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第三章 悪役令嬢は王妃なんです!
第37話 そして、チャーリーは……
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――カティラスside――
その頃、公爵家に担ぎ込まれたチャーリー王太子の相手をしていたのは、リコネルの兄である私、カティラスだった。
王都が炎上したと言う話を聞いて二日経ち、王子が無事であることを国民に教えたくても、クリスタルは既にリコネルの嫁ぎ先である辺境伯爵領へと向かったことを私たち国民全員が知っている。
ともなれば、王も王妃も死んだと言う情報から、王太子であるチャーリー王太子の死亡も囁かれて仕方ないだろう。
でなければ、チャーリー王太子は「クリスタルが次代とも認めなかった王子」として世に名を残すことになる。
それなのに――。
「私が次代の国王だ! クリスタルは奪われたんだ! 火をつけたのはジュリアス卿だ!」
「何を仰っているんです!」
「いい加減になさってください!」
「うるさい! 私の言う事がすべて本当のことだ!」
喚き散らし、メイドを最初対応にと置いていたものの、暴力を受けてからはチャーリー王太子には我が家の護衛騎士がついている。
その護衛騎士の鎧に傷がつくほど暴れるチャーリー王太子に、私も、そして公爵家の当主である父ですら手に負えなかった。
意気消沈しているチャーリー王太子を連れてきた護衛騎士が喋れるようになったのは、チャーリー王太子を保護して三日目のことだった。
「何? 今の話は本当なのか?」
「はい、チャーリー様は王家の血を引いておらず、王妃様の不貞の末に出来た子だとクリスタルは教えてくださいました」
「そのクリスタルに暴言を吐き、クリスタルの怒りに触れ王都が燃えたのです」
余りにもあり得ない話ではあったが、確かに王都炎上の責任は元国王の責任だけではないと、あの暴れるチャーリーを見ていれば判断できる。
何か言おうものなら、私にさえ割れるような物を投げつけてくるチャーリー。
王の血を継がず、国王になる器さえもない男。
そんな者を公爵家が保護している理由もなく、チャーリーには王妃の実家に戻ってもらうことを決めたその日の夜――。
「ところで、リコネルは何時になったら私の許へと戻ってくる」
「何を仰っているんです?」
「リコネルさえいれば、王都は私の許へと戻ってくるかもしれない」
「何を馬鹿なことを、クリスタルが王と認めたのはジュリアス国王陛下ですよ。そしてリコネルはジュリアス様の妻です。王妃があなたの許へ何故来なくてはならないのです」
「王都を奪われたのだ、リコネルを私が奪う事は神だってお許しになる」
「お許しになりません」
飛び出した言葉に父と二人驚きながら対応したけれど、チャーリーには私たちの言葉が理解できなかったようだ。
「これ以上は不敬罪になりますよ、チャーリー様」
「私は王太子だぞ! 敬意をこめてちゃんと呼べ!」
「本当に、王太子なのですかな? 本当に、王の血を引いておられるのですかな?」
父の言葉にチャーリーは一瞬言葉を呑み込んだものの「それ以外に何がある!」と叫び声をあげた。
「護衛騎士に何を聞いたのかは知らないが、私は父上の子だ! それ以外あってはならないのだ! 私こそが次代の国王だ!」
「諦めになってください。これ以上無様な姿はさらさないほうが宜しい」
「何を言っている!」
「最早、あなたに何を取り繕っても無理のようですな。リコネルを捨ててくださって感謝します。あなたにはあのアルジェナとか言う女がお似合いでしょうな」
「私を侮辱するつもりか!?」
火に油を注ぐかのように父とチャーリーの会話が始まった。
私は静かにその様子を静観しようと思い、言葉をはさむことはしなかったし、何よりこんな男が未来の弟だったかもしれないと思うとゾッとする。
「そもそも、そこまでリコネルに拘る理由は何です。あれだけの場所でリコネルを断罪し、学園すら追放し、騙されていたと解った途端に手のひらを返して。そのような男に大事な娘をやれるとでも思っていますのかな? 娘はモノではないのですぞ?」
「そんなことは分かっている!」
「いいえ、解っておりません。あなたは何1つ、解っていない」
父の厳しい言葉にチャーリーは一瞬唇を噛むと、私と父を睨みつけた。
「……父上と母上が言っていたのだ。リコネルに王としての仕事を任せておけばよいと。私は第二妃でも貰って、その第二妃に子を産ませればよいのだと」
「「……」」
「そうだとも、リコネルが私の代わりに仕事をすればいいのだ。私はその間に」
「いい加減にしなさい!」
父も我慢が出来なくなったのだろう。
今まで聞いたこともない大きな声で怒鳴り声をあげた父上に、私も驚いたものの……チャーリーの発した言葉の意味を考えると腸が煮えかえってくる……。
「娘は、道具ではありません。ええ、ジュリアス様は本当は国王などと言う者にはなりたくはなかったことでしょう。リコネルに仕事が増えてしまうと今頃悩んでおられるでしょうな。ですが貴方は、リコネルに仕事をさせ自分は楽をしようと言う。なんと愚かな男を娘の婚約者にしていたのだろうと自分を恥じますよ」
「なっ……」
「誰か、この方を今すぐ不貞女のご実家に帰してきてください。この屋敷にいることすら胸糞悪い」
そう指示を出した父に、護衛騎士は強く頷くとチャーリーを取り押さえ、暴れるチャーリーをそのまま元王妃の実家に届けるよう再度指示を出した。
私だって胸糞の悪い話を聞いたものだ。
だが、アルジェナには少なくとも感謝はしなくてはならない。
リコネルを捨てるように動いてくれたのだから、これほど有難い事はないだろう。
思えばリコネルは何時も「チャーリー王太子は馬鹿で話にならない」と口にしていた。
よほど嫌いなのだと理解していたが故に、長い間苦労をさせてしまったと思うと、父と共にリコネルの苦労を想像し涙を流した。
――後日、元王妃の屋敷からチャーリーが消えることになるのは、まだ少し先の話。
その頃、公爵家に担ぎ込まれたチャーリー王太子の相手をしていたのは、リコネルの兄である私、カティラスだった。
王都が炎上したと言う話を聞いて二日経ち、王子が無事であることを国民に教えたくても、クリスタルは既にリコネルの嫁ぎ先である辺境伯爵領へと向かったことを私たち国民全員が知っている。
ともなれば、王も王妃も死んだと言う情報から、王太子であるチャーリー王太子の死亡も囁かれて仕方ないだろう。
でなければ、チャーリー王太子は「クリスタルが次代とも認めなかった王子」として世に名を残すことになる。
それなのに――。
「私が次代の国王だ! クリスタルは奪われたんだ! 火をつけたのはジュリアス卿だ!」
「何を仰っているんです!」
「いい加減になさってください!」
「うるさい! 私の言う事がすべて本当のことだ!」
喚き散らし、メイドを最初対応にと置いていたものの、暴力を受けてからはチャーリー王太子には我が家の護衛騎士がついている。
その護衛騎士の鎧に傷がつくほど暴れるチャーリー王太子に、私も、そして公爵家の当主である父ですら手に負えなかった。
意気消沈しているチャーリー王太子を連れてきた護衛騎士が喋れるようになったのは、チャーリー王太子を保護して三日目のことだった。
「何? 今の話は本当なのか?」
「はい、チャーリー様は王家の血を引いておらず、王妃様の不貞の末に出来た子だとクリスタルは教えてくださいました」
「そのクリスタルに暴言を吐き、クリスタルの怒りに触れ王都が燃えたのです」
余りにもあり得ない話ではあったが、確かに王都炎上の責任は元国王の責任だけではないと、あの暴れるチャーリーを見ていれば判断できる。
何か言おうものなら、私にさえ割れるような物を投げつけてくるチャーリー。
王の血を継がず、国王になる器さえもない男。
そんな者を公爵家が保護している理由もなく、チャーリーには王妃の実家に戻ってもらうことを決めたその日の夜――。
「ところで、リコネルは何時になったら私の許へと戻ってくる」
「何を仰っているんです?」
「リコネルさえいれば、王都は私の許へと戻ってくるかもしれない」
「何を馬鹿なことを、クリスタルが王と認めたのはジュリアス国王陛下ですよ。そしてリコネルはジュリアス様の妻です。王妃があなたの許へ何故来なくてはならないのです」
「王都を奪われたのだ、リコネルを私が奪う事は神だってお許しになる」
「お許しになりません」
飛び出した言葉に父と二人驚きながら対応したけれど、チャーリーには私たちの言葉が理解できなかったようだ。
「これ以上は不敬罪になりますよ、チャーリー様」
「私は王太子だぞ! 敬意をこめてちゃんと呼べ!」
「本当に、王太子なのですかな? 本当に、王の血を引いておられるのですかな?」
父の言葉にチャーリーは一瞬言葉を呑み込んだものの「それ以外に何がある!」と叫び声をあげた。
「護衛騎士に何を聞いたのかは知らないが、私は父上の子だ! それ以外あってはならないのだ! 私こそが次代の国王だ!」
「諦めになってください。これ以上無様な姿はさらさないほうが宜しい」
「何を言っている!」
「最早、あなたに何を取り繕っても無理のようですな。リコネルを捨ててくださって感謝します。あなたにはあのアルジェナとか言う女がお似合いでしょうな」
「私を侮辱するつもりか!?」
火に油を注ぐかのように父とチャーリーの会話が始まった。
私は静かにその様子を静観しようと思い、言葉をはさむことはしなかったし、何よりこんな男が未来の弟だったかもしれないと思うとゾッとする。
「そもそも、そこまでリコネルに拘る理由は何です。あれだけの場所でリコネルを断罪し、学園すら追放し、騙されていたと解った途端に手のひらを返して。そのような男に大事な娘をやれるとでも思っていますのかな? 娘はモノではないのですぞ?」
「そんなことは分かっている!」
「いいえ、解っておりません。あなたは何1つ、解っていない」
父の厳しい言葉にチャーリーは一瞬唇を噛むと、私と父を睨みつけた。
「……父上と母上が言っていたのだ。リコネルに王としての仕事を任せておけばよいと。私は第二妃でも貰って、その第二妃に子を産ませればよいのだと」
「「……」」
「そうだとも、リコネルが私の代わりに仕事をすればいいのだ。私はその間に」
「いい加減にしなさい!」
父も我慢が出来なくなったのだろう。
今まで聞いたこともない大きな声で怒鳴り声をあげた父上に、私も驚いたものの……チャーリーの発した言葉の意味を考えると腸が煮えかえってくる……。
「娘は、道具ではありません。ええ、ジュリアス様は本当は国王などと言う者にはなりたくはなかったことでしょう。リコネルに仕事が増えてしまうと今頃悩んでおられるでしょうな。ですが貴方は、リコネルに仕事をさせ自分は楽をしようと言う。なんと愚かな男を娘の婚約者にしていたのだろうと自分を恥じますよ」
「なっ……」
「誰か、この方を今すぐ不貞女のご実家に帰してきてください。この屋敷にいることすら胸糞悪い」
そう指示を出した父に、護衛騎士は強く頷くとチャーリーを取り押さえ、暴れるチャーリーをそのまま元王妃の実家に届けるよう再度指示を出した。
私だって胸糞の悪い話を聞いたものだ。
だが、アルジェナには少なくとも感謝はしなくてはならない。
リコネルを捨てるように動いてくれたのだから、これほど有難い事はないだろう。
思えばリコネルは何時も「チャーリー王太子は馬鹿で話にならない」と口にしていた。
よほど嫌いなのだと理解していたが故に、長い間苦労をさせてしまったと思うと、父と共にリコネルの苦労を想像し涙を流した。
――後日、元王妃の屋敷からチャーリーが消えることになるのは、まだ少し先の話。
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