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〜2020/06/15まで執筆分
19話//治療
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食事を済ますとナハムとコウは足早に受付の奥、この宿の主人たちの生活スペースへと向かう。
「せっかく診てくれるってのにこんなことを聞くのはあれだが、ほんとに大丈夫なんですか?」
「まぁいざとなればそこの気だるげなヤツとかに解析をしてもらうさ」
勝手にすることにどうやら巻き込まれるらしい。
「部屋で休んでるんで必要になったら呼んでください」
++××++××++××++
部屋に並ぶ3台のベッド。
そのひとつの上にいる女性に意識を向けると顔色が悪く、呼吸が多少荒いのがわかる。
「ナナ、おまえを治せるかもしれない人が来てくれたんだ。もう少し我慢してくれな」
ナナと呼ばれたその人は起きるのも辛いようだった。
「ナハムって者だ。ちょっと診させてもらうぜ」
知りたいことを想像し鑑定する。
××××××××××××××
ナナ
【種族】獣人族
【年齢】26
【状態】肺炎、衰弱、呼吸困難
××××××××××××××
これはなかなか…
今のこの世界の技術では不治の病だろう。
「コウ、おそらく彼女の病は不治の病だろう」
「そんな!!どうしようもないのか!!??」
旦那である彼は取り乱し顔に絶望にも近い色が含まれ始める。
「落ち着け。どうにかなるかもしれない」
そう言い彼らの元へと向かう。
「マスカル、何か腹に優しそうなものを作っといてくれ。ユィート、肺炎って要は炎症だよな?」
「了解っす~」
「たぶんそうです。肺炎ですし」
「そうか、ありがとな」
確認も程々に彼は先程の部屋へと向かう。
「お仲間、のところですか??」
コウが確認をしてくる。ランも不安そうにこちらを覗いている。
「あぁ。少し魔法を施すがいいか?」
「え、えぇ。それで良くなるなら…」
家族に了承も得た。あとは自分の考えつく可能性を試す。
【状態異常回復】
【回復】
肺炎があるということは気管支などにおそらく炎症が起きているのだろう。そんな状態異常を何とかできれば回復も効き症状も改善するとよんだ。
××××××××××××××
ナナ
【種族】獣人族
【年齢】26
【状態】衰弱
××××××××××××××
再びみてみると肺炎は解消されたらしい。一緒に呼吸困難も消えたところを見ると肺炎によって引き起こされたらしい。
「どうやら成功らしい」
「じゃあ…」
「ママの病気、治った?」
「あぁ。今マスカルっていう獣人族のほうの仲間に腹に優しい食いもん作らせてるからここに居るといい」
「何から何まで…。ほんとに、ほんっっとにありがとうございます!!!!」
「そんなに言われることはしたつもりないけどな。たぶんそのうち「お粥出来たっすよー」食いもん…」
話してる途中に来ました。まぁそれ待ってたからいいけど。
あとはこの夫人の体力次第だ。
「せっかく診てくれるってのにこんなことを聞くのはあれだが、ほんとに大丈夫なんですか?」
「まぁいざとなればそこの気だるげなヤツとかに解析をしてもらうさ」
勝手にすることにどうやら巻き込まれるらしい。
「部屋で休んでるんで必要になったら呼んでください」
++××++××++××++
部屋に並ぶ3台のベッド。
そのひとつの上にいる女性に意識を向けると顔色が悪く、呼吸が多少荒いのがわかる。
「ナナ、おまえを治せるかもしれない人が来てくれたんだ。もう少し我慢してくれな」
ナナと呼ばれたその人は起きるのも辛いようだった。
「ナハムって者だ。ちょっと診させてもらうぜ」
知りたいことを想像し鑑定する。
××××××××××××××
ナナ
【種族】獣人族
【年齢】26
【状態】肺炎、衰弱、呼吸困難
××××××××××××××
これはなかなか…
今のこの世界の技術では不治の病だろう。
「コウ、おそらく彼女の病は不治の病だろう」
「そんな!!どうしようもないのか!!??」
旦那である彼は取り乱し顔に絶望にも近い色が含まれ始める。
「落ち着け。どうにかなるかもしれない」
そう言い彼らの元へと向かう。
「マスカル、何か腹に優しそうなものを作っといてくれ。ユィート、肺炎って要は炎症だよな?」
「了解っす~」
「たぶんそうです。肺炎ですし」
「そうか、ありがとな」
確認も程々に彼は先程の部屋へと向かう。
「お仲間、のところですか??」
コウが確認をしてくる。ランも不安そうにこちらを覗いている。
「あぁ。少し魔法を施すがいいか?」
「え、えぇ。それで良くなるなら…」
家族に了承も得た。あとは自分の考えつく可能性を試す。
【状態異常回復】
【回復】
肺炎があるということは気管支などにおそらく炎症が起きているのだろう。そんな状態異常を何とかできれば回復も効き症状も改善するとよんだ。
××××××××××××××
ナナ
【種族】獣人族
【年齢】26
【状態】衰弱
××××××××××××××
再びみてみると肺炎は解消されたらしい。一緒に呼吸困難も消えたところを見ると肺炎によって引き起こされたらしい。
「どうやら成功らしい」
「じゃあ…」
「ママの病気、治った?」
「あぁ。今マスカルっていう獣人族のほうの仲間に腹に優しい食いもん作らせてるからここに居るといい」
「何から何まで…。ほんとに、ほんっっとにありがとうございます!!!!」
「そんなに言われることはしたつもりないけどな。たぶんそのうち「お粥出来たっすよー」食いもん…」
話してる途中に来ました。まぁそれ待ってたからいいけど。
あとはこの夫人の体力次第だ。
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