通の剣をお願いします。」
「ナイフには隠密の加護を付けておけばいいな?」
「はいよろしくお願いします。」
「承知した。三日後にまた来い、調整の為に一度来て貰わなきゃならん。」
「分かりました!」
「ではまた三日後。」
そうして二人は店を出た。
「ふん、普段使っている武器はなんだ?」
「短剣とショートワンドです。」
「なるほど、魔法剣士か。」
「大丈夫です?」
「ああ、儂が普段扱っている客は騎士団だからな。魔法をメインにするやつも多い。魔法強化の武装も造れる。」
「凄い!造れない人結構多いから武装強化諦めてたのに!」
「ならそのまま暗器として使えるな。武器を貸せ。」
「はいどうぞ。」
アリスが取り出したのは青い薔薇の意匠が刻まれている短剣と同じく薔薇の意匠が刻まれているショートワンドだった。
「なるほど、中々の腕だな。それなりに名のある鍛冶師の作だな。」
「分かるんですか?」
「ああ、意匠なんかは使い手の邪魔にならないようにされていて、加護もちゃんとしたものが付いている。相当これを作った奴に心配されてるな?」
「あ、あはは…」
目を背けながら苦笑いをするアリス。それを見て、納得したような顔をしたあと目を凝らし始める。
「これならまだぎりぎり余裕があるだろう。魔力の回りが良くなるように付与をしといてやろう。あとはこれならお前が呼べば転移の要領で手元に呼び寄せられるように出来るぞ。」
「え、そんなことも出来るんですか?」
「どうする?」
「是非!」
「了解した。ディレードお前はどうする。」
そこまで話したところでディレードに視線を向ける。
「私はいつもどうり、ナイフと針、あとはカモフラージュ用の普通の剣をお願いします。」
「ナイフには隠密の加護を付けておけばいいな?」
「はいよろしくお願いします。」
「承知した。三日後にまた来い、調整の為に一度来て貰わなきゃならん。」
「分かりました!」
「ではまた三日後。」
そうして二人は店を出た。
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