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第15話 科学
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翌朝、食料確保のため罠を作ることにした。
とりあえず、自分が作れるもの魚用、小動物用、鳥用の三つを各4つずつ作る。
作りながら思ったのだが、狼は臭いで気付かれ襲われたのでは?
自分でも焼ける臭いでよだれがでるぐらいだったのだから、狼も同じだろう。
よし、決めた。食べる場所は少し離れたところで食べよう。
場所はそうだな。とりあえず風下だろう。あとは川までの移動が楽な場所。お茶が飲みたいから。
あぁ、そうだ。火も移動しておかないとな。薪も集められるようにしないと。
あれこれ考えながら作業する。
罠が完成し、設置場所を考えながら食事場所も探す。
かなり狭い範囲で開けていて、川が見えるが雨降って増水しても安全な場所。さらに周りに四本の木があるのでそれを使って柵も安易に作れるだろう
いい場所を見つけた、ここにしよう。
待ってろよ、すぐに獲物を捕まえてここで食ってやるからな!
さて、拠点に戻り就寝する前の明日の考え事タイム。
いつも寝る前(疲れていなければ)するだが、火を見ながら思った。
火を使う場所が二か所になるから、薪の使う量が増えるのでは?
さてどうしたものか。
薪を大量に集めるために木を切り落とす。
いや無理だな。今の斧だと数か月かかりそうだし。
薪を増やすというよりもっとこう……
そういえば木炭って火が長持ちするとかそういう感じだったような?
ゲームとかでもBBQの時も木炭使ってたし。
これならいけそう。
木炭を作ろう。
次の日、さっそく木炭づくりといこうじゃないか。
ただ、知識が曖昧なので出来るかどうか……
失敗したら大量の木の無駄遣いをするわけだが、挑戦あるのみ。いってみよう。
まずは木をひたすら集める。
枝より棒のようなしっかりとした木が必要だ。
斧さん、頑張って。お前だけが頼みだ。
次に木をなるべく密着させるように集める。
その上に枯れ葉や細かい枝を入れて、全体に火がいくようにする。
さらにその上に泥を覆う。
そういえば気づいたのだが、いちいち川に水を持って行って泥を作るより、穴を掘ってそこに水を入れればいいのでは?
と、壺を作ったときに閃いてしまった。
まぁ、いい。
ぼっこりと小さな山を作ったら、天辺を開ける。下にも4か所だけ穴をあけておく。
これで準備完了。
上から火を入れ、下まで火が通ったらすべての穴を泥で埋める。
あとはできるのを待つだけ。
さて本当にできているだろうか?
どれぐらい待つかわからないので、明日確認してみよう。
翌朝、さっそく確認してみる。
上の部分を少し開けると黒い煙がぶわっと出てきた。
中を見ようとしても黒くて何も見えない。一応、火は消えているようだ。
泥の山を崩していくと、黒くなっている木の塊が大量に。
木炭の完成だ!しかも大量!!
籠3つほどパンパンに入るぐらいの収穫である。
……果たして本当にできているのだろうか。
拠点にある日に少し入れて放置してみる。
放置の間、斧を手入れした。お前は本当に頑張った。これからもよろしくな。
罠の確認もした。今日は魚が捕れた。さっそく食事場所で食べよう。
そして夜。火を確認したがうっすら木炭から明かりが。
難なく成功したようだ。
火を食事場所に移動して、木炭を入れさっそく魚を焼く。
うーん、素晴らしい。
安全に食事が出来て、火の心配もなくなり大満足。
そうだ、燻製も作ろう。
保存食はあっても困らないしな。
これからもっと獲物を取れるように頑張らないとな!
この日はとても気持ちよく眠れた。
とりあえず、自分が作れるもの魚用、小動物用、鳥用の三つを各4つずつ作る。
作りながら思ったのだが、狼は臭いで気付かれ襲われたのでは?
自分でも焼ける臭いでよだれがでるぐらいだったのだから、狼も同じだろう。
よし、決めた。食べる場所は少し離れたところで食べよう。
場所はそうだな。とりあえず風下だろう。あとは川までの移動が楽な場所。お茶が飲みたいから。
あぁ、そうだ。火も移動しておかないとな。薪も集められるようにしないと。
あれこれ考えながら作業する。
罠が完成し、設置場所を考えながら食事場所も探す。
かなり狭い範囲で開けていて、川が見えるが雨降って増水しても安全な場所。さらに周りに四本の木があるのでそれを使って柵も安易に作れるだろう
いい場所を見つけた、ここにしよう。
待ってろよ、すぐに獲物を捕まえてここで食ってやるからな!
さて、拠点に戻り就寝する前の明日の考え事タイム。
いつも寝る前(疲れていなければ)するだが、火を見ながら思った。
火を使う場所が二か所になるから、薪の使う量が増えるのでは?
さてどうしたものか。
薪を大量に集めるために木を切り落とす。
いや無理だな。今の斧だと数か月かかりそうだし。
薪を増やすというよりもっとこう……
そういえば木炭って火が長持ちするとかそういう感じだったような?
ゲームとかでもBBQの時も木炭使ってたし。
これならいけそう。
木炭を作ろう。
次の日、さっそく木炭づくりといこうじゃないか。
ただ、知識が曖昧なので出来るかどうか……
失敗したら大量の木の無駄遣いをするわけだが、挑戦あるのみ。いってみよう。
まずは木をひたすら集める。
枝より棒のようなしっかりとした木が必要だ。
斧さん、頑張って。お前だけが頼みだ。
次に木をなるべく密着させるように集める。
その上に枯れ葉や細かい枝を入れて、全体に火がいくようにする。
さらにその上に泥を覆う。
そういえば気づいたのだが、いちいち川に水を持って行って泥を作るより、穴を掘ってそこに水を入れればいいのでは?
と、壺を作ったときに閃いてしまった。
まぁ、いい。
ぼっこりと小さな山を作ったら、天辺を開ける。下にも4か所だけ穴をあけておく。
これで準備完了。
上から火を入れ、下まで火が通ったらすべての穴を泥で埋める。
あとはできるのを待つだけ。
さて本当にできているだろうか?
どれぐらい待つかわからないので、明日確認してみよう。
翌朝、さっそく確認してみる。
上の部分を少し開けると黒い煙がぶわっと出てきた。
中を見ようとしても黒くて何も見えない。一応、火は消えているようだ。
泥の山を崩していくと、黒くなっている木の塊が大量に。
木炭の完成だ!しかも大量!!
籠3つほどパンパンに入るぐらいの収穫である。
……果たして本当にできているのだろうか。
拠点にある日に少し入れて放置してみる。
放置の間、斧を手入れした。お前は本当に頑張った。これからもよろしくな。
罠の確認もした。今日は魚が捕れた。さっそく食事場所で食べよう。
そして夜。火を確認したがうっすら木炭から明かりが。
難なく成功したようだ。
火を食事場所に移動して、木炭を入れさっそく魚を焼く。
うーん、素晴らしい。
安全に食事が出来て、火の心配もなくなり大満足。
そうだ、燻製も作ろう。
保存食はあっても困らないしな。
これからもっと獲物を取れるように頑張らないとな!
この日はとても気持ちよく眠れた。
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