35 / 65
※閑話※憧れの王子sideとある子爵令嬢
ホワイト男爵家の調査が終わる前、お揃いのブローチを付け始めた頃の話
----------------
「ねぇねぇ、見た?」
「見たって何を?」
彼女は私の昔からの友人で、同じ子爵家の令嬢。なにやら興奮しているようだけど…?
「第一王子殿下とリリーナ様の胸元よっ!」
「っ、………えぇ。みたわ」
「リリーナ様の瞳の色の宝石を、殿下の瞳の色の宝石で囲っていて…まさにリリーナ様を守りたい殿下のお心が表されたブローチよね。それにっ! あれってイエローダイヤモンドよね? てことは王太子に決まってことよねっ! あぁ……あのお二人が王城のバルコニーから姿を表す日が待ち遠しいわっ」
「そ、そうね」
イエローダイヤモンド…この国では王になる者とその伴侶しか身に付けることができない宝石。今までも殿下の瞳と同じ色の物を贈られ、身に付けられていたけれどイエローダイヤモンドは身につけておられなかった。
分かっていた。殿下がリリーナ様を愛していることも、リリーナ様しか見ていないことも。そもそも婚約者であることだってもちろん分かっている。でも幼い頃にした婚約は解消する人も今は多いから、ほんの少しだけ期待していた。
婚約が解消されたとしても、子爵家の私がどれだけお慕いしたって叶わないことも分かっているけど……でも、殿下の瞳の色、イエローダイヤモンドを身に着け、真っ白のウェディングドレスを着て、神殿で殿下の隣に立ち祝福を受ける。何度も何度も夢を見た。
私がもし公爵家に産まれてきていたら、隣に立つチャンスがあったのに。
*
*
「そこで何をしている」
!?
「で、殿下……」
「そこはリリーナの席だろう」
「すいません」
帰る直前、ここに座れば殿下から愛してもらえるんじゃないかってありえない事を考えていたら、無意識にリリーナ様の席まで来てしまっていた。
「何をしていたんだと聞いている」
「な、何もしておりません。た、立ちくらみをしてしまい、手を付いたのがたまたまリリーナ様の席でして」
「…………そうか」
「あ、あの…」
少しでも長く話したくて、紛らわしい事をしてしまいと謝ろうとしたら…
「アルフレッド様? こちらにいらしたんですね」
リリーナ様が来てしまった。この蜂蜜の甘ったるい匂い、私嫌いなのよね。つい鼻を触りそうになったわ。
「中々生徒会室に戻ってこられないので、何かあったのかと思いました」
「それで探しに来てくれたのか。ありがとう」
あぁ…あの笑顔を何度私に向けてほしいと思ったことか。
「っ! リリーナ、一人で来たのか!?」
「? はい。学園内ですし危険はないかと……」
「一人になるのは危ないと、何度も言っているだろう。ここまで本当に何もなかった?」
あんなに大切にされて羨ましい。それにしても学園内でどんな危険があるっていうのよ。
*
*
*
「って事が昨日あったんだけど」
「えぇ、羨ましいわ! お二人の仲睦まじい様子を間近で、しかも独占して見れたなんて…私ももう少しゆっくり帰ればよかったわ」
「学園内で危険なことってないと思わない?」
多くの貴族の子息令嬢が通う学園のセキュリティは王城レベルだって言われているし。
「知らないの? 最近一年生の男爵令嬢がリリーナ様に絡んでいる話。殿下はその令嬢からリリーナ様を守りたいのよ。本当、愛が溢れていて素敵よねぇ」
知ってるけど…ただの男爵令嬢でしょ? 公爵家なんだから、関わりたくないならどうとでもできるじゃない。
「殿下とリリーナ様の話!? 私も入れてちょうだい」
彼女は学園に入学してから仲良くなった伯爵令嬢。いつもこの3人で一緒にいて…彼女はお二人の、特にリリーナ様に強い憧れを抱いている。
「ねぇ、ご存知?」
「新しい情報ですかっ?」
「えぇ。実は先程アマンダ様が教えてくださったのだけど、リリーナ様はご自宅で使用されいるオイルもクリームも、全てお使いの香水と同じ香りのものだそうよ」
「そうなのねっ! 私も香りを揃えようかしら…どうしても色んな香りのものを手に取ってしまうのよね」
それって普通じゃないかしら? そもそも全て同じ香りって特注しなければ手に……あぁ、リリーナ様なら可能よね。
「蜂蜜とラベンダーの香りが絶妙に混ざっていて、いい匂いよね。はぁぁ…リリーナ様ともっとお近付きになりたいわ」
蜂蜜オイルってみんな幼少期にはよく使っているけど、成人になる年まで使う人って中々いないのに。確かにラベンダーと混ぜてはいるけど子供っぽい。絶対私の方がいい香りよ。
「私の話?」
「っ!!! リリーナ様っ」
びっくりしすぎでしょう。殿下がいない刺繍の授業はリリーナ様と話せるって一年生の時から言われているんだから。
「ふふ。蜂蜜とラベンダーって聞こえたから私のことかなって」
「は、はひ。すごくいい匂いで…」
「ありがとう。蜂蜜なんて子供っぽいかなって少しだけ不安だったの」
「そ、そんなことありません!」
そんなことあるでしょ。
「子供っぽいって言われたとしても変えるつもりなんてないくせに」
「ア、アマンダ」
そんなに蜂蜜の香りが好きなの?
「そうなのですか?」
「えぇ。だって本当はリリーナって薔薇の香りが好きなのよ。なのに蜂蜜を使ってる理由なんて一つしかないでしょう」
えっ、それってもしかして…
二人も理由が分かったみたいでものすごく興奮している。
そろそろ授業が始まるからと、顔をほんのり赤くして席に向かわれたリリーナ様。アマンダ様も続いて席に向かわれるのかと思っていたら…
「だから諦めなさい」
そう、私に耳打ちしてから席に向かわれた。
あぁ。私がリリーナ様の香りに嫌悪を抱いたのが殿下にバレていたのね。殿下に想いを寄せていることも含めて。
だからアマンダ様を使って、リリーナ様に憧れている私の友人に情報を与えた。さっきも声をかけてきたのはリリーナ様だったけど、私達のところへ連れてきたのはアマンダ様だった。
リリーナ様が不安に思う要素はどれだけ小さいものでも即刻潰すと言われていたのは本当だったのね。
----------------
「ねぇねぇ、見た?」
「見たって何を?」
彼女は私の昔からの友人で、同じ子爵家の令嬢。なにやら興奮しているようだけど…?
「第一王子殿下とリリーナ様の胸元よっ!」
「っ、………えぇ。みたわ」
「リリーナ様の瞳の色の宝石を、殿下の瞳の色の宝石で囲っていて…まさにリリーナ様を守りたい殿下のお心が表されたブローチよね。それにっ! あれってイエローダイヤモンドよね? てことは王太子に決まってことよねっ! あぁ……あのお二人が王城のバルコニーから姿を表す日が待ち遠しいわっ」
「そ、そうね」
イエローダイヤモンド…この国では王になる者とその伴侶しか身に付けることができない宝石。今までも殿下の瞳と同じ色の物を贈られ、身に付けられていたけれどイエローダイヤモンドは身につけておられなかった。
分かっていた。殿下がリリーナ様を愛していることも、リリーナ様しか見ていないことも。そもそも婚約者であることだってもちろん分かっている。でも幼い頃にした婚約は解消する人も今は多いから、ほんの少しだけ期待していた。
婚約が解消されたとしても、子爵家の私がどれだけお慕いしたって叶わないことも分かっているけど……でも、殿下の瞳の色、イエローダイヤモンドを身に着け、真っ白のウェディングドレスを着て、神殿で殿下の隣に立ち祝福を受ける。何度も何度も夢を見た。
私がもし公爵家に産まれてきていたら、隣に立つチャンスがあったのに。
*
*
「そこで何をしている」
!?
「で、殿下……」
「そこはリリーナの席だろう」
「すいません」
帰る直前、ここに座れば殿下から愛してもらえるんじゃないかってありえない事を考えていたら、無意識にリリーナ様の席まで来てしまっていた。
「何をしていたんだと聞いている」
「な、何もしておりません。た、立ちくらみをしてしまい、手を付いたのがたまたまリリーナ様の席でして」
「…………そうか」
「あ、あの…」
少しでも長く話したくて、紛らわしい事をしてしまいと謝ろうとしたら…
「アルフレッド様? こちらにいらしたんですね」
リリーナ様が来てしまった。この蜂蜜の甘ったるい匂い、私嫌いなのよね。つい鼻を触りそうになったわ。
「中々生徒会室に戻ってこられないので、何かあったのかと思いました」
「それで探しに来てくれたのか。ありがとう」
あぁ…あの笑顔を何度私に向けてほしいと思ったことか。
「っ! リリーナ、一人で来たのか!?」
「? はい。学園内ですし危険はないかと……」
「一人になるのは危ないと、何度も言っているだろう。ここまで本当に何もなかった?」
あんなに大切にされて羨ましい。それにしても学園内でどんな危険があるっていうのよ。
*
*
*
「って事が昨日あったんだけど」
「えぇ、羨ましいわ! お二人の仲睦まじい様子を間近で、しかも独占して見れたなんて…私ももう少しゆっくり帰ればよかったわ」
「学園内で危険なことってないと思わない?」
多くの貴族の子息令嬢が通う学園のセキュリティは王城レベルだって言われているし。
「知らないの? 最近一年生の男爵令嬢がリリーナ様に絡んでいる話。殿下はその令嬢からリリーナ様を守りたいのよ。本当、愛が溢れていて素敵よねぇ」
知ってるけど…ただの男爵令嬢でしょ? 公爵家なんだから、関わりたくないならどうとでもできるじゃない。
「殿下とリリーナ様の話!? 私も入れてちょうだい」
彼女は学園に入学してから仲良くなった伯爵令嬢。いつもこの3人で一緒にいて…彼女はお二人の、特にリリーナ様に強い憧れを抱いている。
「ねぇ、ご存知?」
「新しい情報ですかっ?」
「えぇ。実は先程アマンダ様が教えてくださったのだけど、リリーナ様はご自宅で使用されいるオイルもクリームも、全てお使いの香水と同じ香りのものだそうよ」
「そうなのねっ! 私も香りを揃えようかしら…どうしても色んな香りのものを手に取ってしまうのよね」
それって普通じゃないかしら? そもそも全て同じ香りって特注しなければ手に……あぁ、リリーナ様なら可能よね。
「蜂蜜とラベンダーの香りが絶妙に混ざっていて、いい匂いよね。はぁぁ…リリーナ様ともっとお近付きになりたいわ」
蜂蜜オイルってみんな幼少期にはよく使っているけど、成人になる年まで使う人って中々いないのに。確かにラベンダーと混ぜてはいるけど子供っぽい。絶対私の方がいい香りよ。
「私の話?」
「っ!!! リリーナ様っ」
びっくりしすぎでしょう。殿下がいない刺繍の授業はリリーナ様と話せるって一年生の時から言われているんだから。
「ふふ。蜂蜜とラベンダーって聞こえたから私のことかなって」
「は、はひ。すごくいい匂いで…」
「ありがとう。蜂蜜なんて子供っぽいかなって少しだけ不安だったの」
「そ、そんなことありません!」
そんなことあるでしょ。
「子供っぽいって言われたとしても変えるつもりなんてないくせに」
「ア、アマンダ」
そんなに蜂蜜の香りが好きなの?
「そうなのですか?」
「えぇ。だって本当はリリーナって薔薇の香りが好きなのよ。なのに蜂蜜を使ってる理由なんて一つしかないでしょう」
えっ、それってもしかして…
二人も理由が分かったみたいでものすごく興奮している。
そろそろ授業が始まるからと、顔をほんのり赤くして席に向かわれたリリーナ様。アマンダ様も続いて席に向かわれるのかと思っていたら…
「だから諦めなさい」
そう、私に耳打ちしてから席に向かわれた。
あぁ。私がリリーナ様の香りに嫌悪を抱いたのが殿下にバレていたのね。殿下に想いを寄せていることも含めて。
だからアマンダ様を使って、リリーナ様に憧れている私の友人に情報を与えた。さっきも声をかけてきたのはリリーナ様だったけど、私達のところへ連れてきたのはアマンダ様だった。
リリーナ様が不安に思う要素はどれだけ小さいものでも即刻潰すと言われていたのは本当だったのね。
あなたにおすすめの小説
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
婚約が白紙になりました。あとは自由に生きていきます~攻略対象たちの様子が何やらおかしいですが、悪役令嬢には無関係です~
Na20
恋愛
乙女ゲーム"この花束を君に"、通称『ハナキミ』の世界に転生してしまった。
しかも悪役令嬢に。
シナリオどおりヒロインをいじめて、断罪からのラスボス化なんてお断り!
私は自由に生きていきます。
※この作品は以前投稿した『空気にされた青の令嬢は、自由を志す』を加筆・修正したものになります。以前の作品は投稿始め次第、取り下げ予定です。
※改稿でき次第投稿するので、不定期更新になります。
【完結】愛され令嬢は、死に戻りに気付かない
かまり
恋愛
公爵令嬢エレナは、婚約者の王子と聖女に嵌められて処刑され、死に戻るが、
それを夢だと思い込んだエレナは考えなしに2度目を始めてしまう。
しかし、なぜかループ前とは違うことが起きるため、エレナはやはり夢だったと確信していたが、
結局2度目も王子と聖女に嵌められる最後を迎えてしまった。
3度目の死に戻りでエレナは聖女に勝てるのか?
聖女と婚約しようとした王子の目に、涙が見えた気がしたのはなぜなのか?
そもそも、なぜ死に戻ることになったのか?
そして、エレナを助けたいと思っているのは誰なのか…
色んな謎に包まれながらも、王子と幸せになるために諦めない、
そんなエレナの逆転勝利物語。
自業自得じゃないですか?~前世の記憶持ち少女、キレる~
浅海 景
恋愛
前世の記憶があるジーナ。特に目立つこともなく平民として普通の生活を送るものの、本がない生活に不満を抱く。本を買うため前世知識を利用したことから、とある貴族の目に留まり貴族学園に通うことに。
本に釣られて入学したものの王子や侯爵令息に興味を持たれ、婚約者の座を狙う令嬢たちを敵に回す。本以外に興味のないジーナは、平穏な読書タイムを確保するために距離を取るが、とある事件をきっかけに最も大切なものを奪われることになり、キレたジーナは報復することを決めた。
※2024.8.5 番外編を2話追加しました!
悪女役らしく離婚を迫ろうとしたのに、夫の反応がおかしい
廻り
恋愛
第18回恋愛小説大賞にて奨励賞をいただきました。応援してくださりありがとうございました!
レジーナブックス様から書籍が4月下旬に発売されます!
王太子妃シャルロット20歳は、前世の記憶が蘇る。
ここは小説の世界で、シャルロットは王太子とヒロインの恋路を邪魔する『悪女役』。
『断罪される運命』から逃れたいが、夫は離婚に応じる気がない。
ならばと、シャルロットは別居を始める。
『夫が離婚に応じたくなる計画』を思いついたシャルロットは、それを実行することに。
夫がヒロインと出会うまで、タイムリミットは一年。
それまでに離婚に応じさせたいシャルロットと、なぜか様子がおかしい夫の話。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
虐げられた人生に疲れたので本物の悪女に私はなります
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
伯爵家である私の家には両親を亡くして一緒に暮らす同い年の従妹のカサンドラがいる。当主である父はカサンドラばかりを溺愛し、何故か実の娘である私を虐げる。その為に母も、使用人も、屋敷に出入りする人達までもが皆私を馬鹿にし、時には罠を這って陥れ、その度に私は叱責される。どんなに自分の仕業では無いと訴えても、謝罪しても許されないなら、いっそ本当の悪女になることにした。その矢先に私の婚約者候補を名乗る人物が現れて、話は思わぬ方向へ・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています