ハッピーな目覚め

Yonam Myon

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そんなの困るよぉ

 取り敢えずボトルの在庫を数えたメモ紙をポケットに納めた時、お店に誰かが居るのに驚いた。
 「誰なの? そこに いつから居たの? 何か用なの?」
 慌てて対応しようにも、言葉ご出てこない 言葉を探してモゴモゴしていたら・・
 「あ ごめんなさい・・ここ、お店を始めるんですか? ・・あの   いや   僕たち ここで以前 お店をやっていたころから来ていたもので・・」
 「それじゃ、前のお店のときからの お客さんだったの?」
 「はい、いつも何人かで お店の隅の方に、控えていました。」
 「まだ若いんじゃないの?お酒も飲んでいたの?」
 「たまに、お金があるときとか 他のお客さんから奢ってもらって ビールなんか少し飲むことがありました。あとは、仲良くなったお客さんと一緒に帰ったりして・・」
 つまり以前 ここはボーイズバーだったのかも・・そして、お店が閉店中していても この子達はここに集まってナニかの 活動をしていたのかも・・
 「それで今まで、あなた達は ここでお店が再開して またお客さんになるつもりでいたの?」「それで、お店が掃除してあったようだけど、あれは あなた達がしていいて
くれたの?」
 「はい、散らかして荒らしたりすると見つかった時に大変なことになるから、そっと綺麗に掃除しておきました、館内の廊下も僕たちがやっていました。」
 話は分かってきたけど、この子達がここでしていた活動は、この店の隅で暇を潰して酔い客の誰かに声掛けされるのを待つこと、なのかも知れない。
 そんなことが何処かに露見したら・・前の店主が夜逃げしたのは、それが理由なのかも知れない・・
 この子達・・何人いるのかも分からないけど、此処を大事な居場所にしているらしい。どうしたものかわからない。

 その夜、コーラと烏龍茶で話しを聞いてみると、皆で20人ほど出入りしていて、日にも時刻にもよるけど いつでも5~6が入れ替りたむろしていて、大学生から中学生みたいな子までいるらしい事がわかったから、オーナーに相談すると・・
 「そんな子を お店に入れたら大変よぉ 直ぐに追い出しましょうよぉ。誰かに知られたら大変なことになるのよぉ。」
 「そんなこと言っても、ここはもう あの子達の根城になっていて、他に溜り場もないから 簡単に離れて行きそうにもないんですよぉ。」
 「あんたぁ・・お店に来て 手伝うつもりなんでしょぉ・・それなのに、どうしてこんな 可笑しなことが起こるのよぉ・・」
 「そんなこと言ったってぇ・・」
 しばらく、二人で愚痴ったり ぼやいたりして決めたのことは、お店はスペースを割いて 『小僧どもの隔離室を作ること』表向の看板は『自習室』。
 「訳のわからない未成年に お店に出入りされると危ないから、スペース(部屋)を与えて、お店の出入りは禁止!お店とは完全に別の部屋だけど、開設時間は お店が開店するまで!部屋代はお店の掃除代で相殺して、館内通路の掃除代は大家さんがテナントから徴収して部屋の運営費に充てることにした。」
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