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第211話 大掃除
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オレの名前は『みたらし』。
三歳の柴犬だ。
はー、ひなたが暖かいねぇ。
今日は朝からパパさんとママさんが大掃除をやっている。
担当エリアは、ママさんが家の中で、パパさんが家の外って感じかな?
オレ? オレは外でひなたぼっこ担当。
オレは窓ガラスを拭いているパパさんの近くに行ったみた。
おー、窓ガラス、ピッカピカだよ。
オレが映ってるーー。
――おぉ、『みたらし』。今な、窓を綺麗にしてるからな。お、おいおい、じゃれるな、水が溢れるよ! まだ終わってないんだから。もうちょっとだから大人しく待ってろっての!
パパさんが仕方無さそうに掃除の手を止めて、オレの頭をわしゃわしゃ撫でてくれる。
おぅ! もっと撫でろ!
――入っていいよー。
ママさんの声だ!
おぉ、廊下がピッカッピカだ。
――『みたらし』、身体が冷えちゃったろ。コタツに入ろう。
パパさん、グッドアイディア! さ、早くオレの足拭いて! 足拭いて!
急げ、パパさん。
そして今日もコタツが暖かい。
三歳の柴犬だ。
はー、ひなたが暖かいねぇ。
今日は朝からパパさんとママさんが大掃除をやっている。
担当エリアは、ママさんが家の中で、パパさんが家の外って感じかな?
オレ? オレは外でひなたぼっこ担当。
オレは窓ガラスを拭いているパパさんの近くに行ったみた。
おー、窓ガラス、ピッカピカだよ。
オレが映ってるーー。
――おぉ、『みたらし』。今な、窓を綺麗にしてるからな。お、おいおい、じゃれるな、水が溢れるよ! まだ終わってないんだから。もうちょっとだから大人しく待ってろっての!
パパさんが仕方無さそうに掃除の手を止めて、オレの頭をわしゃわしゃ撫でてくれる。
おぅ! もっと撫でろ!
――入っていいよー。
ママさんの声だ!
おぉ、廊下がピッカッピカだ。
――『みたらし』、身体が冷えちゃったろ。コタツに入ろう。
パパさん、グッドアイディア! さ、早くオレの足拭いて! 足拭いて!
急げ、パパさん。
そして今日もコタツが暖かい。
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