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〜2020/06/15まで執筆分

33話//お引越し

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屋敷が完成しており、建造もゴーシュたちに頼んだのでここへの引越しを進めよう。
荷物という荷物もないが。全てアイテムボックスの中である。

「ハムさん、マスカルさん。ここをクラン【エターナル】の本拠地にしたいと思います。マタタビ亭にお礼をして…」

「そういうのは済ませてあるぞ」

「住む場所も完成してるっすもんね」

「え、随分早いですね」

「…ユィート、何時間意識失ってたか分かってるっすか?」

「い、1時間くら…い?」

「はぁ…。5時間だ。そんだけ暇があればやれる事やるだろ?」

そ、そんなに…。確かに元の世界のホテルならそれだけあれば締めの作業から翌日の準備まで何もかも終わらせられる。元々働く時はきっちりやる人たちだから時間を持て余すのも勿体ないと考えたんだろうなぁ。

「じゃあミカさんの引越しも?」

「もちのロンロンっす!」

「ナハムさぁーん、マスカルさぁーん。片付け終わりまし…たぁあ!!ユィートさん起きたんですね!」

「あ、はい。お騒がせしました。まだ準備もしなきゃですがこれからよろしくおねがいします」

「こちらこそです!まぁ当分は私も冒険者として少し活動しようかと思っているので本格活動開始!!って時にお知らせ頂ければ!」

なんと初耳事案だ。しばらく準備でちゃんと活動も出来ないのは確かなので有難い限りではあるのだが(笑)。

「それは有難いです。しばらくは準備期間になると思うので」

「ちなみにミカっちは元Aランク冒険者っすよ!」

「採取専門でしたけどねw。これからは戦えるようになろうと思ってゴブリンから相手していこうと思ってます」

「採取専門ですか!?ってことは薬屋で行う予定の買取を担当してもらえれば質の良いものを仕入れられるな。自分たちで採りに行く時も有望株だ。ミカさん!それすばらいです!討伐もいいですが鉱石や薬草の採取もついでに行っといて下さい!」

「す、すば…らい?」

「ミカっち最高!って意味っす」

「そうなんです…ね。お役に立てるなら私頑張りますよォ!」

「じゃあ今日は早く休んで明日の朝ミーティングしてさっさと開店準備済ませましょう」

「うぃっす!」「おうよ」「は、はい!」
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