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第一部 紅蓮の心《クリムゾン・ハーツ》
第十話 煉の決心《明科家編》
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ハッシュベルト家をあとにした俺達は友理奈の実家・明科家に向かった。
明科伯爵の名前は聞いたことがあるくらいの情報しかないため俺は緊張している、何せ両親ですら面識のない家だからだ。
道中、友理奈は俺を両親に紹介したいと言い始めたので俺は驚いた…が、いつかは友理奈と結婚したいとは思ってはいるがそれは相当先の話今すぐではない。
話をしながら歩いていると目的地の友理奈の実家に着いた。チャイムを鳴らすとメイドが出てきて《お話は伺っていますから》と明科伯爵の元に案内された。
俺が話をする前に友理奈が自分の両親に話をし始めた。
『お父様、お母様、私バンドをしてます!』
『バンド?話を詳しく話なさい。』
友理奈が事の流れを全て話すと彼女のご両親はバンド活動を快く許した。その流れで彼女は俺を紹介し始めたのだ。
『お父様、今、私はこの方とお付き合いしてます。』
『ほう、君の名は。?』
『紅煉…一応紅家の当主だ。』
『紅家だと…紅大公閣下…だと?先代は?』
『俺の両親は病気で亡くなったことになってるだから詳細は明かせないから…今は俺だけだ。』
『そうか、大変だな。友理奈を嫁にもらうと言うことで良いのかな?』
『いつかはそうしたい。今はまだだが。』
『婚約はしないのか?』
『婚約披露宴とかをする気はないからな。もししたとしてもライブで発表する。』
『そうか。もしその時は呼んでほしい。』
俺が頷くと友理奈の父親は笑顔で許してくれた。が、俺達の本題はこれではない。
『明科伯爵、龍ヶ崎家の暴挙を止める手伝いをしてもらいたい。』
『ふむ、龍ヶ崎家か……大公閣下…君は自分がしたことを理解した上で私に言っているのかな?今バンドは君の行動で家によっては反対する貴族もいる。何故なら自滅する場合もあるからだ…君は発端だ。龍ヶ崎家の暴挙の原因が君にもあることを理解しているなら協力はするが…していないなら協力はできない。』
『重々承知だ…俺がバンドを始めたことによってプロデュースの仕方が多少なり…いや、かなり変わった。貴族が自分の家の子にバンドをさせ始まったからだ。』
『ふむ、どこまで力を貸せるかはわからぬが協力はする。』
友理奈の父親はかなり渋々な反応ではあったが協力してくれることになった。…その日の夜はそれぞれ自宅に戻った。
貝波は龍ヶ崎家が総理と親友と言っていたが俺自身宛がないわけではない…総理とは何度も俺の親が会談していたし俺の代になっても交流はある…その気になれば総理を説得できるだろう…だが、俺は昼間明科伯爵が言っていたことが気になっていた、元の始まりの俺が龍ヶ崎家を止める資格があるのかと迷っていた。
考え事をしていた俺の元に祖母から電話が来た…話があるから来てほしいとのことだった。俺はその場で日時を指定し伝えると祖母は了承してくれた。
実のところ俺の両親は病死扱いになっているだけであった、何故なら大公よりかなり上の天皇家に召喚されそこに住むことになったから両親がいなければ俺の家が廃退するからだ。現状俺が継承しているわけだがかなり負い目を感じている。
明科伯爵の名前は聞いたことがあるくらいの情報しかないため俺は緊張している、何せ両親ですら面識のない家だからだ。
道中、友理奈は俺を両親に紹介したいと言い始めたので俺は驚いた…が、いつかは友理奈と結婚したいとは思ってはいるがそれは相当先の話今すぐではない。
話をしながら歩いていると目的地の友理奈の実家に着いた。チャイムを鳴らすとメイドが出てきて《お話は伺っていますから》と明科伯爵の元に案内された。
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『お父様、お母様、私バンドをしてます!』
『バンド?話を詳しく話なさい。』
友理奈が事の流れを全て話すと彼女のご両親はバンド活動を快く許した。その流れで彼女は俺を紹介し始めたのだ。
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『ほう、君の名は。?』
『紅煉…一応紅家の当主だ。』
『紅家だと…紅大公閣下…だと?先代は?』
『俺の両親は病気で亡くなったことになってるだから詳細は明かせないから…今は俺だけだ。』
『そうか、大変だな。友理奈を嫁にもらうと言うことで良いのかな?』
『いつかはそうしたい。今はまだだが。』
『婚約はしないのか?』
『婚約披露宴とかをする気はないからな。もししたとしてもライブで発表する。』
『そうか。もしその時は呼んでほしい。』
俺が頷くと友理奈の父親は笑顔で許してくれた。が、俺達の本題はこれではない。
『明科伯爵、龍ヶ崎家の暴挙を止める手伝いをしてもらいたい。』
『ふむ、龍ヶ崎家か……大公閣下…君は自分がしたことを理解した上で私に言っているのかな?今バンドは君の行動で家によっては反対する貴族もいる。何故なら自滅する場合もあるからだ…君は発端だ。龍ヶ崎家の暴挙の原因が君にもあることを理解しているなら協力はするが…していないなら協力はできない。』
『重々承知だ…俺がバンドを始めたことによってプロデュースの仕方が多少なり…いや、かなり変わった。貴族が自分の家の子にバンドをさせ始まったからだ。』
『ふむ、どこまで力を貸せるかはわからぬが協力はする。』
友理奈の父親はかなり渋々な反応ではあったが協力してくれることになった。…その日の夜はそれぞれ自宅に戻った。
貝波は龍ヶ崎家が総理と親友と言っていたが俺自身宛がないわけではない…総理とは何度も俺の親が会談していたし俺の代になっても交流はある…その気になれば総理を説得できるだろう…だが、俺は昼間明科伯爵が言っていたことが気になっていた、元の始まりの俺が龍ヶ崎家を止める資格があるのかと迷っていた。
考え事をしていた俺の元に祖母から電話が来た…話があるから来てほしいとのことだった。俺はその場で日時を指定し伝えると祖母は了承してくれた。
実のところ俺の両親は病死扱いになっているだけであった、何故なら大公よりかなり上の天皇家に召喚されそこに住むことになったから両親がいなければ俺の家が廃退するからだ。現状俺が継承しているわけだがかなり負い目を感じている。
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