今の生活に飽きたら神の使徒(魔族)になりました

結木 太一

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〜2020/06/15まで執筆分

7話//ようやく街へ!?

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「皆様おはようございます」

「おはよう、ゴーシュ。随分早くから動き回ってるね」

「はい、少々レベル上げをしていました。今朝はオーク10体、ゴブリン23体を買ってきました。どちらも魔石を売ればお金になる様です。オーク肉は食べられるので解体もしておきました」

どこまで狩りに行ったのだろう。ゴブリンこそそこら辺にいるがオークは近くにはいない。まぁせっかくだからいただこう。

「じゃあ今朝はオーク肉のステーキだね。マスカルさんお願いします」

「うーっし!うでによりをかけるっすよー!!」

しばらくするとオーク肉ステーキの山が出来ていた。それがものの数十分で無に帰す。

「…足りないですね。追加でドラゴン肉も」

「了解っす!!!」

折角貯めておけると思った肉がもう無くなった。また今度狩りに行かないと。食事が終わりゴーシュが昨日の夜の疑問の答えを伝える。

「主様、昨日の件ですが紙幣というものはなく、硬貨が全てです。価値が低いものから銅貨、銀貨、金貨、白金貨です。100枚で1つ上の価値の硬貨1枚と同価値です。銅貨1枚で約10円といったところでしょうか。」

ゴーシュはグラニートに作られたから日本円も知っているのか。

「ありがとうゴーシュ」

「もったいなきお言葉」

「そういや言葉通じるのか?」

「はい、ナハム様。皆様がお持ちの転生神の加護に言語理解がごさいますゆえ」

「なら安心だ」

「さて、そろそろ街いきますか」

ようやく街へ向かう。

「魔石ってスマホに落としたら換金されるっすかね?」

「どうですかね?」

「急にどうした?」

「いやぁーそろそろタバコ欲しくて」

「とりあえず落としてみます?」

「こちらを」

ゴーシュがゴブリンの魔石をこちらに渡す。無くなっても支障がないものを選んだのだろう。

「ありがと」

スマホに魔石をとりあえず1つ、落としてみる。カランコロンッと音を立て空中に留まる。すると

《ゴブリンの魔石×1     換金しますか?   yes  or  no》

目の前にこんな文字が表示される。言うまでもない、もちろんyesだ。
画面に銀色のコインが表示され、チャリンチャリンという音とともに4の数字が横に表示された。どうやら換金とチャージを完了したらしい。

「チャージされたっす!」

「これ冒険者に登録とかひつようなくないですか?」

「まぁ、クエスト報酬と素材換金組み合わせればぼろ儲けってことでいいんじゃないか?」

ほかの誰にもできない金儲けチートまで手に入れてしまった。なんという使徒補正。ありがたく使わせてもらおう。
なにせこのパーティー、食費が馬鹿にならないくらいかかりそうなのだ。

「で、タバコいくらっす?」

「紙タバコが銅貨50枚、電子タバコが本体のみで銀貨3枚、カプセルで銅貨50枚ですね」

「余裕で足るな」

「っす!!早速2箱購入っす!」

「電子タバコ派の自分は残金銅貨50枚のみですよ…」

「こっちでタバコ作ったら回復効果とか付いたら良いのにな」

「「!!!!!!」」

「ど、どうした?」

「ハムさん!それやりましょう!「っす!!!」」

やりたいことが出来た。タバコを吸いながら一行は街に向かう。あと少しで目的の街につく。


○○○○○○○○○○○○○○○○○○


ラスト部分書いてる段階で見てたTVにIKKOさん出てきて笑って、数文字なのに20分かかってしまいました。ww
もうこの回の終わらせ方決まってたのに20分ってwww
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